一級建築士 環境・設備【色彩】分野別過去問 要点解説※完全無料

色彩|一級建築士 環境・設備|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅱ(環境・設備)|分野別の解説
色彩
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)の No.8 で毎年出題される「色彩」について、表色系と色名・安全色、混色、色の見え方と心理を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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📖 表色系の要点から読む

色彩の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

No.8 は、10年とも色彩の問題でした。正答は、表色系と色名・安全色(マンセルの明度・彩度・xy 色度図・JIS の系統色名と安全色)が5回、色の見え方(暖色と寒色・明所視・記憶色)が3回、混色(三原色・明るさ)が2回です。

毎年 No.8 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は40肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🎨 表色系・色名・安全色

📖 表色系と色名

表色系は、マンセル・XYZ・オストワルトの属性と数値の範囲、JIS の色名と安全色が問われます。10年で5回正答になっています。

表色系などポイント
マンセル表色系「色相 明度/彩度」(例 5B 6/4 は明度6)。明度(バリュー)は0〜10、彩度(クロマ)の最大値は色相によって違い10を超えることもある。明度5の視感反射率は約20%。物体色を表し、光源色には使えない
XYZ 表色系加法混色に基づく混色系。Y は明るさ(反射物体では視感反射率、光源色では測光的な明るさ)。xy 色度図は x が大きいほど赤み、y が大きいほど緑み。外周の釣鐘形はスペクトル軌跡(単色光)。2点間の距離は色差に比例しない
オストワルト表色系黒・白・純色の混合の割合で表し、明度の属性はない
JIS の系統色名基本色名に「明度及び彩度に関する修飾語」と「色相に関する修飾語」の2種類を付ける(例:明るい黄みの緑)
JIS の安全色赤は防火・禁止・停止・高度の危険、黄は注意警告、緑は安全状態・進行
✅ チェックポイント
1マンセルの明度は「バリュー」、彩度は10を超えることがある
明度をヒューで表す(平成30年)、彩度を0〜10(平成29年)は誤り。赤の安全色を注意警告(令和5年)、xy色度図の距離が色差に比例(令和7年)も誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で19肢)↓

✏️ 過去問:表色系・色名・安全色(10年で19肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全18枚)。

マンセル表色系
平成30年 No.8選択肢21 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

明度は、視感反射率に対応する値であり、マンセル表色系ではヒューとして表される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

明度は視感反射率に対応する値で、マンセル表色系ではバリュー(Value)で表す。ヒュー(Hue)は色相。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.8
平成29年 No.8選択肢32 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系における彩度は、0から10までの数値で表される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

マンセル表色系の彩度(クロマ)は、無彩色を0とし、色が鮮やかになるほど大きくなる。最大値は色相によって違い、10を超えるものもある。0から10までの数値で表されるのは明度(バリュー)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.8
令和8年 No.8選択肢33 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系において、「5B 4/6」よりも「5B 6/4」と表される色のほうが明度は高い。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マンセル表色系は「色相 明度/彩度」で表す。「5B 4/6」は明度4、「5B 6/4」は明度6なので、後者のほうが明度が高い。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和7年 No.8選択肢3同じ文が2回出題4 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系におけるバリュー(明度)は、0から10までの数値で表される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3
同じ文:令和2年 No.8 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マンセル表色系のバリュー(明度)は、理想的な黒を0、理想的な白を10として、0〜10の数値で表す。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8令和2年 No.8
令和6年 No.8選択肢25 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系における彩度の最大値は、色相によって異なり、10を超えることもある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マンセル表色系の彩度の最大値は色相によって違い、赤や黄などでは10を超えるものもある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
令和3年 No.8選択肢16 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系において、マンセルバリューが5の色の視感反射率は、一般に、約20%である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マンセルバリュー(明度)が5の色の視感反射率は、約20%(明度 V と反射率 Y はおよそ Y≒V(V−1) の関係)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和5年 No.8選択肢37 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マンセル表色系は、光源から出る光の色に適用することはできない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マンセル表色系は、物の表面の色(物体色)を表す体系で、光源の光の色には使えない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
XYZ 表色系・オストワルト表色系
令和7年 No.8選択肢18 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系におけるxy色度図上の2点間の距離は、知覚される色の隔たりである色差に比例する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

xy色度図は、知覚される色の差を均等に表すようには作られていないので、図の上の2点間の距離は色差に比例しない(色差を表すには、均等色空間の L*a*b* 表色系などを使う)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和8年 No.8選択肢19 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系は、加法混色の原理に基づいて色を体系化している混色系に分類される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

XYZ表色系(CIE表色系)は、光の加法混色の原理に基づいて色を数値で表す混色系に分類される。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和7年 No.8選択肢210 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系における三刺激値X、Y、Zのうち、Yは、反射物体の色の場合、視感反射率を示す。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

XYZ表色系の三刺激値のうち Y は明るさに対応し、反射物体の色では視感反射率を表す。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和3年 No.8選択肢411 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系における三刺激値X、Y、Zのうち、Yは、反射物体の色の場合には、視感反射率を示す。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

XYZ表色系の三刺激値のうち Y は明るさに対応し、反射物体の色では視感反射率を表す。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
平成29年 No.8選択肢212 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系における三原刺激X、Y、ZのうちのYは、光源色の場合、測光的な明るさを表している。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

XYZ表色系の三刺激値のうち Y は明るさに対応し、光源色では測光的な明るさ(輝度)を表す。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.8
令和5年 No.8選択肢113 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系において、xy色度図上のxの値が増大するほど赤みが強くなり、yの値が増大するほど緑みが強くなる傾向がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

xy色度図では、xが大きいほど赤み、yが大きいほど緑みが強くなる傾向がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
令和5年 No.8選択肢214 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

XYZ表色系において、xy色度図上の外周の釣鐘形の曲線部分は、単一の波長によって表される単色光の色度座標を示す。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

xy色度図の外周の釣鐘形の曲線(スペクトル軌跡)は、単一の波長の光(単色光)の色度座標を示す。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
令和6年 No.8選択肢115 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

オストワルト表色系では、理想的な黒、理想的な白及びオストワルト純色を定義しているが、明度の属性がない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

オストワルト表色系は、理想的な黒・白と純色の混合の割合で色を表す体系で、マンセル表色系のような明度の属性はない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
JIS の色名・安全色
令和元年 No.8選択肢316 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

JISの物体色の色名における有彩色の系統色名は、基本色名に「明度に関する修飾語」、「彩度に関する修飾語」及び「色相に関する修飾語」の3種類の語を付記して色を表示する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

JIS の有彩色の系統色名は、基本色名に「明度及び彩度に関する修飾語」(明るい・くすんだ・こい など)と「色相に関する修飾語」(赤みの・黄みの など)の2種類を付けて表す(例:明るい黄みの緑)。明度と彩度の修飾語は別々ではなく一つにまとまっている。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.8
令和5年 No.8選択肢417 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

JISの安全色の規定において、「赤」の表示は、「注意警告」を意味する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

JIS の安全色で、赤は「防火」「禁止」「停止」「高度の危険」を表す。「注意警告」を表すのは黄。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
平成29年 No.8選択肢418 / 18

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

日本工業規格(JIS)の「安全色-一般事項」において、「緑」は、「安全状態」及び「進行」を表している。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

JIS の安全色で、緑は「安全状態」と「進行」を表す(非常口の表示など)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.8

🌈 混色

📖 混色の決まり

混色は、加法混色と減法混色の三原色と、混ぜたときの明るさの変化が問われます。

混色ポイント
加法混色色光を混ぜる方法。三原色は赤(R)・緑(G)・青(B)。混ぜるほど明るくなり、白に近づく
減法混色光を吸収する絵の具・フィルターを重ねる方法。三原色はシアン・マゼンタ・イエロー。混ぜるほど暗くなり、黒に近づく
✅ チェックポイント
1加法は RGB で明るく、減法は CMY で暗く
加法混色の三原色をシアン・マゼンタ・イエロー(令和6年)、減法混色で明るくなる(令和3年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で6肢)↓

✏️ 過去問:混色(10年で6肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和6年 No.8選択肢31 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

加法混色の三原色は、シアン、マゼンタ及びイエローである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

加法混色(光の混色)の三原色は赤(R)・緑(G)・青(B)。シアン・マゼンタ・イエローは、絵の具やインクの減法混色の三原色。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
令和3年 No.8選択肢22 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

減法混色とは、複数の色光を混ぜ合わせて別の色の知覚を生じさせることをいい、もとの色の数が増加するほど明るくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

複数の色光を混ぜて別の色をつくり、混ぜるほど明るくなるのは加法混色。減法混色は、絵の具やフィルターなど光を吸収するものを重ねる混色で、混ぜるほど暗くなる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和2年 No.8選択肢33 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

色光の加法混色においては、混ぜ合わせる光を増やすほど、白色に近くなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

色光の加法混色では、混ぜる光を増やすほど明るくなり、白に近づく。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
令和8年 No.8選択肢24 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

減法混色は、特定の波長の光を吸収する媒質を混ぜ合わせて別の色をつくることをいい、混ぜ合わせを増やすごとに黒に近づく。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

減法混色は、特定の波長の光を吸収する絵の具やフィルターを重ねて色をつくる方法で、混ぜるほど暗くなり黒に近づく。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
平成29年 No.8選択肢15 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

減法混色は、色を吸収する媒体を混ぜ合わせて別の色を作ることをいい、混ぜ合わせを増やすごとに黒に近づく。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

減法混色は、光を吸収する絵の具やフィルターなどを混ぜて色をつくる方法で、混ぜるほど暗くなって黒に近づく。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.8
令和元年 No.8選択肢16 / 6

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

減法混色の三原色は、一般に、シアン、マゼンタ及びイエローである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

減法混色(絵の具・インクなど)の三原色は、シアン・マゼンタ・イエロー。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.8

👀 色の見え方・心理

📖 色の見え方と心理

色の見え方と心理は、目の感度、記憶色・対比と同化、光源と色温度の関係が問われます。

項目ポイント
暖色と寒色波長の長い赤系が暖色、波長の短い青系が寒色
明所視の感度約555nm の黄緑で最も感度が高く、同じエネルギーなら赤より緑のほうが明るく感じる
記憶色・同化・恒常性記憶色は実際より彩度が高い。同化は囲まれた色が周りの色に近づいて見える現象。照明の光が少し変わっても、一様に当たっていれば色の恒常性で同じ色に見える
誘目性・ユニバーサルデザイン色光の誘目性は赤が最も高く青が次ぐ。カラーユニバーサルデザインでは色相だけでなく明度の差をつける
色彩調和ジャッドの秩序の原理:色相環を等間隔に分けた配色は調和する
光源と色Ra は同じ相関色温度の基準の光で見た色とのずれをもとにした数値で、100に近いほど基準の光に近い。LED は相関色温度が同じでも光色が違って見えることがある。低照度では低い色温度、高照度では高い色温度の光色が好まれる。午前中に色温度の高い光を浴びるとサーカディアンリズムを保つ効果が期待できる
測色の注意視感測色では、測る部分の面積を色票と同程度にする(面積効果)。全波長を均等に反射する物体は、反射率が高いほど白く見える
✅ チェックポイント
1暖色は「波長が長い」赤系
波長の長短を逆にした説明(令和8年)、赤のほうが緑より明るく感じる(令和2年)、記憶色は彩度が低い(令和4年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で15肢)↓

✏️ 過去問:色の見え方・心理・光源(10年で15肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

暖色と寒色・目の感度・記憶色・同化・誘目性・色彩調和
令和8年 No.8選択肢41 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

波長が短く赤みがかった色を暖色、波長が長く青みがかった色を寒色という。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

赤みがかった色は波長が長い光、青みがかった色は波長が短い光の色。波長が長い赤系の色を暖色、波長が短い青系の色を寒色という。説明は波長の長短が逆。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和2年 No.8選択肢22 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

明所視において、ある面からの放射エネルギーが同じ場合、緑色に比べて赤色のほうが光の強さを強く感じられる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

明るい所(明所視)では、目は約555nmの黄緑の光に最も感度が高いので、同じ放射エネルギーなら、赤より緑のほうが明るく感じる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
令和6年 No.8選択肢43 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

明所視において、ある面からの放射エネルギーが同じ場合、一般に、赤よりも緑のほうが明るく感じられる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

明るい所(明所視)では、目は約555nmの黄緑の光に最も感度が高いので、同じ放射エネルギーなら、赤より緑のほうが明るく感じる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
令和4年 No.8選択肢44 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度が低くなる傾向がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

記憶色(記憶している色)は、実際の色より彩度が高く、鮮やかに記憶される傾向がある(空の青や草の緑など)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
令和元年 No.8選択肢25 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

同化現象は、囲まれた色や挟まれた色が周囲の色に近づいて見えることをいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

同化現象は、囲まれた色や挟まれた色が、周りの色に近づいて見える現象(対比と逆の効果)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.8
平成30年 No.8選択肢16 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

照明の光がわずかに変化した場合であっても、その光が一様に物体に当たっていれば、色の恒常性により物体の色を同じ色として認識できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

照明の光が少し変わっても、物体全体に一様に当たっていれば、色の恒常性によって、物体の色を同じ色として認識できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.8
平成30年 No.8選択肢47 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

色光の誘目性は、一般に、色相においては赤が最も高く、青がこれに次ぐ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

色光の誘目性(人の目を引きつける度合い)は、色相では赤が最も高く、青がそれに次ぐとされる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.8
令和7年 No.8選択肢48 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

カラーユニバーサルデザインを考慮したサイン計画とする場合、一般に、色相の差だけではなく、明度の差を重視した配色にするとよい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

色覚の多様性を考えたカラーユニバーサルデザインでは、色相の差だけでなく、明度の差をはっきりつけた配色にすると、多くの人が見分けやすい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和2年 No.8選択肢19 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ジャッド(D. B. Judd)がまとめた色彩調和の秩序性の原理によると、色相環における等間隔配色は調和する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ジャッドの色彩調和の原理の一つ「秩序の原理」では、色相環を等間隔に分けた配色のように、規則的に選んだ色は調和するとされる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
光源と色・測色
令和4年 No.8選択肢110 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

平均演色評価数(Ra)は、評価対象となる光源による物体色の見え方と、同じ相関色温度の基準の光の下における物体色の見え方とのずれをもとにした数値である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

平均演色評価数(Ra)は、評価する光源で見た物の色と、同じ相関色温度の基準の光で見た物の色とのずれをもとにした数値で、100に近いほど基準の光に近い。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
令和3年 No.8選択肢311 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

LED等の人工光源から発せられる光は、相関色温度が等しくても、異なる光色に知覚される場合がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

LED などの光源は、相関色温度が同じでも、分光分布の違いで光の色が違って見えることがある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和元年 No.8選択肢412 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

照度と色温度の関係において、一般に、低照度では色温度の低い光色が好まれ、高照度では色温度の高い光色が好まれる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

照度が低いときは色温度の低い暖かい光色が、照度が高いときは色温度の高い涼しい光色が好まれる傾向がある(クルイトフの快適範囲)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.8
令和4年 No.8選択肢213 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

短波長成分を多く含む色温度の高い光を午前中に浴びることで、サーカディアンリズムを保つ効果が期待できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

午前中に、青い成分の多い色温度の高い光を浴びると、体内時計がそろい、サーカディアンリズムを保つ効果が期待できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
令和4年 No.8選択肢314 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

色票を用いて視感測色を行う際は、一般に、測色する部分の面積を色票の面積と同程度とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

色票を使って目で測色するときは、色の見え方が面積で変わる(面積効果)ので、測る部分の面積を色票の面積と同じくらいにする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
平成30年 No.8選択肢315 / 15

問題:色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

全波長を均等に反射する分光分布をもつ物体を昼間の太陽光のもとで見るとき、その物体の反射率が高いほど、太陽光の色に近い白色に見える。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

すべての波長を均等に反射する物体は、太陽光のもとでは無彩色に見え、反射率が高いほど、太陽光の色に近い白に見える。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.8

まとめ:色彩で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🎨 表色系
表色系要点 ›
マンセル色相 明度/彩度彩度10を超えることもあるXYZ の Y明るさ・視感反射率
🌈 混色
加法RGB・明るくなる減法CMY・暗くなる
👀 見え方
見え方要点 ›
明所視黄緑が最も明るい記憶色彩度が高い誘目性赤が最も高い
💡 色彩は、マンセル(物の色・明度は0〜10・彩度は色相で最大が違う)と XYZ(光の混色・Y が明るさ)の性格の違いを押さえると、表色系の選択肢がほぼ判断できます。混色は「光は足すと白、絵の具は混ぜると黒」と覚えます。

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