要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅴ(建築施工)の No.19 などで出題される「内外装工事」について、内装(ボード・床・天井・建具)、外装(ALC・押出成形セメント板・カーテンウォール)と塗装、断熱を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

内装・内外装工事(断熱を含む)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
内外装工事は、令和6年(No.19 は金属工事)を除いて毎年 No.19 に出ています(令和5年は No.21 に断熱工事、No.21 の各種工事にも内装・外装・断熱の選択肢)。外装(ALC・押出成形セメント板・カーテンウォール)が4回、床(ビニル床シートの時期・カーペット・フローリング)と断熱(吹付けの厚さ・打込み断熱材)が3回ずつ、仕上塗材・塗装が2回正答になっています。No.24 の用語の表でも、ECP(令和4年)とタッピングマシン(令和元年)が正答になっています。
No.19・No.21・No.24 に出題(10年のうち9年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(6問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は47肢、図・表・計算の問題は2問(問題ごとに掲載)です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🛋️ 内装(ボード・床・天井・建具)
📖 内装の決まり
内装は、せっこうボードの張り方、床の接着剤と下地の乾燥、カーペットの張り方が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 突付け工法のボード | ベベルエッジ(又はスクェアエッジ)のボードを使い、へり折りの面どうしを突き合わせる |
| せっこうボードの遮音 | 周辺部の隙間に弾性シーリング材を充塡すると、音漏れを減らせる |
| シージングせっこうボード | 防水処理したボードで、屋内の多湿箇所に使う |
| 直張り工法の寒冷期 | 室温が5℃以下になる時期は、採暖などで室温を10℃以上に保つ |
| ビニル床シートの接着剤 | 湿気や水の影響を受けやすい所は、エポキシ樹脂系又はウレタン樹脂系 |
| ビニル床シートを張るまで | 床コンクリート直均しの下地は、打込みから28日以上(21日では乾燥不十分) |
| ビニル床シートの目地 | 特記がなければ熱溶接工法。張付け後、接着剤が硬化してから行う |
| フローリング | 直張り用複合フローリングはウレタン樹脂系接着剤。釘留めでは、壁・幅木・敷居との取合いに隙間を設ける(湿気で伸び縮みする) |
| タイルカーペット | 接着剤は粘着はく離(ピールアップ)形。フリーアクセスフロアは、段違い・隙間を1mm以下に調整してから張る |
| グリッパー工法 | 上敷きは、伸長用工具で幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸ばし、グリッパーに固定する |
| 特定天井(仕様ルート) | 天井面構成部材等(照明設備などを含む)は20kg/㎡以下。壁・柱との間に6cm以上の隙間(平成25年国土交通省告示第771号) |
| ロックウール化粧吸音板のシステム天井 | 軟化を防ぐため、工事中の室内湿度が80%を超えないようにする |
| 建具の鍵・防火扉 | コンストラクションキーは、シリンダーを替えずに工事用から本設用の鍵に切り替え、工事用の鍵を回収する。防火扉の危害防止装置は、閉鎖時間から運動エネルギーを確かめ、プッシュプルゲージで閉鎖力を測る |
✏️ 過去問:内装(ボード・床・天井・建具)(10年で19肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボード張りの壁面からの音漏れの低減のために、せっこうボードの周辺部の隙間に弾性シーリング材を充塡した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボード突付け工法において、ボードの上に仕上げを行わないので、ベベルエッジボードのへり折り面どうしを突き合わせて張った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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継目処理をせずにボードの上に仕上げを行わない突付け工法では、ベベルエッジのボードのへり折りの面どうしを突き合わせて、目地を目立たなくする。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボード張りにおいて、突付け工法に用いるせっこうボードのエッジの種類については、ベベルエッジとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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せっこうボードの突付け工法には、ベベルエッジまたはスクェアエッジのボードを使う(公共建築工事標準仕様書 表19.7.5)。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
シージングせっこうボードを屋内の多湿箇所に用いた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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問題:内外装工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
下地面がコンクリートとなる「せっこうボードのせっこう系直張り用接着材による直張り工法」において、張付け時の室温が5℃以下となる寒冷期に、やむを得ず施工しなければならなかったので、採暖等の養生を行い、室温が10℃以上に保たれていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ビニル床シートを用いた床仕上げ工事において、下地が床コンクリート直均し仕上げであったので、ビニル床シートの張付けを、コンクリートの打込みから21日後に行うことを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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床コンクリート直均し仕上げの上にビニル床シートを張るときは、下地を十分に乾燥させるため、コンクリートの打込みから28日以上経ってから張る。21日では乾燥が不十分で、接着不良やふくれの原因になる。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
カーペットのグリッパー工法において、上敷きの敷詰めは、隙間及び不陸をなくすように伸長用工具により幅500mmにつき200N程度の張力をかけて伸長し、グリッパーに固定した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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グリッパー工法の上敷きは、伸長用工具で幅300mmにつき200N程度の張力をかけて伸ばし、グリッパーに固定する(公共建築工事標準仕様書 19.3.4)。幅500mmにつき200N程度では張力が不足し、しわやたるみが出る。
問題:各種工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
フローリング張りの釘留め工法において、壁、幅木、敷居などとフローリング材との取合いには、フローリング材が動かないよう隙間を設けないこととした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢3
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フローリングは湿気で伸び縮みするので、壁・幅木・敷居などとの取合いには隙間を設ける。隙間を設けないと、膨張したときに突き上げや反りの原因になる。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
モルタル下地への接着工法による直張り用複合フローリング張りに、ウレタン樹脂系接着剤を用いた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
湿気の影響を受けやすい箇所におけるビニル床シート張りに、エポキシ樹脂系接着剤を用いた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ビニル床シート張りにおいて、張付け後に湿気の影響を受けやすい箇所については、エポキシ樹脂系接着剤を使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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張付け後に湿気や水の影響を受けやすい所のビニル床シートの接着剤は、エポキシ樹脂系またはウレタン樹脂系とする(公共建築工事標準仕様書 19.2.2)。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ビニル床シート張りにおける床シートの目地処理については、特記がなかったので、熱溶接工法とし、ビニル床シート張付け後、接着剤が硬化した状態を見計らって行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
タイルカーペット全面接着工法における接着剤については、粘着はく離(ピールアップ)形とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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問題:各種工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
内装工事において、タイルカーペットをフリーアクセスフロア(高さ調整式)に敷設するに当たり、フリーアクセスフロアの床パネルの段違いや隙間が0.5mm以下に調整されていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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フリーアクセスフロアにタイルカーペットを張るときは、張付けに先立ち、下地面の段違いや床パネルの隙間を1mm以下に調整する(公共建築工事標準仕様書 19.3.3)。0.5mm以下はそれより厳しい調整なので、適当。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
仕様ルートにより検証した特定天井の天井面構成部材等については、自重を天井材に負担させる照明設備等を含めて20kg/㎡以下であることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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仕様ルートの特定天井は、天井面構成部材等(天井材に自重を負担させる照明設備なども含む)の単位面積質量を20kg/㎡以下とする(平成25年国土交通省告示第771号 第3)。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
仕様ルートにより検証した特定天井については、天井面構成部材と壁及び柱との隙間を6cm以上設けていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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仕様ルートの特定天井は、天井面構成部材と壁・柱などとの間に6cm以上の隙間を設ける(平成25年国土交通省告示第771号)。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
システム天井において、天井パネルにロックウール化粧吸音板を使用したので、吸音板の軟化を防止するため、工事中の室内湿度が80%を超えないようにした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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問題:各種工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
施工中における建具の鍵については、コンストラクションキーシステムを用いたので、施工完了後に、シリンダーは取り替えずに工事用の鍵から本設用の鍵に切り替え、不用となった工事用の鍵が回収されていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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コンストラクションキーシステムは、シリンダーを取り替えずに、工事用の鍵から本設用の鍵に切り替えられる仕組み。不用になった工事用の鍵は回収する。
問題:各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建具工事において、防火扉の危害防止装置の検査については、扉の閉鎖時間をストップウォッチにより測定し、扉の質量により運動エネルギーを確認するとともに、プッシュプルゲージにより閉鎖力を測定した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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防火扉の危害防止装置の検査では、閉鎖時間を測って運動エネルギーを確かめ、プッシュプルゲージで閉鎖力を測る。
✏️ 過去問:床衝撃音の試験機器(No.24 の用語の表の問題)(10年で1問)
タッピングマシンは軽く硬い衝撃(軽量床衝撃音)を出す装置です。子供の飛び跳ねなど重く柔らかい衝撃(重量床衝撃音)には、バングマシンやインパクトボールを使います。
令和元年 No.24建築工事に関する用語・試験機器(腹起し・スランプフロー・エンドタブ・タッピングマシン)
建築工事に関する用語・試験機器とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
用語・試験機器 説明 1. 腹起し 山留め壁に作用する側圧を切ばり又は地盤アンカーに伝えるための水平部材 2. スランプフロー スランプコーンを引き上げた後の試料の広がりを直径で表したフレッシュコンクリートの流動性を示す指標 3. エンドタブ 鋼材の溶接において、アークの始端部や終端部が欠陥となりやすいため、溶接ビードの始点と終点に取り付ける補助板 4. タッピングマシン 子供の飛び跳ねや走り回り等の比較的重く柔らかい衝撃が加わったときの床衝撃音の遮断性能を調査するための床衝撃音発生器 出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24
▼ 解答・解説を見る(No.24)▲ 解答・解説を閉じる
腹起しは、山留め壁にかかる側圧を受けて切ばりや地盤アンカーに伝える水平部材。
スランプフローは、スランプコーンを引き上げた後のコンクリートの広がりの直径で、流動性を表す。
エンドタブは、欠陥の出やすい溶接の始端・終端を本体の外に出すため、溶接線の両端に付ける補助板。
タッピングマシンは、小さなハンマーで床をたたき、靴音や物の落下のような軽く硬い衝撃(軽量床衝撃音)を出す装置。子供の飛び跳ねなど重く柔らかい衝撃(重量床衝撃音)の測定には、バングマシンやインパクトボールを使う。
🏢 外装・塗装
📖 外装と塗装の決まり
外装は、ALC パネル・押出成形セメント板の取付けと目地、カーテンウォールの方式と許容差、仕上塗材・塗装の下地が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| ALC パネル(縦壁ロッキング構法) | 外壁のパネル間の目地のシーリングは二面接着。外壁と連続するパラペットは、パネル厚さの6倍以内ならはね出せる |
| ALC パネル下地のモルタル | 表面強度が低いので、富調合の現場調合モルタルは使わない(既製調合モルタルなど) |
| 押出成形セメント板の目地幅 | パネル幅900mm以下は、長辺10mm以上・短辺15mm以上(8.5.3) |
| 押出成形セメント板の横張り | 下地鋼材に取り付け、パネル3枚以下ごとに自重受け金物で受ける |
| カーテンウォールの層間変位 | 部材の取付け方(ロッキング方式・スウェイ方式)で追従させる。スパンドレルパネル方式は部材の構成のしかた。スウェイ方式のスライドホールのボルトは手締め程度に締めて緩止め |
| カーテンウォールの許容差 | 躯体付け金物の取付け位置は鉛直±10mm・水平±25mm、PC カーテンウォールの目地幅は±5mm(特記がなければ) |
| ファスナーの位置決め | ピアノ線で水平・垂直に連続した基準を設けて取り付ける(各階の墨だけでは上下階で食い違う) |
| Y型構造ガスケットの溝 | コンクリート端面から溝の中心まで60mm以上 |
| 外壁タイルの引張接着強度 | セメントモルタル張りは、0.4N/mm²以上で、コンクリート下地の接着界面の破壊率が50%以下なら合格(有機系接着剤張りは別の基準) |
| 仕上塗材の下地 | コンクリートの表面含水率10%以下に乾燥させてから吹き付ける |
| 複層仕上塗材の主材 | 凹凸状は吹付け、ゆず肌状はローラー塗り |
| 屋外の亜鉛めっき鋼面の錆止め | 特記がなければ、合成樹脂調合ペイント塗りの鋼製建具等は一液形変性エポキシ樹脂さび止めペイント、それ以外(耐候性塗料塗りなど)は変性エポキシ樹脂プライマー(令和7年版 18.3.2) |
押出成形セメント板の目地幅は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版 8.5.3
✏️ この項目の過去問を解く(10年で18肢)↓✏️ 過去問:外装(ALC・押出成形セメント板・カーテンウォール)・塗装(10年で18肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ALCパネル下地に施すモルタル塗りにおいて、ALCパネルの表面強度が低いことを考慮して、保水剤を添加した富調合の現場調合モルタルを使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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ALCパネルは表面の強度が低いので、収縮の大きい富調合のモルタルは使わない。富調合だと乾燥収縮が大きく、ALC の表層ごとはく離するおそれがある。ALC 下地用の既製調合モルタルなどを使う。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁に使用する押出成形セメント板(ECP)のパネル相互の目地幅については、特記がなかったので、長辺及び短辺ともに10mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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押出成形セメント板のパネル相互の目地幅は、長辺は8mm以上、短辺は15mm以上とする(公共建築工事標準仕様書 8.5.3)。短辺を10mmとするのは狭い(短辺の目地は伸縮が大きい)。
公共建築工事標準仕様書は令和4年版から、押出成形セメント板の長辺の目地幅を10mm以上としています(令和7年版 8.5.3 では、パネル幅900mm以下なら長辺10mm以上・短辺15mm以上、900mmを超えるときは長辺・短辺とも15mm以上)。短辺10mmが足りないことは同じで、答えは変わりません。
問題:各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁に使用する押出成形セメント板の相互の目地幅は、特記がなかったので、長辺及び短辺ともに10mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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押出成形セメント板の相互の目地幅は、特記がなければ、パネル幅900mm以下の場合は長辺10mm以上・短辺15mm以上とする(公共建築工事標準仕様書 8.5.3)。短辺を10mmとするのは不適当。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
縦壁ロッキング構法によるALCパネル工事において、外壁のパネル間の目地のシーリングについては二面接着とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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縦壁ロッキング構法の ALC パネルは、パネルが動くので、外壁のパネル間の目地のシーリングは、目地の動きに追従できる2面接着とする。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
縦壁ロッキング構法によるALCパネル工事において、外壁の縦壁と連続するパラペット部分については、その外壁のALCパネルの厚さの6倍の長さをはね出して使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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縦壁ロッキング構法の外壁と連続するパラペットは、ALCパネルの厚さの6倍以内であれば、はね出して使ってよい。
問題:内外装工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
押出成形セメント板を用いる外壁工事において、横張り工法により取り付けたフラットパネル(働き幅600mm、厚さ60mmの標準パネル)については、構造体に固定した下地鋼材に取り付け、パネル枚数3枚以下ごとに自重受け金物で受けていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
PCカーテンウォール工事において、カーテンウォール部材で層間変位に追従できるように、スパンドレルパネル方式を採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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PCカーテンウォールで層間変位に追従させるのは、部材の取付け方(ロッキング方式やスウェイ方式)による。スパンドレルパネル方式は、腰壁部分を横長のパネルとする部材の構成のしかたで、層間変位に追従させる方式ではない。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
スウェイ方式のメタルカーテンウォール工事において、層間変位を吸収するためのスライドホール部については、手締め程度のボルト締めとし、緩止めを施した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
メタルカーテンウォール工事において、ファスナーの面外方向の位置決めについては、各階に出された基準地墨により個々に部材を取り付けると、墨の誤差などのために上下階のくい違いが生じるおそれがあるので、ピアノ線を用いて水平及び垂直方向に連続した基準を設定し、ファスナーを取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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各階の墨だけで個々に部材を取り付けると、墨の誤差で上下階に食い違いが出るおそれがあるので、ピアノ線で水平・垂直に連続した基準を設けてファスナーを取り付ける。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
カーテンウォール工事において、プレキャストコンクリートカーテンウォール部材の取付け位置における目地の幅の寸法許容差については、特記がなかったので、±5mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
カーテンウォール工事において、躯体付け金物の取付け位置の寸法許容差については、特記がなかったので、鉛直方向を±10mm、水平方向を±25mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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カーテンウォールの躯体付け金物の取付け位置の寸法許容差は、特記がなければ鉛直方向±10mm、水平方向±25mm。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
プレキャストコンクリートカーテンウォールの開口部にY型構造ガスケットの使用に当たり、コンクリート端面からY型ガスケットをプレキャスト版にはめ込むための溝の中心までの寸法を、60mm以上とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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問題:内外装工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
外壁のセメントモルタルによる陶磁器質タイル(セラミックタイル)後張りにおける引張接着強度検査については、引張接着強度が0.4N/mm²以上で、かつ、コンクリート下地の接着界面における破壊率が50%以下のものを合格とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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セメントモルタルによるタイル張りの引張接着強度は、0.4N/mm²以上、かつ、コンクリート下地の接着界面の破壊率が50%以下なら合格。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの外壁面への仕上塗材の吹付け工事は、コンクリート下地の表面含水率が20%の状態で行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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仕上塗材を吹き付けるコンクリート下地は、十分に乾燥させ、表面の含水率を10%以下にしてから施工する。含水率20%では、ふくれやはく離の原因になる。
問題:内外装工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
コンクリート下地への塗装工事において、素地調整を行うことができる乾燥期間を、冬期であったので、コンクリートの材齢が14日確保されていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢1
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コンクリートの素地は十分に乾燥させてから塗装する(公共建築工事標準仕様書 18.2.6)。乾燥期間の目安は、夏期で21日以上、冬期で28日以上。冬期に材齢14日では乾燥が不十分。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
夏期に施工するコンクリート下地への塗装工事において、塗装を行う前の素地については、コンクリートの材齢が21日経過し、十分に乾燥していることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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コンクリート素地は十分に乾燥させてから塗装する(公共建築工事標準仕様書 18.2.6)。材齢の目安は夏期で21日以上、冬期で28日以上。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
複層仕上塗材仕上げにおいて、主材の塗付けについては、仕上げの形状が凹凸状の部分を吹付けとし、仕上げの形状がゆず肌状の部分をローラー塗りとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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問題:各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
塗装工事において、屋外に露出する亜鉛めっき鋼面への錆止め塗料塗りについては、特記がなかったので、一液形変性エポキシ樹脂さび止めペイントを使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢3
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屋外の亜鉛めっき鋼面の錆止め塗料は、特記がなければ一液形変性エポキシ樹脂さび止めペイントとする。
公共建築工事標準仕様書は、出題当時(平成28年版)は特記がなければこの塗料としていました。令和7年版 18.3.2 では、特記がなければ、合成樹脂調合ペイント塗りの鋼製建具等はこの塗料、それ以外(耐候性塗料塗りなど)は変性エポキシ樹脂プライマーとしています。この問題の正答(選択肢4)は変わりません。
✏️ 過去問:外装材の用語(No.24 の用語の表の問題)(10年で1問)
ECP は押出成形セメント板(押出成形してオートクレーブ養生した中空のパネル)、ALC パネルは軽量気泡コンクリートに補強材を入れたパネルです。
令和4年 No.24建築工事に関する用語(ECP・DPG構法・エントレインドエア・逆打ち工法)
建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
用語 説明 1. ECP 石灰質原料及びけい酸質原料を主原料とし、オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリートに鉄筋などの補強材を埋め込んだパネル 2. DPG構法 一般に、ガラスにあけた点支持用孔に点支持金物を取り付け、支持構造と連結することにより、大きなガラス面を構成する構法 3. エントレインドエア AE剤又は空気連行作用がある混和剤を用いてコンクリート中に連行させた独立した微細な空気泡 4. 逆打ち工法 一般に、建築物の1階の床・梁などを先行施工し、これらを支保工として、下部の根切りを進め、順次地下階の躯体の施工と根切りを繰り返し、地下工事を進める工法 出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24
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ECP は押出成形セメント板(セメント・けい酸質原料・繊維質原料などを混ぜて押出成形し、オートクレーブ養生した中空のパネル)。説明文は ALCパネル(軽量気泡コンクリートパネル)のこと。
DPG構法は、ガラスにあけた孔に点支持金物を取り付けて支持構造とつなぎ、大きなガラス面をつくる構法。
エントレインドエアは、AE剤などで意図的にコンクリート中に入れる独立した微細な空気泡(ワーカビリティーや耐凍害性をよくする)。
逆打ち工法は、1階の床・梁などを先につくり、それを支保工として下へ根切りと地下躯体の施工を繰り返して進める工法。
🧤 断熱
📖 断熱工事の決まり
断熱は、吹付け硬質ウレタンフォームの厚さの決まりと、打込み断熱材・防湿層の扱いが問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 吹付け硬質ウレタンフォームの厚さ | 1層30mm以下、1日の総厚さ80mm以下(反応熱で自然発火のおそれ) |
| 吹付け厚さの許容誤差 | 0〜+10mm(薄くなる側は認めない) |
| 吹付け厚さの確認ピン | スラブ・壁は5㎡程度につき1か所以上、柱・梁は1面に各1か所以上。そのまま存置する |
| 発泡プラスチック断熱材の屋外保管 | 日射で変形しないよう、直射日光を避け、熱がこもらないように覆う(黒いシートを隙間なく掛けない) |
| 打込み断熱材の欠落部 | 仕上げに支障がなければ、同じ断熱材で隙間なく補修する |
| 防湿層(充塡断熱) | ポリエチレンフィルムの継目は柱などの木下地の部分で、重ね幅30mm以上。天井の断熱材は、天井下地の施工が終わるまでに隙間・防湿層の位置を目で見て確かめる |
| ルーフドレン回り(屋根保護防水密着断熱工法) | 断熱材をつばの150mm手前で止めたら、欠損部のスラブ下に断熱材を施して熱橋の結露を防ぐ |
✏️ 過去問:断熱(10年で10肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート造の建築物において、断熱材現場発泡工法による断熱材の総吹付け厚さが90mmだったので、1日で施工した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢4
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吹付け硬質ウレタンフォーム(断熱材現場発泡工法)は、1層の吹付け厚さを30mm程度以下とし、1日の総吹付け厚さは80mmを超えないようにする(厚く吹くと、反応熱がこもって自然発火や品質の低下のおそれがある)。総厚さ90mmを1日で施工するのは不適当。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
吹付け硬質ウレタンフォームによる断熱材現場発泡工法において、吹付け厚さの許容誤差については、±10mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢3
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吹付け硬質ウレタンフォームの吹付け厚さの許容誤差は 0〜+10mm(薄くなる側は認めない)。±10mmでは、所定の厚さより薄い部分ができて断熱性能が不足するおそれがある。
問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
断熱材現場発泡工法における断熱材の吹付け厚さを確認する確認ピンの本数は、スラブ下面及び壁面については5㎡につき1箇所以上、柱及び梁については1面につき各1箇所以上とし、確認ピンはそのまま存置した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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吹付け断熱材の厚さの確認ピンは、スラブ・壁面は5㎡程度につき1か所以上、柱・梁は1面につき各1か所以上とし、そのまま存置する(公共建築工事標準仕様書 19.9.3)。
問題:各種建築工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
吹付け工法による断熱工事において、吹付け硬質ウレタンフォームの1層の吹付け厚さを30mm以下とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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問題:断熱工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート造の建築物における断熱材打込み工法において、工事現場に搬入した発泡プラスチック断熱材を、やむを得ず屋外に保管することにしたので、断熱材に黒色のシートを掛けて、かつ、そのシートと断熱材との間に隙間が生じないようにした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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発泡プラスチック断熱材は熱に弱く、日射で高温になると変形するおそれがある。黒いシートを隙間なく掛けると、シートが熱を吸って断熱材の温度が上がるので不適当。直射日光を避け、熱がこもらないように覆って保管する。
問題:断熱工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリート造の建築物における断熱材打込み工法において、型枠取り外し後にフェノールフォーム断熱材が欠落している部分については、仕上げに支障がない部分であったので、断熱材が欠落している部分のコンクリートの上から、同じ断熱材により隙間なく補修した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢2
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問題:断熱工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
戸建木造住宅における断熱工事において、天井の小屋裏側に設ける無機繊維系断熱材の施工状況については、天井下地の施工が完了するまでの間に、断熱材相互に隙間がないこと、防湿層が断熱層の室内側に設けられていること等を目視により確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢3
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天井の小屋裏側の断熱材は、天井下地の施工が終わるまでに、断熱材相互に隙間がないこと、防湿層が断熱層の室内側にあることなどを目で見て確かめる。
問題:断熱工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
戸建木造住宅における充填断熱工法(フェルト状断熱材を用いたはめ込み工法)において、防湿層として別に施工するポリエチレンフィルムの継目については、柱等の木下地のある部分に設け、その重ね幅を30mm以上とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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問題:内外装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木造軸組構法の壁の充塡断熱工法(はめ込み工法)における防湿層の設置については、ポリエチレンフィルムの防湿層の継目を柱等の木下地部分に設け、その重ね幅を30mm以上とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.19 選択肢2
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問題:各種工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根保護防水密着断熱工法を採用したルーフドレン回りの断熱材は、ルーフドレンのつばの150mm手前で止めたので、断熱材の欠損部には、熱橋部の結露防止のために、スラブ下に断熱材を施した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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屋根保護防水密着断熱工法で、ルーフドレン回りの断熱材をつばの150mm手前で止めた場合、断熱材の欠けた所は熱橋になるので、スラブ下に断熱材を施して結露を防ぐ。
まとめ:内装・内外装工事(断熱を含む)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
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一級建築士 建築施工の分野別の解説(23分野)の一覧です。
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