一級建築士 環境・設備【給水・給湯設備】分野別過去問 要点解説※完全無料

給水・給湯設備|一級建築士 環境・設備|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅱ(環境・設備)|分野別の解説
給水・給湯設備
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)の No.14・No.15 で出題される「給水・給湯設備」について、給水方式・給水量・受水槽、飲料水の汚染防止、給湯設備を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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📖 給水の要点から読む

給水・給湯設備の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

給水は平成30年から毎年 No.14 に(平成29年は No.15)、給湯は No.14・No.15 に出ています。正答は、飲料水の汚染防止・ポンプ・雑用水が6回(クロスコネクション3回・増圧方式の逆流・キャビテーション・雑用水の用途)、給水方式・給水量・受水槽が4回(給水量の目安2回・オーバーフロー管・照度率)、給湯が2回(膨張管・ハイブリッド給湯)です。

No.14・No.15 に出題(10年のうち10年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(3問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は49肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🚰 給水方式・給水量・受水槽

📖 給水方式と受水槽

給水方式・給水量・受水槽は、方式ごとの特徴、用途ごとの給水量の目安、受水槽の構造の決まりが問われます。

項目ポイント
給水方式水道直結直圧方式は3階建て以下の小規模な建物。水道直結増圧方式は本管への逆流に配慮し、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器を設ける。高置水槽方式は重力で給水し大規模でも使える。ポンプ直送方式は停電時に給水できない
1日の給水量事務所(食堂なし)は在勤者1人当たり60〜100L程度(120〜150Lは多すぎる)。集合住宅は1人200〜350L、客室主体のホテルは客室部でベッド1台350〜450L程度(500Lとした設問は適当)、総合病院はベッド1台1,500〜3,500L程度。事務所は飲用水30〜40%・雑用水60〜70%
受水槽の構造上水の受水槽は六面を点検でき、上部100cm以上・側面と下部60cm以上の点検スペース。オーバーフロー管・水抜き管は排水口空間をとった間接排水で、防虫網を付ける(排水管に直結しない)
受水槽の水質水面上部(気相部)は塩素で腐食しやすいので、耐食性の高い材料を使う(FRP 製は樹脂被覆のボルト・ナット、ステンレス鋼板製は気相部に耐食性の高いステンレス鋼材)。屋外の FRP 製は水槽照度率0.1%以下。容量を大きくしたら塩素滅菌装置、大容量なら迂回壁で死水を防ぐ
床下ピットの利用上水の受水槽には使えないが、上水と別系統の雑用水・消火用水の水槽には使える
緊急遮断弁災害応急対策の施設では、地震で水が流れ出ないよう、受水槽に地震で閉じる緊急遮断弁を設ける
✅ チェックポイント
1オーバーフロー管は「間接排水」、照度率は「0.1%以下」
トラップを設けて排水管に直結(令和8年)、照度率10%以下(令和5年)、事務所1人1日120〜150L(令和6年)、総合病院ベッド1台300L(令和2年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で25肢)↓

✏️ 過去問:給水方式・給水量・受水槽(10年で25肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

給水方式・給水量
令和元年 No.14選択肢11 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水道直結直圧方式は、水道本管の圧力を利用して建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、3階建て以下の建築物で小規模なものに適用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水道直結直圧方式は、水道本管の圧力だけで給水する方式で、一般に3階建て以下の小規模な建物に使える。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.14
令和元年 No.14選択肢22 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高置水槽方式は、水道本管からの水を受水槽へ貯水した後に、屋上等に設置した高置水槽へ揚水し、そこから重力を利用して建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、大規模な建築物にも適用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

高置水槽方式は、受水槽から屋上などの高置水槽に揚水し、重力で各所に給水する方式で、大規模な建物にも使える。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.14
令和元年 No.14選択肢43 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ポンプ直送方式は、水道本管からの水を受水槽へ貯水した後に、給水ポンプによって建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、建築物が停電した際は給水することができない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ポンプ直送方式は、受水槽の水を給水ポンプで直接各所に送る方式で、停電するとポンプが止まって給水できない(非常用電源がない場合)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.14
令和7年 No.14選択肢14 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水道直結増圧方式において、水道本管への逆流を防止するため、一般に、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器を設置する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水道直結増圧方式では、水道本管へ水が逆流しないよう、増圧ポンプの吸込み側に逆流防止器(減圧式など)を設ける。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.14
令和6年 No.14選択肢15 / 25

問題:給水・給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルにおいて、節水器具を使用した場合、一般に、在勤者1人当たりの設計用の1日の給水量を120~150 l 程度で計画する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

事務所ビルの設計用の給水量は、在勤者1人1日当たり60〜100L程度が目安で、節水器具を使えばさらに少なくなる。120〜150Lは多すぎる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.14
令和2年 No.14選択肢46 / 25

問題:上水のみ供給される建築物の給水設備について、1日当たりの給水量の算定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、空調用及びプール等の特別な用途に使用される給水は考慮しないものとする。

総合病院において、ベッド1台当たり300 l/日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

総合病院は、診療・検査・厨房・洗濯などに多くの水を使うので、給水量はベッド1台1日当たり1,500〜3,500L程度が目安。300Lは少なすぎる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和2年 No.14選択肢17 / 25

問題:上水のみ供給される建築物の給水設備について、1日当たりの給水量の算定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、空調用及びプール等の特別な用途に使用される給水は考慮しないものとする。

集合住宅において、居住者1人当たり250 l/日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

集合住宅の給水量は、居住者1人1日当たり200〜350L程度が目安。250Lは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和2年 No.14選択肢28 / 25

問題:上水のみ供給される建築物の給水設備について、1日当たりの給水量の算定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、空調用及びプール等の特別な用途に使用される給水は考慮しないものとする。

社員食堂のない事務所ビルにおいて、在勤者1人当たり60 l/日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

社員食堂のない事務所ビルの給水量は、在勤者1人1日当たり60〜100L程度が目安。60Lは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和2年 No.14選択肢39 / 25

問題:上水のみ供給される建築物の給水設備について、1日当たりの給水量の算定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、空調用及びプール等の特別な用途に使用される給水は考慮しないものとする。

客室主体のホテルにおいて、ベッド1台当たり500 l/日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

客室主体のホテルの給水量は、客室部でベッド1台1日当たり350〜450L程度が目安で、500Lは適当な範囲。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和6年 No.14選択肢210 / 25

問題:給水・給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルにおいて、給水系統を飲用水と雑用水に分ける場合、一般に、飲用水30~40%、雑用水60~70%程度の使用水量の比率で計画する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

事務所ビルの使用水量は、便器の洗浄水などの雑用水のほうが多く、飲用水30〜40%・雑用水60〜70%程度で計画する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.14
令和3年 No.14選択肢411 / 25

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

飲食施設を設けない中小規模の事務所ビルの給水設計において、使用水量の比率を、飲料水30%、雑用水70%とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

飲食施設のない事務所ビルでは、便器の洗浄水などの雑用水の使用量が多く、飲料水30〜40%・雑用水60〜70%程度で計画する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.14
受水槽
令和8年 No.14選択肢212 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

受水槽のオーバーフロー管及び水抜き管において、虫の侵入及び臭気の逆流を防ぐため、トラップを設けて排水管に直接接続した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

受水槽のオーバーフロー管や水抜き管を排水管に直接つなぐと、排水が逆流して飲み水を汚すおそれがある。これらは排水管に直接接続せず、排水口空間をとった間接排水とし、管の端には虫の侵入を防ぐ防虫網を設ける。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.14
令和5年 No.14選択肢313 / 25

問題:事務所ビルの飲料用受水槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水槽内における藻類の増殖を防ぐため、屋外に設置するFRP製の受水槽は、水槽照度率(水槽内照度[lx]/水槽外照度[lx]×100)[%]が10%以下のものを用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

屋外の FRP 製の受水槽では、光が入ると藻類が増えるので、水槽照度率を0.1%以下にしたものを使う。10%以下では光が入りすぎる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.14
平成29年 No.15選択肢414 / 25

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

上水系統の受水槽の水抜き管とオーバーフロー管は、いずれも十分な排水口空間を介して排水管等への間接排水とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水の受水槽の水抜き管とオーバーフロー管は、排水が逆流しないよう、十分な排水口空間をとって排水管へ間接排水とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.15
平成30年 No.14選択肢115 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

上水受水槽の保守点検スペースとして、水槽の上部に100cm、側面及び下部にそれぞれ60cmのスペースを確保した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水の受水槽は、外部から天井・底・周壁(六面すべて)の保守点検ができるように設ける(昭和50年建設省告示第1597号)。そのための点検スペースとして、一般に、上部に100cm以上、側面と下部に60cm以上をとる(100cm・60cmの数値は告示にはなく、設計の目安)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
令和8年 No.14選択肢116 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

FRP製の受水槽内部の気相部(水面上部)は、揮発した塩素の影響で組立ボルト・ナットが錆さびやすいので、耐食性の高い樹脂被覆ボルト・ナットを使用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

FRP製の受水槽の内部の水面より上の部分(気相部)では、水から揮発した塩素でボルト・ナットが錆びやすいので、樹脂被覆のものなど耐食性の高いものを使う。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.14
令和5年 No.14選択肢117 / 25

問題:事務所ビルの飲料用受水槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

塩素による腐食の発生を防ぐため、ステンレス鋼板製の受水槽は、水面上部(気相部)には水面下部(液相部)より耐食性の高いステンレス鋼材を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ステンレス鋼板製の受水槽の水面より上(気相部)は、水から揮発した塩素で腐食しやすいので、水面下より耐食性の高いステンレス鋼材を使う。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.14
令和5年 No.14選択肢218 / 25

問題:事務所ビルの飲料用受水槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

断水時におけるBCP対策等のため、受水槽の容量を1日予想給水量の2倍に設定したので、塩素滅菌装置を設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

受水槽の容量を大きくすると、水が槽に長くとどまって残留塩素が減りやすいので、塩素滅菌装置を設けて水質を保つ。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.14
令和5年 No.14選択肢419 / 25

問題:事務所ビルの飲料用受水槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水槽内の滞留水による死水ができないようにするため、大容量の受水槽内には迂回壁を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

大容量の受水槽では、水が流れずにとどまる死水ができないよう、槽の中に迂回壁を設けて水の流れをつくる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.14
令和7年 No.14選択肢320 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

上水系統と雑用水系統とを別系統とする場合には、鉄筋コンクリート造の床下ピットを雑用水系統の受水槽として利用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水の受水槽は、六面を点検できるようにする必要があり、建物の床下ピットは使えない。上水と別系統の雑用水の受水槽なら、鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.14
令和3年 No.14選択肢221 / 25

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

給水設備において、上水系統と別系統にした雑用水系統の受水槽については、雑用水用ポンプを設置した給排水衛生設備機械室の直下にある鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水と別系統の雑用水の受水槽なら、鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用できる(上水の受水槽は六面点検が必要で、床下ピットは使えない)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.14
平成29年 No.15選択肢322 / 25

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

給水設備において、上水系統と雑用水系統とを別系統とすることにより、雑用水系統の受水槽は、鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水と別系統にすれば、雑用水の受水槽は鉄筋コンクリート造の床下ピットを利用できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.15
平成30年 No.14選択肢223 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

上水受水槽と別に設ける消火用水槽として、建築物の地下ピットを利用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上水の受水槽は建物の躯体を利用できないが、上水と別に設ける消火用の水槽なら、建物の地下ピットを利用できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
令和8年 No.14選択肢324 / 25

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

災害応急対策活動に必要な施設において、地震災害時に使用できる給水を確保するため、受水槽に地震の感知により作動する緊急遮断弁を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

災害応急対策の施設では、地震で配管が壊れて受水槽の水が流れ出ないよう、地震を感知して自動で閉じる緊急遮断弁を設け、飲み水を確保する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.14
令和元年 No.15選択肢125 / 25

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

災害応急対策活動に必要な医療施設において、地震災害時に使用できる水を確保するために、受水槽に地震の感知により作動する緊急給水遮断弁を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

災害応急対策に必要な医療施設では、地震で配管が壊れて受水槽の水が流れ出ないよう、地震を感知して閉じる緊急遮断弁を受水槽に設けて水を確保する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.15

🛡️ 飲料水の汚染防止・ポンプ

📖 汚染防止とポンプ

飲料水の汚染防止は、クロスコネクションと逆流の防ぎ方が中心です。ポンプ・雑用水を含めて10年で6回正答になっています。

項目ポイント
クロスコネクション飲料水の配管とほかの配管(空調・井戸水など)を直接つなぐことは、逆止め弁やバルブを付けても認められない。吐水口空間をとった水槽などで縁を切る(建築基準法施行令 第129条の2の4第2項第一号。水道に直結する給水装置は水道法施行令 第6条第1項第六号)
バキュームブレーカー大便器の洗浄弁や屋外の散水栓には、逆サイホン作用による逆流を防ぐバキュームブレーカーを設ける
キャビテーションポンプの吸込口の圧力が低いとき(飽和蒸気圧より下がるとき)に起きやすい
揚水管の横引き高い位置で横引きすると、ポンプ停止時に水柱分離が起きてウォーターハンマーの原因になるので、できるだけ低い位置で
雑用水・排水再利用水便器の洗浄水・修景用水・清掃用水・散水用水などに使える。冷却塔の補給水には使わない(しぶきを吸い込むおそれ)
✅ チェックポイント
1逆止め弁があってもクロスコネクションは不可
逆止め弁で空調配管へ給水(令和7年・令和4年)、井戸水配管とバルブを介して接続(平成30年)、増圧方式は逆流を考慮しなくてよい(令和元年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で13肢)↓

✏️ 過去問:飲料水の汚染防止・ポンプ・雑用水(10年で13肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和7年 No.14選択肢21 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するため、一般に、逆止め弁を設置する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

飲料水の配管とほかの配管を直接つなぐことをクロスコネクションといい、逆止め弁を設けても認められない(建築基準法施行令 第129条の2の4第2項第一号)。空調設備の配管へ給水するときは、吐水口空間をとった受水槽などで縁を切る。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.14
令和4年 No.14選択肢32 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するために、一般に、逆止め弁を設ける。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

飲料水の配管とほかの配管を直接つなぐクロスコネクションは、逆止め弁を設けても認められない(建築基準法施行令 第129条の2の4第2項第一号)。空調設備の配管へは、吐水口空間をとった水槽などを介して給水する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
平成30年 No.14選択肢43 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

断水時にも水が使用できるように、水道直結直圧方式の上水給水配管と井戸水配管とをバルブを介して接続した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

上水(水道直結)の配管と井戸水の配管をバルブを介してつなぐと、バルブの閉め忘れや漏れで井戸水が上水に混ざるおそれがある。飲料水の配管とほかの配管を直接つなぐクロスコネクションは禁止されている。水道直結の配管は水道法の給水装置に当たり、ほかの水管などに直接連結しないことと定められている(水道法施行令 第5条第1項第六号。今の第6条)。給水装置ではない飲料水の配管(受水槽から先など)も、建築基準法施行令 第129条の2の5第2項第一号(今の第129条の2の4)で、ほかの配管との直接連結が禁止されている。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
令和元年 No.14選択肢34 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水道直結増圧方式は、水道本管の圧力に加えて増圧ポンプによって建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、水道本管への逆流について考慮する必要はない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

水道直結増圧方式は、水道本管に直接つないで増圧ポンプで加圧する方式なので、建物側の水が本管へ逆流しないよう、逆流防止器(減圧式逆流防止器など)を設けて逆流に配慮する必要がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.14
令和8年 No.14選択肢45 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

大便器洗浄弁には、逆サイホン作用による汚物の給水管への逆流を防ぐため、バキュームブレーカーを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

大便器の洗浄弁には、給水管の圧力が下がったときに汚水が吸い込まれる逆サイホン作用を防ぐため、バキュームブレーカー(大気圧式など)を設ける。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.14
令和4年 No.14選択肢26 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

大便器洗浄弁には、逆サイホン作用による汚物の給水管への逆流を防止するために、バキュームブレーカーを設ける。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

大便器の洗浄弁には、逆サイホン作用で汚水が給水管に逆流するのを防ぐため、バキュームブレーカーを設ける。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
平成30年 No.14選択肢37 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

屋外の散水栓において、逆流を防止するためにバキュームブレーカーを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

屋外の散水栓は、ホースの先が水たまりなどに入って汚れた水が逆流するおそれがあるので、バキュームブレーカーを設ける。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
平成29年 No.15選択肢18 / 13

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作動しているポンプ内のキャビテーションは、水温が一定の場合、ポンプ吸込口の管内圧力が高いときに発生しやすい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

キャビテーションは、ポンプの吸込口の管内の圧力が水の飽和蒸気圧より低くなったときに気泡ができる現象。圧力が高いときに起きやすいのではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.15
令和4年 No.14選択肢19 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作動している給水ポンプ内のキャビテーションは、水温が一定の場合、ポンプ吸込口の管内圧力が低いときに発生しやすい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

キャビテーションは、ポンプの吸込み側の圧力が水の飽和蒸気圧より下がって気泡ができる現象で、吸込口の管内圧力が低いほど起きやすい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
令和4年 No.14選択肢410 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高置水槽方式において、揚水管の横引きは、ウォーターハンマーの発生原因となる水柱分離を防止するために、できるだけ低い位置で計画する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

高置水槽方式の揚水管の横引きを高い位置にすると、ポンプが止まったときに管内の圧力が下がって水柱分離が起き、ウォーターハンマーの原因になる。横引きはできるだけ低い位置にする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
平成29年 No.15選択肢211 / 13

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高置水槽方式の給水設備において、揚水管の横引きが長くなる場合は、ウォーターハンマーの発生原因となる水柱分離を防止するために、建築物のできるだけ低い位置で横引き配管を長くする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

揚水管の横引きを高い位置にすると、ポンプが止まったときに管内の圧力が下がって水柱分離が起き、ウォーターハンマーの原因になる。横引きはできるだけ低い位置にする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.15
令和3年 No.14選択肢112 / 13

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

排水を再利用した雑用水については、便器洗浄水や修景用水の他に、清掃用水や冷却塔補給水にも使用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

排水を再利用した雑用水は、便器の洗浄水・修景用水・清掃用水などに使えるが、冷却塔の補給水には使わない。冷却塔の水はしぶきとして飛散し、人が吸い込むおそれがあるので、補給水には水道法の水質基準に適合する水を使う(建築物衛生法施行規則 第3条の18第一号)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.14
令和7年 No.14選択肢413 / 13

問題:給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

排水再利用水は、大小便器の洗浄水に使用するほか、一定の条件のもとに、散水用水や掃除用水への給水としても使用できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

排水再利用水(雑用水)は、大便器・小便器の洗浄水のほか、水質などの条件を満たせば、散水用水や掃除用水にも使える。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.14

♨️ 給湯設備

📖 給湯設備の決まり

給湯は、レジオネラ対策の温度、ガス給湯機の号数、膨張管、新しい給湯機の仕組みが問われます。

項目ポイント
レジオネラ対策循環式の中央式給湯設備は、貯湯槽の湯を60℃以上に保つ(末端でも55℃以上)
ガス瞬間式給湯機の号数1号は、1分間に1Lの水の温度を25℃上げる能力(約1.74kW)
膨張管加熱で膨張した湯を膨張タンクへ逃がす管なので、止水弁を設けてはならない
潜熱回収型ガス給湯機排気の潜熱まで回収するので酸性の凝縮水が出て、機器内の中和器で処理する
ヒートポンプ給湯機大気の熱をくみ上げて湯を沸かす(冷媒に二酸化炭素を使うものがある)。水熱源方式は下水処理水や温排水などの未利用エネルギーを使える
家庭用燃料電池・ハイブリッド給湯燃料電池は水素と酸素で発電し、排熱で給湯する。ハイブリッド給湯は、ヒートポンプがベース負荷、燃焼式がそれを超える負荷を受け持つ
✅ チェックポイント
1膨張管に止水弁は「付けない」
膨張管に止水弁を設ける(平成30年)、ハイブリッド給湯で燃焼式がベース負荷(令和4年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で11肢)↓

✏️ 過去問:給湯設備(10年で11肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全10枚)。

平成30年 No.15選択肢21 / 10

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

給湯設備における加熱装置と膨張タンクとを連結する膨張管には、止水弁を設ける。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

膨張管は、加熱で膨張した湯を膨張タンクへ逃がして、配管や加熱装置の圧力が異常に上がるのを防ぐ管なので、止水弁を設けてはならない(閉じたままだと逃げ道がなくなり危険)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.15
令和4年 No.15選択肢42 / 10

問題:給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ハイブリッド給湯システムは、給湯負荷変動が少ないベース負荷を燃焼式加熱機が受け持ち、ベース負荷を超える場合にヒートポンプ給湯機でバックアップする仕組みとなっている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ハイブリッド給湯システムは、効率のよいヒートポンプ給湯機がベース負荷を受け持ち、それを超える負荷を燃焼式の加熱機(ガス給湯機)がバックアップする仕組み。説明は役割が逆。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.15
令和6年 No.14選択肢43 / 10

問題:給水・給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

循環式の中央式給湯設備において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐためには、貯湯槽内の湯の温度を60℃以上に維持する必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

中央式給湯設備でレジオネラ属菌の繁殖を防ぐには、貯湯槽の湯を60℃以上に保ち、給湯の末端でも55℃以上になるようにする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.14
令和元年 No.15選択肢34 / 10

問題:給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

循環式の中央式給湯設備において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐために、貯湯槽内の湯の温度を60℃以上に保つこととした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

中央式給湯設備でレジオネラ属菌の繁殖を防ぐには、貯湯槽の湯を60℃以上に保つ。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.15
令和6年 No.14選択肢3同じ文が2回出題5 / 10

問題:給水・給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ガス瞬間式給湯機の給湯能力は、1 l の水の温度を1分間に25℃上昇させる能力を1号として表示される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.14 選択肢3
同じ文:平成30年 No.15 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ガス瞬間式給湯機の1号は、1分間に1Lの水の温度を25℃上げる能力(約1.74kW)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.14平成30年 No.15
令和4年 No.15選択肢16 / 10

問題:給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

潜熱回収型ガス給湯機は、一般に、潜熱回収時に発生する酸性の凝縮水を機器内の中和器で処理し排出する仕組みとなっている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

潜熱回収型ガス給湯機は、排気の水蒸気の潜熱まで回収するので凝縮水が出る。凝縮水は酸性なので、機器内の中和器で中和してから排出する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.15
令和4年 No.15選択肢27 / 10

問題:給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水熱源方式のヒートポンプ給湯システムは、下水道処理水、工場や大浴場の温排水等の未利用エネルギーを、熱源として利用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水熱源のヒートポンプ給湯システムは、下水処理水や工場・大浴場の温排水など、ふだんは捨てている未利用のエネルギーを熱源にできる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.15
令和4年 No.15選択肢38 / 10

問題:給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

家庭用燃料電池は、都市ガス等から燃料改質装置で作った水素と空気中の酸素とを反応させて発電するとともに、反応時の排熱で作った温水を給湯に利用する仕組みとなっている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.15 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

家庭用燃料電池は、都市ガスなどから取り出した水素と空気中の酸素を反応させて発電し、そのときの排熱で温水をつくって給湯に使う。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.15
令和7年 No.19選択肢19 / 10

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ヒートポンプ給湯機は、一般に、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものであり、冷媒に二酸化炭素を利用したものがある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.19 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヒートポンプ給湯機は、大気の熱をくみ上げて湯を沸かす。冷媒に二酸化炭素を使うもの(CO2冷媒ヒートポンプ給湯機)がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
令和3年 No.19選択肢310 / 10

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するもので、冷媒に二酸化炭素を用いたものがある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅱ(環境・設備)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヒートポンプ給湯機は、大気の熱をくみ上げて湯を沸かす。冷媒に二酸化炭素を使ったもの(CO2冷媒)がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.19

まとめ:給水・給湯設備で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🚰 給水
給水方式・受水槽要点 ›
事務所の給水量1人1日60〜100L受水槽の点検スペース上100・側面と下部60cm照度率0.1%以下
🛡️ 汚染防止
汚染防止要点 ›
クロスコネクション逆止め弁でも不可キャビテーション吸込み圧力が低いと雑用水冷却塔の補給水に使わない
♨️ 給湯
貯湯温度60℃以上1号1L/分を25℃上昇膨張管止水弁なし
💡 給水の問題の多くは「飲み水を汚さない」の一言で判断できます。ほかの配管と直接つながない(クロスコネクション)、排水管に直接つながない(間接排水)、逆流させない(バキュームブレーカー・逆流防止器)、光や塩素で傷めない(照度率・気相部)。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

一級建築士 環境・設備の分野別の解説(18分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(環境・設備)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
📋一級建築士 過去問題一覧(5科目)環境・設備の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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