🏆 2026年度(令和8年度)完全版
第2種冷凍機械責任者の合格を勝ち取るために
ベストな教材を選ぼう
第2種冷凍機械責任者は、1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設で冷凍保安責任者になるための国家資格で、試験は高圧ガス保安協会(KHK)が行います。令和8年度の試験は11月8日(日)。法令・保安管理技術・学識の3科目(計40問)で、全科目を受けた人の合格率は38.2%(令和7年度)でした。
本記事では、市販されている全5冊のテキスト・問題集を公開情報で確かめた事実をもとに同じ基準で採点し、条件を満たした上位のTOP3をご紹介します。
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事でわかること
第2種冷凍機械責任者試験の概要|難易度・合格率・試験日程
⏱️
問題数・試験時間
40問・4時間30分
法令20問・保安管理技術10問・学識10問
💴
受験料
11,100円
電子申請(書面は11,600円)
結論:迷ったらまずこの1冊
「どれを選べばいいか分からない」という方のために、本記事の評価基準で総合第1位になった本を紹介します。2025年度までの5年分の本試験を、記述ごとの解説つきで収めた過去問題集です。
失敗しない教材選び|第2種冷凍機械責任者 教材選びの8キーポイント
🏆 第2種冷凍機械責任者 教材選びの8キーポイント
1
POINT試験対応度
最新の法令改正に対応した版か
法令は、試験の年の4月1日現在の法令で出題されます。令和5年12月には「認定高度保安実施者」の制度ができ、令和7年度の第2種の試験の問題文にも出ています。さらに令和7年4月の改正で、製造設備の点検の「1日に1回以上」という回数の定めがなくなりました。改正より後に出た版を選ぶか、古い版の法令は新しい本で確かめましょう。
2
POINT試験対応度
法令・保安管理技術・学識の3科目をすべて扱っているか
試験は法令(20問・60分)、保安管理技術(10問・90分)、学識(10問・120分)の3科目で、どれも満点の60%程度が合格基準です。1科目でも届かないと不合格になるため、目次で3科目の出題分野がそろっているかを確かめましょう。第1種と第2種の両方を扱う本は、第2種用の問題がどれかもわかると使いやすくなります。
3
POINT解説の質
図で冷凍サイクルと機器のしくみがわかる解説か
保安管理技術と学識は、冷凍サイクルとp-h線図、圧縮機・凝縮器・蒸発器などの機器のしくみが中心です。図や表が多い本、2色刷りの本、索引や用語の解説がある本は、覚える所を見分けやすくなります。
4
POINT解説の質
計算と記述に解説が付いているか
試験は、イ・ロ・ハなどの記述から正しいものの組合せを選ぶ形で、学識には冷凍能力や成績係数などの計算もあります。問題集は記述ごとに正誤の理由を解説している本、計算問題は途中の式まで載っている本のほうが、言い回しや数値を変えた問題にも対応できます。
5
POINTボリュームコスパ
過去問題を定価に見合う量で解けるか
第2種冷凍機械責任者の試験問題は、高圧ガス保安協会が毎年公表していて、似た記述が繰り返し出題されます。過去問題集は、年度ごとに収めた本と分野別に整理した本があり、収録している年数も本によって違います。どの年度までの問題が何年分入っているかを定価と見比べて選びましょう。
6
POINT実績・信頼性
改訂の実績があり、著者の経歴がわかる本か
毎年改訂される年度版、版を重ねている本、出版社のサイトで正誤表を公開している本は、法改正や誤りへの対応が続けられています。冷凍機械責任者の資格を持つ著者が書いた本かも確かめておくと安心です。
7
POINT🔎 学習レベル
自分のレベルに合った本か
第2種冷凍機械責任者は受験資格がなく、第3種を受けずに直接受けることもできます。冷凍の仕組みを初めて学ぶ方は基礎から説明している本、第3種などで基礎がある方は問題を中心にした本が進めやすいでしょう。本の欄の「学習レベル」を目安に選べます。
8
POINT🔎 学習段階
使う時期に合った構成か
問題を解く本には、テキストと問題を1冊にまとめたものと、年度別の過去問題集があります。学ぶ時期に合わせて使い分けましょう。
テキスト+問題集
使う時期学び始めから中盤・苦手な分野をなくしたい時期
使い方1つの分野を読んだら、同じ分野の演習問題を解く。3科目をひと通り終えるまで続ける
年度別の過去問題集
使う時期仕上げの時期(試験の1〜2か月前)
使い方新しい年度から、法令60分・保安管理技術90分・学識120分を計って1年分ずつ解き、まちがえた記述をテキストで確かめる
📊 色つきの札は、本記事でTOP3を選ぶときに採点している5つの項目です。灰色の札は、本の欄の表示で確かめられます。評価基準を見る ▼
TOP3はどう選んだ?|本記事の評価基準
⚖️「なぜこの順位なのか?」がわかるように、各書籍を公開情報で確かめられる事実をもとに5項目で採点し、大切な項目ほど配点を大きくして合計し、総合評価を出しています。
📊評価の5項目と配点
🎯 試験対応度35%
最新の版か・試験の見直しや法改正に対応しているか・出題範囲を全部扱っているか
📖 解説の質30%
選択肢ごとの解説・図表の多さ・色刷り・赤シートなど、独学を助ける工夫
📚 ボリューム15%
ページ数(問題集は問題数)を、この記事で紹介する同じ種類の本と比べて
🏅 実績・信頼性10%
講習会などの指定・版を重ねた実績・著者の経歴・正誤表の公開
💰 コスパ10%
定価に対するページ数(問題集は問題数)
総合評価は、5項目の★(1〜5)を上の配点に応じて合計した点数です(小数第1位まで)。
「学習レベル」「学習段階」は読む人によって合う・合わないが変わるため、点数には入れず目安として表示しています。
🏆TOP3の条件
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのいずれかで新品を買える最新版で、試験対応度が★3以上の本から、総合評価の高い順に選んでいます。
🔁同点のとき
試験対応度 → 解説の質 → 版の新しさの順に比べて、上位を決めています。
📚情報源と採点の時点
出版社の公式サイト・通販サイトの商品情報・試験実施団体の公式情報で確かめた事実をもとに、2026年10月時点の情報で採点しています。
⚖️利益相反の開示
本記事はアフィリエイトリンクを含みますが、順位は上の採点で決めており、アフィリエイト収益とは関係ありません。
テキスト・問題集 おすすめTOP3 一覧比較|評価・出版社
📘市販の5冊を同じ基準で採点し、TOP3の条件(新品を買える最新の版で、試験対応度が★3以上)を満たした上位3冊を一覧で比べます。総合評価と5項目の★、出版社、学習レベル・学習段階を早見表で確かめられます。
全5冊 徹底レビュー|あなたに合う1冊を見つけよう
ここからはテキスト・問題集を5冊すべて紹介します。TOP3の後に、総合評価の高い順に並べています。令和5年12月の法令の改正より前に出た2冊は、本の欄に注意を書いています。各書籍の「この本が合う人」、5項目の評価、おすすめの使い方もあわせて確かめてください。
🔎 各書籍の「学習レベル」「学習段階」の見方
🎯 学習レベル誰向けの本か
初学者向け標準レベル経験者向け
📚 学習段階使う時期の目安
インプット型→アウトプット型→直前対策総合型=1冊で両方
出版社の紹介文や目次から判断した目安です(★の点数には入れていません)。
2026年版 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集
“電気書院の第1種・第2種の過去問題集の2026年版。2025年度〜2021年度の5年分の本試験について、法令・保安管理技術・学識の全問題と、取り外せる別冊の解答・解説を収めています。
🎯 この本が合う人標準レベルアウトプット型
✅テキストをひと通り学んだあと、直近の本試験を年度ごとに時間を計って解き、仕上げたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.6 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 5✓ 新しい版(年度版は今年度版)・✓ 令和5年12月の法改正(認定高度保安実施者)より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 2025年度(令和7年度)までの5年分の本試験を収録
解説の質 2✓ 記述(イ・ロ・ハ・ニ)ごとに正誤と理由を解説
ボリューム 4✓ ページ数は、この記事の問題集の中で多め
実績・信頼性 3✓ 版を重ねている・✓ 正誤表を公開
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事の問題集の中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
今年度版で、直近の令和7年度まで5回分の本試験を収め、記述(イ・ロ・ハ・ニ)ごとに正誤と理由を解説しているため、総合第1位に選びました。テキストで3科目をひと通り学んだら、第2種の問題を1年分ずつ、科目ごとの試験時間で解き、別冊で記述ごとの理由を確かめます。学識の計算問題は、解説の途中の式を見ながら自分で解き直しましょう。
👍メリット
✅解答・解説が別冊なので、問題と照らし合わせながら答え合わせができる(出版社の紹介)
✅第1種の問題も入っていて、第2種の合格後に第1種へ進むときにも使える
✅学識の計算問題は、p-h線図と途中の式まで解説している(見本)
👎デメリット・注意点
⚠️令和7年度の第2種の法令の問1〜問10は第1種と共通で、その解説は第1種のページにある(見本)
⚠️基礎を説明する章はなく、冷凍サイクルや法令の基本は別のテキストで学ぶ必要がある
よくわかる 第1種・第2種冷凍機械責任者試験 合格テキスト+問題集(改訂2版)
“弘文社の第1種・第2種のテキスト+問題集の改訂2版。学識・保安管理技術・法令の3編で、図や表を使った解説と、各章(または2章ごと)の演習問題と解説をまとめています。
🎯 この本が合う人標準レベル総合型
✅3科目を図と解説で学び、章ごとの演習問題で理解を確かめながら進めたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.3 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 4✓ 新しい版(年度版は今年度版)・✓ 令和5年12月の法改正(認定高度保安実施者)より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う
解説の質 3✓ 章ごとに演習問題と解説・✓ 図表・イラストが多い
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事の本の中で中くらい
実績・信頼性 3✓ 版を重ねている・✓ 著者が第1種冷凍機械責任者
コスパ 2✓ 定価に対するページ数は、この記事の本の中で少なめ
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
最後の改訂から2年以内の版で、3科目をすべて扱い、章ごとの演習問題と解説、図や表の多い説明、索引があるため、総合第2位に選びました(本試験を年度ごとに収めた本ではない点で第1位と差がつきました)。各章のテキストを読み、大事な所に印を付けてから演習問題で確かめます。第2種を受けるなら、第2種用と共通の演習問題を中心に解きましょう。
👍メリット
✅計算問題は途中の式を省略せずに解説している(出版社の紹介)
✅テキストは2つの種別で共通、演習問題はどちらの種別向けかが分かれている(本書の特徴)
✅巻頭の記号及び単位一覧表と巻末の索引で、記号や用語を引き直せる(出版社の紹介)
👎デメリット・注意点
⚠️紙面は1色刷り(出版社の書籍ページ)
⚠️直近の本試験の出題は、年度ごとの過去問題集で確かめる必要がある
2種冷凍機械責任者試験 合格問題集
“オーム社の第2種の過去問題集。平成30年度〜令和5年度の6年分の試験問題を出題分野ごとに整理し、法令は項目別編と年度別編に分けて、記述(選択肢)ごとに解説しています。
🎯 この本が合う人標準レベルアウトプット型
✅テキストを読んだあと、同じ分野の過去問題を続けて解き、記述ごとの解説で知識を固めたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 2.5 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 3✓ 令和5年12月の法改正(認定高度保安実施者)より後の版・✓ 出題分野をすべて扱う
解説の質 2✓ 記述(選択肢)ごとに詳しい解説
ボリューム 2✓ ページ数は、この記事の問題集の中で少なめ
実績・信頼性 3✓ 版を重ねている・✓ 正誤表を公開
コスパ 2✓ 定価に対するページ数は、この記事の問題集の中で少なめ
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
令和5年12月の法改正の後に出た版で、3科目の問題を分野に分けて収め、記述ごとに詳しい解説があるため、総合第3位に選びました(2024年度以降の本試験が入っていない点で上位2冊と差がつきました)。テキストで1つの分野を読み終えたら、その分野の問題を続けて解きます。保安管理技術と学識は内容が重なるので、はしがきの案内のとおり、基礎にあたる学識から解くと理解しやすくなります。直近の2年分は模範解答集で補いましょう。
👍メリット
✅分野ごとに問題が並んでいるので、くり返し出る内容がつかみやすい
✅記述ごとに【令和5年 問1】のような出題年が付いている(試し読み)
✅法令の解説では、記述ごとのキーワードを太字で示している(はしがき)
👎デメリット・注意点
⚠️2024年度・2025年度の本試験は入っていない
⚠️紙面は黒1色で、色分けはない(試し読み)
ゼロからはじめる 2種冷凍試験(改訂3版)
オーム社の第2種の入門テキストの改訂3版。学識・保安管理技術・法令の3編で、図や表を多く使って解説し、各章の終わりに例題、編の終わりに演習問題を収めています。
🎯 この本が合う人初学者向けインプット型
✅冷凍や機器の仕組みを基礎から学ぶ方で、図や表と章末の例題で理解を固めたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 3.0 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 2✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 令和5年12月の法改正(認定高度保安実施者)より前の版のため★2まで
解説の質 4✓ 各章の終わりに解説つきの例題(既往問題)・✓ 図表・イラストが多い・✓ 学習の助け(用語解説・索引)
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事の本の中で中くらい
実績・信頼性 3✓ 版を重ねている・✓ 正誤表を公開
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事の本の中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
冷凍装置を学ぶのが初めての人が、最初に読む1冊として使います。学識の冷凍サイクルから読み、Pointマークの用語の解説で言葉を確かめ、章末の例題で理解を確かめましょう。法令の編は改正の前の内容なので、令和5年12月にできた新しい規定などは、改正の後に出た本や過去問題集で確かめます。
👍メリット
✅図や表を多く入れ、冷凍装置の仕組みを目で見て確かめられる(まえがき)
✅Pointマークで、用語の解説や試験問題の注意点を補っている(まえがき)
✅各編末の演習問題で、最近の国家試験の既往問題を解ける(まえがき)
👎デメリット・注意点
⚠️認定高度保安実施者が新しくできた改正(令和5年12月)より前に出た版
⚠️本文は1色刷りで、図も黒と灰色(試し読み)
超入門 第2種冷凍機械責任者試験 精選問題集
オーム社の第2種の入門問題集。約15年分の過去問題から選んだ記述を、法令/保安管理技術・学識(2科目で1つの章)/学識計算問題の3つの章で項目ごとに並べ、正誤と誤りの箇所を解説しています。
🎯 この本が合う人初学者向けアウトプット型
✅過去問題の記述を項目ごとに○×で答えながら、試験の問われ方に少しずつ慣れたい方
リンク
🏆 総合評価★★★★★ 2.3 / 5.0
5項目の★を、下の配点に応じて合計した点数です
📋 採点の根拠を見る
試験対応度 2✓ 出題分野をすべて扱う・✓ 令和5年12月の法改正(認定高度保安実施者)より前の版のため★2まで
解説の質 2✓ 過去問題の記述ごとに正誤と誤りの箇所を解説
ボリューム 3✓ ページ数は、この記事の問題集の中で中くらい
実績・信頼性 2✓ 著者が第一種冷凍機械責任者
コスパ 3✓ 定価に対するページ数は、この記事の問題集の中で中くらい
確かめられなかった事実は点に入れていません。採点の決め方は「TOP3はどう選んだ?」の欄にあります。
冷凍の試験をはじめて受ける人が、テキストのあとに使います。著者は、講習で使う『上級冷凍受験テキスト』を流し読みでよいので先に読み、そのあとこの本に進むよう勧めています(はじめに)。項目ごとに記述に○×で答え、解説で誤りの箇所と、テキストのどこを読めばよいかを確かめましょう。法令は改正の前の版なので、改正の後に出た本で確かめます。
👍メリット
✅保安管理技術と学識を、講習用テキストの項目に沿って1つの章にまとめ、2科目を同時に学べる(はじめに)
✅学識の問1・問2の計算問題を別の章にまとめ、計算の基本と重要公式から練習できる(はじめに・目次)
✅各項目に難易度の★が付いていて、取り組む順番の目安になる(目次)
👎デメリット・注意点
⚠️令和5年12月の法改正より前に出ていて、その後の本試験の問題も入っていない
⚠️解説は要点を簡単にまとめた形で、詳しく知りたいときはテキストが要る
合格への学習戦略|3ヶ月スケジュール&効率的な学習のコツ
第2種冷凍機械責任者の試験は、法令・保安管理技術・学識の3科目で、学識には計算問題もあります。第2種だけの勉強時間の目安を公表している講座などは見当たらないため、本記事では時間数は示しません。ここでは、1日1時間ほどで進める3ヶ月の学習スケジュール例と、効率よく学ぶための6つのコツを紹介します。試験まで1ヶ月ほどの方は、過去問題集を中心に、まちがえた所をテキストで確かめる進め方にしましょう。
📅 3ヶ月の学習スケジュール例(8〜11月)
📖
1ヶ月目(8月)基礎期
3科目の全体をテキストで学ぶ。冷凍サイクルとp-h線図、冷媒、圧縮機・凝縮器・蒸発器などの機器、高圧ガス保安法と冷凍保安規則の順に、『よくわかる 第1種・第2種冷凍機械責任者試験 合格テキスト+問題集(改訂2版)』で読み進めます。章ごとの演習問題で確かめましょう。1日1時間ほどが目安です。
⚡
2ヶ月目前半(9月前半)応用期①
保安管理技術を仕上げる。運転と保守管理、冷媒配管、安全装置、圧力試験、据付けと試運転を見直し、テキストの演習問題をくり返します。冷凍装置の仕組みを図で確かめたい人は、『ゼロからはじめる 2種冷凍試験(改訂3版)』の図や例題も役立ちます。
🔄
2ヶ月目後半(9月後半)応用期②
学識の計算問題に取り組む。令和7年度は問1と問2が計算で、p-h線図から冷凍能力や成績係数を求める問題と、圧縮機の効率からピストン押しのけ量や実際の成績係数を求める問題でした。途中の式を省かずに解く練習をします。電卓は四則計算のものだけが使えるので、ふだんから同じ電卓で計算しましょう。
🎯
3ヶ月目(10月〜11月8日本試験)演習・直前期
過去問題の演習と弱点の総復習。『2026年版 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集』で、新しい年度から法令60分・保安管理技術90分・学識120分を計って解き、記述ごとの解説でまちがえた所を確かめます。分野別に解き直すなら『2種冷凍機械責任者試験 合格問題集』も使えます。
💡 効率的な学習の6つのコツ
🔄
毎年似た問題が出る過去問題を繰り返す
年度別の問題集で得点力を上げる
第2種冷凍機械責任者の試験問題は高圧ガス保安協会が毎年公表していて、似た記述が繰り返し出題されます。年度別の過去問題集で新しい年度から解き、まちがえた記述を2〜3周解き直すと、問われ方に慣れていきます。法令は試験の年の4月1日現在の法令で出題されるので、古い年度の問題は改正後の条文で答えを確かめましょう。
💡 推奨書籍:『2026年版 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集』(記述ごとの解説・5年分)
📊
3科目とも合格基準に届かせる
各科目とも満点の60%程度
合格基準は法令・保安管理技術・学識のそれぞれで満点の60%程度です。1科目でも届かないと不合格になるので、得意な科目で補うことはできません。問題数の少ない保安管理技術と学識(各10問)は、1問の重みが大きいことも意識しましょう。
💡 ポイント:講習の検定試験に合格すると保安管理技術と学識が免除され、国家試験は法令だけになる
🧮
学識の計算は途中の式から練習する
四則計算の電卓で解く
学識の問1と問2では、冷凍サイクルのp-h線図を使った冷凍能力・成績係数や、ピストン押しのけ量などの計算が出題されます。公式を覚えるだけでなく、途中の式を自分で書いて解く練習を重ねましょう。試験で使える電卓は四則計算のものだけで、関数電卓は使えません。
💡 推奨書籍:『よくわかる 第1種・第2種冷凍機械責任者試験 合格テキスト+問題集(改訂2版)』(計算の途中の式まで解説)
⚖️
法令は数値と改正点を押さえる
数値と用語をセットで覚える
法令は高圧ガス保安法・同法施行令・冷凍保安規則などから20問出題され、令和8年度は令和8年4月1日現在の法令で出題されます。製造の許可と届出の区分、保安検査や定期自主検査などの数値を表にまとめて覚えましょう。令和7年4月には冷凍保安規則が改正され、製造設備の点検の「1日に1回以上」という回数の定めがなくなりました。
💡 ポイント:令和5年12月の改正で新しくできた「認定高度保安実施者」は、令和7年度の試験の問題文にも出ている
🎓
講習による科目の免除を検討する
保安管理技術と学識が免除になる
高圧ガス保安協会の第二種冷凍機械講習(オンラインの講習映像21時間以上)を修了し、会場で受ける講習の検定試験(保安管理技術・学識)に合格すると、国家試験の保安管理技術と学識が免除され、法令だけの受験になります。令和7年度の国家試験の合格率は、2科目が免除された人で87.9%、全科目を受けた人で38.2%でした。
💡 ポイント:第二種の講習は年2回。次の回は申込み11月10日〜24日・検定試験3月7日。講習と国家試験の申込みは別々に必要
第2種冷凍機械責任者は、ビルの空調や冷凍倉庫、食品工場など、冷凍設備のある職場の設備管理で求められることのある資格です。1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設で冷凍保安責任者になれ、第1種冷凍機械責任者へ進むと、すべての製造施設が対象になります。
💡 ポイント:第3種の教材は、関連記事の「第3種冷凍機械責任者」の記事で紹介している
よくある質問|試験のルール・講習・法令の改正
受験を考えている方が気になる点を、公式情報をもとにまとめました。
Q第2種冷凍機械責任者は独学で合格できますか?
Aはい、独学でも合格を目指せます。全科目を受けた人の合格率は令和7年度で38.2%、令和6年度は28.4%、令和5年度は33.2%でした。第2種だけの勉強時間の目安を公表している講座などは見当たりませんが、高圧ガス保安協会の第二種冷凍機械講習は法令・保安管理技術・学識を各7時間、合わせて21時間で教えています。3科目それぞれで満点の60%程度の得点が必要なので、テキストで基礎を固めたあと、過去問題で3科目とも仕上げましょう。
Q受験資格や受験料はどうなっていますか?
A受験資格はなく、誰でも受験できます。受験手数料は電子申請で11,100円、書面申請で11,600円(非課税)です。令和8年度の試験は
11月8日(日)で、受験申請の受付は8月17日〜9月2日でした。第2種は都道府県知事の免状に係る試験で、合格者番号は12月18日、合否の通知は翌年1月5日の予定です。試験会場や申請の方法は、
高圧ガス保安協会(KHK)公式サイトの受験案内書で確認できます。
Q試験のルール(科目数・時間・電卓持込)はどうなっていますか?
A試験は法令(20問・60分)、保安管理技術(10問・90分)、学識(10問・120分)の3科目で、どれも(1)〜(5)から1つを選ぶ択一式のマークシートです。合格基準は各科目とも満点の60%程度です。電卓は四則計算ができるもの(開平・百分率などの機能つきは可)に限り使えます。関数電卓は使えず、貸し出しもありません。法令は、その年の4月1日現在の法令で出題されます。
Q講習を受けると、国家試験はどう変わりますか?
A高圧ガス保安協会の第二種冷凍機械講習を修了し、講習の検定試験(保安管理技術・学識)に合格すると、国家試験の保安管理技術と学識が免除され、法令(20問)だけの受験になります。令和7年度の合格率は、2科目が免除された人で87.9%でした。令和8年度の講習はオンライン(講習映像21時間以上)で、検定試験は会場で受けます。次の回は申込みが11月10日〜24日、講習が翌年1月29日〜2月18日、検定試験が3月7日で、受講受検料は24,200円です。講習の必須テキストは『上級冷凍受験テキスト』『冷凍関係法規集』『高圧ガス保安法概要(一・二・三種冷凍機械編)』で、講習と国家試験の申込みは別々に必要です。
Q法令の改正より前に出た本でも勉強できますか?
A保安管理技術と学識の内容(冷凍の原理や機器のしくみ、計算)は、多くがそのまま学べます。法令は試験の年の4月1日現在の法令で出題されるので、注意が必要です。令和5年12月には高圧ガス保安法などが改正され、高度な情報通信技術などで保安を確保する事業者を国が認定する「認定高度保安実施者」の制度ができました(令和7年度の試験の問題文にも出ています)。さらに令和7年4月には冷凍保安規則が改正され、製造設備の異常の有無の点検について「1日に1回以上」という回数の定めがなくなりました(令和8年度の試験から対象)。改正より前に出た本を使うときは、法令の部分を改正後に出た本で確かめましょう。
Q第2種冷凍機械責任者に合格すると、どのようなメリットがありますか?
A主なメリットは3つです。①1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設で、冷凍保安責任者に選任される資格になります(選任には免状のほかに経験も必要で、100トン以上300トン未満の施設では、1日の冷凍能力が20トン以上の製造施設での1年以上の経験が要ります)。②ビルの空調や冷凍倉庫、食品工場など、冷凍設備のある職場の設備管理で役立ちます。③第1種冷凍機械責任者(すべての製造施設)へ進む土台になります。
まとめ|あなたに合う1冊で第2種冷凍機械責任者合格を勝ち取ろう
🎯 第2種冷凍機械責任者合格への道のり
40問
問題数
(法令20・保安管理技術10・学識10)
第2種冷凍機械責任者は、冷凍設備の保安を担う国家資格で、独学でも合格を目指せます。法令・保安管理技術・学識の3科目を、どれも満点の60%程度まで仕上げましょう。
🏆 おすすめ
第2種冷凍機械責任者 教材選びの8つのキーポイント
🆕最新の法令改正に対応した版か
📑法令・保安管理技術・学識の3科目をすべて扱っているか
🖼️図で冷凍サイクルと機器のしくみがわかる解説か
💡計算と記述に解説が付いているか
📚過去問題を定価に見合う量で解けるか
🏅改訂の実績があり、著者の経歴がわかる本か
🎯自分のレベルに合った本か
🗂️使う時期に合った構成か
正しい教材選び+計画的な学習で
合格を本気で目指せる試験です
本記事のTOP3を中心に、自分の学習の段階に合った1冊を選んで、合格への第一歩を踏み出してください。
✨ あなたの合格を、まるっと応援! ✨
— 資格教材キング 運営者 トトまる —
※本記事の評価は、出版社の公式情報などの公開情報で確かめた事実をもとに、本記事の基準で採点したものです(運営者は教材を実際に購入して使ったうえでのレビューではありません)。最新の情報は各販売サイトでご確認ください。
関連記事
【2026年最新】第3種冷凍機械責任者おすすめテキスト・問題集!選び方のポイントも解説
【2026年最新】1級ボイラー技士おすすめテキスト・問題集!選び方のポイントも解説
【2026年最新】2級ボイラー技士おすすめテキスト・問題集!独学合格の教材選びを徹底解説
【2026年最新】ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)おすすめテキスト・問題集!選び方のポイントも解説