要点と過去問10年分
二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)の No.11 で毎年出題される「住宅の計画」について、平面形式と設計手法、室の広さと各部の寸法、高齢者・車椅子使用者への配慮、和室の部材を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

住宅の計画の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
住宅の計画は、毎年 No.11 に出ています(令和2年は No.18 に和室の部材も)。寸法・広さの数字(寝室の気積が2回、夫婦の寝室、手すりの高さ、くつずりの段差、キッチンの下のクリアランス)と、用語の入れ替え(パッシブデザイン・就寝分離・江戸間)が正答になります。
No.11・No.18 に出題(10年のうち10年・11問)。この記事で解説する選択肢は53肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🏠 平面形式・設計手法
📖 平面形式と用語
住宅の平面形式と設計手法は、用語の説明の入れ替えが問われます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| パッシブデザイン | 建物のつくりの工夫で、自然の熱・風・光を活かして暖房・冷却・照明の効果を得る設計手法(設備機器を使って環境を整えるのはアクティブデザイン) |
| コア型 | 水まわりや階段などを1か所にまとめる平面形式。設備工事費を減らし、動線を単純にでき、外周部に居室を配置できる |
| アイランド型の台所 | 調理台が壁から離れて独立し、周りを複数の人で囲んで調理できる |
| L型キッチン | 向きを変えるだけで作業でき、車椅子使用者の調理の効率がよい |
| パントリー | 食品などの収納庫。キッチンの隣に置くと作業しやすい |
| サービスヤード・ユーティリティ | サービスヤードは物干しなど屋外の家事の場所で、洗濯・アイロンかけなどを行うユーティリティ(家事室)の近くに設ける |
| 食寝分離・就寝分離 | 食寝分離=食事の空間と寝室を分けること。就寝分離=夫婦と子ども、性別の違う子どもなどの寝る部屋を分けること |
✏️ 過去問:平面形式・設計手法(10年で17肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全13枚)。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
省エネルギーに配慮した計画において、建築的な工夫によって、自然の熱、風及び光を積極的に活用して、暖房効果や冷却効果、照明効果等を得るアクティブデザインの設計手法を取り入れた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
庇・断熱・通風・採光など、建物のつくりの工夫で自然の熱・風・光を活かす手法はパッシブデザイン。アクティブデザインは、空調機や太陽光発電などの設備機器を使って環境を整える手法。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
パッシブデザインは、建築物が受ける自然の熱、風及び光を活用して暖房効果、冷却効果、照明効果等を得る設計手法である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
同じ文:令和3年 No.11 選択肢1・平成29年 No.11 選択肢3
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パッシブデザインは、建物のつくりの工夫で、自然の熱・風・光を活かして暖房・冷却・照明の効果を得る設計手法。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コア型は、水まわりや階段などを 1 箇所にまとめて配置した平面形式である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
開放的な室内空間にするため、平面形式を、水回りや階段などを 1 箇所にまとめて配置するコア型とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コア型の住宅は、給排水衛生設備などを 1 箇所にまとめた形式であり、設備工事費の低減や動線の単純化を図り、外周部には居室を配置することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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コア型の住宅は、台所・浴室・便所などの水回りを1か所にまとめた形式で、設備工事費を減らし、動線を単純にでき、外周部に居室を配置できる。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
家族や来客等、複数人で四方を取り囲んで調理ができるように、台所の形式をアイランド型とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
同じ文:令和2年 No.11 選択肢1
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アイランド型は、調理台が壁から離れた島のように独立した形式で、周りを複数の人が囲んで調理できる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
台所において、L型キッチンを採用することにより、車椅子使用者の調理作業の効率化を図ることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
同じ文:平成29年 No.11 選択肢4
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L型キッチンは、向きを変えるだけで作業でき、移動が少ないので、車椅子使用者の調理の効率がよい。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
調理などの作業効率を高めるために、パントリーをキッチンに隣接させた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
サービスヤードは、洗濯物を干すなど、屋外で家事を行うための場所であり、ユーティリティの近くに設ける。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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サービスヤードは、物干しなど屋外の家事に使う場所で、家事室(ユーティリティ)の近くに設けると動線が短くなる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ユーティリティルームは、洗濯、アイロンかけ等の家事を行う場所である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
就寝分離とは、食事をする空間と寝室とを分けることである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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食事をする空間と寝室を分けることは食寝分離。就寝分離は、夫婦と子ども、性別の違う子どもなどの寝る部屋を分けること。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
二世帯住宅において、上下階で世帯を分離して住み分ける計画とし、別々の玄関を設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
南北に長い敷地であったので、中庭や坪庭を設けることで日照と通風に配慮した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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📏 室の広さ・寸法
📖 広さと寸法の目安
広さと寸法は、数字を変えた選択肢がよく正答になります。寝室の気積(1人10㎥以上)は2回正答になっています。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 寝室の気積 | 1人当たり10㎥以上(6㎥では小さすぎる) |
| 夫婦の寝室 | 収納ユニット・シングルベッド2台・ナイトテーブル2台・化粧台で、内法15㎡程度(6㎡では狭すぎる) |
| ダイニング | 食器棚と6人掛けの食卓で、内法13㎡程度 |
| 屋内階段の手すり | 踏面の先端から750〜850mm程度(120cmは高すぎる) |
| バルコニーの手すり(腰壁あり) | 高さ500mmの腰壁は足がかりになるので、腰壁の上端から900mm程度 |
| 壁付きスイッチ | 床面から1,200mm程度 |
| 玄関のインターホン | ポーチの床面から1,400mm程度 |
| 階段の足元灯 | 1段目の踏面から300mm程度 |
| 江戸間(田舎間) | 柱の中心間の寸法を、基準寸法(910mm)の整数倍とする(柱割り) |
| 京間 | 柱と柱の内法寸法を、基準寸法(畳の寸法)の整数倍とする(畳割り) |
✏️ 過去問:室の広さ・寸法(10年で19肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全17枚)。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
夫婦の寝室の床面積を、6 ㎡とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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6㎡は約3.6畳で、夫婦の寝室としては、ベッド(ダブルやツイン)・収納・通路を確保できず、狭すぎる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
寝室の気積を、1 人当たり 6 ㎥とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
同じ文:令和2年 No.11 選択肢4
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寝室の気積(室の容積)は、就寝中の二酸化炭素の増加などを考えて、1人当たり10㎥以上が目安とされる。6㎥では小さすぎる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
収納ユニット(幅 2,400 mm、奥行 600 mm)、シングルベッド 2 台、ナイトテーブル 2 台及び化粧台がある夫婦の寝室の広さを、内法面積で 15 ㎡とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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収納ユニット、シングルベッド2台、ナイトテーブル2台、化粧台を置く夫婦の寝室は、内法面積で15㎡程度あれば計画できる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
食器棚(幅 1,800 mm、奥行 450 mm)と 6 人掛けの食卓(椅子式)があるダイニングの広さを、内法面積で 13 ㎡とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
食器棚(幅 1,800 mm、奥行 450 mm)と 6 人掛けの食卓があるダイニングの広さを、内法面積で 13 ㎡とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
食器棚(幅 1,800 mm、奥行 450 mm)と 6 人掛けの食卓があるダイニングの広さを、内法面積で 13 ㎡とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
和室を江戸間(田舎間)とするに当たって、柱と柱の内法寸法を、基準寸法(畳の短辺寸法)の整数倍とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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江戸間(田舎間)は、柱の中心間の寸法を基準寸法の整数倍とする(柱割り)。柱と柱の内法寸法を畳の寸法の整数倍とするのは京間(畳割り)。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
和室を江戸間(田舎間)とするに当たり、柱心間の寸法を、基準寸法(910 mm)の整数倍とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
同じ文:令和4年 No.11 選択肢1
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江戸間(田舎間)は、柱の中心間の寸法を基準寸法(910mm)の整数倍で割り付ける「心々制」。畳の大きさを基準に割り付けるのは京間。
問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
和室を京間とする場合の柱と柱の内法寸法は、基準寸法の整数倍である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
和室を京間とする場合、柱と柱の内法寸法を、基準寸法の整数倍とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋内階段における適正な手摺の高さは、踏面の先端の位置から 120 cmとする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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屋内階段の手すりの高さは、踏面の先端から75〜85cm程度が使いやすい。120cmでは高すぎて体を支えにくい。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋内階段における手摺の高さを、踏面の先端の位置から 800 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
2 階にあるバルコニーにおいて、バルコニーの床面からの高さが 500 mmの腰壁の上部に設置する手摺の高さを、腰壁の上端から 900 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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腰壁は足がかりになるので、手すりの高さは腰壁の上端から測って確保する。腰壁の上端から900mmとすれば、子どもがよじ登っても落ちにくい。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電灯の壁付きスイッチの高さを、床面から 1,200 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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電灯の壁付きスイッチの高さは、床面から1,200mm程度が一般的(高齢者や車椅子使用者に配慮する場合は、もう少し低くする)。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
玄関のインターホンの取付け位置を、玄関ポーチの床面から 1,400 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
階段の昇り口の側壁に設ける足元灯の高さを、昇り口の 1 段目の踏面から上方に 300 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
階段の昇り口の側壁に設ける足元灯の高さは、昇り口の 1 段目の踏面から上方に 300 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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♿ 高齢者・車椅子使用者への配慮
📖 配慮の寸法
高齢者・車椅子使用者に配慮した住宅は、寸法と段差の数字が問われます。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 車椅子で通る廊下 | 段差なし。直線の廊下で有効幅1,000mm、余裕をもたせるなら1,200mm |
| 居室の出入口の前後 | 段差を避け、1,400mm×1,400mm程度のスペース |
| キッチンカウンターの下 | 高さ600mm程度・奥行450mm程度のクリアランス |
| 車椅子使用者の洗面器 | 上端の高さを床面から750mm程度 |
| 車椅子使用者の駐車スペース | 幅3.5m以上 |
| 玄関のくつずりと玄関ポーチ | 高低差20mm以下 |
| 高齢者に配慮した階段 | 勾配7/11以下、踏面300mm |
| 高齢者の作業する所の照度 | JIS の照明設計基準の2倍程度 |
くつずりの段差は、住宅性能表示制度の評価方法基準(高齢者等配慮対策等級(専用部分)の等級5・4)
✏️ 過去問:高齢者・車椅子使用者への配慮(10年で12肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子使用者が利用するキッチンカウンターの下部には、高さ 400 mm、奥行 450 mmのクリアランスを設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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車椅子使用者が使うキッチンカウンターの下には、膝や足先が入るように、高さ600mm程度、奥行450mm程度のクリアランスが必要。高さ400mmでは膝が入らず、カウンターに近づけない。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子使用者が利用する直線の廊下は、有効幅を 1,000 mmとし、段差がない計画とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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問題:一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子の使用を考慮して、通行しやすいように、廊下の有効幅を 120 cmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子使用者に配慮し、居室の出入口の前後は段差を避け、内法寸法で 1,400 mm×1,400 mm程度のスペースを確保した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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居室の出入口の前後に段差のない1,400mm×1,400mm程度のスペースがあれば、車椅子で向きを変えて出入りしやすい。
問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子使用者が利用する洗面器の上端の高さは、洗顔を考慮して、床面から 750 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢1
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問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
車椅子使用者が利用する駐車場において、駐車スペースの幅は、乗降を考慮して、3.5 mとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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車椅子使用者用の駐車スペースは、車の横で車椅子に乗り降りできるように、幅3.5m以上とする(不特定多数の人が使う駐車場の基準=バリアフリー法施行令第18条第2項第一号〔出題当時は第17条第2項第一号〕の350cm以上と同じ)。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
玄関のくつずりと玄関ポーチの床面との高低差を、高齢者に配慮して 30 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢4
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高齢者のつまずきを防ぐため、玄関のくつずりと玄関ポーチ(玄関の外側)の床面の高低差は20mm以下とする(住宅性能表示制度の評価方法基準の高齢者等配慮対策等級(専用部分)の等級5・4)。30mmは大きい。
問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
浴室の出入口において、脱衣室との段差の解消と水仕舞を考慮して、グレーチングを用いた排水溝を設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢2
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浴室の出入口にグレーチング(格子のふた)付きの排水溝を設けると、段差をなくしながら、脱衣室への水の流れ出しを防げる。
問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高齢者に配慮して、階段の勾配を 7/11 以下となるようにし、踏面の寸法を 300 mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高齢者の使用する居室の作業領域の照度を、JISの照明設計基準の 2 倍程度とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
高齢者の使用する書斎において、机上面の照度は、JISにおける照度基準の 2 倍程度とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢3
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問題:住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
居住者の高齢化を考慮する場合、出入口の扉は引戸とすることが望ましい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.11 選択肢5
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🎎 和室の部材
📖 和室の部材の名前
和室の部材は、名前と取り付ける位置の組合せが問われます(令和2年 No.18)。
| 部材・用語 | 位置・意味 |
|---|---|
| 海老束 | 床脇の違い棚の、上の棚と下の棚をつなぐ短い束 |
| 床框 | 床の間を一段高くしたときに、床板や床畳の前端の小口を隠す横木 |
| 落し掛け | 床の間の前面の垂れ壁の下端に取り付ける横木 |
| 欄間 | 通風・採光・装飾のために、鴨居と天井の間(室と室の境の上部など)に設ける開口部 |
| 竿縁天井 | 竿縁は床の間と平行に配置する(床の間に向けて突き刺す「床刺し」は避ける) |
✏️ 過去問:和室の部材(10年で5肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:伝統的な木造住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
欄間は、通風、換気等のために、小屋裏に設ける開口部である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.18 選択肢4
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欄間は、通風・採光・装飾のために、鴨居と天井の間(室と室の境の上部など)に設ける開口部。小屋裏に設けるのではない。
問題:伝統的な木造住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
床脇の違い棚の上棚と下棚を連結する部材を、海老束という。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.18 選択肢1
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問題:伝統的な木造住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
床の間を座敷より一段高くする場合、小口を隠すため、床板や床畳の前端に床框を設ける。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.18 選択肢2
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問題:伝統的な木造住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
落し掛けは、床の間の前面垂れ壁の下端に取り付ける横木である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.18 選択肢3
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問題:伝統的な木造住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
床の間がある和室を竿縁天井とする場合、一般に、竿縁の方向は床の間と平行に配置する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.18 選択肢5
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まとめ:住宅の計画で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
二級建築士 建築計画の分野別の解説(23分野)の一覧です。
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