全20問の解答・解説
令和7年(2025年7月27日実施)の一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)の全20問を、選択肢ごとに正誤の理由を示して解説します。環境工学(熱・空気・光・音・色)と建築設備(空調・給排水・電気・防災)から出題されます。まず自分で解き、「解答・解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

令和7年 一級建築士試験(学科)の概要
問題文は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)の試験問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各問の枠の右下に出典)。正答は、同センターの合格基準点等(正答肢)と全問を照らし合わせています。
解説は、出題当時の法令・基準によります(法令がからむ問題は令和7年1月1日時点の法令)。その後の改正や基準の改定で答えが変わる問題には「🔶 現在の基準では」、言い方だけが変わった問題には「ℹ️ その後の改正」の枠を付けています。
分野ごとの問題一覧
環境・設備の20問は、毎年おおむね同じ順番で、分野ごとに出題されます。解きたい問題を押すと、その問題へ移動します。
🌡️ 環境工学の用語・温熱・換気・伝熱・煙制御(No.1〜No.5)
No.1環境工学の用語(音響インテンシティレベル・プルキンエ現象・平均放射温度・空気齢)
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1音響インテンシティレベル(音の強さのレベル)は、音のもつ単位体積当たりの力学的エネルギー量を、基準の力学的エネルギー量で除し、デシベル表示したものである。2プルキンエ現象は、暗所視に移行する過程において、視感度が最大となる波長が短い波長へずれる現象である。3平均放射温度(MRT)は、グローブ温度、空気温度及び気流速度を用いて求める。4空気齢は、流入口から室内に入った所定量の空気が、室内のある地点に到達するまでに経過する平均時間である。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.1
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音響インテンシティ(音の強さ)は、音の進む方向に垂直な単位面積を単位時間に通過する音のエネルギー(W/㎡)。音響インテンシティレベルは、これを基準の値(10−12W/㎡)で割ってデシベルで表したもの。単位体積当たりのエネルギーは音響エネルギー密度。
明るい所から暗い所に移ると、視感度が最大になる波長が約555nmから約507nmへと短い波長のほうへずれ、青い色が相対的に明るく見える。これをプルキンエ現象という。
平均放射温度(MRT)は、グローブ温度計の温度(グローブ温度)・空気温度・気流速度から求める。
空気齢は、流入口から室に入った空気が、室内のある点に届くまでにかかる平均の時間。短いほど新鮮な空気が届いている。
No.2室内の温熱環境(PMV の要素・PMV と PPD・ドラフト・着席安静時の代謝量)
室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1予測平均温冷感申告(PMV)は、空気温度、放射温度、相対湿度、気流速度、着衣量、代謝量を用いて求める。2予測平均温冷感申告(PMV)の値が0のとき、予測不満足者率(PPD)は、0%になる。3空調におけるドラフトによる不快感には、平均風速だけでなく、空気温度も影響する。4着席安静時における日本人の平均的な体格の成人男性の代謝量は、一人当たり約100Wである。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.2
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PMV(予測平均温冷感申告)は、空気温度・放射温度・相対湿度・気流速度の環境の4要素と、着衣量・代謝量の人の2要素から求める。
PMV が0(暑くも寒くもない)のときでも、感じ方には個人差があるので、予測不満足者率(PPD)は0%にはならず、最小で5%になる。
ドラフト(不快な局部的な気流)による不快感には、平均風速のほか、気流の乱れの強さや空気温度も影響する(温度が低いほど不快に感じやすい)。
着席安静時の代謝量は1met(体表面積1㎡当たり約58W)。日本人の平均的な成人男性の体表面積は約1.7㎡なので、1人当たり約100Wになる。
No.3換気(全熱交換器・温度差換気・風力換気・二酸化炭素濃度と室容積)
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1全熱交換器による換気において、外気の絶対湿度が室内の絶対湿度よりも高い場合、室内の吹出し空気の絶対湿度は、外気の絶対湿度より低くなる。2温度差による換気において、外気の温度が室内の温度よりも高い場合、外気は中性帯よりも下側の開口から流入する。3風圧力による換気において、外部風向と開口条件が同じ場合、その換気量は、概ね外部風速に比例する。4容積の異なる2つの室において、それぞれの室内の二酸化炭素発生量及び換気回数が同じ場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度は、一般に、容積が大きい室より小さい室のほうが高くなる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.3
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全熱交換器は、排気と給気の間で熱と湿気(水蒸気)を交換する。外気の絶対湿度が室内より高い場合、湿気の一部が排気側に移るので、吹出し空気の絶対湿度は外気より低くなる。
外気が室内より暖かい(軽い)場合、室内の冷たく重い空気は中性帯より下の開口から流れ出し、外気は中性帯より上の開口から流れ込む。冬の暖房時(室内が暖かい)とは逆になる。
風力による換気量は、風向と開口の条件が同じなら、外部の風速にほぼ比例する。
定常状態の室内濃度=外気の濃度+発生量÷換気量(換気回数×室容積)。発生量と換気回数が同じなら、容積が小さい室ほど換気量が少ないので、濃度は高くなる。
No.4開口部の伝熱(ブラインドの位置・透明フロート板ガラス・熱線吸収板ガラス・真空の中空層)
建築物の外壁に設ける開口部の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1開口部(窓ガラス+ブラインド)の日射熱取得率は、形状や材料の条件が同じ場合、ブラインドを窓ガラスの外側に設置した状態に比べて、内側に設置したほうが大きくなる。2透明フロート板ガラスは、可視光線に比べて、波長の長い赤外線の吸収率が高いため、一般に、日射が当たると室内の温度が上昇する。3熱線吸収板ガラスは、同じ厚さの透明フロート板ガラスと比べて、室内への日射熱侵入を抑える効果はあるが、熱貫流率は同程度である。4複層ガラスは、中空層が完全な真空である場合、熱貫流率が0W/㎡・Kとなる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.4
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ブラインドを窓ガラスの内側に設けると、ブラインドが吸収した日射熱が室内に放出されるので、外側に設けた場合より日射熱取得率は大きくなる(外付けのほうが日射遮蔽の効果が大きい)。
透明フロート板ガラスは、日射(可視光線・近赤外線)はよく通すが、波長の長い赤外線は吸収しやすく通しにくい。日射が入ると室内の温度が上がる(温室効果)。
熱線吸収板ガラスは、日射を吸収して室内への日射熱の侵入を抑えるが、熱の伝わりやすさ(熱貫流率)は同じ厚さの透明フロート板ガラスとほぼ同じ。
中空層が完全な真空でも、ガラスどうしの間では放射による熱の移動があり、ガラスの表面での熱伝達もあるので、熱貫流率は0にはならない(真空ガラスは断熱性が高いが、熱貫流率は0より大きい)。
No.5火災時の煙制御(吸引型の機械排煙・加圧防排煙・第二種排煙・自然排煙)
火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1吸引型の機械排煙方式は、機械を用いた吸引により煙を外部に排出する方式であり、火災室の圧力を低下させることで、ほかの空間への煙の拡散防止にも有効である。2加圧防排煙方式は、機械給気により圧力を高めて煙の侵入を防止する方式であり、階段や付室、共用廊下等の避難上重要な空間に用いられる。3第二種排煙は、給気を機械で行う押出型の排煙方式であり、火災室からの煙が侵入するおそれはあるが出火のおそれが少ない空間(階段付室や廊下等)に用いられる。4自然排煙方式は、空間の上部に排煙口を設けて発生した煙を外部に排出する方式であり、その効率は給気の経路によらず、排気を行う開口部の位置及び面積で決まる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.5
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吸引型の機械排煙は、排煙機で煙を吸い出して外に出す方式。火災室の圧力が下がるので、ほかの空間への煙の広がりを抑えることにも役立つ。
加圧防排煙は、機械で給気して圧力を高め、煙の侵入を防ぐ方式で、階段・付室・共用廊下など避難上重要な空間に用いる。
第二種排煙(押出型)は、給気を機械で行い、空間の圧力を高めて煙を押し出す方式。火災室から煙が入るおそれはあるが、それ自体は出火のおそれが少ない階段付室や廊下などに用いる。
自然排煙の効果は、排煙口の位置・面積だけでなく、給気の経路(給気口の位置・大きさ)にも左右される。給気が十分でないと、煙はうまく排出されない。
💡 日射・昼光・照明・色彩・音(No.6〜No.10)
No.6太陽高度60度のときの水平面・南向き鉛直面の直達日射量(計算)
ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの法線面直達日射量はJNであった。このときの水平面直達日射量JHと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。
JH JV 1. JN/√3 JN/2 2. JN/2 JN/√3 3. JN/2 √3JN/2 4. √3JN/2 JN/2 出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.6
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JH=JN×sin60°=√3JN/2 で、JN/√3 ではない(JV も JN/2 は合っているが、JH が違う)。
JH と JV のどちらも違う。JH=√3JN/2、JV=JN/2。
JH と JV が入れ替わっている。太陽高度が高い(60度)ので、水平面のほうが多く日射を受ける。
太陽高度を h とすると、水平面直達日射量 JH=JN×sin h、南中時の南向き鉛直面直達日射量 JV=JN×cos h。
・JH=JN×sin60°=√3JN/2
・JV=JN×cos60°=JN/2
No.7昼光・照明(CIE標準曇天空の鉛直面照度・昼光率・サーカディアンリズム・輝度)
昼光・照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1CIE標準曇天空下では、西向きの壁面の鉛直面照度よりも、南向きの壁面の鉛直面照度のほうが低くなる。2昼光率は、天空の輝度分布が一様であれば、全天空照度の影響を受けない。3サーカディアンリズムを保つためには、夜間就寝前に色温度の高い光を浴びすぎないほうがよい。4輝度は、光源面だけではなく、反射面及び透過面についても定義できる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.7
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CIE標準曇天空の輝度は、天頂が最も明るく地平線に近いほど暗くなるが、方位によっては変わらない。そのため、まわりに遮るものがなければ、鉛直面照度は西向きでも南向きでも同じになる。
昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の照度の割合なので、天空の輝度分布が一様なら、全天空照度の大小(天気の明るさ)にはよらない。
夜、就寝前に色温度の高い(青白い)光を浴びすぎると、体内時計(サーカディアンリズム)が乱れやすいので、避けたほうがよい。
輝度は、ある方向から見た面の明るさで、光源の面だけでなく、光を反射する面や透過する面についても定義できる。
No.8色彩(xy色度図の距離・三刺激値Y・マンセルの明度・カラーユニバーサルデザイン)
色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1XYZ表色系におけるxy色度図上の2点間の距離は、知覚される色の隔たりである色差に比例する。2XYZ表色系における三刺激値X、Y、Zのうち、Yは、反射物体の色の場合、視感反射率を示す。3マンセル表色系におけるバリュー(明度)は、0から10までの数値で表される。4カラーユニバーサルデザインを考慮したサイン計画とする場合、一般に、色相の差だけではなく、明度の差を重視した配色にするとよい。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8
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xy色度図は、知覚される色の差を均等に表すようには作られていないので、図の上の2点間の距離は色差に比例しない(色差を表すには、均等色空間の L*a*b* 表色系などを使う)。
XYZ表色系の三刺激値のうち Y は明るさに対応し、反射物体の色では視感反射率を表す。
マンセル表色系のバリュー(明度)は、理想的な黒を0、理想的な白を10として、0〜10の数値で表す。
色覚の多様性を考えたカラーユニバーサルデザインでは、色相の差だけでなく、明度の差をはっきりつけた配色にすると、多くの人が見分けやすい。
No.9室A・B・Cの平均音圧レベルの大小(表面積と平均吸音率)
表に示す条件の、拡散性の高い室A、B、Cに、同じ音響パワーをもつ音源があるとき、それぞれの室内の平均音圧レベルの大小関係として、最も適当なものは、次のうちどれか。
室名 室表面積(㎡) 平均吸音率 A 400 0.25 B 250 0.10 C 100 0.40 1A > B > C2A > C > B3B > A > C4B > C > A出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.9
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吸音力が最も大きい室A(100㎡)が、平均音圧レベルは最も低い。A が最も大きいとするのは誤り。
A が最も大きいとするのは誤り。吸音力が小さい室ほど音がたまって音圧レベルが高くなる。
B が最も大きいのは合っているが、C(吸音力40㎡)のほうが A(100㎡)より吸音力が小さいので、C のほうが A より高い。
同じ音響パワーの音源なら、拡散音場の平均音圧レベルは、室の吸音力(室表面積×平均吸音率)が小さいほど高くなる。
・A:400×0.25=100㎡
・B:250×0.10=25㎡
・C:100×0.40=40㎡
吸音力の小さい順(音圧レベルの高い順)に B > C > A。
No.10音響(等ラウドネス・天井高と残響時間・質量則・孔あき板の共鳴周波数)
音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1音圧レベルが等しい純音を聴くと、一般に、100Hz の音より1,000Hz の音のほうが大きく感じられる。2内装材の吸音率が室内で一様な直方体の室において、その室の平面寸法は変えずに天井の高さを1/2倍にすると、残響時間は1/2倍になる。3単一材料からなる壁体の遮音性能について、質量則によれば、壁の面密度を2倍にすると、透過損失の値は約6dB増加する。4孔あき板と剛壁との間に空気層を設けた吸音構造において、空気層の厚みを2倍にすると、共鳴周波数は1/√2倍になる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.10
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人の耳は低い音に鈍感なので、音圧レベルが同じ純音でも、100Hzより1,000Hzの音のほうが大きく聞こえる(等ラウドネス曲線)。
残響時間は室容積÷吸音力に比例する(セイビンの式)。天井高を1/2にすると室容積は1/2になるが、床と天井の面積は変わらず壁の面積だけが1/2になるので、吸音力は1/2より大きく残る。残響時間は1/2よりも長く(1/2倍にはならない)なる。
質量則では、単一の壁の透過損失は面密度の対数に比例し、面密度を2倍にすると約6dB増える(周波数を2倍にしても同じ)。
孔あき板の吸音構造の共鳴周波数は、背後の空気層の厚さの平方根に反比例する。空気層を2倍にすると、共鳴周波数は 1/√2 倍になる(低い音を吸うようになる)。
🌀 空気調和設備(No.11〜No.13)
No.11デシカント空調機の構成(冷温水コイル・デシカントローター・再生コイル・加湿器)
図はデシカント空調機の模式図である。構成部等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
図を押すと大きく表示します 1冷温水コイルは、予冷、予熱を行うものであり、予冷することで、デシカントローターの除湿性能を上げることができる。2デシカントローターは、除湿剤による吸湿を行うものであり、除湿剤の種類(シリカゲル系、ゼオライト系等)により、それぞれ再生温度が異なる。3再生コイルは、デシカントローターの再生のために冷却を行うものであり、井水や地下水を利用して冷却することで、省エネルギー化が図れる。4加湿器は、冬期において加湿を行うものであり、デシカントローターを使用して還気より回収した湿分だけでは室内の湿度が目標値に達しない場合に稼働する。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.11
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外気側の冷温水コイルで予冷・予熱する。予冷すると外気の相対湿度が上がり、デシカントローターの吸湿(除湿)の能力が上がる。
デシカントローターは、シリカゲル系・ゼオライト系などの除湿剤で空気中の水分を吸着する。除湿剤の種類によって、再生に必要な温度が違う。
再生コイルは、ローターが吸った水分を追い出す(再生する)ために、再生側の空気を加熱するもの。冷却するものではない。加熱には排熱や太陽熱を使うと省エネルギーになる。
冬は、デシカントローターで還気から回収した湿分を給気に戻して加湿するが、それだけで室内の湿度が目標に届かないときに加湿器を動かす。
No.12事務所ビルの空気調和設備等の計画(中央管理室・配管シャフト・排煙ダクトの防火ダンパー・冷却塔の離隔)
事務所ビルの空気調和設備等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1中央管理方式の空気調和設備の採用に当たり、その制御及び作動状態の監視等を行うための中央管理室を避難階に設けた。2空調配管用のシャフトは、配管からの漏水時の修繕やメンテナンス性の確保のほか、天井裏に余分なスペースが生じるのを防ぐため、各階で同じ位置とした。3排煙ファンに接続された排煙主ダクト(竪ダクト)が各階の床を貫通する部分に、防火ダンパー(FD)を設けた。4冷却塔と事務室の外気取入れ口との離隔距離は、10mとした。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.12
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中央管理方式の空気調和設備の制御と作動状態の監視は、中央管理室で行えるようにする。中央管理室は、避難階またはその直上階・直下階に設ける(建築基準法施行令 第20条の2第二号)。
空調配管のシャフトを各階で同じ位置にそろえると、配管を真っすぐ通せて、漏水時の修繕やメンテナンスがしやすく、天井裏の横引きも少なくてすむ。
排煙ダクトは、火災のときに煙を外へ出し続ける必要があるので、防火ダンパー(FD)を設けない(温度で閉じると排煙ができなくなる)。排煙ダクトは不燃材料で造り、断熱などの耐火の仕様とする。
冷却塔の飛散水(レジオネラ属菌のおそれ)を取り込まないよう、冷却塔は外気取入れ口から十分に離す。10m程度以上離すのが目安。
建築基準法施行令 第20条の2第二号(中央管理室は、避難階またはその直上階・直下階に設けたもの)
No.13空気調和設備(水熱源ヒートポンプ・冷却塔フリークーリング・外気冷房・ナイトパージ)
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1井水を熱源水とする水熱源ヒートポンプは、一般に、熱源水の温度が冷房時には外気温度よりも低く、暖房時には外気温度よりも高いので、空気熱源ヒートポンプに比べてCOPが高い。2冷却塔フリークーリングは、外気温度が低いときに冷凍機を使用せず、冷却塔のみで冷水をつくり出す省エネルギー手法である。3外気冷房は、外気のエンタルピーが室内空気のエンタルピーよりも高い場合において、それらのエネルギーの差を冷房に利用できるので、省エネルギー化が図れる。4ナイトパージは、夜間に外気導入を行い、翌日の空調開始時の冷房負荷を減らす省エネルギー手法であり、一般に、昼間の外気導入時よりも低い外気温度まで利用できる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.13
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井水の温度は一年中ほぼ一定で、夏は外気より低く冬は外気より高いので、井水を熱源にする水熱源ヒートポンプは、空気熱源ヒートポンプよりCOP(成績係数)が高い。
冷却塔フリークーリングは、外気温度が低い時期に冷凍機を止め、冷却塔だけで冷水をつくる省エネルギーの手法。
外気冷房は、外気のエンタルピーが室内空気のエンタルピーより低いときに、外気を取り入れて冷房に使う手法。外気のエンタルピーが高いときに取り入れると、かえって冷房の負荷が増える。
ナイトパージは、夜間に冷たい外気を入れて建物の躯体などを冷やし、翌日の冷房負荷を減らす手法。人がいない夜間なので、昼間より低い外気温度まで使える。
🚰 給排水・電気設備(No.14〜No.17)
No.14給水設備(増圧ポンプの逆流防止器・クロスコネクション・雑用水の受水槽・排水再利用水)
給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1水道直結増圧方式において、水道本管への逆流を防止するため、一般に、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器を設置する。2飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するため、一般に、逆止め弁を設置する。3上水系統と雑用水系統とを別系統とする場合には、鉄筋コンクリート造の床下ピットを雑用水系統の受水槽として利用することができる。4排水再利用水は、大小便器の洗浄水に使用するほか、一定の条件のもとに、散水用水や掃除用水への給水としても使用できる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14
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水道直結増圧方式では、水道本管へ水が逆流しないよう、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器(減圧式など)を設ける。
飲料水の配管とほかの配管を直接つなぐことをクロスコネクションといい、逆止め弁を設けても認められない(建築基準法施行令 第129条の2の4第2項第一号)。空調設備の配管へ給水するときは、吐水口空間をとった受水槽などで縁を切る。
上水の受水槽は、六面を点検できるようにする必要があり、建物の床下ピットは使えない。上水と別系統の雑用水の受水槽なら、鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用できる。
排水再利用水(雑用水)は、大便器・小便器の洗浄水のほか、水質などの条件を満たせば、散水用水や掃除用水にも使える。
建築基準法施行令 第129条の2の4第2項第一号(飲料水の配管設備とその他の配管設備とは、直接連結させない)
No.15排水・通気設備(雨水と汚水の兼用・排水温度・ループ通気方式・掃除口)
排水・通気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1公共下水道が合流式であっても、汚水排水管が詰まった場合に衛生器具から室内に雨水が浸入しないようにするため、建築物内の雨水排水管と汚水排水管の兼用は避ける。2公共下水道へ排水する場合には、原則として、排水温度を45℃未満にして排水する。3ループ通気方式は、2個以上のトラップを保護するために用いられる方式であり、一般に、伸頂通気方式に比べて、許容流量値が小さくなる。4排水管内の点検や清掃のための掃除口の大きさは、原則として、排水管径が100mm以下の場合は同一の口径とし、排水管径が100mmを超える場合には100mmより小さくならないようにする。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15
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公共下水道が合流式でも、建物の中で雨水排水管と汚水排水管を兼用すると、汚水管が詰まったときに雨水があふれて衛生器具から室内に入るおそれがある。建物内では兼用を避け、屋外で合流させる。
下水管を傷めないよう、公共下水道に流す排水の温度は原則として45℃未満にする(下水道法施行令 第9条で45度以上は除害施設の対象)。
ループ通気方式は、排水横枝管の複数のトラップを、通気管で保護する方式。通気がよく効くので、伸頂通気方式より排水立て管の許容流量は大きくなる。
掃除口の大きさは、排水管の管径が100mm以下なら同じ口径、100mmを超えるなら100mmより小さくしないのが原則。
下水道法施行令 第9条第1項第一号(温度45度以上の下水は、除害施設の設置などの条例の対象)
No.16電気設備(接地極・外部雷保護システムの保護レベル・航空障害灯・太陽電池のホットスポット)
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1埋設又は打込み接地極の種類には、銅板、銅被覆板等があり、地中に埋設又は打込む際は、なるべく水気があり、かつ、酸などで腐食するおそれがない場所を選ぶことが望ましい。2外部雷保護システムは、保護レベルに応じて、保護角法、回転球体法、メッシュ法のいずれかを選択し、重要度の高い建築物は保護レベルⅣで計画する。3航空障害灯設備は、原則として、高さ60m以上の建築物等に設置が義務づけられており、建築物等の形状等により航空障害灯の種類、設置箇所、設置個数が異なる。4太陽電池モジュールは、一部のセルに影が当たると発電能力が低下するだけではなく、ホットスポットが生じるおそれがあり、その対策の一つとして、バイパスダイオードの設置がある。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.16
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接地極には銅板・銅被覆鋼棒などがあり、接地抵抗を小さくするため、なるべく湿気があり、酸などで腐食するおそれのない場所に埋設・打ち込む。
外部雷保護システムの保護レベルはⅠが最も高く、Ⅳが最も低い。重要度の高い建築物や危険物を扱う建物は、保護レベルⅠ(またはⅡ)で計画する。保護角法・回転球体法・メッシュ法を保護レベルに応じて選ぶのは正しい。
航空障害灯は、原則として地表から60m以上の高さの物件に設置する(航空法 第51条)。種類・位置・数は、建物の形などで変わる。
太陽電池モジュールの一部のセルに影ができると、そのセルが抵抗になって発熱するホットスポットが生じるおそれがある。バイパスダイオードで電流を迂回させて防ぐ。
航空法 第51条第1項(地表または水面から60m以上の高さの物件に航空障害灯を設置)
No.17電気設備(誘導灯の区分・非常コンセント・非常電源専用受電設備・蓄電池)
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1避難口誘導灯は、避難口の位置を明示するものであり、停電時においても点灯が継続可能な時間(予備電源の最低容量)により、A級、B級、C級に区分される。2非常コンセント設備は、消防隊が有効に消火活動を行えるよう、単相交流100V、15A以上の電気を供給できるものとする。3非常電源専用受電設備は、大規模な特定防火対象物における消防用設備等の非常電源とすることができない。4蓄電池は、非常用電源、停電補償、受電電力平準化、自然エネルギーによる発電電力平準化等に用いられる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.17
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避難口誘導灯の A級・B級・C級は、表示面の縦寸法と表示面の明るさで区分される(消防法施行規則 第28条の3)。予備電源が停電時に点灯を続けられる時間で区分されるのではない。
非常コンセント設備は、単相交流100Vで15A以上の電気を供給できるものとする(消防法施行令 第29条の2第2項第二号)。
延べ面積1,000㎡以上の特定防火対象物の消防用設備等の非常電源は、自家発電設備・蓄電池設備・燃料電池設備に限られ、非常電源専用受電設備は使えない(消防法施行規則 第12条第1項第四号など)。
蓄電池は、非常用の電源、停電の補償、受電電力のピークを抑える平準化、太陽光・風力など自然エネルギーの発電電力の平準化などに使われる。
消防法施行規則 第28条の3(誘導灯の A級・B級・C級は、表示面の縦寸法と明るさで区分)・第12条第1項第四号(延べ1,000㎡以上の特定防火対象物の非常電源は自家発電設備・蓄電池設備・燃料電池設備)、消防法施行令 第29条の2第2項第二号(非常コンセントは単相交流100Vで15A以上)
🔥 消防用設備・建築設備・省エネルギー(No.18〜No.20)
No.18消防用設備等(開放型スプリンクラー・粉末消火設備・連結送水管・消防用水)
消防用設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1開放型スプリンクラー設備は、火災の際、一斉開放弁を開くことにより、放水区域内の全てのスプリンクラーヘッドから散水する設備である。2粉末消火設備は、炭酸水素ナトリウム等の粉末を使用した負触媒効果により消火するものであり、航空機の格納庫や寒冷地の駐車場等に適している。3連結送水管は、公設消防隊の消火活動を行うための設備であり、1階の外壁又は外部に設置された送水口に消防ポンプ自動車で送水して使用する。4消防用水は、公設消防隊が消防ポンプ車によって水を吸い上げ、消火活動に使用する水源であり、敷地面積に耐火建築物等の建築物の区分に応じた係数を乗じた値が必要貯水量となる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.18
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開放型スプリンクラー設備は、ヘッドが常に開いていて、火災のとき一斉開放弁を開くと、放水区域内のすべてのヘッドから一斉に散水する(舞台部などに使う)。
粉末消火設備は、炭酸水素ナトリウムなどの粉末の負触媒(抑制)効果で消火する。水を使わず凍結のおそれもないので、航空機の格納庫や寒冷地の駐車場などに向く。
連結送水管は、消防隊が使う設備で、1階の外壁などにある送水口に消防ポンプ自動車で送水し、上の階の放水口にホースをつないで消火する。
消防用水の必要な水量は、敷地の広い大規模な建築物(施行令 第27条第1項第一号)では床面積を、高さ31m超・延べ面積2万5千㎡以上の建築物(同第二号)では延べ面積を、建築物の区分に応じた面積(第一号の耐火建築物は7,500㎡・準耐火建築物は5,000㎡・その他は2,500㎡、第二号の建築物は12,500㎡)で割った数(1未満は切り上げ)に、20㎥を掛けて求める(同第3項第一号)。敷地面積に係数を掛けるのではない。
消防法施行令 第27条第3項第一号(消防用水の有効水量の合計は、第1項第一号の建築物はその床面積を、第二号の建築物はその延べ面積を、建築物の区分に応じた面積で除した数〔1未満は切り上げ〕に20㎥を乗じた量以上)
No.19建築設備(CO2冷媒のヒートポンプ給湯機・エスカレーターの脱落防止・免震構造の鉛直震度・エレベーターの群管理)
建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1ヒートポンプ給湯機は、一般に、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものであり、冷媒に二酸化炭素を利用したものがある。2エスカレーターの落下防止のため、エスカレーターの一端を梁等の支持材に堅固に固定し、他端は非固定とした場合の非固定部分は、一般に、隙間及びかかり代長さを確保する。3建築設備の耐震設計において、一般に、建築物を耐震構造から免震構造とすることで鉛直震度は低減されるので、耐震構造の場合よりも設備機器類の設計用鉛直震度の値を小さくする。4大規模建築物に設置する多数台のエレベーターの運転管理において、群管理方式とすることで、省エネルギーとサービス向上の両立ができる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.19
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ヒートポンプ給湯機は、大気の熱をくみ上げて湯を沸かす。冷媒に二酸化炭素を使うもの(CO2冷媒ヒートポンプ給湯機)がある。
エスカレーターの脱落防止では、一端を梁などに固定し、他端を非固定とした場合、非固定側は地震の層間変位に対応できるよう、すき間とかかり代の長さを確保する。
免震構造は、主に水平方向の揺れを小さくする構造で、上下方向(鉛直方向)の揺れは小さくならない。設備機器の設計用鉛直震度は、免震構造でも耐震構造の場合と同じように考え、小さくしない。
多数台のエレベーターを群管理方式にすると、呼びに応じて最適な号機を割り当てるので、待ち時間の短縮(サービス向上)と、無駄な運転を減らす省エネルギーを両立できる。
No.20環境・設備(エンボディドカーボン・ZEH・一次エネルギー消費量等級4・外皮性能基準)
環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1エンボディドカーボンは、建物の生涯を通して排出されるカーボン(ホールライフカーボン)のうち、建物の新築、改修、解体時に発生するカーボンのことである。2『ZEH』は、高い断熱性能を有する外皮及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ又はマイナスとなる住宅である。3「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「日本住宅性能表示基準」に規定される「一次エネルギー消費量等級」の「等級4」は、「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」の住宅の省エネルギー基準における基準値相当の省エネルギー性能であることを示す。4「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」の住宅の省エネルギー基準における外皮性能基準では、外皮平均熱貫流率及び暖房期の平均日射熱取得率を地域区分別に規定された値以下とすることが求められる。出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.20
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エンボディドカーボンは、建物の一生で出る二酸化炭素(ホールライフカーボン)のうち、資材の製造・新築・改修・解体などのときに出るもの。運用時のエネルギーで出るものはオペレーショナルカーボン。
『ZEH』は、高断熱の外皮と高効率な設備で省エネを図り、太陽光発電などの再生可能エネルギーで、年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロまたはマイナスにする住宅。
日本住宅性能表示基準の一次エネルギー消費量等級の等級4は、建築物省エネ法の住宅の省エネルギー基準(基準値)に相当する性能を示す(等級5・6はそれより高い性能)。
住宅の外皮性能基準では、外皮平均熱貫流率(UA)と冷房期の平均日射熱取得率(ηAC)を、地域区分ごとの基準値以下とする。暖房期の平均日射熱取得率ではない。
令和7年の合格基準点(学科の試験)
配点は各問題1点(学科Ⅰ・Ⅱは各20点、学科Ⅲ・Ⅳは各30点、学科Ⅴは25点、合計125点)で、各科目の基準点と総得点の基準点のすべてに達した人が合格です。
| 学科Ⅰ 計画 | 学科Ⅱ 環境・設備 | 学科Ⅲ 法規 | 学科Ⅳ 構造 | 学科Ⅴ 施工 | 総得点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 合格基準点 | 11点 | 11点 | 16点 | 16点 | 13点 | 88点 |
※ 合格基準点は、各科目は過半の得点、総得点はおおむね90点程度を基本的な水準として想定し、令和7年は総じて難度が高かったことから、総得点の基準点が88点とされました。
出典:建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験『学科の試験』の合格基準点等について」
令和7年の環境・設備の基準点は11点(20点中)でした。環境・設備は計算問題もある科目で、20問と問題数が少ないぶん1問の重みが大きいので、用語と式の意味を過去問で正誤の理由まで説明できるようにしておくと安心です。
ほかの年度・ほかの科目の過去問
この記事の問題文と図は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している令和7年 一級建築士試験(学科の試験)の問題から、著作権法第32条の引用として掲載しています。著作権は同センターにあります。
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