🏆 2026年度(令和8年度)完全版
消防設備士第5類(避難はしご・救助袋・緩降機)の合格を勝ち取るために
ベストな教材を選ぼう
消防設備士第5類は、金属製避難はしご・救助袋・緩降機の工事(甲種)・整備・点検を行うための国家資格で、試験は消防試験研究センターが行います。合格率は甲種40.5%・乙種41.2%(令和7年度)。筆記(四肢択一のマークシート)と実技(鑑別・製図)の試験で、甲種は筆記45問と実技7問を3時間15分で、乙種は筆記30問と実技5問を1時間45分で解きます。
本記事では、市販されている全6冊のテキスト・問題集を公開情報で確かめた事実をもとに同じ基準で採点し、上位のTOP3をご紹介します。
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事でわかること
消防設備士第5類試験の概要|難易度・合格率・試験日程
📈
合格率
甲種40.5%
乙種41.2%(令和7年度)
⏱️
問題数・試験時間
甲種3時間15分/乙種1時間45分
甲種は筆記45問+実技7問・乙種は30問+5問
💴
受験料
甲種6,600円/乙種4,400円
乙種は受験資格不要
📅
試験時期
都道府県ごとに実施
回数・日程は地域により異なる
結論:迷ったらまずこの1冊
「どれを選べばいいか分からない」という方のために、本記事の評価基準で総合第1位になった本を紹介します。上巻と下巻の2冊で、筆記から鑑別・製図までの過去問題を項目ごとに解けます。
失敗しない教材選び|消防設備士第5類 教材選びの8キーポイント
🏆 消防設備士第5類 教材選びの8キーポイント
1
POINT試験対応度
最新の法令改正に対応した版か
令和6年4月の改正で、避難器具の設置が必要な階の定めや、設置個数を減らせる条件の「主要構造部」が「特定主要構造部」に改められました。消防試験研究センターが公開している第5類の問題にも、改正後の言葉が出ています。改正より後に改訂された版を選び、年度版なら最新の年の版かを確かめましょう。
2
POINT試験対応度
筆記の3科目と実技(鑑別・製図)をすべて扱っているか
試験は筆記(消防関係法令・機械に関する基礎的知識・構造と機能と工事・整備)と実技の2部構成で、実技は鑑別等に加えて、甲種だけ製図があります。筆記は科目ごとに40%を下回ると不合格になるため、目次で筆記の3科目と鑑別等、甲種の方は製図までそろっているかを確かめましょう。
3
POINT解説の質
図や写真で避難器具のしくみがわかる解説か
筆記で問題数が最も多いのは、避難器具の構造・機能と工事・整備の科目です。実技の鑑別等も写真やイラストで出題されるため、図や写真が多い本、2色刷りの本、赤シートや重要度のマークがある本は、覚える所を見分けやすくなります。
4
POINT解説の質
問題に解説が付いているか
テキストは章や節ごとに確認の問題とその解説がある本、問題集は誤りの選択肢のどこが違うかまで解説している本のほうが、数値や語句を変えた問題にも対応できます。出版社の説明や見本ページで確かめましょう。
5
POINTボリュームコスパ
出題傾向をふまえた問題を定価に見合う量で解けるか
消防設備士の過去の試験問題は、一部が公開されているだけです。そのため、本によって収録している問題の数は大きく違います。筆記・鑑別等・製図が何問入っているかを定価と見比べ、出題傾向をふまえた問題を多く解ける本を選びましょう。
6
POINT実績・信頼性
改訂を重ね、正誤表を公開している本か
版を重ねて改訂が続いている本や、出版社のサイトで正誤表を公開している本は、法改正や誤りへの対応が続けられています。出版社の書籍ページで確かめられます。
7
POINT🔎 学習レベル
自分のレベルに合った本か
乙種は受験資格がなく誰でも受験でき、甲種はほかの資格や学歴などの受験資格が必要です。避難器具を初めて学ぶ方は基礎から説明している本、ほかの類の免状などで基礎がある方は問題を中心にした本が進めやすいでしょう。本の欄の「学習レベル」を目安に選べます。
8
POINT🔎 学習段階
使う時期に合った構成か
問題を解く本には、分野ごとに並べたものと、本試験と同じ形の模擬試験を収めたものがあります。学ぶ時期に合わせて使い分けましょう。
分野別の問題集
使う時期テキストと並行して学ぶ時期・苦手な科目をなくしたい時期
使い方テキストで1分野を読んだら、同じ分野の問題を解く。鑑別等と、甲種の方は製図の問題まで進める
模擬試験のある本
使う時期直前期(試験の2〜3週間前)
使い方本番と同じ時間(甲種3時間15分・乙種1時間45分)で筆記と実技を通して解き、科目ごとに40%を下回っていないかを確かめる
📊 色つきの札は、本記事でTOP3を選ぶときに採点している5つの項目です。灰色の札は、本の欄の表示で確かめられます。評価基準を見る ▼
TOP3はどう選んだ?|本記事の評価基準
⚖️「なぜこの順位なのか?」がわかるように、各書籍を公開情報で確かめられる事実をもとに5項目で採点し、大切な項目ほど配点を大きくして合計し、総合評価を出しています。
📊評価の5項目と配点
🎯 試験対応度35%
最新の版か・試験の見直しや法改正に対応しているか・出題範囲を全部扱っているか
📖 解説の質30%
選択肢ごとの解説・図表の多さ・色刷り・赤シートなど、独学を助ける工夫
📚 ボリューム15%
ページ数(問題集は問題数)を、この記事で紹介する同じ種類の本と比べて
🏅 実績・信頼性10%
講習会などの指定・版を重ねた実績・著者の経歴・正誤表の公開
💰 コスパ10%
定価に対するページ数(問題集は問題数)
総合評価は、5項目の★(1〜5)を上の配点に応じて合計した点数です(小数第1位まで)。
「学習レベル」「学習段階」は読む人によって合う・合わないが変わるため、点数には入れず目安として表示しています。
🏆TOP3の条件
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのいずれかで新品を買える最新版で、試験対応度が★3以上の本から、総合評価の高い順に選んでいます。
🔁同点のとき
試験対応度 → 解説の質 → 版の新しさの順に比べて、上位を決めています。
📚情報源と採点の時点
出版社の公式サイト・通販サイトの商品情報・試験実施団体の公式情報で確かめた事実をもとに、2026年10月時点の情報で採点しています。試験対応度の「法改正」は、令和6年4月の消防法施行令などの改正(主要構造部→特定主要構造部。避難器具の設置義務と設置個数の減免の条文も変わりました)より後に出た版かどうかで見ています。
⚖️利益相反の開示
本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、順位は上の採点で決めており、アフィリエイト収益とは関係ありません。
テキスト・問題集 おすすめTOP3 一覧比較|評価・出版社
📘市販の6冊を同じ基準で採点し、総合評価が高かった上位3冊を一覧で比べます。総合評価と5項目の★、出版社、学習レベル・学習段階を早見表で確かめられます。
全6冊 徹底レビュー|あなたに合う1冊を見つけよう
ここからはテキスト・問題集を6冊すべて紹介します。TOP3の後に、令和6年4月の法令の改正より後に出た1冊、改正より前に出た2冊の順に並べています。各書籍の「この本が合う人」、5項目の評価、おすすめの使い方もあわせて確かめてください。
🔎 各書籍の「学習レベル」「学習段階」の見方
🎯 学習レベル誰向けの本か
初学者向け標準レベル経験者向け
📚 学習段階使う時期の目安
インプット型→アウトプット型→直前対策総合型=1冊で両方
出版社の紹介文や目次から判断した目安です(★の点数には入れていません)。
消防設備士第5類 令和8年版 上巻・下巻
“公論出版の年度版(上巻・下巻の2冊)。上巻で消防関係法令(全類共通・第5類)・機械に関する基礎的知識・構造機能の機械部分、下巻で構造機能の規格部分・実技の鑑別等と製図を扱い、項目ごとにテキスト、過去問題、正解と解説の順でまとめています。
🎯 この本が合う人標準レベル総合型
✅実際に出題された問題を、筆記から鑑別・製図まで項目ごとに数多く解いて、出題のされ方に慣れたい方
リンク
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.9 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 5✓ 新しい版(年度版は今年度版)・✓ 令和6年4月の法改正より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 頻出度・出題年の表示
解説の質 3✓ 章ごとに解説つきの確認問題・✓ 図表・イラストが多い
ボリューム 5✓ ページ数は、この記事のテキストの中でとても多い
実績・信頼性 2✓ 正誤表を公開
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事のテキストの中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
令和8年版で出題分野をすべて扱い、頻出問題に印があり、項目ごとの過去問題に解説が付き、ページ数がこの記事の本の中で最も多いため、総合第1位に選びました。項目のテキストを読んだら過去問題を解き、[★]の付いた問題から先に固めます。乙種の方は下巻の鑑別まで、甲種の方は製図まで進めましょう。
👍メリット
✅上下巻で筆記465問・鑑別90問・製図32問の過去問題を、項目ごとに分けて収録している
✅問題文の最後の[★]で頻出問題が、[改]で法改正に合わせて直した問題がわかる
✅緩降機の使用手順のイラストや表示の写真など、避難器具の図と写真を項目ごとに載せている
👎デメリット・注意点
⚠️紙面は1色刷りで、鑑別の写真も白黒
⚠️規格と鑑別は下巻にあるので、乙種の受験でも上巻と下巻の両方が要る
要点ガッチリ 消防設備士5類 改訂新版
“電気書院の項目ごとに要点をまとめたテキストの改訂新版。機械に関する基礎的知識・避難器具の規格と構造、機能、整備・消防関係法令(共通・第5類)・実技試験(鑑別等と製図)の4章で、項目ごとに解説、「要点のまとめ」、演習問題の順に並べています。
🎯 この本が合う人初学者向けインプット型
✅はじめての受験で、項目ごとの解説と図を読み、要点のまとめを赤シートで隠して少しずつ覚えていきたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.7 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 4✓ 新しい版(年度版は今年度版)・✓ 令和6年4月の法改正より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う
解説の質 4✓ 章ごとに解説つきの確認問題・✓ 図表・イラストが多い・✓ 2色以上の印刷
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事のテキストの中で中くらい
実績・信頼性 2✓ 版を重ねている
コスパ 4✓ 定価に対するページ数は、この記事のテキストの中で多め
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
令和6年4月の法改正の後に改訂された版で、出題分野をすべて扱い、項目ごとの演習問題に解き方が付き、図の多い2色の紙面のため、総合第2位に選びました。1日に1項目ずつ解説を読み、「要点のまとめ」を赤シートで隠して確かめてから演習問題に進みます。問題を数多く解く段階では、第1位の過去問題を足しましょう。
👍メリット
✅項目ごとに「要点のまとめ」があり、付属の赤シートで隠してくり返し確かめられる
✅演習問題と解答・解説が見開きで並び、解いたあとすぐに解き方を確かめられる
✅すべり台・避難橋・避難用タラップ・避難ロープなども、器具ごとに項目を分けて扱っている
👎デメリット・注意点
⚠️項目ごとの出題頻度を示す表示は見当たらず、先に固める項目は問題集で確かめることになる
⚠️巻末に模擬試験はなく、問題は項目ごとの演習問題が中心
解いて!といて!!5類消防設備士 問題集
“オーム社の分野別の問題集で、『集中ゼミ』の姉妹書。消防関係法令(共通・5類)・機械に関する基礎的知識・避難器具の規格と構造、機能・工事と整備の方法・実技試験(鑑別等・製図)の6つのレッスンに、法令・避難器具・取付工事と整備の「集中講義」を加えています。
🎯 この本が合う人初学者向けアウトプット型
✅テキストをひと通り読んだあと、出題頻度の印を目安に頻出問題を分野ごとに解きたい初学者の方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.2 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 5✓ 新しい版(年度版は今年度版)・✓ 令和6年4月の法改正より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 最新の出題傾向をふまえた問題
解説の質 2✓ 2色以上の印刷
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事の本の中で中くらい
実績・信頼性 1—
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事の本の中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
令和6年4月の法改正の後に出た新しい本で、出題分野をすべて扱い、問題ごとに出題頻度の表示があるため、総合第3位に選びました。ひと通りの学習を終えたら、レッスンの順に「よく出る」の問題から解き、各ページの下の解答で答え合わせをします。法令と避難器具は、先に集中講義で要点を確かめてから問題に入りましょう。
👍メリット
✅問題ごとに出題頻度(よく出る・ときどき出る・たまに出る)、レッスンごとに重要度(3段階)を表示している
✅解答が各ページの下にあり、すぐ答え合わせができる
✅法令(共通・5類)、避難器具、取付工事と整備に、要点をまとめた集中講義がある
👎デメリット・注意点
⚠️レッスン別の構成で、本番と同じ問題数を通して解く模擬試験のレッスンはない
⚠️新しく出たシリーズで、版を重ねた実績はまだない
ラクラクわかる!5類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)
オーム社の解説と問題を見開きにまとめたテキストの改訂2版。1学期で筆記(関係法令・避難器具の構造と機能、設置、施工方法・機械に関する基礎的知識)、2学期で実技試験対策(写真鑑別・製図)を学び、3学期に模擬試験2回を収録しています。
🎯 この本が合う人初学者向け総合型
✅1項目ずつ見開きの左で解説を読み、右の問題で確かめながら、筆記から鑑別・製図までひと回りしたい初学者の方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.1 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 4✓ 令和6年4月の法改正より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 頻出度・出題年の表示
解説の質 2✓ 2色以上の印刷
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事のテキストの中で中くらい
実績・信頼性 3✓ 版を重ねている・✓ 正誤表を公開
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事のテキストの中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
見開きごとに読んで解く流れで、全範囲をひと回りするときに使います。左ページの解説を読んだら右ページの「よく出る問題」を解き、鉛筆マークの多い節から固めます。各レッスンの最後の「おさらい問題」で確かめてから、3学期の模擬試験で時間配分を練習しましょう。演習を増やすときは、姉妹書の問題集『解いて!といて!!』を組み合わせられます。
👍メリット
✅見開きの左に解説、右によく出る問題を置き、読んですぐ確かめられる
✅各節の鉛筆マークで重要度が、問題の顔マークで難易度がわかる
✅3学期に模擬試験を2回分収録し、出版社の書籍ページで正誤表も公開している
👎デメリット・注意点
⚠️通販では紙の本の在庫が少なく、取り寄せや電子書籍になることがある
⚠️改訂2版から2年以上たっている
よくわかる!第5類消防設備士試験(第5版)
弘文社の攻略ポイントと練習問題を組にしたテキスト。機械に関する基礎知識・構造と機能、規格・消防関係法令(共通・第5類)・実技(鑑別等・製図)・模擬試験問題の5編で、巻頭に避難器具のカラーページを設けています。
🎯 この本が合う人初学者向け総合型
✅予備知識が少ない状態から、巻頭のカラー写真で避難器具の全体をつかみ、要点の解説と問題を交互に進めたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 2.8 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
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試験対応度 2✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 令和6年4月の法改正より前の版のため★2まで
解説の質 4✓ 章ごとに解説つきの確認問題・✓ 図表・イラストが多い・✓ 2色以上の印刷
ボリューム 2✓ ページ数は、この記事のテキストの中で少なめ
実績・信頼性 4✓ 版を重ねている・✓ 著者の資格・講師歴を公開・✓ 正誤表を公開
コスパ 2✓ 定価に対するページ数は、この記事のテキストの中で少なめ
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
避難器具の姿をつかむところから始めたいときに使います。まず巻頭のカラーページで器具と取付け金具の全体を眺め、各編の「攻略ポイント」を読んでから「よく出る問題」を解き、解説に示された参照ページへ戻って確かめます。設置個数の減免など、令和6年4月の改正で変わった条文の言葉は、改正後に出た本で確かめましょう。
👍メリット
✅巻頭のカラーページに、避難はしご・緩降機・取付け金具の写真と図をまとめている
✅練習問題の「解き方と解説」に、テキストの参照ページを示している
✅第5編に模擬試験問題があり、学習の仕上げに力を試せる
👎デメリット・注意点
⚠️令和6年4月の消防法施行令などの改正(特定主要構造部)より前の版のまま
⚠️ページ数は、この記事のテキストの中で最も少ない
プロが教える!第5類消防設備士問題集(第2版)
弘文社の問題を解きながら学ぶ問題集。機械に関する基礎知識・構造と機能、工事、整備・消防関係法令(共通法令・類別と設置基準)・実技(鑑別等・製図)の問題と解説に、模擬試験問題2回を加え、巻頭のカラーページと巻末の索引を備えています。
🎯 この本が合う人標準レベルアウトプット型
✅テキストを読み終えたあと、筆記から鑑別・製図、巻末の模擬試験2回まで1冊で演習を重ねたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 2.7 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 2✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 令和6年4月の法改正より前の版のため★2まで
解説の質 3✓ 図表・イラストが多い・✓ 2色以上の印刷
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事の本の中で中くらい
実績・信頼性 3✓ 著者の資格・講師歴を公開・✓ 正誤表を公開
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事の本の中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
演習の段階で使う問題集です。章の順に問題を解き、【解説と解答】の色文字の部分を覚え、わからない用語は巻末の索引から引きます。仕上げに模擬試験問題を2回解きましょう。設置基準の問題は、令和6年4月の改正後の条文の言葉に読み替えて確かめます。
👍メリット
✅筆記から鑑別・製図まで、問題のすぐ後に【解説と解答】を置いている
✅「重要ポイント」の枠に、避難器具の図と要点をまとめている
✅巻末の索引から、用語を引いて調べられる
👎デメリット・注意点
⚠️法令の問題は、「特定主要構造部」への改正を反映する前の内容
⚠️解説と正解が問題のすぐ下にあり、答えを隠しながら解く工夫が要る
合格への学習戦略|3ヶ月スケジュール&効率的な学習のコツ
消防設備士第5類試験に独学で合格するためには、計画的な学習スケジュールと効率的な学習法の両方が欠かせません。第5類については、講座などが公表している勉強時間の目安が見当たらないため、本記事では時間数は示しません。ここでは1日1〜1.5時間で進める3ヶ月の学習スケジュール例と、効率よく学ぶための6つのコツを紹介します。
📅 3ヶ月学習スケジュール例
📖
1ヶ月目基礎期
消防関係法令と機械に関する基礎的知識。テキストで法令(共通・第5類)と、力・応力・材料などの機械の基礎を読み、避難器具の種類と設置の基準の全体像をつかみます。本記事のTOP3のうち、電気書院『要点ガッチリ 消防設備士5類 改訂新版』や、公論出版『消防設備士第5類 令和8年版 上巻・下巻』の項目ごとのテキストが向いています。1日1時間×30日が目安です。
⚡
2ヶ月目演習期
構造・機能・工事・整備と規格。金属製避難はしご・緩降機・救助袋の構造と規格、取付け具の固定方法、操作面積・降下空間・避難空地などの設置の基準を学び、分野ごとの問題を解きます。公論出版『消防設備士第5類 令和8年版 上巻・下巻』の過去問題や、オーム社『解いて!といて!!5類消防設備士 問題集』を使います。1日1時間×30日が目安です。
🎯
3ヶ月目(本試験)実技対策+直前期
実技(鑑別・製図)と弱点の見直し。写真や図から器具・部品・工具の名称と用途を答える鑑別と、甲種だけの製図(取付け具にかかる荷重やアンカーの本数の計算、避難器具の設置の設計)を集中して練習します。公論出版の下巻の鑑別・製図の過去問題と、オーム社『解いて!といて!!5類消防設備士 問題集』の実技試験のレッスンを解き、筆記は科目ごとに40%を下回りそうな分野を見直しましょう。1日1.5時間×30日で本試験に臨みます。
💡 効率的な学習の6つのコツ
🔄
出題傾向をふまえた問題を繰り返し解く
問題演習で得点力を上げる
消防設備士の試験問題は公表されておらず、消防試験研究センターが公開しているのは過去の問題の一部だけです。出題傾向をふまえた問題を分野ごとに解き、まちがえた問題を2〜3周繰り返すと、同じ論点の問われ方に慣れていきます。
💡 推奨書籍:公論出版『消防設備士第5類 令和8年版 上巻・下巻』/オーム社『解いて!といて!!5類消防設備士 問題集』
📊
筆記の足切りと全体60%に注意
各科目40%以上+全体60%以上
筆記試験は各科目40%以上かつ全体60%以上、さらに実技試験60%以上の両方をクリアする必要があります。苦手分野を作らないバランス学習が重要です。
💡 ポイント:消防関係法令・機械に関する基礎的知識・構造機能のどれか1科目でも40%を下回ると、ほかが満点でも不合格
🔧
避難はしご・救助袋・緩降機の構造を図と写真で理解
筆記で問題数が最も多い科目
「構造・機能・工事・整備」は甲種で45問中20問、乙種で30問中15問と、筆記でいちばん問題数の多い科目です。金属製避難はしご・緩降機・救助袋は、各部の名称と働きを図や写真と合わせて覚えましょう。鑑別でも部品や工具の名称が問われます。
💡 推奨書籍:電気書院『要点ガッチリ 消防設備士5類 改訂新版』(2色刷りで図が多い)
📐
製図問題(甲種)の典型パターン化
甲種の実技だけの出題
製図は甲種だけに出題され、2問あります。取付け具にかかる荷重や、金属拡張アンカーの本数と間隔を求める計算、平面図に避難器具を配置する設置の設計などの型を、解答の手順ごと練習しておきましょう。
💡 推奨書籍:公論出版『消防設備士第5類 令和8年版 上巻・下巻』の下巻(製図の過去問題)/オーム社『解いて!といて!!5類消防設備士 問題集』の実技試験のレッスン
⚖️
消防関係法令の数値と改正点を押さえる
数値と用語をセットで覚える
消防関係法令は甲種で15問、乙種で10問。避難器具の設置が必要な階と収容人員、設置個数を減らせる条件などは、数値と用語をセットで覚えます。令和6年4月の改正で、これらの条文の「主要構造部」が「特定主要構造部」に変わり、消防試験研究センターが公開している第5類の問題にもこの言葉が出ています。法令は改正後に出た本で確かめましょう。
💡 ポイント:設置の基準は、防火対象物の用途と階ごとの表にまとめると比べやすい
🏢
消防設備士の他類への展開を視野に
次のキャリアステップ
第5類に合格したあとでほかの類を受けるときは、申請すると消防関係法令の共通部分が免除されます(乙種の免状で免除を受けられるのは乙種の試験です)。第5類の免状があれば、乙種第6類では機械に関する基礎的知識も免除されます。
💡 ポイント:第5類の合格後は、機械の基礎が共通する第6類(消火器)や、受験者の多い第4類(自動火災報知設備)への展開がおすすめ
よくある質問|独学・受験資格・キャリア
消防設備士第5類の受験を考えている方が気になる点を、公式情報をもとにまとめました。
Q消防設備士第5類は独学で合格できますか?
Aはい、独学でも合格を目指せます。合格率は令和7年度で甲種40.5%・乙種41.2%、令和6年度は甲種35.0%・乙種32.1%でした。第5類だけの勉強時間の公表値は見当たりません。参考として、通信教育のJTEXは受験者の多い第4類について100〜150時間(1日1〜2時間で3か月程度)、CIC日本建設情報センターは消防設備士試験の学習期間を乙種で2か月程度・甲種で3か月程度と案内しています。筆記の各科目40%以上と全体60%以上、実技60%以上のすべてが必要なので、本記事のテキストと問題集で苦手な科目を残さず、実技(鑑別・製図)の練習にも時間をとりましょう。
Q受験資格や受験料はどうなっていますか?
A乙種は受験資格不要で誰でも受験できます。
甲種は受験資格が必要です(ほかの類の甲種の免状、乙種の免状を受けてから2年以上の整備の経験、電気工事士・電気主任技術者・1級または2級の管工事施工管理技士・建築士・給水装置工事主任技術者などの資格、大学・高校などで機械・電気・工業化学・土木・建築の学科を卒業、など)。受験料は甲種6,600円・乙種4,400円(非課税)です。試験は都道府県ごとに行われ、回数と日程は地域によって違います。
消防試験研究センター公式サイトの試験日程で確認できます。
Q試験のルール(科目数・時間・電卓持込)はどうなっていますか?
A試験は筆記と実技の2部構成です。甲種は筆記45問と実技7問で3時間15分、乙種は筆記30問と実技5問で1時間45分。筆記は消防関係法令・機械に関する基礎的知識・構造と機能(工事・整備)の3科目で四肢択一のマークシート、実技は鑑別(写真・イラストから器具や部品の名称・用途を答える)と製図(甲種のみ)の記述式です。合格には筆記の各科目40%以上と全体の60%以上、さらに実技の60%以上が必要です。試験会場では定規類・電卓・スマートフォン・スマートウォッチなどは使えません。当日は写真を貼った受験票、鉛筆またはシャープペンシル(HBかB)、消しゴムを持参します。
Qほかの類の免状や電気工事士の資格があると、試験の一部が免除されますか?
Aほかの類の消防設備士の免状がある方は、申請すると科目の一部が免除されます。甲種第5類は、甲種第1〜4類のいずれかの免状で消防関係法令の共通部分が免除されます(試験時間は3時間)。乙種第5類は、甲種第1〜5類か乙種第1〜4類・第7類の免状で法令の共通部分(1時間30分)、乙種第6類の免状で法令の共通部分と機械に関する基礎的知識(1時間15分)が免除されます。第5類には電気の問題がないため、電気工事士・電気主任技術者の免状だけでは免除はありません。免除を受けると、残りの問題だけで合格基準を満たす必要があります(消防試験研究センター「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表」)。
Q法令の改正より前に出た本でも勉強できますか?
A機械の基礎や器具のしくみなど、多くの内容はそのまま学べますが、法令は改正後の内容で確かめる必要があります。令和6年4月の消防法施行令などの改正で、避難器具の設置が必要な階の定め(施行令第25条)と、設置個数を減らせる条件(施行規則第26条)の「主要構造部」が「特定主要構造部」に変わりました。消防試験研究センターが公開している甲種第5類の問題にも、設置個数の算定の条件を「特定主要構造部を…」と問う出題があります。本記事の本の欄で改正より前の版と書いた本を使うときは、改正後に出た本でも法令を確かめましょう。
Q消防設備士第5類に合格すると、どのようなメリットがありますか?
A主なメリットは3つです。①乙種は金属製避難はしご・救助袋・緩降機の整備と点検、甲種はそれに加えて工事ができるようになります。②避難器具は、病院・ホテル・共同住宅・店舗などの、収容人員が一定以上の階に設置が義務づけられており、点検や工事の仕事で資格が求められます。③ほかの類を受けるときは消防関係法令の共通部分が免除され(乙種の免状で免除を受けられるのは乙種の試験です)、乙種第6類では機械に関する基礎的知識も免除されます。
まとめ|あなたに合う1冊で消防設備士第5類合格を勝ち取ろう
🎯 消防設備士第5類合格への道のり
消防設備士第5類は、避難器具の工事・整備・点検を行うための国家資格で、独学でも合格を目指せます。筆記の3科目と実技(鑑別・製図)を、苦手を残さずに仕上げましょう。
🏆 おすすめ
消防設備士第5類 教材選びの8つのキーポイント
🆕最新の法令改正に対応した版か
📑筆記の3科目と実技(鑑別・製図)をすべて扱っているか
🖼️図や写真で避難器具のしくみがわかる解説か
💡問題に解説が付いているか
📚出題傾向をふまえた問題を定価に見合う量で解けるか
🏅改訂を重ね、正誤表を公開している本か
🎯自分のレベルに合った本か
🗂️使う時期に合った構成か
正しい教材選び+計画的な学習で
合格を本気で目指せる試験です
本記事のTOP3を中心に、自分の学習の段階に合った1冊を選んで、合格への第一歩を踏み出してください。
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— 資格教材キング 運営者 トトまる —
※本記事の評価は、出版社の公式情報などの公開情報で確かめた事実をもとに、本記事の基準で採点したものです(運営者は教材を実際に購入して使ったうえでのレビューではありません)。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
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