一級建築士 建築計画【寸法・所要面積】分野別過去問 要点解説※完全無料

寸法・所要面積|一級建築士 建築計画|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 一級建築士 学科Ⅰ(建築計画)|分野別の解説
寸法・所要面積
要点と過去問10年分

一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)の No.6〜No.8 で出題される「寸法・所要面積」について、人と家具・設備の寸法、室・施設の大きさ、駐車場・車路を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
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📖 人・設備の要点から読む

寸法・所要面積の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

寸法の問題は毎年1問(平成29年だけは No.6・No.7 の2問)で、令和2年からは No.8、令和元年・平成30年は No.7 に出ています。正答は、人と家具・設備の寸法(押しボタン・おむつ交換台・手洗い場・エレベーターの配置)が4回、駐車場・車路(車路の幅・勾配・オートバイ)が4回、室・施設の大きさ(病室・特養の居室・バレーの天井高)が3回です。

No.6・No.7・No.8 に出題(10年のうち10年・11問)。この記事で解説する選択肢は44肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

📏 人と家具・設備の寸法

📖 人と家具・設備の寸法

人と家具・設備の寸法は、座った・立った・車椅子に座った人に合う高さと、器具の間隔が問われます。10年で4回正答になっています。

もの寸法の目安
パーティション座った人の目の高さは110〜115cm程度。110cm なら座っても見通せ、120cm なら座ったときの視界を遮る
カウンター車椅子使用者が使うローカウンターは上端70〜75cm程度・下端65〜70cm程度(膝が入る)。立って使うハイカウンター・ホテルのフロントの一般用は100cm程度
便所・洗面の器具車椅子使用者用便房の戸の開閉の押しボタンは100cm程度(1.4m は高すぎる)。おむつ交換台の高さは70cm程度(50cm は低すぎる)。幼稚園の子ども用の手洗い場は50〜55cm程度。多人数の成人の小便器の中心間90cm・洗面器の中心間850mm
浴室・客室車椅子使用者の浴槽は深さ50cm程度、エプロン45cm程度で同じ高さの移乗台。車椅子使用者用客室の出入口は有効80cm以上で、取っ手側に45cm程度の接近スペース
階段・廊下・出入口・昇降機避難に使う階段は段鼻から段裏まで2m程度。主要な出入口120cm以上・その他90cm以上(誘導基準)。小学校の両側居室の廊下は2.3m以上。エスカレーターの勾配は原則30度以下。エレベーターは1列4台程度までとし、5台ずつを狭い通路で対面させない
✅ チェックポイント
1押しボタンは「100cm程度」、おむつ交換台は「70cm程度」
押しボタンを1.4m(令和8年)、おむつ交換台を50cm(令和3年)、子ども用の手洗い場を65cm(平成29年)、低層用と高層用5台ずつを幅4mで対面(令和元年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で20肢)↓

✏️ 過去問:人と家具・設備の寸法(10年で20肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

パーティション・カウンター
平成29年 No.6選択肢11 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルの事務室において、椅子に座った状態で室内の見通しをよくするためにパーティションの高さを床面から110cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

椅子に座った人の目の高さは床から115cm程度。パーティションを110cmにすると、座ったままでも室内を見通せる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和3年 No.8選択肢42 / 20

問題:建築物の各部の高さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルの事務室の計画において、椅子に座ったときの視界を遮るためのパーティションの高さを、120cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

椅子に座ったときの目の高さは110cm程度なので、座ったときの視界を遮るパーティションは120cm程度とする(立つと見通せる)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和3年 No.8選択肢33 / 20

問題:建築物の各部の高さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ホテルのフロントカウンターの計画において、一般用の高さを100cmとし、車椅子使用者用の高さを70cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

フロントカウンターは、立って使う一般用を100cm程度、車椅子使用者用を70cm程度(下に膝が入るように)とするのが一般的。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和7年 No.8選択肢44 / 20

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

庁舎において、受付や窓口のカウンターは、高齢者、障害者等の利用に配慮し、ローカウンターの高さを700mm、ハイカウンターの高さを1,000mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が使うローカウンターは、上端の高さ70〜75cm程度(下端65〜70cm程度で膝が入るようにする)が目安(建築設計標準 2.12)。立って使うハイカウンターは1,000mm前後が一般的。700mm・1,000mmは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和6年 No.8選択肢25 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

図書館の計画において、子どもや車椅子使用者に配慮して、貸出用のカウンターについては、上端高さを700mm、下端高さを650mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

子どもや車椅子使用者が使うローカウンターは、上端の高さ70〜75cm程度、下端の高さ65〜70cm程度で、下に膝が入るスペースを設ける(建築設計標準 2.14 C カウンター)。上端700mm・下端650mmは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
平成30年 No.7選択肢26 / 20

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

庁舎の車椅子使用者用受付カウンターの計画において、天板の高さを床面から70cmとし、下部に車椅子のフットレストが入るスペースを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者用の受付カウンターは、天板の上端の高さを70cm程度とし、下部に膝やフットレストが入るスペース(奥行45cm程度以上)を設ける(建築設計標準:ローカウンターの上端は70〜75cm程度)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.7
便所・洗面の器具
令和8年 No.8選択肢27 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

図書館において、車椅子使用者用トイレのドアを開閉するための押しボタンスイッチの高さを、1.4 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

車椅子使用者用便房の自動式引き戸の開閉盤(押しボタン)は、車椅子に座ったまま操作しやすい床から100cm程度の高さに設ける(建築設計標準 10.2.3.2.3)。1.4mでは高すぎて、車椅子使用者が押しにくい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和3年 No.8選択肢28 / 20

問題:建築物の各部の高さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

庁舎の車椅子使用者用トイレの計画において、ドアを開閉するための押しボタンスイッチの高さを、110cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者用便房の戸の開閉の押しボタンは、車椅子に座ったまま操作しやすい高さ(建築設計標準では100cm程度)にする。110cmは使える範囲。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
令和3年 No.8選択肢19 / 20

問題:建築物の各部の高さに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

百貨店のトイレ・洗面所の計画において、乳幼児用おむつ交換台の高さを、50cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

乳幼児用おむつ交換台は、大人が立ったまま乳幼児を寝かせて世話をしやすい高さにする。建築設計標準の図の例では床から70cm程度で、50cmでは低すぎて、かがんだ無理な姿勢になる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和3年 No.8
平成29年 No.6選択肢210 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

幼稚園において、子ども用足洗い場については床に5%程度の勾配をとり、子ども用手洗い場についてはその高さを床面から65cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

幼稚園の子ども用の手洗い場の高さは、幼児の体格に合わせて床から50〜55cm程度とする。65cmでは高すぎる。足洗い場の床に5%程度の勾配をとって水はけをよくするのは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
平成30年 No.7選択肢311 / 20

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

多人数の成人が利用する男性用便所の計画において、隣り合うストール型小便器の中心間距離を、90cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

隣り合う小便器の中心間の距離は、成人の肩幅と動作の余裕を考えて決める。多人数の成人が利用する便所で90cmとするのは、ゆとりのある適当な寸法。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.7
平成29年 No.7選択肢412 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

多人数の成人が使用する洗面所において、隣り合う洗面器の中心間距離を850mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

多人数の成人が使う洗面所で、隣り合う洗面器の中心間の距離を850mmとすれば、肘を広げて使ってもぶつかりにくい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
浴室・客室・階段・廊下・出入口・昇降機
令和7年 No.8選択肢213 / 20

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ホテルにおいて、車椅子使用者用客室内の浴室は、浴槽深さを500mmとし、移乗台の高さとエプロン高さを450mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者の浴室では、浴槽の深さは50cm程度、エプロン(浴槽の縁)の高さは車椅子の座面と同じ45cm程度とし、浴槽の脇にエプロンと同じ高さの移乗台を設ける(建築設計標準 2.9 客室)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和4年 No.8選択肢414 / 20

問題:建築物の各部の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ホテルの計画において、車椅子使用者用客室の出入口には、有効幅員が80cmの引戸を採用し、取っ手側に幅45cmの接近できるスペースを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者用客室の出入口は有効幅員80cm以上とし、引戸などの取っ手側には、戸を開け閉めしやすいよう45cm程度以上の接近スペースを設ける(建築設計標準 2.9)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
令和7年 No.8選択肢115 / 20

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

集合住宅において、避難時に使用する共用階段は、階段の段裏から段鼻までの最小寸法を2mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

避難に使う階段では、頭をぶつけないよう、段鼻から上の段の裏(段裏)までの高さを十分にとる。2m程度は確保したい寸法。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
平成29年 No.7選択肢216 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築物の主要な出入口の有効幅員を1,500mmとし、その他の出入口の有効幅員を1,000mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

建築物移動等円滑化誘導基準では、直接地上へ通ずる主要な出入口の幅は120cm以上、その他の多数の者が利用する出入口の幅は90cm以上(高齢者、障害者等が円滑に利用できるようにするために誘導すべき建築物特定施設の構造及び配置に関する基準を定める省令 第2条)。1,500mm・1,000mmはどちらも満たしていて適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和8年 No.8選択肢417 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

公立小学校において、両側に教室がある廊下の幅を、2.3 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

小学校の児童用の廊下で、両側に居室(教室)がある場合の幅は2.3m以上(建築基準法施行令 第119条)。2.3mは基準どおりで適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和8年 No.8選択肢118 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

百貨店において、階高 5 mの売場に設置するエスカレーターの最大勾配を、30 度とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

エスカレーターの勾配は30度以下とする(建築基準法施行令 第129条の12第1項第二号)。30度は一般のエスカレーターの上限の値で、適当(揚程6m以下・踏段の定格速度が毎分30m以下などの条件を満たす特殊な構造のエスカレーターは、35度まで認められる。建築基準法施行令 第129条の3第2項第二号、平成12年建設省告示第1413号 第2第一号)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
平成29年 No.7選択肢119 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

乗用エレベーター(定員24人)は、かごの内法寸法が間口2,150mm×奥行1,600mmのものを採用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

定員24人(積載量1,600kg)の乗用エレベーターには、かごの内法が間口2,150mm×奥行1,600mm程度のものがある(JIS の標準的な寸法)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和元年 No.7選択肢220 / 20

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高層事務所ビルのエレベーターの計画において、低層用5台と高層用5台とを幅4mの通路を挟んで対面配置とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

エレベーターは、乗る人が籠の到着を見て移動しやすいよう、1列に並べるのは4台程度までとし、対面配置は乗場の奥行を十分にとる。5台ずつを幅4mの通路を挟んで対面させ、しかも低層用と高層用を向かい合わせるのは、乗り間違いや移動の距離が増えて不適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.7

🏫 室・施設の大きさ

📖 室・施設の大きさ

室・施設の大きさは、基準で決まった面積・幅と、競技施設や教室の大きさが問われます。10年で3回正答になっています。

室・施設面積・寸法
病院病室は患者1人につき内法6.4㎡以上、小児だけの病室はその2/3以上(医療法施行規則)。療養病床の廊下は片側居室1.8m以上・両側居室2.7m以上
福祉・保育ユニット型特別養護老人ホームの居室(定員1人)は10.65㎡以上。保育所のほふく室は1人3.3㎡以上
学校・ホール・会議室普通教室は広くする傾向で、35人は流し台を含めて9m×9m、40人は9m×8m程度。教室の天井高2.7m 程度(3m 以上の規定は廃止)。300席程度の小ホールは平土間形式で配置が自由。10席程度の会議室は1人2〜3㎡程度。複式書架の中央支柱の心々250cm で車椅子がすれ違える
競技施設バスケットボールコートは28m×15mで、2面には40m×50m程度。日本バレーボール協会主催の競技会は天井高12.5m以上。屋内の硬式テニスはネットの上で12.19m以上(ATP)。400mトラックには約180m×100m以上。観客席は幅45cm・前後85cm程度
バルコニー2階以上のバルコニーの手すりは高さ1.1m以上(建築基準法施行令 第126条)。手すり子の間隔は内法110mm以下(住宅性能表示)
✅ チェックポイント
1病室は「1人6.4㎡」、バレーの天井は「12.5m」
小児4床室を15㎡(令和4年)、ユニット型特養の居室を2.7m×3.6m(令和5年)、バレーの天井を10.5m(令和6年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で17肢)↓

✏️ 過去問:室・施設の大きさ(10年で17肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

病院・福祉・保育
平成29年 No.6選択肢41 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

病院の4床室の病室において、隣り合うベッドとベッドの間に幅1m以上のスペースを確保するため、その床面積を患者一人につき8㎡とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

病院の病室の床面積は、内法で患者1人につき6.4㎡以上(医療法施行規則 第16条第1項第三号イ)。8㎡とすれば、隣り合うベッドの間に1m以上の介助のスペースをとりやすい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和4年 No.8選択肢12 / 17

問題:建築物の各部の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

総合病院の改修計画において、一般病床の床面積が内法15㎡の2床室を、小児専用の4床室とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

病院の病室の床面積は患者1人につき6.4㎡以上で、小児だけを入院させる病室はその2/3以上(約4.27㎡以上)とすることができる(医療法施行規則 第16条第1項第三号イ・第四号)。4床室なら約17.1㎡以上必要なので、内法15㎡では足りない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
令和6年 No.8選択肢43 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

病院の療養病床の病棟計画において、患者が使用する廊下の有効幅員は、片側居室となる部分を2.0m、両側居室となる部分を3.0mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

療養病床の病室に隣接する廊下の幅は、片側居室で1.8m以上、両側居室で2.7m以上(医療法施行規則 第16条第1項第十一号イ)。2.0m・3.0mは基準を満たしている。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
令和5年 No.8選択肢34 / 17

問題:建築物に関する各部の寸法等の記述のうち、最も不適当なものは、次のうちどれか。

ユニット型の介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)において、トイレを除いた定員1人の居室の内法寸法を、2.7m ×3.6mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ユニット型の特別養護老人ホームの居室(定員1人)の床面積は10.65㎡以上(特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準 第35条)。2.7m×3.6m=9.72㎡では足りない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
令和6年 No.8選択肢15 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

保育所の計画において、乳児を対象とした定員10人のほふく室の有効面積を、40㎡とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

保育所のほふく室の面積は、乳児または満2歳未満の幼児1人につき3.3㎡以上(児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第32条第三号)。10人なら33㎡以上なので、40㎡は適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
学校・ホール・会議室・図書館
令和4年 No.8選択肢36 / 17

問題:建築物の各部の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

小学校の計画において、低学年の普通教室(35人)の平面形状は、情報端末や教科書等の教材の使用に配慮した机等のサイズ拡大を考慮し、流し台を含めて9 m × 9 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

1人1台の情報端末や大きくなった机などに対応するため、普通教室を広くする傾向がある。流し台を含めて9m×9mとするのは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
平成29年 No.6選択肢37 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

小学校において、居心地のよさや落着き感に考慮しつつ、教室の天井高さを2.7mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

教室の天井高は、居心地のよさや落ち着き感にも配慮して決める。2.7m程度は一般的で適当(建築基準法施行令にあった「学校の教室の天井高3m以上」の規定はすでに廃止され、いまは居室一般の2.1m以上)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.6
令和4年 No.8選択肢28 / 17

問題:建築物の各部の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

市民ホールに設ける300席の小ホールの計画において、車椅子使用者用を含めて客席配置の自由度を高めるため、平土間形式とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

300席程度までの小ホールでは、平土間形式(床が平らで椅子を動かせる形式)や移動式の客席にすると、車椅子使用者の席を含めて客席の配置を自由に変えやすい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和4年 No.8
平成30年 No.7選択肢49 / 17

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

事務所ビルの計画において、10席程度の会議室の内法寸法を、3.6 m × 7.2 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

10席程度の会議室は、1人当たり2〜3㎡程度が目安。3.6 m × 7.2 m(約26㎡)は適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.7
令和元年 No.7選択肢310 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

図書館の開架閲覧室における複式(両面使用型)書架の中央支柱の心々距離については、車椅子使用者同士がすれ違うことができるように、250cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者どうしがすれ違える通路(180cm程度)と書架の奥行を考えると、複式書架の中央支柱の心々距離250cmは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.7
競技施設・バルコニー
令和8年 No.8選択肢311 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

公共体育館において、成人用バスケットボールコートを 2 面配置するために、床面の内法寸法を、40 m × 50 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

成人用のバスケットボールコートは28m×15m。周りの安全な余裕(ラインの外側の空き)を含めて2面を配置するには、40m×50m程度の床面が目安になる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和8年 No.8
令和2年 No.8選択肢112 / 17

問題:建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するため、床面の内法寸法を、40 m × 50 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

成人用のバスケットボールコートは28m×15m。周りの余裕を含めて2面を配置するには、40m×50m程度の床面が目安になる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
令和6年 No.8選択肢313 / 17

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

体育館の計画において、バレーボールの公式試合(日本バレーボール協会主催の競技会)が行えるようにするため、天井の高さを、10.5mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

日本バレーボール協会主催の競技会を行う体育館は、競技規則で天井の高さを12.5m以上とすることが求められる。10.5mでは足りない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和6年 No.8
令和2年 No.8選択肢214 / 17

問題:建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

屋内の公式試合用の硬式テニスコートについて、ネット上部の天井高を、13mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

屋内の公式試合用の硬式テニスコートでは、ロブなどでボールが高く上がるので、ネットの上で十分な天井高が必要。求められる高さは大会の規定によって違い、たとえば男子プロツアー(ATP)の規定はネットの上で12.19m(40フィート)以上。13mは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
令和5年 No.8選択肢215 / 17

問題:建築物に関する各部の寸法等の記述のうち、最も不適当なものは、次のうちどれか。

高等学校の配置計画において、400mトラックを設けるための運動場の寸法を、120m ×190mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

400mトラック(直線と半径約37mの曲線)を設けるには、少なくとも長さ約180m・幅約100m程度の場所が必要で、120m×190mは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
令和2年 No.8選択肢316 / 17

問題:建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

競技場の観客席の固定座席の計画において、座席の幅(1人分の間口)を45cmとし、前後間隔(椅子の背の間隔)を85cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

観客席の固定座席は、1人分の幅45cm程度、前後の間隔85cm程度が一般的な寸法。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
令和5年 No.8選択肢417 / 17

問題:建築物に関する各部の寸法等の記述のうち、最も不適当なものは、次のうちどれか。

サービス付き高齢者向け住宅において、2階以上の階に設けるバルコニーには、床仕上げ面からコンクリート躯体の立上りを80mm設けた上に、高さ1,200mmの金属製手すりを設置し、手すり子間の内法寸法を100mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

2階以上のバルコニーの周りには、高さ1.1m以上の手すり壁・さくなどを設ける(建築基準法施行令 第126条第1項)。住宅性能表示の評価方法基準(高齢者等配慮対策等級)では、子どもがすり抜けないよう、手すり子の間隔を内法110mm以下とする。床から手すりの上端まで1,280mm(立上り80mm+手すり1,200mm)・間隔100mmは適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8

🚗 駐車場・車路

📖 駐車場・車路

駐車場・車路は、駐車場法施行令の車路の幅と勾配、オートバイの区画が問われます。10年で4回正答になっています。

項目寸法
車路の幅一方通行3.5m以上、対面通行5.5m以上。一方通行で駐車料金の徴収施設に接し歩行者が通らない部分は2.75m以上(駐車場法施行令 第8条第二号)
車路の勾配傾斜部の縦断勾配は17%以下(同 第三号ハ)。1/8(12.5%)は基準内、1/5(20%)は急すぎる。始まりと終わりに緩和勾配を設ける
駐車の区画・方式250cc クラスのオートバイの平行駐車は幅90cm〜1m・長さ230cm程度。普通乗用車の柱割り8.5m なら柱間に3台。直角駐車が1台当たりの所要面積が最も小さい
✅ チェックポイント
1車路は「一方通行3.5m・対面5.5m」、勾配は「17%以下」
一方通行の車路3m(令和7年)、料金徴収施設に接する部分2.5m(令和2年)、本勾配1/5(平成29年)、オートバイの区画幅60cm(平成30年)は誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で7肢)↓

✏️ 過去問:駐車場・車路(10年で7肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和7年 No.8選択肢31 / 7

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

大規模な路外駐車場において、普通自動車用の一方通行の車路を幅3m、対面通行の車路を幅6mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

路外駐車場の車路の幅は、一方通行は3.5m以上、対面通行(その他の車路)は5.5m以上(駐車場法施行令 第8条第二号)。一方通行3mは足りない。対面通行6mは基準を満たすが、一方通行が不適当。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和7年 No.8
令和2年 No.8選択肢42 / 7

問題:建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

屋内駐車場の計画において、一方通行の小型自動車の車路のうち、車路に接して駐車料金の徴収施設が設けられている場所で、歩行者の通行の用に供しない部分の幅員を、2.5mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

一方通行の車路のうち、駐車料金の徴収施設に接し、歩行者が通らない部分の幅員は2.75m以上(駐車場法施行令 第8条第二号イ)。2.5mでは足りない。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和2年 No.8
平成29年 No.7選択肢33 / 7

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

自走式の立体駐車場における自動車の車路において、傾斜部の本勾配を 1/5 とし、傾斜部の始まりと終わりのそれぞれの長さ6mの部分の緩和勾配を 1/10 とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

建築物である駐車場の車路の傾斜部の縦断勾配は、17%以下(駐車場法施行令 第8条第三号ハ)。1/5(20%)は急すぎる(1/6≒17%が上限の目安)。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和5年 No.8選択肢14 / 7

問題:建築物に関する各部の寸法等の記述のうち、最も不適当なものは、次のうちどれか。

地下駐車場の自動車の車路において、傾斜部の本勾配を 1/8 とし、傾斜部の始まりと終わりのそれぞれに設けた長さ4mの緩和勾配を 1/16 とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.8 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

路外駐車場の車路の傾斜部の縦断勾配は17%以下(駐車場法施行令 第8条第三号ハ)。1/8(12.5%)は基準内で、傾斜の始まりと終わりに緩和勾配(1/16)を設けると、車の底をこすりにくい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和5年 No.8
平成30年 No.7選択肢15 / 7

問題:建築物等の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

排気量250ccクラスのオートバイの駐車場の計画において、平行駐車の1台当たりの駐車区画の寸法を、幅60cm、長さ230cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

250ccクラスのオートバイは、ハンドルの幅が80cm程度ある。平行駐車の1台当たりの区画は、幅90cm〜1m程度、長さ230cm程度が必要で、幅60cmでは狭すぎる。

本番の形(4つの選択肢)で解く:平成30年 No.7
令和元年 No.7選択肢16 / 7

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地下階に駐車場を設ける大規模店舗において、売場のレイアウトと駐車場の駐車台数の効率を考慮して、柱割りを8.5 m × 8.5 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

普通乗用車1台の駐車幅は2.5m程度なので、柱割り8.5mなら柱間に3台並べられ、駐車の効率がよい。売場のレイアウトとも合わせやすい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.7
令和元年 No.7選択肢47 / 7

問題:建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

普通乗用車を駐車させる屋内駐車場の計画において、1台当たりの所要面積をなるべく少なくするため、直角駐車とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅰ(計画)」No.7 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

直角駐車は、ほかの駐車の方式(斜め駐車・平行駐車)に比べて、1台当たりの所要面積が小さい。

本番の形(4つの選択肢)で解く:令和元年 No.7

まとめ:寸法・所要面積で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

📏 人・設備
人と家具・設備要点 ›
押しボタン100cm程度おむつ交換台70cm程度ローカウンター上端70〜75cm
🏫 室・施設
室・施設の大きさ要点 ›
病室1人6.4㎡以上ユニット型特養10.65㎡以上バレーの天井12.5m以上
🚗 駐車場
駐車場・車路要点 ›
一方通行3.5m以上対面通行5.5m以上勾配17%以下
💡 寸法は、法令や基準で決まった数値(病室6.4㎡・車路3.5m/5.5m・勾配17%)と、人の体から決まる目安(座った目の高さ110〜115cm・車椅子の膝が入るカウンター)に分けて覚えると、選択肢の数値が「足りない」のか「高すぎる」のかを判断しやすくなります。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

一級建築士 建築計画の分野別の解説(17分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(建築計画)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
📋一級建築士 過去問題一覧(5科目)建築計画の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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