一級建築士 建築構造【鉄筋コンクリート構造(部材の設計)】分野別過去問 要点解説※完全無料

鉄筋コンクリート 構造|部材の設計 一級建築士 建築構造|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅳ(建築構造)|分野別の解説
鉄筋コンクリート構造(部材の設計)
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅳ(建築構造)の No.11〜No.14 で出題される「鉄筋コンクリート構造」のうち、許容応力度計算(曲げ・せん断・付着)を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・42肢
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📖 曲げの要点から読む

鉄筋コンクリート構造(部材の設計)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

許容応力度計算は、10年のうち9年が No.13(平成29年は No.14)の1問で、令和元年は梁の問題(No.12)の選択肢として出ました。正答は、柱の許容曲げモーメント(最小をとる)・スラブ付き梁の曲げ剛性・鉄筋の長期許容応力度の上限が2回ずつ、耐力壁の長期許容せん断力・許容付着応力度・ヤング係数比・圧縮鉄筋とクリープ(令和4年 No.12)が1回ずつです。

No.12・No.13・No.14 に出題(10年のうち10年・11問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(3問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は42肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

📏 曲げ

📖 曲げの断面算定

曲げの断面算定は、許容曲げモーメントの決め方と、鉄筋の許容応力度の上限が問われます。

項目ポイント
柱の許容曲げモーメント圧縮縁のコンクリート・圧縮側鉄筋・引張鉄筋のどれかが許容応力度に達したときの曲げモーメントのうち、最小のもの(最大ではない)。コンクリートの引張りは無視する
梁の許容曲げモーメント引張鉄筋比が釣合い鉄筋比以下なら at×ft×j で求めてよい。圧縮力はコンクリートと圧縮側の主筋が負担する。引張側にスラブが付く大梁の短期許容曲げ耐力にスラブ筋を算入しないのは安全側
鉄筋の許容引張応力度(長期)F/1.5。異形鉄筋(径28mm以下)は215N/mm²、せん断補強筋は195N/mm²が上限。主筋を SD345 から SD390 に、せん断補強筋を SD295 から SD345 に変えても長期の値は大きくならない(施行令 第90条)
鉄筋の許容引張応力度(短期)基準強度F(JIS の規格降伏点の最小値)。釣合い鉄筋比以下の梁なら、SD345 を SD390 に変えると短期許容曲げモーメントは大きくなる
ヤング係数比 nコンクリートの設計基準強度が高いほど(コンクリートのヤング係数が大きいほど)小さい
スラブ付き梁の曲げ剛性スラブの有効幅(協力幅)を考えた T形断面で求める。スラブの効果を無視すると剛性を小さく見積もる
梁端の設計用曲げモーメント柱面位置の曲げモーメント(フェイスモーメント)を用いてよい
圧縮側の鉄筋コンクリートのクリープによる縮みを抑えるので、クリープたわみを減らすには圧縮側の鉄筋を増やす
✅ チェックポイント
1許容曲げモーメントは「最小」をとる
「最大のもの」とする選択肢が2回正答になっている(令和8年・令和2年)。
2長期は上限があるので鋼種を上げても同じ
あばら筋(令和6年)・引張鉄筋(平成29年)の鋼種を上げて長期の許容値を大きくする、は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で19肢)↓

✏️ 過去問:曲げ(許容曲げモーメント・鉄筋の許容応力度・剛性)(10年で19肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全18枚)。

許容曲げモーメント・鉄筋の許容応力度
令和8年 No.13選択肢11 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の許容曲げモーメントは、「圧縮縁がコンクリートの許容圧縮応力度に達したとき」、「圧縮側鉄筋が許容圧縮応力度に達したとき」及び「引張鉄筋が許容引張応力度に達したとき」に対して算定したそれぞれの曲げモーメントの値のうち、最大となるものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

柱の許容曲げモーメントは、コンクリートの圧縮縁・圧縮側鉄筋・引張鉄筋のどれかが許容応力度に達したときの曲げモーメントのうち、最小のものとする。最大のものでは、ほかの部分が許容応力度を超えてしまう。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.13
令和2年 No.13選択肢32 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の許容曲げモーメントは、「圧縮縁がコンクリートの許容圧縮応力度に達したとき」、「圧縮側鉄筋が許容圧縮応力度に達したとき」及び「引張鉄筋が許容引張応力度に達したとき」に対して算定したそれぞれの曲げモーメントのうち、最大となるものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

柱の許容曲げモーメントは、圧縮縁のコンクリート・圧縮側鉄筋・引張鉄筋のいずれかが許容応力度に達したときの曲げモーメントのうち、最小のものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.13
令和5年 No.13選択肢43 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の許容曲げモーメントは、「圧縮縁がコンクリートの許容圧縮応力度に達したとき」、「圧縮側鉄筋が許容圧縮応力度に達したとき」及び「引張鉄筋が許容引張応力度に達したとき」に対して算定したそれぞれの曲げモーメントのうち、最小となるものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の許容曲げモーメントは、圧縮縁のコンクリート・圧縮側鉄筋・引張鉄筋のいずれかが許容応力度に達したときの曲げモーメントのうち、最小のものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.13
令和3年 No.13選択肢24 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の長期許容曲げモーメントの算定において、コンクリートの引張力の負担を無視して計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の許容曲げモーメントの算定では、コンクリートの引張力の負担は無視する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.13
平成29年 No.14選択肢15 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の長期許容曲げモーメントの算定において、コンクリートには引張応力度の負担は期待せず、主筋と圧縮コンクリートを考慮して計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.14 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の長期許容曲げモーメントの算定では、コンクリートの引張応力度は期待せず、主筋と圧縮側のコンクリートを考える。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.14
令和5年 No.13選択肢26 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の許容曲げモーメントの計算において、引張鉄筋比が釣合い鉄筋比以下であったので、at(引張鉄筋の断面積)×ft(引張鉄筋の許容引張応力度)×j(梁の応力中心間距離)により算定した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

引張鉄筋比が釣合い鉄筋比以下なら、許容曲げモーメントは at×ft×j で求めてよい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.13
令和6年 No.12選択肢47 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の許容曲げモーメントの算出において、圧縮力は、コンクリートのほか、圧縮側の主筋も負担するものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁の許容曲げモーメントの算出では、圧縮力をコンクリートと圧縮側の主筋(複筋梁)が負担するものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.12
令和8年 No.13選択肢38 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

引張側にスラブが取り付く大梁の短期許容曲げ耐力の算定時に、スラブ筋の耐力を算入しなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

許容応力度計算で、引張側のスラブ筋の耐力を算入しないのは、梁の耐力を小さめに見積もることになり、安全側の扱い。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.13
平成29年 No.14選択肢29 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の長期許容曲げモーメントを大きくするために、引張鉄筋をSD345から同一径のSD390に変更した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.14 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

異形鉄筋(径28mm以下)の長期許容引張応力度は F/1.5 で、215N/mm²が上限(建築基準法施行令 第90条)。SD345(345/1.5=230)も SD390(390/1.5=260)も215になるので、鋼種を上げても長期許容曲げモーメントは大きくならない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.14
令和4年 No.13選択肢210 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の引張鉄筋比が釣合い鉄筋比以下であったので、短期許容曲げモーメントを大きくするために、引張鉄筋をSD345から同一径のSD390に変更した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

引張鉄筋比が釣合い鉄筋比以下なら、許容曲げモーメントは atftj で決まるので、SD345 から SD390 に変えるとftが大きくなり、短期許容曲げモーメントも大きくなる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和7年 No.14選択肢111 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄筋の短期許容応力度は、一般に、JISに定められた最小の規格降伏点の数値を用いる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.14 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄筋の短期許容応力度は基準強度Fと同じで、Fには JIS に定められた規格降伏点の最小値を用いる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.14
ヤング係数比・曲げ剛性・設計用曲げモーメント・クリープ
平成30年 No.13選択肢312 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の断面算定において、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、コンクリートの設計基準強度が高くなるほど大きな値とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ヤング係数比nは、コンクリートのヤング係数が大きい(設計基準強度が高い)ほど小さくなる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
令和8年 No.12選択肢213 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の断面算定において、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、一般に、コンクリートの設計基準強度が高くなるほど小さな値となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヤング係数比n(鉄筋とコンクリートのヤング係数の比)は、コンクリートの設計基準強度が高いほど(コンクリートのヤング係数が大きいほど)小さい値になる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.12
令和7年 No.13選択肢1同じ文が2回出題14 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

片側スラブ付き梁部材の曲げ剛性の算定において、スラブの効果を無視して計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1
同じ文:令和3年 No.13 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

スラブ付きの梁は、スラブの有効幅を考えたT形断面として曲げ剛性を算定する。スラブの効果を無視すると剛性を小さく見積もり、ラーメンの応力の分布や変形を正しく評価できない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.13令和3年 No.13
平成30年 No.13選択肢215 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

両側スラブ付き梁部材の曲げ剛性として、スラブの協力幅を考慮したT形断面部材の値を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

両側スラブ付き梁の曲げ剛性は、スラブの協力幅を考えたT形断面として算定する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
平成30年 No.13選択肢416 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

純ラーメン架構の梁端部の断面算定において、水平荷重による設計用曲げモーメントとして、フェイスモーメント(柱面位置での曲げモーメント)を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁端部の断面算定では、柱面位置の曲げモーメント(フェイスモーメント)を用いてよい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
令和4年 No.12選択肢217 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁部材のクリープによるたわみを減らすために、引張側の鉄筋量を変えることなく、圧縮側の鉄筋量を減らした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

圧縮側の鉄筋は、コンクリートのクリープによる圧縮側の縮みを抑えるので、クリープによるたわみを減らすには圧縮側の鉄筋量を増やす。減らすとたわみは大きくなる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.12
令和元年 No.12選択肢418 / 18

問題:鉄筋コンクリート構造の梁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

圧縮側の主筋は、長期荷重によるクリープたわみを抑制する効果がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

圧縮側の主筋は、長期荷重によるクリープたわみを抑える効果がある。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.12

✂️ せん断

📖 せん断の断面算定

せん断の許容応力度計算は、長期と短期で「何を考えるか」が違います。長期はひび割れを生じさせないことが目的で、短期は補強筋の効果も考えます。

項目ポイント
柱の長期許容せん断力せん断ひび割れを生じさせないことが目的なので、帯筋の効果は考慮しない
耐力壁の長期許容せん断力コンクリートだけで負担させ、壁の横筋の効果は考慮しない(短期では考慮する)
主筋のせん断負担柱・梁の短期許容せん断力では、主筋のせん断力の負担(ダウエル効果)は考慮しない
梁の短期許容せん断力せん断スパン比(M/(Qd))に応じた割増し係数α(1〜2)を考慮できる
柱の短期許容せん断力軸圧縮応力度による割増しの効果は無視してよい(安全側)
耐力壁の短期許容せん断力壁板の許容せん断力と側柱の許容せん断力の和とできる
開口のある耐力壁許容せん断力だけでなく、せん断剛性も開口の大きさに応じた低減率を考える。開口補強筋の量は、開口の周りの縦筋・横筋の負担分を考えて求める
✏️ この項目の過去問を解く(10年で15肢)↓

✏️ 過去問:せん断(柱・梁・耐力壁の許容せん断力)(10年で15肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

長期の許容せん断力・せん断補強筋
令和5年 No.13選択肢31 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

耐力壁の長期許容せん断力の計算において、壁の横筋による効果を考慮した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

耐力壁の長期許容せん断力は、ひび割れを生じさせないことを目的として、コンクリートだけで負担させ、壁の横筋の効果は考慮しない(短期では考慮する)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.13
令和6年 No.13選択肢22 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の長期許容せん断力を大きくするために、あばら筋をSD295からSD345に変更した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

せん断補強に用いる鉄筋の長期許容引張応力度は、F/1.5 で、195N/mm²を超える場合は195(建築基準法施行令 第90条)。SD295(295/1.5≒196.7)も SD345(345/1.5=230)も195になるので、あばら筋の鋼種を上げても長期許容せん断力は大きくならない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.13
令和元年 No.12選択肢23 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の梁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

あばら筋の長期許容応力度は、SD295AからSD345に変更しても、大きくはならない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

せん断補強に用いる鉄筋の長期許容引張応力度は、F/1.5 で195N/mm²が上限なので、SD295A から SD345 に変えても大きくならない(建築基準法施行令 第90条)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.12
令和6年 No.13選択肢14 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の長期許容せん断力の算定において、帯筋の効果を考慮しなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の長期許容せん断力は、せん断ひび割れを生じさせないことを目的とするので、帯筋の効果を考慮しない(日本建築学会 RC規準)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.13
令和2年 No.13選択肢15 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の長期許容せん断力の計算においては、帯筋の効果を考慮しなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の長期許容せん断力は、せん断ひび割れを生じさせないことを目的とするので、帯筋の効果を考慮しない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.13
短期の許容せん断力
令和6年 No.13選択肢36 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の短期許容せん断力の算定において、主筋のせん断力の負担を考慮しなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁の短期許容せん断力は、コンクリートとあばら筋で負担させ、主筋のせん断力の負担(ダウエル効果)は考慮しない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.13
令和3年 No.13選択肢37 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の短期許容せん断力の算定において、主筋のせん断力の負担を無視して計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁の短期許容せん断力の算定では、主筋のせん断力の負担は無視する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.13
平成29年 No.14選択肢38 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱及び梁の短期許容せん断力の算定において、主筋はせん断力を負担しないものとして計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.14 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱・梁の短期許容せん断力の算定では、主筋はせん断力を負担しないものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.14
令和5年 No.13選択肢19 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の短期許容せん断力の計算において、有効せいに対するせん断スパンの比による割増しを考慮した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁の短期許容せん断力の計算では、せん断スパン比(M/(Qd))に応じた割増し係数α(1〜2)を考慮できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.13
令和2年 No.13選択肢210 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の短期許容せん断力の計算においては、有効せいに対するせん断スパンの比による割増しを考慮した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

梁の短期許容せん断力では、せん断スパン比(M/(Qd))に応じた割増しを考慮できる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.13
令和3年 No.13選択肢411 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の短期許容せん断力の算定において、軸圧縮応力度の効果を無視して計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱の短期許容せん断力の算定では、軸圧縮応力度による割増しの効果は無視してよい(安全側)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.13
令和4年 No.13選択肢412 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

耐力壁の短期許容せん断力を、「壁板の許容せん断力」と「側柱の許容せん断力」の和とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

耐力壁の短期許容せん断力は、壁板の許容せん断力と側柱の許容せん断力の和とできる(日本建築学会 RC規準)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
開口のある耐力壁
平成30年 No.13選択肢113 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開口を有する耐力壁において、許容せん断力だけではなく、せん断剛性についても、開口の大きさに応じた低減率を考慮して構造計算を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

開口のある耐力壁は、許容せん断力だけでなく、せん断剛性も開口の大きさに応じた低減率を考えて計算する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
令和6年 No.13選択肢414 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開口を有する耐力壁において、開口周囲の縦筋や横筋の負担分を考慮して、設計用せん断力に対して必要となる開口補強筋量を算定した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

開口補強筋の量は、開口の周りの縦筋・横筋の負担分を考えて、設計用せん断力に対して必要な量を算定する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.13
平成29年 No.14選択肢415 / 15

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開口を設けた耐力壁において、壁縦筋や壁横筋の寄与分を考慮して、設計用せん断力に対して必要となる開口補強筋量を算定した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

開口を設けた耐力壁では、壁縦筋・壁横筋の寄与分を考えて、設計用せん断力に必要な開口補強筋量を算定する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.14

📋 許容付着応力度・荷重と架構の扱い

📖 付着と荷重の扱い

付着の許容応力度と、荷重・架構の扱いも、許容応力度計算の問題で出ます。

項目ポイント
許容付着応力度上端筋(その下に300mm以上のコンクリートが打ち込まれる水平の鉄筋)はブリーディングの影響で付着が弱いので、下端筋より小さい値。太径の異形鉄筋は、かぶり厚さと鉄筋径の比に応じて低減する
片持ちバルコニーの鉛直震度外壁から2mを超えて突出する片持ちのバルコニーなどは、鉛直震度で確かめる(平成19年国土交通省告示第594号)。2m以下なら不要
コンクリートの単位体積重量設計基準強度が高いほど大きいので、階ごとに強度を変えるなら、それに応じた値を用いる
柱抜けのフィーレンディール架構上下弦材の梁に軸方向力が生じるので、剛床仮定を設けず、軸方向力を考えた断面算定を行う
✏️ この項目の過去問を解く(10年で8肢)↓

✏️ 過去問:許容付着応力度・荷重と架構の扱い(10年で8肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和4年 No.13選択肢31 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁の上端筋のコンクリートに対する許容付着応力度は、下端筋よりも大きい値を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

上端筋(その下に300mm以上のコンクリートが打ち込まれる水平の鉄筋)は、ブリーディングの影響で付着が弱くなるので、許容付着応力度は下端筋より小さい値を用いる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和7年 No.13選択肢32 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁において、上端筋のコンクリートに対する許容付着応力度は、下端筋よりも小さい値を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上端筋(その下に300mm以上のコンクリートが打ち込まれる水平の鉄筋)は、ブリーディングの影響で付着が弱くなるので、許容付着応力度を下端筋より小さくする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.13
令和元年 No.12選択肢33 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の梁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

主筋のコンクリートに対する許容付着応力度は、下端筋より上端筋のほうが小さい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

上端筋はブリーディングの影響で付着が弱くなるので、許容付着応力度は下端筋より小さい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.12
令和2年 No.13選択肢44 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

太径の異形鉄筋を梁の主筋に使用したので、鉄筋のコンクリートに対する許容付着応力度を、かぶり厚さと鉄筋径の比に応じて低減した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

太径の異形鉄筋は付着割裂が起きやすいので、かぶり厚さと鉄筋径の比に応じて許容付着応力度を低減する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.13
令和8年 No.13選択肢25 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の外壁から突出する部分の長さが2m以下の片持ちのバルコニーについて、鉛直方向の振動の励起が生じにくいものと判断して、鉛直震度による突出部分に作用する応力の割増しを行わなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉛直震度の割増し(1.0)が必要なのは、外壁から2mを超えて突出する片持ちのバルコニーなど(平成19年国土交通省告示第594号)。2m以下なら割増しをしなくてよい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.13
令和4年 No.13選択肢16 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造の許容応力度計算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の外壁から突出する部分の長さが2m以下の片持ちのバルコニーについては、鉛直方向の振動の励起が生じにくいものとして、鉛直震度による突出部分に作用する応力の割増しを行わなかった。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.13 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉛直震度の割増しが必要なのは、外壁から2mを超えて突出する片持ちのバルコニーなど(平成19年国土交通省告示第594号)。2m以下なら行わなくてよい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和6年 No.12選択肢37 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高層建築物の建築物重量の算出において、階により異なる強度のコンクリートを使用することとしたので、コンクリートの設計基準強度に応じて、異なる単位体積重量を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

コンクリートの単位体積重量は設計基準強度が高いほど大きくなるので、階ごとに強度を変える場合は、それに応じた値を用いる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.12
令和4年 No.12選択肢48 / 8

問題:鉄筋コンクリート構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

下階の柱抜けによりフィーレンディール架構が形成されるので、剛床仮定を設けず、上下弦材となる梁では軸方向力を考慮した断面算定を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.12 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱抜けでフィーレンディール架構ができる場合は、上下弦材となる梁に軸方向力が生じるので、剛床仮定を設けずに軸方向力を考えた断面算定を行う。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.12

まとめ:鉄筋コンクリート構造(部材の設計)で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

📏 曲げ
柱の許容曲げモーメント3つのうち最小長期の上限215・195N/mm²スラブ付き梁T形断面の剛性
✂️ せん断
せん断要点 ›
長期帯筋・横筋を考えない短期の梁せん断スパン比で割増し
📋 付着ほか
付着ほか要点 ›
上端筋許容付着応力度は小さい片持ちバルコニー2m超で鉛直震度
💡 許容応力度計算の選択肢は「安全側か」で判断できるものが多い分野です。コンクリートの引張り・主筋のダウエル効果・軸力の割増しは考えない(安全側)、長期はひび割れを生じさせない(補強筋に頼らない)、と考えると迷いません。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

一級建築士 建築構造の分野別の解説(26分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(建築構造)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
📋一級建築士 過去問題一覧(5科目)建築構造の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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