一級建築士 建築計画【積算】分野別過去問 要点解説※完全無料

積算|一級建築士 建築計画|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅰ(建築計画)|分野別の解説
積算
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)の No.19 を中心に出題される「積算」について、工事費の構成、数量の種類と所要数量、計測・計算の決まりを要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
2
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・28肢・3問
3
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年度別の記事で、4つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 工事費の要点から読む

積算の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

積算は No.19 に毎年のように出ています(平成30年は No.20 に帯筋の長さの計算)。正答は、計測・計算の決まり(直接仮設・鉄骨の欠除・コンクリートの開口・シート防水・根切りの余幅・帯筋)が6回、工事費の構成が2回、数量の種類と割増しが2回です。

No.19・No.20 に出題(10年のうち10年・10問)。この記事で解説する選択肢は28肢、図・表・計算の問題は3問(問題ごとに掲載)です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🧮 工事費の構成

📖 工事費の構成

工事費の構成は、どの費用とどの費用を合わせると何になるかが問われます(公共建築工事積算基準)。

区分構成
工事費工事価格+消費税等相当額
工事価格工事原価+一般管理費等
工事原価純工事費+現場管理費
純工事費直接工事費+共通仮設費
共通費共通仮設費・現場管理費・一般管理費等の3つ
複合単価材料・副資材・施工(労務など)をまとめた単価
福利厚生費工事費の区分の名前ではなく、現場管理費・一般管理費の中の費用の項目
✅ チェックポイント
1工事価格は「工事原価+一般管理費等」
工事価格を純工事費+一般管理費等(令和6年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で5肢)↓

✏️ 過去問:工事費の構成(10年で5肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和6年 No.19選択肢11 / 5

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

工事費における工事価格は、純工事費と一般管理費等を合わせたものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

工事価格は、工事原価と一般管理費等を合わせたもの。工事原価=純工事費+現場管理費、純工事費=直接工事費+共通仮設費(公共建築工事積算基準 第3)。純工事費と一般管理費等を合わせたものではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.19
令和5年 No.19選択肢32 / 5

問題:建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

工事費における工事原価とは、純工事費と現場管理費を合わせたものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

工事原価=純工事費+現場管理費(公共建築工事積算基準 第3)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.19
令和4年 No.19選択肢43 / 5

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

純工事費は、直接工事費と共通仮設費を合わせたものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

純工事費=直接工事費+共通仮設費(公共建築工事積算基準 第3)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和5年 No.19選択肢44 / 5

問題:建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

工事費における共通費とは、共通仮設費、現場管理費及び一般管理費等を合わせたものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

共通費は、共通仮設費・現場管理費・一般管理費等の3つを合わせたもの(公共建築工事積算基準 第2)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.19
令和6年 No.19選択肢35 / 5

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

工事費における複合単価は、材料、副資材、施工等をまとめた単価のことである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

複合単価は、材料・副資材・施工(労務など)をまとめた単価。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.19

✏️ 過去問:工事費の構成(図の問題)(10年で1問)

工事費の図の枠を、外側(工事価格)から内側(純工事費)へ順にたどります。

令和8年 No.19工事費の構成(一般管理費等・現場管理費・共通仮設費)

建築生産(積算)最も適当なもの

工事費の構成において、A~Cに該当する用語の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。

No.19の図
図を押すと大きく表示します
ABC
1.福利厚生費純工事費共通仮設費
2.福利厚生費一般管理費等純工事費
3.一般管理費等現場管理費共通仮設費
4.共通仮設費現場管理費一般管理費等

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19

▼ 解答・解説を見る(No.19)▲ 解答・解説を閉じる
正答3最も適当なものは、3である。
解説
設問は、不適当である。

福利厚生費は、工事費を構成する区分の名前ではなく、現場管理費(表-2)と一般管理費(表-3)の中にある費用の項目の一つ(公共建築工事共通費積算基準)。Aは一般管理費等。

解説
設問は、不適当である。

Bは、工事原価のうち純工事費以外の部分=現場管理費。一般管理費等は工事価格のうち工事原価以外の部分(A)、純工事費は図の灰色の枠の一つ。

解説
設問は、適当である。

工事費=工事価格+消費税等相当額、工事価格=工事原価+一般管理費等(A)、工事原価=純工事費+現場管理費(B)、純工事費=直接工事費+共通仮設費(C)(公共建築工事積算基準 第3)。共通費は、共通仮設費・現場管理費・一般管理費等の三つ(第6)。図の灰色の枠は、左から工事原価・純工事費。

解説
設問は、不適当である。

AとCが入れ替わっている。工事価格を構成するのは工事原価と一般管理費等(A)で、直接工事費と合わせて純工事費を構成するのが共通仮設費(C)。

📖 根拠の法令・基準

公共建築工事積算基準 第3(工事費の構成)・第6(共通費=共通仮設費・現場管理費・一般管理費等)

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:令和8年 No.19

📏 数量の種類・所要数量

📖 数量の種類

数量の種類は、設計数量・計画数量・所要数量の違いと、所要数量の割増しが問われます。

数量ポイント
設計数量設計図書に書かれた個数や、設計寸法から求めた長さ・面積・体積
計画数量設計図書に基づく施工計画によって求める数量(仮設・土工など)
所要数量定尺寸法による切りむだや、施工上やむを得ない損耗を含めた数量(鉄筋・鉄骨・木材など)。材料と施工手間を分けるときの材料の数量も所要数量
割増し鉄筋の所要数量は設計数量の4%増しが標準。鉄骨材料のアンカーボルトは割増ししない
木取り決まった長さの製材から、1本又は何本かの部材を挽き出すこと
✅ チェックポイント
1仮設・土工は「計画数量」、鉄筋は「4%増し」
仮設・土工の施工計画による数量を所要数量(令和5年)、鉄筋の所要数量を5%増し(令和2年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で7肢)↓

✏️ 過去問:数量の種類・所要数量(10年で7肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和5年 No.19選択肢11 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

所要数量とは、仮設、土工事等における、設計図書に基づいた施工計画による数量のことである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

仮設・土工事などで、設計図書に基づく施工計画によって求める数量は計画数量。所要数量は、定尺寸法による切りむだや、施工上やむを得ない損耗などを含めた数量(鉄筋・鉄骨・木材など)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.19
令和3年 No.19選択肢12 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

「計画数量」は、設計図書に基づいた施工計画により求めた数量をいい、仮設や土工等の数量がこれに該当する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

計画数量は、設計図書に基づく施工計画によって求める数量で、仮設や土工などの数量がこれに当たる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和5年 No.19選択肢23 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

設計数量とは、設計図書に記載されている個数及び設計寸法から求めた長さ、面積、体積等の数量のことである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

設計数量は、設計図書に書かれた個数や、設計寸法から求めた長さ・面積・体積などの数量。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.19
令和6年 No.19選択肢44 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

仕上の計測・計算において、木製間仕切下地を材料と施工手間に分離する場合の材料価格に対応する数量は、所要数量とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

材料と施工手間に分けて積算する場合、材料の価格に対応する数量は、切りむだなどを含めた所要数量とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.19
令和2年 No.19選択肢35 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

鉄筋の所要数量は、その設計数量の5%割増しを標準とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

鉄筋の所要数量は、設計数量の4%の割増しを標準とする(公共建築数量積算基準 第4編 躯体)。5%ではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
令和4年 No.19選択肢16 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

鉄骨材料の所要数量において、アンカーボルトについては設計数量に対する割増しは行わない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄骨材料の所要数量は、形鋼・鋼板・ボルト類などの設計数量に割増しをして求めるが、アンカーボルトは設計数量のまま(割増しをしない)とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和6年 No.19選択肢27 / 7

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

木取りは、規格長さの製材から1本又は複数の部材を挽き出すことをいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木取りは、決まった長さの製材から、1本または何本かの部材を無駄なく挽き出すこと。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.19

📐 計測・計算の決まり

📖 計測・計算の決まり

計測・計算の決まりは、小さな欠除を「ないもの」とする面積と、部分の分け方が問われます(建築数量積算基準)。10年で6回正答になっています。

部分ポイント
仮設直接仮設は、複数の工事科目に共通して使う仮設(足場・墨出しなど)。工事科目ごとに単独で使うのは専用仮設。災害防止は垂直養生・安全ネット・養生手すりなどの安全設備
土工(根切り)根切りの余幅は、作業上のゆとり幅(0.5m)に、土質と深さに応じた法幅の1/2を加える。山留め工法の余幅は1.0m
コンクリート・型枠ラーメン構造は基礎・柱・梁・床板・壁・階段・その他に分け、「さきの部分」に「あとの部分」が接続するとして重複しないように計測。開口部による欠除は、内法の見付面積が1か所0.5㎡以下ならないものとする(体積ではない)。上面の勾配が3/10を超える部分は上面型枠を計測
鉄筋・鉄骨・木躯体帯筋の長さは、柱のコンクリートの断面の設計寸法による周長(フックはないもの)。鉄骨のダクト孔などの欠除は1か所0.1㎡以下ならないもの。溶接はすみ肉溶接の脚長6mmに換算した延べ長さ。耐火被覆は材種・工法・耐火時間・部位ごとに区分。木躯体は軸組・床組・小屋組・壁・階段・その他に分け、接合金物・防腐防蟻処理を含む
仕上・改修・屋外器具類による主仕上の欠除は1か所0.5㎡以下ならないもの。石材の主仕上の欠除は0.1㎡以下。シート防水の重ね代は計測しない(割増ししない)。全面ガラスの建具は見付幅0.1mを超えるかまち・方立を差し引く。芝類の範囲の排水桝は0.5㎡以下ならないもの。改修の余幅の図示がなければ適切な余幅を加えられる
✅ チェックポイント
1鉄骨の欠除は「0.1㎡」、コンクリートの開口は「見付面積0.5㎡」
直接仮設を工事科目ごとの単独の仮設(令和7年)、鉄骨のダクト孔を0.5㎡以下(令和3年)、コンクリートの開口を体積0.5㎥以下(令和元年)、シート防水の重ね代に5%増し(令和4年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で16肢)↓

✏️ 過去問:計測・計算の決まり(10年で16肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

仮設・躯体
令和7年 No.19選択肢11 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

仮設における直接仮設は、工事種目ごとの工事科目で単独に使用する仮設をいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

直接仮設は、工事種目ごとの複数の工事科目に共通して使用する仮設(足場・墨出しなど)。工事科目ごとに単独で使う仮設は専用仮設という(公共建築数量積算基準 第2編 第1章 第2節)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
令和7年 No.19選択肢22 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

仮設における災害防止は、工事関係者及び第三者の災害防止のために設置する垂直養生、安全ネット、外周・開口部養生手すり等の安全設備をいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

災害防止は、工事関係者や第三者の災害を防ぐための垂直養生・安全ネット・外周や開口部の養生手すりなどの安全設備をいう。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
令和7年 No.19選択肢43 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

コンクリート躯体は、ラーメン構造において、積算上一般に基礎、柱、梁、床板、壁、階段、その他の各部分に区分され、その接続は原則として「さきの部分」に「あとの部分」が接続するものとして計測・計算する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ラーメン構造のコンクリート躯体は、基礎・柱・梁・床板・壁・階段・その他に分け、部分どうしの接続は「さきの部分」に「あとの部分」が接続するものとして、重複しないように計測・計算する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
令和元年 No.19選択肢14 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

コンクリートの数量において、窓、出入口等の開口部によるコンクリートの欠如は、建具類等の開口部の内法寸法とコンクリートの厚さとによる体積とし、1箇所当たりの開口部の体積が0.5㎥以下の場合は、コンクリートの欠除はないものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

開口部によるコンクリートの欠除は、建具などの開口部の内法寸法とコンクリートの厚さによる体積で計算するが、ないものとするのは、1か所当たりの内法の見付面積が0.5㎡以下の場合(公共建築数量積算基準 第4編 躯体)。体積0.5㎥以下ではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.19
令和2年 No.19選択肢25 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

窓、出入口等の開口部による型枠の欠除は、原則として建具類等の開口部の内法寸法で計算するが、開口部の内法の見付面積が1箇所当たり0.5㎡以下の場合は、原則として型枠の欠除はないものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

開口部による型枠の欠除は、建具などの開口部の内法寸法で計算するが、開口部の内法の見付面積が1か所当たり0.5㎡以下なら、原則として欠除はないものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
令和元年 No.19選択肢26 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

型枠の数量において、コンクリートの上面が傾斜している場合、その勾配が 3/10 を超えるものについては、その部分の上面型枠又はコンクリートの上面の処理を計測・計算の対象とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

コンクリートの上面が傾斜している場合、その勾配が3/10を超える部分は、上面の型枠(またはコンクリートの上面の処理)を計測・計算の対象とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.19
令和3年 No.19選択肢37 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

鉄骨の数量において、1か所当たり0.5㎡以下のダクト孔による鋼材の欠除については、原則として、ないものとして計測・計算する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

鉄骨の数量で、原則としてないものとするダクト孔などによる鋼材の欠除は、1か所当たり面積0.1㎡以下のもの(公共建築数量積算基準 第4編 躯体)。0.5㎡以下ではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和元年 No.19選択肢38 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

鉄骨の溶接の数量において、原則として、溶接の種類に区分し、溶接断面形状ごとに長さを求め、すみ肉溶接脚長6mmに換算した延べ長さとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄骨の溶接は、溶接の種類に分け、溶接断面形状ごとに長さを求め、すみ肉溶接の脚長6mmに換算した延べ長さとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.19
令和2年 No.19選択肢49 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

耐火被覆は、耐火被覆材の材種、材質、形状、寸法、工法、耐火時間及び部位(柱、梁)ごとに区分して計測・計算する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

耐火被覆は、耐火被覆材の材種・材質・形状・寸法・工法・耐火時間・部位(柱・梁)ごとに区分して計測・計算する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
令和7年 No.19選択肢310 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

木躯体(軸組構法)は、積算上一般に軸組、床組、小屋組、壁、階段及びその他の各部分に区分され、接合金物・接合具及び防腐・防蟻処理等を含むものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木躯体(軸組構法)は、積算では軸組・床組・小屋組・壁・階段・その他に分け、接合金物・接合具や防腐・防蟻処理なども含めて計測する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
仕上・改修・屋外
令和3年 No.19選択肢211 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

主仕上の数量において、衛生器具、電気器具、換気孔、配管、配線等の器具の類による各部分の仕上の欠除が1か所当たり0.5㎡以下の欠除については、原則として、ないものとして計測・計算する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

主仕上の数量では、衛生器具・電気器具・換気孔・配管・配線などの器具類による仕上の欠除が1か所当たり0.5㎡以下のときは、原則としてないものとして計測・計算する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和4年 No.19選択肢212 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

石材の主仕上げの所要数量において、1か所当たりの面積が0.1㎡以下の開口部による石材の欠除については、原則として、ないものとして計測・計算する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

石材の主仕上では、梁の小口などで1か所当たり0.1㎡以下の部分の欠除は、原則としてないものとして計測・計算する。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和4年 No.19選択肢313 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準・同解説」に照らして、最も不適当なものはどれか。

防水層等の所要数量において、シート防水のシートの重ね代は、計測数量に5%の割増しをすることを標準とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

シート防水などの重ね代は、計測の対象としない(公共建築数量積算基準 第5編 第2章)。防水層は躯体などの設計寸法による面積で計測し、重ね代のために5%の割増しをするのではない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和元年 No.19選択肢414 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

全面がガラスである建具類のガラスの数量において、かまち、方立、桟等の見付幅が0.1mを超えるものがあるときは、その面積を差し引いた面積とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

全面がガラスの建具類のガラスの数量は、かまち・方立・桟などの見付幅が0.1mを超えるものがあるときは、その面積を差し引いた面積とする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.19
令和3年 No.19選択肢415 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

仕上改修において、設計図書に改修に必要な余幅の図示がないときは、適切な余幅を加えて計測・計算することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

仕上改修で、設計図書に改修に必要な余幅の図示がないときは、適切な余幅を加えて計測・計算することができる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和2年 No.19選択肢116 / 16

問題:建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

屋外施設において、芝類の数量は種類及び工法ごとに面積を計測・計算するが、芝類の範囲にある排水桝等の面積が1箇所当たり0.5㎡以下のときは、その欠除は、原則としてないものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

芝類は種類・工法ごとに面積を計測し、範囲内の排水桝などが1か所当たり0.5㎡以下なら、その欠除は原則としてないものとする。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.19

✏️ 過去問:根切りの余幅・帯筋の長さ(組合せ・計算の問題)(10年で2問)

根切りは作業上のゆとり幅と山留めの余幅、帯筋はフックを数えない周長で求めます。

平成29年 No.19建築数量積算基準による根切りの作業上のゆとり幅と山留めの余幅

建築生産(積算)正しいもの(組合せ)

図のような根切りについて、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準(平成23年版)」に照らして、「法付け工法における作業上のゆとり幅」と「山留め工法における余幅」との組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。なお、図は略図とする。

No.19の図
図を押すと大きく表示します
作業上のゆとり幅
(法付け工法の場合)
余幅
(山留め工法の場合)
1.0.1 m0.5 m
2.0.3 m0.5 m
3.0.5 m1.0 m
4.1.0 m1.0 m

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.19

▼ 解答・解説を見る(No.19)▲ 解答・解説を閉じる
正答3正しいものは、3である。
解説
法付け工法の作業上のゆとり幅は 0.5 m、山留め工法の余幅は 1.0 m で、正しいものは3である。

建築数量積算基準では、根切りの余幅は、作業上のゆとり幅に、土質と根切り深さに応じた法幅の1/2を加えた幅とする(公共建築数量積算基準 第3編 土工・地業にも同じ定め)。
・作業上のゆとり幅:0.5 mを標準とする(土間・犬走りなどは0.1m)
・山留め壁と躯体の間の余幅:1.0 mを標準とする
0.1mは土間・犬走りなどのゆとり幅。0.3は、根切り深さ1.5m以上5.0m未満の普通土の法幅の係数で、ゆとり幅ではない。

📖 根拠の法令・基準

公共建築数量積算基準(根切りの作業上のゆとり幅は0.5mを標準〔土間・犬走り等は0.1m〕・山留め壁と躯体間の余幅は1.0mを標準)

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:平成29年 No.19

平成30年 No.20建築数量積算基準による帯筋の長さ(計算)

建築生産(積算・計算)計算(正しいもの)

図のような鉄筋コンクリート構造の柱において、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、積算上の1本の帯筋の長さとして、正しいものは、次のうちどれか。なお、帯筋はスパイラルフープではないものとする。

No.20の図
図を押すと大きく表示します
12,000 mm
22,120 mm
32,200 mm
42,400 mm

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.20

▼ 解答・解説を見る(No.20)▲ 解答・解説を閉じる
正答4正しいものは、4である。
解説
積算上の1本の帯筋の長さは 2,400 mm で、正しいものは4である。

建築数量積算基準では、帯筋(フープ)の長さは、柱のコンクリートの断面の設計寸法による周長とし、フックはないものとする(公共建築数量積算基準 第4編 躯体にも同じ定め)。
・柱のコンクリートの断面:600 mm × 600 mm
・周長:(600+600)× 2=2,400 mm
図の帯筋の位置の寸法(かぶり厚さ50 mmの内側の 500 mm × 500 mm)や、フックの長さは使わない。500 mm の四辺で数えると 2,000 mm(選択肢1)になってしまう。

📖 根拠の法令・基準

公共建築数量積算基準(鉄筋の計測・計算の通則 2):フープ・スタラップの長さは、柱・梁などのコンクリートの断面の設計寸法による周長を鉄筋の長さとし、フックはないものとする)

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:平成30年 No.20

まとめ:積算で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🧮 工事費
工事費の構成要点 ›
工事価格工事原価+一般管理費等純工事費直接工事費+共通仮設費
📏 数量
数量の種類要点 ›
仮設・土工計画数量鉄筋の所要数量4%増し
📐 計測
計測・計算要点 ›
鉄骨の欠除0.1㎡以下はないもの型枠・コンクリートの開口見付0.5㎡以下帯筋断面の周長
💡 工事費の構成は、内側から「直接工事費+共通仮設費=純工事費」「+現場管理費=工事原価」「+一般管理費等=工事価格」と積み上げると迷いません。欠除の面積は、鉄骨と石材が0.1㎡、ほかの多くが0.5㎡です。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

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