要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅳ(建築構造)の No.28 で毎年出題される「コンクリート」について、強度と試験、ヤング係数と軽量コンクリート、耐久性とひび割れを要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

建築材料(コンクリート)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.28 は、10年ともコンクリートの性質の問題でした。正答は、強度と試験の条件(寸法効果・載荷速度・コア・支圧)が4回、ひび割れ・中性化・スランプが4回、ヤング係数の定義と軽量コンクリートが2回です。
毎年 No.28 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は40肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🧪 強度と試験
📖 強度と試験の決まり
コンクリートの強度は、水セメント比・養生と、試験の条件(供試体の寸法・載荷速度・コアの形)による違いが問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 圧縮強度 | 水セメント比が小さいほど大きい。同じ温度なら水中養生のほうが気中養生より大きい。硬化初期の温度が低いと強度の発現が遅れる。セメントの粒子が細かいほど初期強度の発現が早い |
| 試験の条件 | 形状が相似なら供試体の寸法が小さいほど大きく出る(寸法効果)。載荷速度が速いほど大きく出る。コアは高さ/直径の比が小さいほど大きく出る(比が1.90未満なら補正係数で比2の強度に換算) |
| 引張強度・曲げ強度 | 引張強度は圧縮強度のおよそ1/10〜1/13で、圧縮強度が大きいほど大きい(水セメント比が大きいほど小さい)。曲げ強度は引張強度のおよそ2倍 |
| 支圧強度 | 局部圧縮を受ける部分は周りのコンクリートに拘束されるので、全面圧縮の圧縮強度より大きい |
✏️ 過去問:強度と試験(10年で18肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全17枚)。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度は、一般に、コンクリート供試体の形状が相似の場合、供試体寸法が大きいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
形状が相似の供試体では、寸法が大きいほど内部の欠陥を含みやすく、圧縮強度は小さくなる(寸法効果)。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度試験において、一般に、コンクリート供試体の形状が相似の場合、供試体寸法が小さいほど、圧縮強度は大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度は、一般に、コンクリート供試体の形状が相似の場合、供試体寸法が小さいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験において、コンクリートの圧縮強度は、一般に、載荷速度が大きいほど小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
圧縮強度試験では、載荷速度が大きいほど圧縮強度は大きく出る。そのため、試験の載荷速度は規格で定められている。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験において、荷重速度が速いほど大きい強度を示す。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造体コンクリートから採取される円柱コア供試体の圧縮強度は、一般に、直径に対する高さの比が大きいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
コア供試体の圧縮強度は、高さと直径の比が小さいほど大きく出る(端面の拘束の影響)。そのため、比が1.90より小さい場合は、補正係数を掛けて、高さが直径の2倍の供試体の強度に換算する(JIS A 1107)。
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が小さいほど高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
水中養生したコンクリートは、一般に、気中養生したコンクリートに比べて、養生期間における圧縮強度の増進が大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
水中で養生したコンクリートの圧縮強度は、同一温度の大気中で養生したものよりも大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの圧縮強度は、一般に、材齢が同じ場合、大気中で養生した供試体よりも、大気と同一温度の水中で養生した供試体のほうが大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの硬化初期の期間中に、コンクリートの温度が想定していた温度より著しく低いと、一般に、強度発現が遅延する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの初期の圧縮強度の発現は、一般に、セメントの粒子が細かいものほど早くなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの引張強度は、一般に、コンクリートの圧縮強度が大きいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
同じ文:平成30年 No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
コンクリートの引張強度は、圧縮強度が大きいほど大きくなる(圧縮強度のおよそ1/10〜1/13)。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの引張強度は、一般に、圧縮強度が大きいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの引張強度は、一般に、水セメント比が大きいほど小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの曲げ強度は、一般に、引張強度が大きいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
局部圧縮を受けるコンクリートの支圧強度は、一般に、全面圧縮を受けるコンクリートの圧縮強度よりも小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
局部圧縮を受けるコンクリートは、周りのコンクリートに拘束されるので、支圧強度は全面圧縮の圧縮強度より大きい。
📈 ヤング係数・軽量コンクリート
📖 変形の性質
変形の性質は、ヤング係数の定義と大小、せん断弾性係数、軽量コンクリートの違いが問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| ヤング係数の定義 | 応力度-ひずみ曲線上の、圧縮強度の1/3程度の点と原点を結ぶ直線の勾配(割線弾性係数)。圧縮強度時の点ではない |
| ヤング係数の大小 | 圧縮強度が高い(水セメント比が小さい)ほど、気乾単位体積重量が大きいほど大きい |
| せん断弾性係数 | G=E/{2(1+ν)}。ポアソン比ν≒0.2 なので、ヤング係数の0.4倍程度 |
| 圧縮強度時のひずみ | おおむね0.2〜0.3%で、圧縮強度が大きいほど大きい |
| 軽量コンクリート1種 | ヤング係数は同じ設計基準強度の普通コンクリートより小さい。許容せん断応力度は普通コンクリートの0.9倍。線膨張係数は鋼材とほぼ同じ(1×10⁻⁵/℃程度) |
✏️ 過去問:ヤング係数・せん断弾性係数・軽量コンクリート(10年で13肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全11枚)。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのヤング係数は、一般に、応力ひずみ曲線上における圧縮強度時の点と原点を結ぶ直線の勾配で表される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
コンクリートのヤング係数は、応力度-ひずみ曲線上の圧縮強度の1/3程度の点と原点を結ぶ直線の勾配(割線弾性係数)で表す。圧縮強度時の点を結ぶのではない。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのヤング係数は、一般に、水セメント比が小さいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのヤング係数は、コンクリートの圧縮強度が高いほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのヤング係数は、コンクリートの気乾単位体積重量が大きいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのせん断弾性係数は、一般に、ヤング係数の0.4倍程度である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
同じ文:平成29年 No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
せん断弾性係数は G=E/{2(1+ν)}。ポアソン比ν≒0.2 なので、G≒E/2.4≒0.4E。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
軽量コンクリート1種のせん断弾性係数は、一般に、ヤング係数が大きいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一軸圧縮を受けるコンクリート円柱試験体の圧縮強度時ひずみは、一般に、圧縮強度が大きいほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一軸圧縮を受けるコンクリート円柱試験体の圧縮強度時ひずみは、圧縮強度が大きいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
軽量コンクリート1種の許容せん断応力度は、一般に、同じ設計基準強度の普通コンクリートの許容せん断応力度と等しい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
軽量コンクリートの許容せん断応力度は、普通コンクリートの値の0.9倍とする(日本建築学会 RC規準)。普通コンクリートと等しくはない。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
軽量コンクリート1種のヤング係数は、一般に、同じ設計基準強度の普通コンクリートのヤング係数に比べて小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
同じ文:令和5年 No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
軽量コンクリートは骨材のヤング係数が小さいので、同じ設計基準強度の普通コンクリートよりヤング係数が小さい。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
常温における軽量コンクリート1種の線膨張係数は、一般の鋼材とほぼ等しく、鋼材と同じ値を用いることが多い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
🛡️ 耐久性・ひび割れ
📖 耐久性とひび割れ
耐久性とひび割れは、中性化、乾燥収縮・水和熱のひび割れ、AE剤、スランプが問われます。10年で4回正答になっています。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 中性化 | 圧縮強度が大きい(水セメント比が小さい・緻密な)コンクリートほど遅い |
| 乾燥収縮のひび割れ | 単位水量が大きいほど起きやすい。水セメント比が同じなら、単位セメント量が多いほど単位水量も多くなり起きやすい |
| 水和熱のひび割れ | 単位セメント量が多いほど起きやすい |
| AE剤 | 独立した無数の微細な気泡が凍結時の膨張圧を和らげ、凍結融解作用に対する抵抗性が増す |
| スランプ | 単位水量が大きいほど大きい(軟らかい) |
✏️ 過去問:中性化・ひび割れ・AE剤・スランプ(10年で9肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの中性化速度は、水セメント比が小さいほど速い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートの中性化速度は、一般に、圧縮強度が大きいほど遅い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
水和熱及び乾燥収縮によるコンクリートのひび割れは、一般に、単位セメント量が小さいほど発生しやすい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
単位セメント量が大きいほど、水和熱による温度上昇や乾燥収縮が大きくなり、ひび割れが発生しやすい。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
乾燥収縮によるひび割れは、水セメント比が同じ場合、単位セメント量が多いコンクリートほど発生しにくい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
水セメント比が同じなら、単位セメント量が多いほど単位水量も多くなるので、乾燥収縮によるひび割れは発生しやすい。
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
乾燥収縮によるコンクリートのひび割れは、一般に、単位水量が大きいほど発生しやすい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
水和熱によるコンクリートのひび割れは、単位セメント量が少ないコンクリートほど発生しにくい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
AE剤を用いたコンクリートは、一般に、凍結融解作用に対する抵抗性が増大する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
AE剤を用いたコンクリートは、AE剤により連行された空気がコンクリート中で独立した無数の気泡となることから、凍結融解作用に対する抵抗性が増す。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリートのスランプは、コンクリートの単位水量が小さいほど大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.28 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
まとめ:建築材料(コンクリート)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
一級建築士 建築構造の分野別の解説(26分野)の一覧です。
関連記事
一級建築士の過去問の一覧や、学科の教材・勉強の進め方は次の記事で紹介しています。

