要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)の No.4〜No.7 で出題される「各部の計画」のうち、外壁・開口部・屋根・断熱と、木材・木質材料・木造を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

各部の計画(材料・屋根・外壁・断熱・木造)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.4〜No.7 は年によって中身が変わりますが、各部の計画(材料・屋根・外壁・断熱・木造)は令和元年以降ほぼ毎年1〜3問出ています。正答は、外壁・開口部・屋根・断熱(折板・タイル・網入板ガラス・庇・ジョイント・基礎断熱)が7回、木材・木質材料(心持ち材・収縮率・オイルステイン・LVL・集成材)が5回です。
No.4・No.5・No.6・No.7 に出題(10年のうち7年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(1問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は50肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🧱 外壁・開口部・屋根・断熱
📖 外壁・開口部・屋根・断熱
外壁・開口部・屋根・断熱は、雨仕舞い・地震への追従・ガラスの性質・断熱の考え方が問われます。10年で7回正答になっています。
| 部位 | ポイント |
|---|---|
| カーテンウォール | パネル方式は上部(又は下部)のファスナーをスライドさせて層間変位に追従させる。オープンジョイントは内外を等圧にして重力で排水し、等圧空間の容量は空気取入口に比べて小さくする。フィルドジョイントは接合部をシーリング材で埋める方式。シーリングは外壁より耐用年数が短いので二次排水の機構を設ける。連窓は枠とガラスの間にクリアランスをとる |
| ガラス | Low-E 複層ガラスは中空層側に金属膜をコーティングし、日射取得型と日射遮蔽型がある。網入板ガラスは割れても落ちにくいが、同じ厚さのフロート板ガラスより強度は低い。倍強度ガラスは強度がフロートの約2倍で強化ガラスより低いが、割れても脱落しにくい。合わせガラスは飛散防止・防犯に有効 |
| 屋根・庇 | 鋼板折板葺きは雨仕舞いのため山の部分でタイトフレームに固定する(谷ではない)。陸屋根はルーフドレンを複数設けるかオーバーフロー管を設ける。スノーダクト方式の無落雪屋根は雪をためる空間がない都市部に有効。水平の庇は南面に有効(西面は低い日射なので縦型ルーバーなど) |
| 天井・壁・仕上げ | 特定天井の仕様ルートは、壁などとの間に60mm以上の隙間を設けるか、隙間を設けない「隙間なし天井」。遮音壁はスタッドを千鳥に配置しグラスウールを充填。寒冷地の外壁タイルは吸水率の低いⅠ類(磁器質相当)。給排気口のダクトは外へ下がり勾配。江戸間は柱心の間隔を基準寸法の整数倍とする柱割り、京間は畳割り |
| 断熱・気密 | 繊維系断熱材の屋外側に透湿防水シートと通気層を設けると壁体内結露を防げる。基礎断熱工法は床下を室内と同じ環境とするので床下換気をしない(ねこ土台は床断熱の場合)。内窓は既存の窓の表面結露を防ぐ。気候風土適応住宅は外皮基準の適用が除外される |
✏️ 過去問:外壁・開口部・屋根・断熱(10年で28肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁のカーテンウォールにおいて、下部を固定し、上部のファスナーをスライドさせて層間変位に追従させるパネル方式のメタルカーテンウォールを採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢2
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パネル方式のメタルカーテンウォールでは、パネルの下部を固定し、上部のファスナーをスライドさせて、地震時の層間変位に追従させる方式(スウェイ方式)が使われる。
問題:建築物の外壁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
地震時の躯体の層間変位を考慮して、上部又は下部のファスナーをスライドさせて追従させるパネル方式のメタルカーテンウォールを採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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パネル方式のメタルカーテンウォールでは、上部または下部のファスナーをスライドさせて、地震時の層間変位に追従させる方式が使われる。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁をカーテンウォールとするに当たり、部材間の接合部から雨水が浸入することを防ぐため、内外の空気圧を等圧にすることにより重力で排水するオープンジョイントとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢4
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オープンジョイントは、接合部の外側と内側の空気圧を等しくして(等圧)、雨水を押し込む力をなくし、入った水は重力で排水する方式。シーリングに頼らずに雨水の浸入を防げる。
問題:建築物の外壁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
カーテンウォール等の外壁について、部材間の接合部から雨水が浸入することを防ぐため、内外の空気圧を等圧にすることにより重力で排水するフィルドジョイントとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢2
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内外の空気圧を等しくして(等圧にして)雨水を押し込む力をなくし、重力で排水するのはオープンジョイント。フィルドジョイントは、部材の接合部をシーリング材などで埋めて(充填して)ふさぐ方式。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
カーテンウォールのオープンジョイント方式の水密性能について、雨水の浸入を防止するためには、等圧空間の容量を、空気取入口に比べて大きくする必要がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢4
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オープンジョイントでは、外の風圧の変化に合わせて等圧空間の気圧がすばやく外と等しくなるよう、等圧空間の容量を空気取入口に比べて小さくする。容量を大きくすると、気圧が追いつかず、雨水が押し込まれやすくなる。
問題:建築物の外壁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外装にカーテンウォールを使用するに当たり、シーリング材の耐久年数は、外壁の耐久年数よりも短いことが多いので、雨水が浸入した場合の排水機構を設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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シーリング材は外壁本体より耐用年数が短いことが多いので、シーリングが切れて雨水が入っても外へ出せるよう、排水の機構(二次排水)を設けておく。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
連窓を層間変位の大きな建築物に設ける場合、地震時の安全性を向上させるために、ガラスがサッシ枠内で回転・移動しても力が加わらないように、枠とガラスとの間にクリアランスを設ける必要がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢3
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層間変位の大きな建物に連窓を設けるときは、地震でサッシ枠が変形してもガラスに力がかからないよう、枠とガラスの間にクリアランス(すき間)をとり、ガラスが枠の中で回転・移動できるようにする。
問題:建築物の外壁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁に設置する排気口や給気口の防水が難しいので、ダクトを外壁に向かって下がり勾配とし、浸入した雨水を排出できるようにした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢1
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問題:建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊金属膜をコーティングしたものであり、日射取得型と日射遮蔽型を使い分けることにより、建築物の省エネルギー化に貢献できる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢1
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Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊な金属膜をコーティングしたもの。膜の位置などで日射取得型と日射遮蔽型があり、方位や地域で使い分けると省エネルギーに役立つ。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊金属膜をコーティングしたものであり、室内の冷暖房効率を高めることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢2
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Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊な金属膜をコーティングしたもので、断熱性・日射遮蔽性が高く、冷暖房の効率を高められる。
問題:建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
網入板ガラスは、破損してもガラスが脱落しにくくしたものであり、同程度の厚さのフロート板ガラスよりも強度が高いので、耐風圧性能を高めることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢2
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網入板ガラスは、破損してもガラスが落ちにくい(防火設備に使える)が、ワイヤーが入っているため、同じ厚さのフロート板ガラスより強度は低い(熱割れもしやすい)。耐風圧性能を高める目的には使えない。
問題:建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
倍強度ガラスは、同程度の厚さの強化ガラスよりも強度は低いが、破損時に細かい粒状の破片にならないので、高所で使う際には破損しても脱落しにくいなどの効果が期待できる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢3
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倍強度ガラスは、フロート板ガラスの約2倍の強度で、強化ガラスより強度は低いが、割れたときに細かい粒にならず、大きな破片のまま枠に残りやすいので、高い所で使うと落下しにくい。
問題:建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合わせガラスは、2枚以上の板ガラスで中間膜を挟み全面接着したものであり、破損時の飛散防止や開口部の防犯性能を高めることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢4
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合わせガラスは、2枚以上の板ガラスの間に中間膜を挟んで全面接着したもの。割れても破片が飛び散りにくく、貫通しにくいので、防犯性能も高められる。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根の鋼板折板葺きにおいて、雨仕舞いの面から折板の谷の部分で下地(タイトフレーム)と接合した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢4
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雨水が流れる谷の部分に固定用の穴やボルトがあると、雨漏りの原因になる。重ね形の折板は、雨仕舞いのため山の部分でタイトフレームに固定する(各山ごとにタイトフレームに固定・標準仕様書 13.3.3(3)(ウ))。
問題:建築物の屋根や庇に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
陸屋根は、信頼性及び耐久性のある防水工事を施すほか、水下にルーフドレンを複数設置する又はオーバーフロー管を設けることが、建築物内への漏水防止に有効である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢1
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陸屋根は、信頼性・耐久性のある防水のほか、水下にルーフドレンを複数設けたり、オーバーフロー管を設けたりすると、ドレンが詰まったときの漏水を防げる。
問題:建築物の屋根や庇に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
積雪地で採用されるスノーダクト方式の無落雪屋根は、都市部などで、隣地との間に雪を堆積する空間がない場合に有効である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢2
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スノーダクト方式の無落雪屋根は、屋根の中央に向けて勾配をつけ、融けた雪を中央のダクトから排水する方式。屋根から雪が落ちないので、隣地との間に雪をためる空間がない都市部で有効。
問題:建築物の屋根や庇に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
霧除け庇は、窓等の外部に面する開口部の上部に設ける小庇のことであり、雨仕舞いにおいて有効である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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問題:建築物の屋根や庇に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の開口部に設ける水平の庇は、北緯35度の地点において、一般に、南面の開口部に設けるよりも西面の開口部に設けたほうが、夏期における日射遮蔽効果が期待できる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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夏の太陽は、南面では高い位置にあるので、南面の水平の庇で日射を遮りやすい。西面には午後の低い角度から日射が入るので、水平の庇では遮りにくく、縦型のルーバーなどが有効。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
特定天井の設計に当たり、天井と壁との間に一定の隙間を設けることにより、天井材の損傷・脱落防止を図る仕様ルートを採用したので、60mm以上の隙間を設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢1
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特定天井を仕様ルート(告示の仕様どおりにつくる方法)で設計する場合は、地震で天井が壁にぶつかって壊れないよう、天井と壁などとの間に6cm(60mm)以上の隙間を設ける(平成25年国土交通省告示第771号)。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
特定天井に関する設計ルートのうち、仕様ルートの一つとして、天井面と周囲の壁等との間にクリアランスを設けない「隙間なし天井」がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢1
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特定天井の仕様ルートには、天井と周囲の壁などの間に隙間を設けて揺れを逃がす方法のほか、平成28年の告示改正で、隙間を設けずに天井を壁などに突き当てて地震の力を伝える「隙間なし天井」が加えられた。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
軽量鉄骨下地の遮音壁の設計に当たり、軽量鉄骨の支柱(スタッド)は千鳥配置とし、中空部分にはグラスウールを充塡した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢2
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遮音壁の軽量鉄骨の支柱(スタッド)を千鳥に配置すると、両側のボードが同じスタッドでつながらないので、音が伝わりにくくなる。中空部分にグラスウールを入れるとさらに遮音性が上がる。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁をタイル仕上げとするに当たり、寒冷地で使用することから、Ⅰ類(磁器質に相当)からⅢ類(陶器質に相当)に変更した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢3
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寒冷地の外壁タイルは、吸水した水が凍って割れたりはがれたりする凍害を防ぐため、吸水率の低いⅠ類(磁器質に相当)を使う。吸水率の高いⅢ類(陶器質に相当)に変えるのは逆で不適当。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁の開口部において、室内の大壁枠回りに設ける木製の額縁を四隅で 45 度に切り落とし、留め加工で接合した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢1
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問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
住宅の和室において、柱心の間隔を一定寸法の整数倍とする江戸間(シングルグリッド)で平面を計画した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.4 選択肢3
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江戸間は、柱心の間隔を基準寸法(910mmなど)の整数倍とする柱割り(シングルグリッド)。京間は畳の大きさを基準に内法を決める畳割り。
問題:断熱計画、気密計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造の一戸建て住宅の外壁において、繊維系断熱材の屋外側に透湿防水シートを設けたうえで胴縁等を用いて通気層を確保することは、壁体内に侵入した湿気が屋外に排出され、壁体内の結露を防止する効果がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢1
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繊維系断熱材の屋外側に透湿防水シートを張り、その外に胴縁で通気層をつくると、壁の中に入った湿気が通気層から外へ出ていくので、壁体内の結露を防げる。
問題:断熱計画、気密計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造の一戸建て住宅において、基礎断熱工法を採用する場合、外周部の土台と基礎天端の間にねこ土台を設け、床下の通気性を確保する必要がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢2
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基礎断熱工法は、基礎の立上りで断熱し、床下を室内と同じ環境として扱う工法なので、床下を外気で換気しない(床下換気口やねこ土台による通気は設けない)。ねこ土台で床下の通気を確保するのは、床で断熱する床断熱工法の場合。
問題:断熱計画、気密計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の改修において、既存の窓に内窓を設置し、その内窓の気密性を高めることは、既存の窓の室内側の表面結露を防止する効果がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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既存の窓の内側に気密性の高い内窓を設けると、室内の湿った空気が既存の窓との間に入りにくくなり、室内側の表面結露を防ぐ効果がある。
問題:断熱計画、気密計画等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
気候風土適応住宅は、地域の気候及び風土に応じた住宅であることにより、外皮基準に適合させることが困難であるものとして国土交通大臣が定める基準に適合するものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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気候風土適応住宅は、地域の気候と風土に応じた住宅で、外皮の基準に合わせることが難しいものとして、国土交通大臣が定める基準に合うもの(外皮の基準の適用が除外される)。
🪵 木材・木質材料・木造
📖 木材・木質材料
木材・木質材料・木造は、木材の性質(収縮・密度・心材と辺材)と、木質材料の構成(何を、どの向きに積層するか)が問われます。10年で5回正答になっています。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 木材の性質 | 乾燥収縮率は接線方向>半径方向>繊維方向(およそ10:5:0.5)。気乾密度はチーク>ヒノキ>キリ。心材は辺材より腐朽しにくく、収縮や反りが少ない。心持ち材は心去り材より乾燥に時間がかかり、干割れしやすい(背割りを入れる) |
| 耐久性・塗料 | 腐朽菌は酸素・温度・水分・栄養源のどれか一つを除けば防げる。ヤマトシロアリは湿った木材を好み、地面に近い部分や水回りに被害が多い。屋外の木造の階段は雨がかりと水のたまりを避ける。ポリウレタン樹脂塗料は木の床に。オイルステインは木材にしみ込んで着色し、塗膜をつくらない |
| 木質材料 | 構造用集成材はひき板を繊維方向が平行になるように積層。構造用合板は単板を直交(特類は屋外・湿潤も可)。CLT はひき板を直交。LVL は単板を平行に積層し、主に梁・柱などの軸材。OSB はストランドの層を直交させた板で耐力壁にも使う。MDF は繊維板で構造用の面材にも使う |
| 木造の耐火・計画 | 木材は燃えると表面が炭化して燃え進みが遅くなるので、現しにするときは断面を大きくする(燃えしろ)。被覆型(メンブレン型)は無機質の材料で耐火被覆、燃え止まり型は燃え止まり層の外に燃えしろ層。耐火性能検証法で木の梁を見せる計画にできることがある。長期優良住宅は床下と小屋裏に点検口、床下の有効高さ330mm以上。120mm角などの一般流通材。木材は炭素を貯蔵し、製造時のエネルギーが少ない |
✏️ 過去問:木材・木質材料・木造(10年で22肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:木材等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の乾燥収縮率の大小関係は、年輪の半径方向>年輪の接線方向>繊維方向である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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木材の乾燥収縮率は、接線方向(年輪の方向)>半径方向>繊維方向の順に大きい(およそ 10:5:0.5 程度)。半径方向が接線方向より大きいとするのは逆。
問題:木材等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の種類による気乾密度の大小関係は、一般に、チーク>ヒノキ>キリである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材を構造材として使用するに当たり、腐朽しにくく、乾燥に伴う収縮や反りが少ない心材を採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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問題:木造建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造軸組構法の一戸建て住宅において、柱に天然乾燥処理によるスギ製材を用いるに当たり、心去り材に比べて乾燥時間が短く、干割れしにくい心持ち材とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢1
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心持ち材(丸太の中心=髄を含む材)は、心去り材に比べて乾燥に時間がかかり、干割れも生じやすい。干割れを防ぐため、心持ち材の柱には背割りを入れることが多い。「乾燥時間が短く、干割れしにくい」は逆。
問題:木材等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材は炭素を貯蔵する特性があり、また、製材は鋼材に比べて製造時に使用するエネルギーが少ない材料である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢2
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の腐朽は、木材腐朽菌の繁殖条件である酸素・温度・水分・栄養源のうち、いずれか一つでも除去することにより防止することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢4
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木材を腐らせる菌は、酸素・温度・水分・栄養源(木材)がそろうと繁殖する。どれか一つを取り除けば(たとえば乾燥させて水分をなくせば)、腐朽を防げる。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ヤマトシロアリは、湿潤で腐朽した木材を好んで食べるため、被害は地面に近い建築物の下部や水回りに多く発生する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢3
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ヤマトシロアリは、湿った木材や腐りかけた木材を好むので、被害は土台など地面に近い部分や、浴室・台所などの水回りに多い。
問題:木材等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋外に階段やバルコニーを木造で設置する場合、雨がかりが極力生じないような計画とすることや接合部に水分が常時滞留しないように配慮する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ポリウレタン樹脂塗料は、光沢があり、付着性、耐摩耗性、耐水性等に優れ、木床等に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
オイルステインは、木材に塗膜を形成し、耐久性を向上させることができるので、木材を使用した外壁等に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢2
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オイルステインは、木材にしみ込んで着色する塗料で、表面に塗膜をつくらない。木目を生かせるが、塗膜で保護する塗料に比べて耐久性を高める効果は小さい。「塗膜を形成し」は誤り。
問題:木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造用集成材は、ひき板をその繊維方向が互いに直交となるように積層接着したものであり、大断面や湾曲材等の形状とすることで大スパンでの使用も可能である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢1
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構造用集成材は、ひき板(ラミナ)を繊維方向が互いに平行になるように積層接着したもの。大断面や湾曲した材もつくれ、大スパンにも使える。繊維方向を直交させて積層するのは、合板(単板)や CLT(ひき板)。
問題:木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造用合板は、単板をその繊維方向が互いに直交となるように積層接着したものであり、JASにおいて特類のものは、屋外又は常時湿潤状態となる環境下での使用も可能である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢2
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構造用合板は、単板を繊維方向が互いに直交するように積層接着したもの。JAS の接着の程度が特類のものは、屋外や常に湿った環境でも使える。
問題:木質系材料及び工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
CLTとは、ひき板を繊維方向がほぼ直交となるように積層接着した木質系材料であり、構造躯体として建築物を支えるとともに、高い断熱性能も期待できる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢1
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CLT(直交集成板)は、ひき板を繊維方向がほぼ直交するように積層接着した厚い板。構造躯体として建物を支えるほか、木材の厚みによる断熱性能も期待できる。
問題:木質系材料及び工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
LVLとは、ひき板を繊維方向にほぼ平行となるように積層接着した木質系材料であり、引張強度の高さと品質の均一性から、主に、耐力壁等の面材として使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢2
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LVL(単板積層材)は、ひき板ではなく単板(薄くむいた板)を、繊維方向をほぼ平行にそろえて積層接着した材料。品質が均一で強度が高いので、主に梁や柱などの軸材に使われる。耐力壁などの面材として使うのが主ではない。
問題:木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
OSB (Oriented Strand Board)は、木材のストランド(切削片)を配向した層が互いに直交となるように積層接着したものであり、耐力壁にも使用されている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢3
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OSB は、木材の細長い削片(ストランド)を一定の方向にそろえた層を、互いに直交させて積層接着した板。耐力壁の面材にも使われる。
問題:木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
MDF(Medium Density Fiberboard)は、主に木材等の植物繊維を成形した繊維板であり、下地材、家具材料のほか、構造用の面材にも使用されている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢4
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MDF は、木材などの繊維を固めて成形した中密度の繊維板。下地材・家具材のほか、構造用の面材(耐力壁)にも使われている。
問題:建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の構造材を現し仕上げとするに当たり、燃焼時に木材の表面が炭化し、中心に向けて燃える速度が遅くなるので、木材の部材断面を大きくすることで、耐火性を高めた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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木材は燃えると表面に炭化層ができ、内部へ燃え進む速さが遅くなる。断面を大きくして燃えしろを確保すると、火災のときも構造上必要な断面を残しやすい。
問題:木質系材料及び工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
被覆型(メンブレン型)木質系耐火部材とは、柱や梁等の木材の周りに、無機質系建材等を耐火被覆として用いたものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢3
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被覆型(メンブレン型)の木質耐火部材は、木の柱や梁のまわりを、せっこうボードなどの無機質の材料で耐火被覆したもの。
問題:木質系材料及び工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
燃え止まり型木質系耐火部材とは、柱や梁等の木材の周りに、燃え止まり層と呼ばれる耐火被覆材を設け、その外側に燃え代層を張り付けたものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢4
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燃え止まり型の木質耐火部材は、荷重を支える木材のまわりに燃え止まり層を設け、その外側に燃えしろ層を張ったもの。火災のとき、燃えしろ層が燃えても、燃え止まり層で燃焼が止まる。
問題:木造建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造の体育館において、木造の梁を露出させるデザインとするため、床面から梁までの高さを十分に確保するとともに、高い位置に大きな開口部を設けるなどして耐火性能検証法を用いる計画とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢2
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耐火性能検証法は、火災のときに部材が受ける熱を計算で確かめる方法。天井を高くして煙や熱がたまる層と梁を離したり、高い位置の大きな開口部から煙や熱を逃がしたりすることで、木の梁を見せる計画にできる場合がある。
問題:木造建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造軸組構法の一戸建て住宅において、長期優良住宅の普及の促進に関する法律における「長期優良住宅」の認定を取得するため、床下点検口を設けるとともに、床下空間の有効高さ 330 mmを確保した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢3
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長期優良住宅の認定基準(劣化対策)では、木造の住宅は、劣化対策等級3に加えて、床下と小屋裏に点検口を設け、床下空間の有効高さを330mm以上とすることが求められる。
問題:木造建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造平家建ての保育園において、構造材の入手性や費用を考慮し、120 mm角の柱や、断面の幅が 120 mmの梁等の一般流通材を用いた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.5 選択肢4
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120mm角の柱や幅120mmの梁は、流通量が多く手に入れやすい一般流通材。中規模の木造の施設でも、一般流通材を使うと工期や費用を抑えやすい。
まとめ:各部の計画(材料・屋根・外壁・断熱・木造)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
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