一級建築士 建築施工【土工事・山留め工事】分野別過去問 要点解説※完全無料

土工事・ 山留め工事|一級建築士 建築施工|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅴ(建築施工)|分野別の解説
土工事・山留め工事
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅴ(建築施工)の No.6 で毎年出題される「土工事・山留め工事」について、地下水処理と掘削底面の破壊の対策、山留め壁と支保工、根切りと埋戻しを要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・40肢・2問
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年度別の記事で、4つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 地下水処理の要点から読む

土工事・山留め工事の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

No.6 は、10年とも土工事・山留め工事の問題でした。盤圧計の位置(2回)のほか、地下水処理(釜場・ディープウェルの処置・ライザーパイプ)が3回正答になり、掘削底面の破壊の対策や床付け面の処置もねらわれます。

毎年 No.6 に1問(10年で10問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(2問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は40肢、図・表・計算の問題は2問(問題ごとに掲載)です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

💧 地下水処理・掘削底面の破壊

📖 地下水処理と掘削底面の破壊

地下水処理と掘削底面の破壊は、工法の向き不向きと、対策の方法が問われます。

工法・現象ポイント
ウェルポイント工法真空ポンプで強制的に排水する。粘性土分の多い砂質土など、比較的透水性の低い地盤に向く。ストレーナーは先端のウェルポイントの部分で、ライザーパイプはスリットのない管
ディープウェル工法建築物の位置の井戸管は、管内を充塡したうえで管の上端に鋼板のふたを溶接するなど止水処理をしてからコンクリートを打つ。運転の停止は、浮上りがないこと・地下外壁が自然地下水位より高く構築されていることなどを確かめてから
リチャージ工法くみ上げた水を同じ帯水層に戻す。必要揚水量は、戻さない場合より多く計画する
釜場掘削底面の最も深い(低い)場所に設け、掘削に合わせて位置を変える
ボイリングの対策止水性のある山留め壁の根入れを延ばして動水勾配を小さくするか、難透水層まで根入れして地下水を遮断する
ヒービングの対策剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで根入れする。外周に余裕があれば背面の地盤をすき取る
盤ぶくれの対策止水壁を被圧帯水層の下の難透水層まで根入れして遮断するか、ディープウェルで被圧水頭を下げる(帯水層の途中までの根入れでは効かない)
✏️ この項目の過去問を解く(10年で13肢)↓

✏️ 過去問:地下水処理・掘削底面の破壊(10年で13肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

ウェルポイント・ディープウェル・リチャージ・釜場
令和3年 No.6選択肢11 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ウェルポイント工法において、ウェルポイントに接続するライザーパイプについては、揚水能力を確保するために、スリット形ストレーナー管を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ウェルポイント工法で地下水を集めるストレーナーは、先端のウェルポイントの部分にある。ライザーパイプは集めた水を地上へ送る管なので、スリットのない管とする。ライザーパイプにスリット形ストレーナーを設けると空気を吸い込み、真空度が下がって揚水能力が落ちる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.6
令和6年 No.6選択肢22 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

釜場による排水において、周辺の湧水を確実に集水するため、釜場が掘削底面の最も浅い場所に設置されるよう、掘削の進行に合わせて設置位置を変えた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

釜場は、周りの湧水を集めて排水するための窪みなので、掘削底面の最も深い(低い)場所に設け、掘削の進み具合に合わせて位置を変える。最も浅い場所では水が集まらない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
令和4年 No.6選択肢23 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ディープウェル工法において、建築物の位置に設けられたディープウェルの揚水停止後の処置については、箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断し、その内部を砕石で充填した後、その上に直接コンクリートを打設した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

建築物の位置に設けたディープウェルの井戸管は、基礎スラブを貫いて地下水が入ってくる通り道になる。管の中を充塡した後、管の上端に鋼板のふたを溶接するなどの止水処理をしてから、箱抜き部にコンクリートを打つ。砕石を詰めて直接コンクリートを打つだけでは止水が不十分。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.6
令和7年 No.6選択肢14 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地下水処理において、掘削規模が大きく、粘性土分が多い砂質土で比較的透水性の低い地盤であったので、ウェルポイント工法を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ウェルポイント工法は、真空ポンプで強制的に排水する工法で、粘性土分の多い砂質土のように比較的透水性の低い地盤の地下水位の低下に向く。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和7年 No.6選択肢25 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地下水処理において、ディープウェルからの揚水を同一帯水層に復水するリチャージ工法を採用したので、その必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

リチャージ工法は、くみ上げた地下水を同じ帯水層に戻す工法。戻した水の分だけ地下水位が下がりにくくなるので、必要な揚水量は、戻さないディープウェル工法より多く計画する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和3年 No.6選択肢36 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ディープウェルからの揚水を同一帯水層に復水するリチャージ工法を採用したので、その必要揚水量については、復水しないディープウェル工法を採用した場合より多く計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

リチャージ工法は、くみ上げた水を同じ帯水層に戻すので、復水しない場合より必要揚水量は多くなる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.6
令和元年 No.6選択肢47 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地下水処理におけるディープウェルの運転の停止については、「地下水の上昇による構造体の浮上りがないこと」、「地下外壁が自然地下水位よりも高く構築されていること」等を確認したうえで行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ディープウェルの運転は、地下水が上がっても構造体が浮き上がらないこと、地下外壁が自然地下水位より高く構築されていることなどを確かめてから停止する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
ボイリング・ヒービング・盤ぶくれ
平成30年 No.6選択肢38 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

掘削工事において、盤ぶくれの発生が予測されたので、止水性のあるソイルセメント壁を、盤ぶくれの原因となる被圧滞水層の砂礫れき層に延長して根入れした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

盤ぶくれは、掘削底面の下の被圧帯水層の水圧で底面が持ち上がる現象。止水壁を帯水層の途中までの根入れにしても下から水圧がかかるので、被圧帯水層の下の難透水層まで根入れして遮断するか、ディープウェルなどで被圧水頭を下げる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.6
令和2年 No.6選択肢19 / 13

問題:大規模な土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

掘削工事において、ボイリングの発生が予測されたので、地下水を遮断するために止水性のある山留め壁の根入れを難透水層まで延長した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ボイリングの対策として、止水性のある山留め壁の根入れを難透水層まで延ばし、地下水を遮断する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
平成29年 No.6選択肢110 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

砂質地盤の掘削工事において、ボイリングの発生する可能性が高いと判断したので、動水勾配を減らすため、止水性のある山留め壁の根入れ長を延長した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ボイリングのおそれがある場合は、止水性のある山留め壁の根入れを延ばし、動水勾配を小さくする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和2年 No.6選択肢211 / 13

問題:大規模な土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

掘削工事において、盤ぶくれの発生が予測されたので、地下水位を低下させるために掘削底面(難透水層)下の被圧帯水層にディープウェルを差し込んだ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

盤ぶくれの対策として、掘削底面の下の被圧帯水層にディープウェルを入れ、被圧水頭を下げる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
令和5年 No.6選択肢412 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

軟弱な粘性土地盤の掘削工事において、ヒービングの発生が事前に予測された場合の対策として、剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで根入れすることにより背面地盤の回り込みを抑える方法がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヒービングの対策として、剛性の高い山留め壁を良質な地盤まで根入れして、背面の土が回り込むのを抑える方法がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和3年 No.6選択肢213 / 13

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

軟弱地盤の掘削において、掘削位置の外周に余裕があったので、ヒービングを防止するために、山留め壁の背面側の地盤のすき取りを行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

掘削位置の外周に余裕があれば、山留め壁の背面の地盤をすき取って荷重を減らすことは、ヒービングの防止に有効。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.6

✏️ 過去問:掘削底面の破壊の用語(No.24 の用語の表の問題)(10年で2問)

ボイリング(砂質地盤で上向きの浸透流により砂が噴き上がる)・盤ぶくれ(被圧地下水の圧力で底面が持ち上がる)・ヒービング(軟弱な粘性土で背面の土が回り込み底面が膨れ上がる)・リバウンド(土の重さが除かれて底面が弾性的に浮き上がる)を区別します。

令和5年 No.24建築工事に関する用語(ミルシート・ブリーディング・チョーキング・ボイリング)

建築工事の用語最も不適当なもの

建築工事に関する用語とその説明の組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

用語説明
1.ミルシート製鋼所で発行する、鋼材の化学成分、機械的性質などの試験結果が記されており、その材料がJIS等に適合していることを保証する規格品証明書
2.ブリーディングフレッシュコンクリート及びフレッシュモルタルにおいて、固体材料の沈降又は分離によって、練混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象
3.チョーキング塗膜が熱、紫外線、風雨などによって劣化し、塗膜の表面から粉化していく現象
4.ボイリング掘削底面下方に被圧地下水を有する帯水層がある場合に、被圧地下水の圧力により掘削底面が持ち上がる現象

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24

▼ 解答・解説を見る(No.24)▲ 解答・解説を閉じる
正答4最も不適当なものは、4である。
解説
設問は、適当である。

ミルシートは、製鋼所が発行する鋼材の規格品証明書(化学成分・機械的性質などの試験結果)。

解説
設問は、適当である。

ブリーディングは、固体の材料が沈み、練混ぜ水の一部が分かれて上に上がってくる現象。

解説
設問は、適当である。

チョーキングは、塗膜が熱・紫外線・風雨などで劣化し、表面が粉のようになる現象。

解説
設問は、不適当である。

ボイリングは、砂質地盤で、上向きの水の流れ(浸透流)によって砂が沸き立つように噴き上がる現象。被圧地下水の圧力で掘削底面が持ち上がる現象は盤ぶくれ。

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:令和5年 No.24

平成30年 No.24建築工事に関する用語(セトリング・リバウンド・ラミネーション・強化ガラス)

建築工事の用語最も不適当なもの

建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

用語(工種)用語の説明
1.セトリング(木工事)丸太組構法において、丸太組用木材の重みや乾燥収縮により、水平に積んだ丸太組用木材が沈下をおこし、壁の高さが低くなる現象
2.リバウンド(土工事)軟弱な粘性土を掘削した場合に、山留め背面の地盤の回り込みにより掘削底面が膨れ上がる現象
3.ラミネーション(鉄骨工事)鋼材の製造において、種々の酸化物、けい酸塩、硫化物の非金属介在物や気泡等が圧延によって圧延方向に延ばされ層状に分布することによってできる内部の層状欠陥
4.強化ガラス(ガラス工事)フロート板ガラスを強化炉で約650℃まで加熱した後、ガラスの両表面に空気を吹き付け急冷してガラス表面付近に強い圧縮応力層を形成し、耐風圧強度を約3倍に高めたガラス

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24

▼ 解答・解説を見る(No.24)▲ 解答・解説を閉じる
正答2最も不適当なものは、2である。
解説
設問は、適当である。

セトリングは、丸太組構法で、木材の重さや乾燥収縮によって丸太が沈み、壁の高さが低くなる現象。

解説
設問は、不適当である。

リバウンドは、掘削によって土の重さが取り除かれ、掘削底面が弾性的に浮き上がる現象。説明文の、軟弱な粘性土で山留め背面の土が回り込んで底面が膨れ上がる現象はヒービング。

解説
設問は、適当である。

ラミネーションは、鋼材の中の非金属介在物や気泡が圧延で層状に延ばされてできる内部の層状欠陥。

解説
設問は、適当である。

強化ガラスは、約650℃に加熱したガラスの両面に空気を吹き付けて急冷し、表面に圧縮応力層をつくって、耐風圧強度を約3倍に高めたガラス。

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:平成30年 No.24

🧱 山留め壁・支保工

📖 山留め壁と支保工

山留め壁と支保工は、壁の種類の特徴と、計測器・継手の位置、試験の数が問われます。盤圧計の位置は2回正答になっています。

項目ポイント
親杭横矢板壁砂礫地盤でも施工できるが遮水性はない(地下水位が高ければ排水工法を併用)
鋼矢板壁かみ合わせて連続した壁をつくる。遮水性が比較的高く、地下水位の高い地盤・軟弱地盤に使う
ソイルセメント壁ロームなど攪拌不良になりやすい地層は入念に攪拌する。心材が新品の形鋼なら短期許容応力度を使う。応力材を利用した合成壁にすると地下外壁を薄くできる
逆打ち工法先につくった地下の床・梁を支保工として使う。剛性が高く、軟弱地盤の深い掘削に適する
地盤アンカー工法切ばりがなく施工効率がよい。不整形な平面や偏土圧に有効。全数について、設計アンカー力の1.1倍程度で確認試験を行う
盤圧計火打ちを設ける場合は火打ちの基部、設けない場合は腹起しと切ばりの接合部(切ばりの支点間の中央は不可)
腹起しの継手火打ちと切ばりの間など曲げ応力の小さい位置に、補強プレートとボルトで連結する
切ばり交差部の切ばり相互、切ばりと支柱を緊結する。支柱と重なるときは、支柱を切り欠いて補強する
上載荷重土の仮置き・大型重機がない範囲で10kN/㎡程度
撤去切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去する。躯体との隙間があれば先に盛替え梁を設ける。粘性土で鋼矢板を抜いた跡は直ちに砂を充塡する
✅ チェックポイント
1地盤アンカーの確認試験は全数
「半数」は誤り(令和8年の正答)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で22肢)↓

✏️ 過去問:山留め壁・支保工(10年で22肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

山留め壁・山留め工法(親杭横矢板・鋼矢板・ソイルセメント・逆打ち・地盤アンカー)
令和5年 No.6選択肢21 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

逆打ち工法は、躯体強度が発現する前の地下躯体を支保工として利用するので、軟弱地盤における深い掘削には適さない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

逆打ち工法は、先につくった地下の床・梁(強度が出たもの)を切梁の代わりの支保工として使いながら、下へ掘り進める工法。支保工の剛性が高く山留め壁の変形が小さいので、軟弱地盤の深い掘削に適している。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和5年 No.6選択肢12 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

親杭横矢板壁は、砂礫地盤における施工が可能であるが、遮水性は期待できないので、地下水位の高い地盤では排水工法を併用する必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

親杭横矢板壁は、砂礫地盤でも施工できるが、横矢板の間から水が通るので遮水性はない。地下水位の高い地盤では、排水工法を併用する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和6年 No.6選択肢33 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼矢板壁は、鋼矢板を相互にかみ合わせながら施工し、連続した山留め壁を構築できるので、比較的遮水性が高い工法であり、地下水位の高い地盤や軟弱地盤に用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼矢板壁は、鋼矢板を互いにかみ合わせて連続した壁をつくるので遮水性が比較的高く、地下水位の高い地盤や軟弱地盤に使われる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
令和6年 No.6選択肢14 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め壁に使用したソイルセメント壁の応力材を利用し、地下外壁・床版を一体化した合成壁とすることで、地下外壁の薄壁化を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ソイルセメント壁の応力材を利用して、地下外壁・床版と一体にした合成壁とすると、地下外壁を薄くできる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
令和元年 No.6選択肢15 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ソイルセメント壁の心材としての形鋼に新品材を用いたので、心材の許容応力度については、短期許容応力度の値を採用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ソイルセメント壁の心材に新品の形鋼を使う場合は、山留めが仮設であることから、許容応力度として短期許容応力度の値を使う。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
令和8年 No.6選択肢36 / 22

問題:土工事及び山留工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ソイルセメント壁の施工において、掘削対象土が攪拌かくはん不良となりやすいロームを含んでいる地層であったので、入念に原位置土とセメント系懸濁液との攪拌かくはんを行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ロームのように攪拌不良になりやすい土を含む地層では、原位置土とセメント系懸濁液を入念に攪拌して、均一なソイルセメントにする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
令和2年 No.6選択肢37 / 22

問題:大規模な土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ソイルセメント壁の施工において、掘削対象土が撹拌かくはん不良となりやすいロームを含んでいる地層であったので、入念に原位置土とセメント系懸濁液との撹拌かくはんを行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ロームのようにかくはん不良になりやすい地層では、原位置土とセメント系懸濁液を入念にかくはんする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
令和5年 No.6選択肢38 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地盤アンカー工法は、不整形な掘削平面の場合や傾斜地等で偏土圧が作用する場合に有効であり、切梁がないので施工効率の向上が期待できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

地盤アンカー工法は、切梁がないので掘削・躯体工事の効率がよく、不整形な平面や、傾斜地などで偏土圧がかかる場合に有効。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
支保工(盤圧計・腹起し・切ばり・地盤アンカーの試験・上載荷重)
令和7年 No.6選択肢49 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め支保工の架設において、切ばりに設置する盤圧計については、その軸力を正しく計測するため、両側の支保工の腹起しから最も離れた位置として、切ばり支点間の中央に設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

盤圧計(切ばりの軸力を測る計器)は、切ばりの中央部では曲げの影響を受けやすいので、火打ちを設ける場合は火打ちの基部、設けない場合は腹起しと切ばりの接合部に設置する。切ばりの支点間の中央に設置するのは不適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和2年 No.6選択肢410 / 22

問題:大規模な土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め支保工の架設において、切張りに設置する盤圧計については、その軸力を正しく計測するために、両側の腹起しから最も離れた位置として、切張り支点間の中央に設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

盤圧計は切ばりの軸力を測る計器で、火打ちを設ける場合は火打ちの基部、設けない場合は腹起しと切ばりの接合部に設置する。切ばりの中央付近は、自重などによる曲げの影響を受けて軸力を正しく測れない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
令和8年 No.6選択肢111 / 22

問題:土工事及び山留工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め支保工の地盤アンカー工法において、施工した地盤アンカーの半数について、計画最大荷重を設計アンカー力の1.1倍とする引張試験を行い、引抜き耐力を確認した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

地盤アンカーは、施工したアンカーの全数について、設計アンカー力の1.1倍程度の荷重(計画最大荷重)で確認試験を行い、所定の耐力があることを確かめる。半数だけの試験では不適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
平成30年 No.6選択肢212 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め支保工の地盤アンカー工法において、地盤アンカーの引抜き耐力が、全数について設計アンカー力の1.1倍以上であることを確認した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

地盤アンカーは、全数について、引抜き耐力が設計アンカー力の1.1倍以上であることを確かめる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.6
令和8年 No.6選択肢213 / 22

問題:土工事及び山留工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め工事における腹起しの継手は、火打ち梁と切梁との間の曲げ応力の小さい位置とし、補強プレートとボルトとを使用して連結した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腹起しの継手は、曲げ応力の小さい位置(火打ち梁と切梁の間など)に設け、補強プレートとボルトでしっかり連結する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
平成29年 No.6選択肢214 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め工事における腹起しの継手は、火打材と切ばりとの間の曲げ応力の小さい位置とし、補強プレートとボルトとを使用して連結した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腹起しの継手は、火打材と切ばりの間の曲げ応力の小さい位置に設け、補強プレートとボルトで連結する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和4年 No.6選択肢315 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め工事において、山留め壁の変形、切ばりの蛇行を防止するため、「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

山留め壁の変形や切ばりの蛇行を防ぐため、切ばりの交差部の切ばり相互、切ばりと切ばり支柱をそれぞれ緊結する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.6
令和3年 No.6選択肢416 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め工事において、切ばりが切ばり支柱の一部と平面的に重なってしまったので、切ばり支柱の一部を切り欠いて、補強を行ったうえで、切ばりを通りよくまっすぐに設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

切ばりが切ばり支柱と平面的に重なる場合は、支柱の一部を切り欠いて補強したうえで、切ばりを通りよく設置する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.6
平成29年 No.6選択肢417 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め工事において、切ばりが切ばり支柱の一部と平面的に重なってしまったので、切ばり支柱の一部を切り欠いて補強を行ったうえで、切ばりを通りよくまっすぐに設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

切ばりが切ばり支柱と平面的に重なる場合は、支柱の一部を切り欠いて補強したうえで、切ばりを通りよく設置する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和8年 No.6選択肢418 / 22

問題:土工事及び山留工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め壁・支保工の検討を行うに当たり、山留め壁外周上への掘削土の仮置きや大型の重機械を据え付ける作業がない範囲については、作業荷重及び資材仮置き時の積載荷重として、10kN/㎡の上載荷重を考慮した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

山留めの検討で、山留め壁の周りに土の仮置きや大型の重機がない範囲では、作業荷重・資材の仮置きの荷重として、一般に10kN/㎡程度の上載荷重を見込む。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
平成30年 No.6選択肢119 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め壁・支保工の検討を行うに当たり、山留め壁外周上への掘削土の仮置きや大型の重機械を据え付ける作業がない範囲については、作業荷重及び資材仮置き時の積載荷重として考慮する上載荷重を10kN/㎡とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

山留め壁の外周に掘削土の仮置きや大型の重機がない範囲では、作業荷重や資材の仮置きの荷重として上載荷重を10kN/㎡程度とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.6
支保工の撤去・盛替え・鋼矢板の引抜き跡
令和7年 No.6選択肢320 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め壁と地下躯体との間に隙間がある山留め支保工の撤去において、切ばりの撤去に先立ち、必要強度、厚さ、養生期間に留意して、コンクリートにより盛替え梁を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

山留め壁と地下躯体の間に隙間がある場合、切ばりを撤去する前に、コンクリートなどで盛替え梁を設け、必要な強度・厚さ・養生期間に注意する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和4年 No.6選択肢421 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

山留め支保工の撤去作業において、腹起しと切ばりについては、切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腹起しと切ばりは、切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.6
平成30年 No.6選択肢422 / 22

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

粘性土地盤に設置した山留め壁の撤去に当たり、地盤沈下を引き起こすおそれがあったので、鋼矢板を引き抜いた跡に直ちに砂を充塡した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

粘性土地盤で鋼矢板を引き抜いた跡は、地盤沈下を防ぐため、直ちに砂を充塡する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.6

🚜 根切り・埋戻し

📖 根切りと埋戻し

根切りと埋戻しは、床付け面の扱いと締固めの厚さが問われます。

項目ポイント
根切り底総掘りでは、土質試料などを参考に目視で確かめ、レベルは4mごとに1点程度を目安に確認する
乱した床付け面(粘性土)乱した土を取り除いて砂質土・砂利に置き換えて締め固めるか、セメント系固化材で地盤改良する(掘削した粘性土で転圧しても強度は戻らない)
埋戻し300mm程度ごとに締め固める(3.2.3)
締固めの機械砂質土は振動ローラーなど振動を与える機械(粘性土はタンピングローラーなど)
地中障害物撤去・処分の方法、時期などを監理者と協議する

( )内の番号は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の節

✏️ この項目の過去問を解く(10年で5肢)↓

✏️ 過去問:根切り・埋戻し(10年で5肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

平成29年 No.6選択肢31 / 5

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

土工事における根切りについて、粘性土地盤の床付け面を乱してしまったので、掘削土を使用して直ちにローラーによる転圧や締固めを行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

粘性土の床付け面を乱した場合は、乱した土を取り除いて砂質土や砂利に置き換えて締め固めるか、セメント系固化材で地盤改良する。掘削した粘性土で転圧しても、強度は回復しない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和元年 No.6選択肢32 / 5

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

埋戻しに当たり、埋戻し土が透水性の悪い山砂であったので、ローラー及びランマーによりまき出し厚さ50cmごとに締め固めた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

埋戻しは、300mm程度ごとに締め固める(公共建築工事標準仕様書 3.2.3)。まき出し厚さ50cmでは厚すぎて下の方まで締め固められない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
令和元年 No.6選択肢23 / 5

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

総掘りにおける根切り底において、地盤の状態については土質試料等を参考に目視により確認し、レベルチェックについては4mごとに1点を目安として行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

総掘りの根切り底は、土質試料などを参考に目視で地盤を確かめ、レベルは4mごとに1点程度を目安に確認する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
令和4年 No.6選択肢14 / 5

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

根切り工事において、工事施工者が施工に支障となる障害物を発見したので、撤去の方法、処分の方法、時期などについて、当該工事の監理者と協議した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

施工の支障となる障害物を見つけたときは、撤去・処分の方法や時期などを監理者と協議する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.6
令和6年 No.6選択肢45 / 5

問題:土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

砂質土を用いた埋戻しにおける締固めには、振動ローラーを使用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

砂質土の埋戻しの締固めには、振動ローラーなど振動を与える機械が適している(粘性土はタンピングローラーなど)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.6

まとめ:土工事・山留め工事で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

💧 地下水処理
地下水処理要点 ›
釜場いちばん深い所ライザーパイプスリットなし盤ぶくれ難透水層まで根入れ・減圧
🧱 山留め
山留め要点 ›
盤圧計火打ちの基部・接合部逆打ち軟弱地盤の深い掘削に適する地盤アンカー全数を確認試験
🚜 根切り・埋戻し
根切り・埋戻し要点 ›
乱した粘性土置換・改良埋戻し300mm程度ごと
💡 山留めは「水」と「土圧」の2つの敵への備えです。水には排水・止水(釜場・ディープウェル・根入れ)、土圧には壁と支保工(切ばり・腹起し・盤圧計)と分けて整理すると、選択肢がどちらの話かすぐ分かります。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

一級建築士 建築施工の分野別の解説(23分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(建築施工)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
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