二級建築士 建築計画【空気調和設備】分野別過去問 要点解説※完全無料

空気調和設備|二級建築士 建築計画|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅰ(建築計画)|分野別の解説
空気調和設備
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)の No.20 で毎年出題される「空気調和設備」について、空調方式、吹出し口と室内の空気の分布、熱源・配管・蓄熱、空調・換気の用語を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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📖 空調方式の要点から読む

空気調和設備の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

空気調和設備は、毎年 No.20 に出ています(平成29年は No.21 にも)。No.20 では、定風量(CAV)と変風量(VAV)の取り違え(3回)、マルチパッケージ型空調機に冷水を送る(2回)、密閉回路に膨張タンクは不要(2回)が正答になっています。No.19 の用語の問題では、成績係数(COP)が3回(分子と分母が逆、加湿器の飽和効率とする、排水設備との組合せ)、CAV を変風量方式とする取り違えが1回、正答になっています。

No.20・No.21 に出題(10年のうち10年・11問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(10問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は69肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🌀 空調方式

📖 空調方式の特徴

空調方式は、定風量(CAV)と変風量(VAV)の違いがいちばんよく出ます。

方式特徴
定風量単一ダクト(CAV)送る空気の量は一定で、温度を変えて調整する。各室の最大負荷に合わせた風量を送り続けるので、空調機・ダクトは小さくできず、熱負荷の特性が違う室の負荷変動にも対応しにくい
変風量単一ダクト(VAV)室の熱負荷に応じて給気量を変える。送風機のエネルギーを節約でき、負荷のピークの時刻のずれを見込んで空調機・ダクトを小さくできる。低負荷時は換気量・空気清浄度・気流分布の維持が難しい
二重ダクト方式冷風と温風を混ぜて温度を調整する。個別制御性が高く間仕切の変更に対応しやすいが、エネルギー損失が大きい
ターミナルレヒート方式再熱器ごとに温度調節できるが、冷房時に冷やした空気を温め直すので、エネルギー損失が大きい
ファンコイルユニット室内(窓下・天井内など)に置く、冷温水コイルと送風機の小型空調機。ユニットごとに風量を調節できる。定風量単一ダクトと併用すると、定風量単一ダクト方式だけの場合よりダクトスペースを小さくできる
水方式冷温水で室内の空気を冷却・加熱するだけなので、換気の装置が別に必要
誘引ユニット空調機で処理した一次空気の噴出で、室内の空気を誘引して吹き出す
マルチパッケージ型空調機(空気熱源)屋外機から屋内機へ冷媒を送って冷暖房する(冷水ではない)。室やゾーンごとに単独運転でき、中小規模の事務所に適する
✅ チェックポイント
1ピークのずれで小さくできるのは VAV
「定風量方式のほうが空調機やダクトを小さくできる」は誤り(同じ文で2回正答)。
2マルチパッケージは冷媒を送る
「屋外機から屋内機に冷水を供給」は誤り(同じ文で2回正答)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で25肢)↓

✏️ 過去問:空調方式(10年で25肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全21枚)。

定風量(CAV)と変風量(VAV)
令和7年 No.20選択肢1同じ文が2回出題1 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

定風量単一ダクト方式は、熱負荷のピークの同時発生がない場合、変風量単一ダクト方式に比べて、空調機やダクトサイズを小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1
同じ文:令和2年 No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

定風量(CAV)単一ダクト方式は、各室の最大負荷に合わせた風量を送り続けるので、負荷のピークが同時に起きない場合でも、空調機・ダクトは小さくできない。ピークの時刻のずれを見込んで空調機やダクトを小さくできるのは変風量(VAV)方式。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20令和2年 No.20
平成29年 No.20選択肢52 / 21

問題:空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

定風量単一ダクト方式は、熱負荷特性の異なる室におけるそれぞれの負荷変動に対応することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

定風量単一ダクト方式は、1台の空調機から全室に同じ温度の空気を一定の風量で送る方式なので、熱負荷の特性が違う室の、それぞれの負荷変動には対応しにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和6年 No.19選択肢23 / 21

問題:建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

CAV方式変風量方式のことであり、空調対象室の熱負荷の変動に応じて、給気量を変動させる空調方式である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

CAV方式は定風量方式(送る空気の量は一定で、温度を変えて調整する)。負荷に応じて給気量を変えるのはVAV方式(変風量方式)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.19
令和5年 No.20選択肢24 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

変風量単一ダクト方式は、定風量単一ダクト方式に比べて、送風機のエネルギー消費量を節減することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

変風量(VAV)方式は、負荷に応じて送風量を減らせるので、定風量方式より送風機のエネルギーを節約できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20
令和3年 No.20選択肢25 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

変風量単一ダクト方式は、一般に、定風量単一ダクト方式に比べて、室内の気流分布、空気清浄度を一様に維持することが難しい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

変風量方式は、負荷が小さいと送風量が減るので、気流の分布や空気清浄度を一様に保ちにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
令和元年 No.20選択肢26 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

変風量単一ダクト方式は、低負荷時においては、必要換気量の確保と空気清浄度の維持が困難な場合がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

変風量単一ダクト方式は、負荷が小さいときに送風量を絞るので、必要換気量の確保や空気清浄度の維持が難しくなる場合がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和8年 No.19選択肢27 / 21

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

VAV方式は、変風量方式のことであり、空調対象室の熱負荷の変動に応じて、給気量を変動させる空調方式である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

VAV方式(変風量方式)は、各室の熱負荷の変化に応じて、吹き出す空気の量を変える方式。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.19
令和2年 No.19選択肢58 / 21

問題:建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

VAV変風量方式のことであり、空調対象室の熱負荷の変動に応じて、給気量を変動させる空調方式である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

VAV(変風量方式)は、室の熱負荷の変化に応じて給気量を変える空調方式。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
二重ダクト・ターミナルレヒート・誘引ユニット
令和2年 No.20選択肢5同じ文が2回出題9 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

二重ダクト空調方式は、冷風と温風の 2 系統のダクトによる給気を混合させて温度制御を行うので、個別制御性は高いが、エネルギー損失は大きい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5
同じ文:平成29年 No.21 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

二重ダクト方式は、冷風と温風を混ぜて温度を調整するので、個別制御性は高いが、エネルギーの損失は大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20平成29年 No.21
平成30年 No.20選択肢210 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

二重ダクト空調方式は、建築物内の間仕切の変更に対して柔軟に対応できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

二重ダクト方式は、冷風と温風を室ごとに混ぜて温度を調整できるので、間仕切の変更に柔軟に対応できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
令和3年 No.20選択肢111 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ターミナルレヒート方式は、レヒータ(再熱器)ごとの温度調節が可能であるが、冷房時には、一度冷やした空気を温めるため、大きなエネルギー損失となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ターミナルレヒート方式は、再熱器ごとに温度調節できるが、冷房時に一度冷やした空気を温め直すので、エネルギーの損失が大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
平成29年 No.20選択肢312 / 21

問題:空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

誘引ユニットは、空調機で処理した一次空気の噴出により、室内の空気を誘引し吹き出す機構をもつものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

誘引ユニットは、空調機で処理した一次空気をノズルから噴き出し、その勢いで室内の空気を誘引して混ぜて吹き出す機構をもつ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
ファンコイルユニット・水方式
平成30年 No.20選択肢313 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ファンコイルユニットは、屋外に設置するもので、一般に、冷温水コイルを用いて冷却・加熱した空気を循環送風する小型ユニットである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ファンコイルユニットは、送風機と冷温水コイルなどを組み込んだ小型の空調機で、室内(窓下・天井内など)に設置し、室内の空気を冷却・加熱して循環させる。屋外に設置するものではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
令和7年 No.20選択肢2同じ文が2回出題14 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ファンコイルユニットは、一般に、冷温水コイルを用いて冷却・加熱した空気を循環送風する小型ユニットである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2
同じ文:令和5年 No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ファンコイルユニットは、冷温水コイルで冷やしたり温めたりした室内の空気を、送風機で循環させる小型の空調機。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20令和5年 No.20
平成29年 No.21選択肢415 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ファンコイルユニット方式は、ユニットごとに風量を調節することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.21 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ファンコイルユニット方式は、ユニットごとに送風機の風量を調節できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.21
令和6年 No.20選択肢116 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ファンコイルユニットと定風量単一ダクトとを併用した方式は、定風量単一ダクト方式のみの場合に比べて、必要とするダクトスペースを小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ファンコイルユニットを併用すると、室内の熱の一部を冷温水で処理できるので、ダクトで送る空気の量が減り、ダクトスペースを小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和元年 No.20選択肢417 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ファンコイルユニットと定風量単一ダクトとを併用した方式は、定風量単一ダクト方式に比べて、必要とするダクトスペースを小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ファンコイルユニットで室内の負荷の一部を処理すると、ダクトで送る空気の量が減り、定風量単一ダクト方式よりダクトスペースを小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和4年 No.20選択肢318 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

中央熱源方式の空気調和設備において、水方式の場合は、換気機能を有する装置が別途必要となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水方式(ファンコイルユニットなど)は、室内の空気を循環させて温度を調整するだけなので、外気を取り入れる換気の装置が別に必要。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20
平成30年 No.20選択肢119 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

中央熱源方式の空気調和設備において、水方式の場合は、換気機能を有する装置が必要となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水方式(ファンコイルユニット方式など)は、冷温水で室内の空気を冷却・加熱するだけで、外気を取り入れる機能がないので、別に換気の装置が必要。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
マルチパッケージ型空調機
令和6年 No.20選択肢5同じ文が2回出題20 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

空気熱源マルチパッケージ型空調機方式では、屋外機から屋内機に冷水を供給して冷房を行う。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5
同じ文:令和3年 No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

空気熱源マルチパッケージ型空調機は、屋外機から屋内機へ冷媒を送って冷暖房する方式。冷水を送るのではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20令和3年 No.20
令和2年 No.20選択肢321 / 21

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

マルチパッケージ型空調機の個別空調方式は、各室やゾーンごとの単独運転が可能であり、一般に、中小規模の事務所などに適している。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

マルチパッケージ型空調機の個別空調方式は、室やゾーンごとに単独運転でき、中小規模の事務所などに適している。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20

🌬️ 吹出し・放射・置換換気

📖 室内の空気の分布

吹出し口と室内の空気の分布は、冷房時の吹出し温度や、放射による冷暖房の特徴が問われます。

項目特徴
ふく流型の吹出し口空気を放射状に広く吹き出す。軸流型より広がり角が大きく、到達距離は短い
床吹出し空調人のいる高さに近い所から吹き出すので、冷房時の給気温度を天井吹出しより高めにする
低温送風空調(10〜12℃程度)送風量を減らせるので、搬送動力を小さくでき、空調機・ダクトも小さくできる
放射冷房冷やした天井・床などからの放射で冷やすので、気流や温度むらによる不快感が少ない
床暖房(床の放射暖房)温風暖房より、室内の上下の温度差が小さい
置換換気・空調床付近から低温の空気をゆっくり供給し、人や機器で暖まった空気が浮力で上昇するのを利用して、天井付近から排気する
✏️ この項目の過去問を解く(10年で14肢)↓

✏️ 過去問:吹出し・放射・置換換気(10年で14肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全10枚)。

吹出し口・床吹出し・低温送風
令和8年 No.20選択肢31 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

吹出し口のふく流型は、軸流型と比較して気流の広がり角が小さく、到達距離が長くなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ふく流型(アネモ型など)は、空気を放射状に広く吹き出すので、軸流型(ノズル型など)より広がり角が大きく、到達距離は短い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和7年 No.20選択肢3同じ文が2回出題2 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

床吹出し空調方式は、冷房時には、通常の天井吹出し空調方式よりも給気温度を高くする必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3
同じ文:令和4年 No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床吹出し空調方式は、人のいる高さに近い所から吹き出すので、冷房時の給気温度は、足元が冷えすぎないよう天井吹出しより高めにする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20令和4年 No.20
平成29年 No.21選択肢23 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

床吹出し空調方式は、通常の天井吹出しよりも冷房時の給気温度を上げる必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.21 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床吹出し空調方式は、居住域に近い床から直接吹き出すので、冷房時の給気温度を天井吹出しより高めにして、冷えすぎや不快感を防ぐ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.21
令和8年 No.20選択肢5同じ文が2回出題4 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

10~12 ℃程度の冷風を利用した低温送風空調方式は、送風搬送動力の低減が可能であり、空調機やダクトサイズを小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5
同じ文:令和5年 No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

低温送風空調方式は、吹出し温度を下げて送る空気の量を減らすので、送風の動力を小さくでき、空調機やダクトも小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20令和5年 No.20
令和2年 No.20選択肢25 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

10~12 ℃程度の低温冷風を利用した低温送風空調方式は、送風搬送動力の低減が可能であり、空調機やダクトサイズを小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

低温送風空調方式は、吹出し温度を下げて送風量を減らすので、搬送動力を小さくでき、空調機・ダクトも小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20
放射冷暖房・床暖房・置換換気
令和7年 No.20選択肢5同じ文が2回出題6 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

放射冷房は、気流や温度むらによる不快感が少なく、快適な室内環境を得やすい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5
同じ文:令和4年 No.20 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

放射冷房は、冷やした天井・床などの面からの放射で冷やすので、気流や温度むらによる不快感が少ない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20令和4年 No.20
令和5年 No.20選択肢17 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

室内の床に放熱管を埋め込んだ放射暖房方式は、一般に、温風暖房方式に比べて、室内における上下の温度差が小さくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床に放熱管を埋め込んだ放射暖房は、床から室内を暖めるので、温風暖房より上下の温度差が小さい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20
令和2年 No.20選択肢48 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

室内の床に放熱管を埋め込んだ放射暖房方式は、温風暖房方式に比べて、室内における上下の温度差が少なくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床に放熱管を埋め込んだ放射暖房は、温風暖房より室内の上下の温度差が小さい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20
平成29年 No.20選択肢49 / 10

問題:空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

床暖房は、一般に、室内における上下の温度差が少なくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床暖房は、床から放射と対流で暖めるので、温風暖房に比べて、室内の上下の温度差が少なくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和3年 No.20選択肢5同じ文が2回出題10 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

置換換気・空調は、空気の浮力を利用した換気・空調方式である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5
同じ文:平成30年 No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

置換換気・空調は、床付近から低温の空気をゆっくり供給し、人や機器で暖まった空気が浮力で上昇するのを利用して、天井付近から排気する方式。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20平成30年 No.20

♨️ 熱源・配管・蓄熱

📖 熱源と配管

熱源と配管は、ヒートポンプの暖房能力、膨張タンク、蓄熱の方式がくり返し出ます。

項目特徴
空気熱源ヒートポンプ外気から熱をくみ上げるので、外気温度が低いほど暖房能力は低下する
成績係数(COP)冷房・加熱した熱量 ÷ 与えたエネルギー量(大きいほど効率がよい)
ガスエンジンヒートポンプ暖房時に、ヒートポンプの加熱量とエンジンの排熱を合わせて利用できる
膨張タンク密閉回路でも、水の温度による体積の変化を吸収するために必要(温水のほうが膨張量が多い)
開放回路の蓄熱槽(最下層)水を上の階まで持ち上げる動力が必要で、密閉回路よりポンプの動力が大きい
氷蓄熱氷になるときの潜熱も使うので、水蓄熱より蓄熱槽を小さくできる
開放式冷却塔冷却水の一部が蒸発するときの潜熱で、残りの水を冷やす(空気と水の温度差が主ではない)
自然冷媒アンモニア・二酸化炭素など。フロン類より地球環境への影響が小さい
熱源装置・ダクト熱源装置は冷水・蒸気・温水などの熱媒をつくる装置。ダクトは一般に亜鉛めっき鋼板(湿気の多い所はステンレス鋼板など)
✅ チェックポイント
1密閉回路にも膨張タンク
「密閉回路の冷温水配管には膨張タンクは不要」は誤り(同じ文で2回正答)。
2COP は分子と分母に注意
「与えたエネルギー量を熱量で割る」は逆(令和7年)。加湿器の飽和効率でもない(令和2年)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で20肢)↓

✏️ 過去問:熱源・配管・蓄熱(10年で20肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全16枚)。

ヒートポンプ・成績係数(COP)
平成29年 No.21選択肢31 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

空気熱源ヒートポンプ方式のルームエアコンの暖房能力は、外気の温度が低くなるほど向上する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.21 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

空気熱源ヒートポンプは、外気から熱をくみ上げて暖房するので、外気の温度が低くなるほど暖房能力は低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.21
令和7年 No.19選択肢32 / 16

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

成績係数は、ヒートポンプなどの熱源機に外部から与えたエネルギー量を、その熱源機が冷房や加熱する熱量で除して求めるエネルギー消費効率の指標である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

成績係数(COP)=冷房や加熱した熱量÷与えたエネルギー量(消費電力など)。記述は分子と分母が逆。値が大きいほど効率がよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.19
令和2年 No.19選択肢13 / 16

問題:建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

COP加湿器における飽和効率のことであり、その加湿器で実際に加湿できる範囲を示す数値である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

COPは、ヒートポンプなどの成績係数(冷暖房した熱量÷消費したエネルギー)で、エネルギー効率を表す。加湿器の飽和効率ではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
令和元年 No.19選択肢44 / 16

問題:建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。

排水設備成績係数

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢4

▼ 関係がある? ない?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

成績係数(COP)は、ヒートポンプや冷凍機の効率(消費エネルギーに対する冷暖房能力の比)を表す指標で、空気調和設備の用語。排水設備とは関係が少ない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.19
令和7年 No.20選択肢4同じ文が2回出題5 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

空気熱源ヒートポンプ方式のルームエアコンの暖房能力は、一般に、外気の温度が低くなるほど低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4
同じ文:令和元年 No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

空気熱源ヒートポンプは外気から熱をくみ上げるので、外気の温度が低いほど暖房能力が低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20令和元年 No.20
令和6年 No.20選択肢36 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

暖房時において、ガスエンジンヒートポンプは、ヒートポンプ運転により得られる加熱量とエンジンの排熱量とを合わせて利用することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ガスエンジンヒートポンプは、暖房時にヒートポンプの加熱量と、エンジンの排熱を合わせて利用できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和元年 No.20選択肢17 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

暖房時において、ガスエンジンヒートポンプは、ヒートポンプ運転により得られる加熱量とエンジンの排熱量とを合わせて利用できる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ガスエンジンヒートポンプ(GHP)は、暖房時に、ヒートポンプで得た熱に加えて、エンジンの排熱も利用できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
膨張タンク・冷温水配管・蓄熱槽
令和5年 No.20選択肢3同じ文が2回出題8 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

密閉回路の冷温水配管系には、一般に、膨張タンクは不要である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3
同じ文:令和元年 No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

密閉回路の冷温水配管でも、水の温度が変わると体積が変化するので、その膨張を吸収するために膨張タンクが必要。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20令和元年 No.20
令和8年 No.20選択肢49 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

密閉回路の冷温水配管系において、一般に、冷水より温水の供給時のほうが配管内の水の膨張量が多くなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水は温度が高くなるほど体積が大きくなるので、冷水より温水の供給時のほうが膨張量が多い(膨張タンクで吸収する)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和6年 No.20選択肢210 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

最下層に蓄熱槽を設けた開放回路配管方式は、密閉回路配管方式に比べて、一般に、ポンプの動力が大きくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

最下層に蓄熱槽を置く開放回路は、水を上の階まで持ち上げる動力が必要になるので、密閉回路よりポンプの動力が大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和6年 No.20選択肢411 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

同一量の蓄熱をする場合、氷蓄熱方式は、水蓄熱方式に比べて、蓄熱槽の容量を小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

氷蓄熱は、水が氷になるときの潜熱も利用するので、水蓄熱より蓄熱槽を小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和3年 No.20選択肢3同じ文が2回出題12 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

同一量の蓄熱をする場合、氷蓄熱方式は、水蓄熱方式に比べて、蓄熱槽の容積を小さくすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢3
同じ文:平成30年 No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

氷蓄熱は、水が氷になるときの潜熱も使うので、水蓄熱より蓄熱槽を小さくできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20平成30年 No.20
冷却塔・冷媒・熱源装置・ダクト
令和4年 No.20選択肢513 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開放式冷却塔の冷却効果は、主として、「冷却水に接触する空気の温度」と「冷却水の温度」との差によって得られる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

開放式冷却塔は、冷却水を空気と直接触れさせて、その一部が蒸発するときの潜熱で残りの水を冷やす。主に空気と水の温度差で冷やすのではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20
令和8年 No.20選択肢2同じ文が2回出題14 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

冷凍機の自然冷媒には、アンモニアや二酸化炭素などが用いられている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2
同じ文:令和4年 No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

自然冷媒(アンモニア・二酸化炭素など)は、もともと自然にある物質の冷媒で、フロン類に比べて地球環境への影響が小さい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20令和4年 No.20
平成29年 No.20選択肢115 / 16

問題:空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

冷水、蒸気、温水などの熱媒をつくる装置を熱源装置という。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

冷水・蒸気・温水などの熱媒をつくる冷凍機やボイラーなどを、熱源装置という。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和8年 No.20選択肢116 / 16

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

空調・換気用のダクトの主材料には、一般に、亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板などが用いられている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ダクトの材料は、一般に亜鉛めっき鋼板。湿気の多い所の排気などには、ステンレス鋼板なども使われる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20

📘 空調・換気の用語

📖 空調・換気の用語

No.19 の建築設備の用語では、空調・換気の用語(CAV・SHF・NC などの略称を含む)とその意味が問われます。

用語意味
顕熱・潜熱顕熱=物体の温度を変化させる熱。潜熱=温度を変えずに、相変化(水が水蒸気になるなど)だけに使われる熱
SHF(顕熱比)空調機で加える(除く)熱量のうち、顕熱量が占める割合
気化式加湿器濡らした加湿素子に空気を通し、空気の顕熱で水を蒸発させて加湿する(空気の温度は下がる)
全熱交換器換気で排出する空気の顕熱と潜熱を回収して、取り入れる外気に移す
外気冷房中間期や冬期に、室温より低い外気を取り入れて冷房に使う省エネルギーの手法
第2種・第3種換気第2種=室内が正圧(外からの汚染空気の流入を防ぐ)。第3種=室内が負圧(室内の汚染空気の流出を防ぐ)
24時間換気住宅の居室には、原則として24時間換気できる機械換気設備を設ける(シックハウス対策・建築基準法施行令第20条の8)
ダンパーダクトの風量を調整したり、火災時に閉じて煙や炎を遮ったりする装置
NC-30全てのオクターブバンドで、騒音レベルが NC-30 曲線を下回っていること
✏️ この項目の過去問を解く(10年で10肢)↓

✏️ 過去問:空調・換気の用語(10年で10肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

顕熱・潜熱・SHF・加湿・全熱交換器
令和5年 No.19選択肢31 / 10

問題:建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

顕熱物体において、温度を変えずに相変化だけに消費される熱をいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

温度を変えずに、相変化(水が水蒸気になるなど)だけに使われる熱は潜熱。顕熱は、物体の温度を変化させる熱。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.19
令和4年 No.19選択肢32 / 10

問題:建築設備等に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

SHF空調機により空気に加えられる熱量又は空気から除去される熱量のうち、顕熱量の占める割合である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

SHF(顕熱比)は、空調機で加える(除く)熱量のうち、顕熱量が占める割合。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和2年 No.19選択肢33 / 10

問題:建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

SHF空調機により空気に加えられる、又は、空気から除去される熱量のうち、顕熱量の占める割合である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

SHF(顕熱比)は、空調機で加える(除く)熱量のうち、顕熱量が占める割合。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.19
平成29年 No.21選択肢14 / 10

問題:空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

気化式加湿器は、一般に、加湿素子を水で濡らし、これに空気を接触させ、空気のもつ顕熱により水を蒸発させて加湿を行うものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.21 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

気化式加湿器は、水で濡らした加湿素子に空気を通し、空気のもつ顕熱で水を蒸発させて加湿する(加湿した空気の温度は下がる)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.21
平成29年 No.20選択肢25 / 10

問題:空気調和設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

全熱交換器は、室内の換気の際に排出する空気がもつ顕熱と潜熱を回収する装置である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

全熱交換器は、換気で排出する空気の顕熱(温度)と潜熱(湿度)を回収して、取り入れる外気に移す装置。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
外気冷房・換気・ダンパー・騒音
令和3年 No.19選択肢56 / 10

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

第 3 種換気は、室内を正圧に保持できるので、室内への汚染空気の流入を防ぐことができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

第3種換気(機械排気・自然給気)は、室内が負圧になり、室内の汚染空気がほかの室へ流れ出にくい。室内を正圧にして、外からの汚染空気の流入を防ぐのは第2種換気。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和4年 No.19選択肢17 / 10

問題:建築設備等に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

NC-30全てのオクターブバンドで騒音レベルがNC-30 曲線を上回っていることをいう。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

NC-30は、全てのオクターブバンドで、騒音レベルがNC-30の曲線を下回っている(超えていない)ことをいう。上回っているのではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.19
令和3年 No.19選択肢48 / 10

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

外気冷房は、中間期や冬期において、室温に比べて低温の外気を導入して冷房に利用する省エネルギー手法である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

外気冷房は、中間期や冬期に、室温より低い外気を取り入れて冷房に使う省エネルギーの手法。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.19
令和4年 No.21選択肢19 / 10

問題:建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

住宅の居室においては、原則として、24 時間機械換気設備の設置が義務付けられている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.21 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

シックハウス対策として、住宅の居室には、原則として24時間換気できる機械換気設備を設ける(建築基準法施行令第20条の8)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.21
平成30年 No.19選択肢310 / 10

問題:建築設備に関する次の用語の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。

換気設備ダンパー

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.19 選択肢3

▼ 関係がある? ない?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ダンパーは、ダクトの中の風量を調整したり、火災時に閉じて煙や炎を遮ったりする装置で、換気設備(空調設備)の用語。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.19

まとめ:空気調和設備で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🌀 空調方式
空調方式要点 ›
CAV風量一定・小さくできないVAV風量を変える・省エネマルチパッケージ冷媒を送る
🌬️ 吹出し・放射
吹出し・放射要点 ›
ふく流型広がる・到達距離は短い床吹出し給気温度を高めに
♨️ 熱源・配管
熱源・配管要点 ›
ヒートポンプ外気が低いと能力低下膨張タンク密閉回路でも必要氷蓄熱槽が小さい
📘 用語
顕熱温度を変える熱SHF顕熱の割合
💡 No.20 は、同じ文が年をまたいでそのまま出ることが多い分野です。正答になった文(CAV・マルチパッケージ・膨張タンク)を、正しい文に直して言えるようにしておくと、くり返しに強くなります。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

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