二級建築士 建築計画【高齢者・障害者への配慮】分野別過去問 要点解説※完全無料

高齢者・ 障害者への配慮|二級建築士 建築計画|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅰ(建築計画)|分野別の解説
高齢者・障害者への配慮
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)の No.17 などで出題される「高齢者・障害者への配慮」について、住宅・室内の寸法、傾斜路・通路・駐車場の基準、情報・案内の工夫を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・53肢・1問
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年度別の記事で、5つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
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高齢者・障害者への配慮の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

高齢者・障害者への配慮は、令和3年を除く毎年 No.17 に出ています(令和4年は No.14・No.16、令和2年・平成30年は No.14 にも)。コンセントの高さとキックプレートの高さが2回ずつ正答になり、傾斜路の勾配・踊場、浴槽の縁の高さなど、数字の問題が中心です。

No.14・No.16・No.17 に出題(10年のうち9年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(1問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は53肢、図・表・計算の問題は1問(問題ごとに掲載)です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の法令・基準や設計の資料でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🏠 住宅・室内の配慮

📖 室内の高さと寸法

住宅・室内の配慮は、高さの数字の問題が中心です。コンセントの高さ(250mm は低い)とキックプレートの高さ(25cm は低い)が2回ずつ正答になっています。

項目目安
壁付コンセント中心高さを床から400mm程度(250mmは低い)
ドアモニター・空調スイッチ床から1,000〜1,100mm程度(140cmは高い)
エレベーターの操作盤(車椅子用)ボタンの中心を床から1,000mm程度
発券機のボタン・取り出し口床から60〜100cm程度の範囲
日常使う棚の最上段床から1,200mm程度まで
キックプレート(幅木を兼ねる)床から350mm程度(25cmは低い)
浴槽深さ50cm程度、縁(エプロン)の高さ40〜45cm程度(55cmは高い)
キッチンカウンターの下高さ60〜65cm程度・奥行45cm程度のクリアランス
腰掛け便座の両側の手すり間隔70cm程度
男子小便器の両側の手すり床から850mm程度
車椅子使用者の便所のブース出入口の有効幅900mm程度
住戸の中の階段の蹴込み30mm以下(40mmは大きい)
高齢者の作業する所の照度JIS の照明基準の1.5〜2倍程度(書斎の机上面は600〜1,500lx程度)

蹴込みは、住宅性能表示制度の評価方法基準(高齢者等配慮対策等級の等級3以上)

✅ チェックポイント
1階段の手すりは、下りるときの利き手側
片側にしか設けられないとき(2回出題)。端部は水平に450mm程度延ばし、壁面側に曲げる。
2段差は色の差を大きく
玄関の床と上がり框を似た色調にすると、段差に気づきにくい(令和6年の正答)。ノンスリップは踏面と同一面にする。
3建具の工夫
上吊り式の引戸(床にレールがない)、引き残し(手を挟まない)、ディレードアクション機能付きのドアクローザー(閉まり始めを遅らせる)。
4洗面脱衣室の暖房
急な温度の変化(ヒートショック)を防ぐ。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で34肢)↓

✏️ 過去問:住宅・室内の配慮(10年で34肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

コンセント・スイッチ・操作盤・棚の高さ
令和5年 No.17選択肢11 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一戸建て住宅において、車椅子使用者のために、壁付コンセントの中心高さを、抜き差しを考慮して、床面から 250 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

車椅子使用者は深くかがむことが難しいので、壁付コンセントの中心高さは、床から400mm程度と高めにする。250mmでは低すぎる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.17
令和元年 No.17選択肢22 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

コンセントの中心高さは、抜き差しを考慮して、床面から 250 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

床面から250mmは低すぎて、車椅子に座ったままでは手が届きにくい。車椅子使用者に配慮したコンセントの中心高さは、床面から400mm程度とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.17
令和4年 No.16選択肢23 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一戸建ての住宅において、ドアモニターや空調スイッチの高さを、床面から 140 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

車椅子に座ったまま操作するには、ドアモニターや空調スイッチは床から100〜110cm程度が適当。140cmでは高すぎて手が届きにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和8年 No.17選択肢54 / 34

問題:高齢者や身体障がい者に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

居室において、壁付コンセントの中心高さは、車椅子使用者に配慮して、床面から 40 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

コンセントの高さを床から40cmと高めにすると、車椅子使用者や高齢者が深くかがまずに抜き差しできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.17
平成30年 No.17選択肢35 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

壁付きコンセントの取付け高さを、床面から 40 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が使いやすいコンセントの高さは、床面から40cm程度。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.17
令和4年 No.16選択肢16 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一戸建ての住宅において、壁付コンセントの取り付け高さを、床面から 40 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

壁付コンセントを床から40cmにすると、車椅子使用者が深くかがまずに抜き差しできる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和7年 No.17選択肢17 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

住宅のリビングに設置するドアモニターや空調スイッチを、床面から 1,100 mmの高さに統一して計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ドアモニターや空調のスイッチの高さを床から1,100mmにそろえると、立っても座っても使いやすく、場所も分かりやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.17
令和2年 No.17選択肢28 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

エレベーターのかご内の車椅子使用者対応の操作盤の位置は、床面から操作ボタンの中心までの高さを、1,000 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者対応の操作盤は、座ったまま押せるよう、床からボタンの中心まで1,000mm程度とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.17
令和4年 No.16選択肢49 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

病院の受付において、番号札の発券機の操作ボタン及び取り出し口が、それぞれ床面から高さ 60~100 cm程度の範囲に納まるようにした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.16 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

発券機の操作ボタンや取り出し口を床から60〜100cm程度の範囲にすると、車椅子に座ったまま使える。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和2年 No.17選択肢410 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が日常的に使用する収納スペースの最上段の棚板の高さを、床面から 1,200 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が日常的に使う棚の最上段は、座ったまま手が届く床から1,200mm程度までとする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.17
キックプレート・建具
令和8年 No.17選択肢411 / 34

問題:高齢者や身体障がい者に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

屋内の廊下において、キックプレートと兼用した幅木の高さは、車椅子使用者に配慮して、床面から 25 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

キックプレートを兼ねた幅木は、車椅子のフットサポート(足をのせる所)が壁に当たる高さまで覆う必要がある。床から25cmでは低く、35cm程度とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.17
平成30年 No.17選択肢212 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

室内の廊下において、キックプレートと兼用した幅木を設けるに当たり、その高さを床面から 25 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

キックプレートを兼ねた幅木は、車椅子のフットレストや車輪が当たって壁が傷つくのを防ぐもので、フットレストの高さに合わせて床面から35cm程度とする。25cmでは低い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.17
令和元年 No.17選択肢413 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建具枠には、車椅子のフットレストや車輪との接触によって傷がつくのを防ぐために、床面からの高さ 350 mm程度まで金属板のカバーを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

建具枠の下部に、床面から350mm程度の高さまで金属板のカバー(キックプレート)を設けると、フットレストや車輪が当たっても傷つきにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.17
令和8年 No.17選択肢214 / 34

問題:高齢者や身体障がい者に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

側壁のあるトイレの外開き戸を、床にレールのないソフトクローザー付きの上吊つり式引戸に替えた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

外開き戸は、開け閉めのときに体を大きく動かす必要がある。上吊り式の引戸なら床にレールの段差がなく、ソフトクローザーで閉まる速さもゆるやかになる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.17
令和元年 No.17選択肢315 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

引戸には、引手とドア枠の間に手が挟まれないように、引き残しを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

引戸を開けたときに戸を全部引き込まず、引き残しを設けると、引手とドア枠の間に手が挟まれにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.17
令和7年 No.17選択肢416 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開き戸のドアクローザーを、ディレードアクション機能付きとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ディレードアクション機能は、ドアが閉まり始めるのを遅らせる機能で、車椅子使用者や高齢者が通り抜ける時間を確保できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.17
浴室・便所・キッチン
令和4年 No.14選択肢317 / 34

問題:社会福祉施設等又は高齢者、障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用する浴室において、浴槽の縁の高さは、洗い場の床面から 55 cm程度とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

車椅子から浴槽へ横に移るには、浴槽の縁の高さを車椅子の座面と同じくらい(40〜45cm程度)にする。55cmでは高すぎて移りにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
令和6年 No.17選択肢118 / 34

問題:高齢者、車椅子使用者等に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用する浴室においては、浴槽の深さを 50 cm、エプロンの高さを 40 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子から浴槽へ移りやすいよう、浴槽の深さ50cm、エプロン(浴槽の縁)の高さ40cm程度とするのは適切。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.17
令和2年 No.14選択肢419 / 34

問題:社会福祉施設等又は高齢者、身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用する浴室は、浴槽の深さを 50 cm程度、エプロンの高さを 40~45 cm程度とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者の浴室では、浴槽の深さ50cm程度、エプロン(縁)の高さを車椅子の座面と同じ40〜45cm程度とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和6年 No.17選択肢220 / 34

問題:高齢者、車椅子使用者等に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用するキッチンカウンターの下部には、高さ 65 cm、奥行き 45 cmのクリアランスを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

キッチンカウンターの下に高さ65cm・奥行き45cm程度の空間を設けると、車椅子に座ったまま膝を入れて作業できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.17
令和6年 No.17選択肢321 / 34

問題:高齢者、車椅子使用者等に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者に配慮して、腰掛け便座の両側に手摺すりを設け、手摺すり同士の間隔を 70 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腰掛け便座の両側の手すりの間隔を70cm程度とすると、両手で体を支えやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.17
平成30年 No.17選択肢522 / 34

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

腰掛け便座の両側に手摺すりを設け、手摺すり同士の間隔を 70 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腰掛け便座の両側の手すりの間隔は、70cm程度とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.17
令和2年 No.17選択肢323 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用する便所のブースの出入口の有効幅を、900 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が使う便所のブースの出入口を有効幅900mmとすると、車椅子で出入りしやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.17
令和5年 No.17選択肢524 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

公衆便所において、杖使用者等が立位を保つために、床置式の男子小便器の両側に設ける手摺すりの高さを、床面から 850 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

小便器の両側の手すりは、杖使用者などが体を支えやすいよう、床から850mm程度の高さに設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.17
階段・段差・色
令和7年 No.17選択肢225 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一戸建て住宅の屋内の階段において、上る際に躓つまづきにくくするため、蹴込み寸法を 40 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

蹴込み寸法が大きいと、上るときにつま先が段の下に入り込み、段鼻に引っかかってつまずきやすい。住宅性能表示制度の評価方法基準では、高齢者等配慮対策等級(専用部分)の等級3以上で、住戸の中の階段の蹴込みを30mm以下とする。40mmは大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.17
令和6年 No.17選択肢426 / 34

問題:高齢者、車椅子使用者等に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高齢者の転倒防止のため、玄関の床面と上がり框がまちの色を類似色調にして色差を小さくする計画とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

玄関の床面と上がり框の色を似た色調にすると、段差に気づきにくく、つまずきや転倒の原因になる。色の差(明度差)を大きくして、段差を見分けやすくする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.17
令和6年 No.17選択肢527 / 34

問題:高齢者、車椅子使用者等に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

階段の手摺すりについては、両壁に設置する余裕がなかったので、高齢者が下りるときの利き手側に設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

手すりを片側にしか設けられない場合は、転落の危険が大きい下りるときの利き手側に設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.17
令和2年 No.17選択肢128 / 34

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

住宅の改修において、階段の手摺すりについては、両側に設置する余裕がなかったので、高齢者が降りるときの利き手側に設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

手すりを片側にしか設けられないときは、転落の危険が大きい降りるときの利き手側に設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.17
平成29年 No.17選択肢329 / 34

問題:高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

屋内階段の手摺すりの端部は、上下階でそれぞれ水平に 450 mm延ばし、壁面側に曲げた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

階段の手すりは、上の端では水平に45cm以上、下の端では斜めの部分を含めて段鼻から45cm以上延ばすことが望ましい(国土交通省の建築設計標準)。端部を壁面側に曲げると、衣服などが引っかかりにくい。上下階でそれぞれ水平に450mm延ばし、壁面側に曲げるのは適当。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.17
平成29年 No.17選択肢530 / 34

問題:高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

階段のノンスリップ(滑り止め)は、踏面と同一面とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

階段のノンスリップ(滑り止め)は、つまずかないように、踏面と同一面(段差を付けない)とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.17
照度・暖房
平成29年 No.17選択肢131 / 34

問題:高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

居室の作業領域の照度を、日本工業規格(JIS)における照明基準の 2 倍とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

高齢者は視力が低下するので、居室の作業領域の照度を、JISの照明基準の2倍程度とするのは適当(日本工業規格〔JIS〕は、2019年7月1日から「日本産業規格」に名前が変わった)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.17
平成30年 No.14選択肢532 / 34

問題:教育施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高齢者の使用する居室の作業領域の照度は、日本工業規格(JIS)の照明設計基準の 2 倍を目安とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

高齢者は視力が低下するので、作業領域の照度は、JISの照明設計基準の1.5〜2倍程度を目安とする(日本工業規格〔JIS〕は、2019年7月1日から「日本産業規格」に名前が変わった)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
令和4年 No.14選択肢533 / 34

問題:社会福祉施設等又は高齢者、障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高齢者が利用する書斎において、机上面の照度は、600~1,500 lx程度とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

高齢者は視力が低下しやすいので、書斎の机上面の照度は600〜1,500lx程度と高めにする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.14
令和4年 No.14選択肢434 / 34

問題:社会福祉施設等又は高齢者、障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高齢者が利用する洗面脱衣室において、床暖房や温風機等の暖房設備を設置することは、急激な温度変化によって起こるヒートショックを防ぐために有効である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

洗面脱衣室を暖房すると、浴室との急な温度の変化(ヒートショック)を防げる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.14

♿ 傾斜路・通路・駐車場

📖 傾斜路・通路・駐車場の基準

傾斜路・通路・駐車場は、バリアフリー法施行令の数字がそのまま出ます。

項目基準・目安
傾斜路の勾配1/12以下(高さ16cm以下なら1/8以下)
屋外のアプローチ屋外は雨で滑りやすいので1/15程度が望ましい(50cmの高低差を1/8は急すぎる)
傾斜路の踊場高さ75cm以内ごとに、踏幅150cm以上
傾斜路の手すり勾配が1/12を超えるか、高さが16cmを超える傾斜路に設ける
側壁がない傾斜路車椅子当たり(幅木状の立ち上がり)を連続して設ける
車椅子の転回直径1,500mm程度(1,200mmでは転回しにくい)
敷地内の通路(駐車場から入口まで)幅120cm以上
車椅子使用者用駐車スペース幅350cm以上
リフト付き福祉車両後方から乗り降りするので、駐車スペースの後方に通路(幅2,000mm)を設ける
受付カウンター・サッカー台上端700〜750mm程度とし、下部に膝が入る空間を設ける
水飲み器操作部は手動式(押しボタン・レバー)やセンサー式
集合住宅の外開き玄関扉前にアルコーブを設け、共用廊下に突き出さないようにする

勾配・踊場・通路の幅はバリアフリー法施行令 第19条第2項、手すりは第13条、駐車場の幅は第18条第2項。第18条・第19条は2025年6月1日からの番号で、それより前の出題では1つ前の番号(第17条・第18条)

✏️ この項目の過去問を解く(10年で15肢)↓

✏️ 過去問:傾斜路・通路・駐車場(10年で15肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

傾斜路の勾配・踊場・手すり
平成29年 No.17選択肢41 / 15

問題:高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者が利用する屋内傾斜路には、高さ 900 mmごとに踊場を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

傾斜路は、高さ75cm以内ごとに踏幅150cm以上の踊場を設ける(バリアフリー法施行令第19条第2項第四号ハ。出題当時は第18条第2項第四号ハ)。高さ90cmごとでは基準を満たさない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.17
令和2年 No.14選択肢32 / 15

問題:社会福祉施設等又は高齢者、身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者に配慮し、エントランスから道路境界線まで 50 cmの高低差が生じるアプローチを計画する場合、スロープの勾配は、1/8 程度を基本とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

バリアフリー法施行令第19条第2項第七号(出題当時は第18条第2項第七号)では、敷地内の通路の傾斜路の勾配は1/12以下(高さ16cm以下なら1/8以下)としている。高低差50cmのアプローチを1/8とするのは急すぎ、屋外では雨などで滑りやすいので、1/15程度とするのが望ましい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
令和元年 No.17選択肢53 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高低差 170 mmの屋内傾斜路は、勾配を 1/12 とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が使う傾斜路の勾配は1/12以下(高さ16cm以下なら1/8以下)とされる(バリアフリー法施行令第19条第2項第四号ロ。出題当時は第18条第2項第四号ロ)。高低差170mmなので1/12は適当。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.17
平成30年 No.17選択肢44 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

高低差が 16 cmの屋内傾斜路において、傾斜路の両側とも手摺すりを設けず、勾配を 1/15 とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

勾配が1/12を超えるか、高さが16cmを超える傾斜路には手すりが必要(バリアフリー法施行令第13条第一号)。高低差16cm・勾配1/15なら、どちらにも当たらないので手すりを設けなくてよく、勾配も1/12以下を満たす。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.17
令和7年 No.17選択肢55 / 15

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

側壁がない傾斜路には、車椅子の乗り越え防止のため、立ち上がりとして高さ 400 mmの幅木状の車椅子当たりを連続して設ける計画とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

側壁がない傾斜路では、車椅子の脱輪や乗り越えを防ぐため、幅木状の立ち上がり(車椅子当たり)を連続して設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.17
通路・転回スペース・駐車スペース
平成30年 No.14選択肢46 / 15

問題:教育施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者に配慮し、居室入口前の廊下は、車椅子使用者が転回しやすくするため、直径 1,200 mmの転回スペースを計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

車椅子使用者が転回(360°回転)するには、直径1,500mm程度の空間が必要。直径1,200mmでは転回しにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.14
令和2年 No.14選択肢17 / 15

問題:社会福祉施設等又は高齢者、身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者に配慮し、避難施設となる屋内の通路には、車椅子を円滑に利用できる有効幅員、ゆとりある空間を確保し、原則として段を設けない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.14 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

避難に使う屋内の通路は、車椅子が通れる有効幅とゆとりを確保し、原則として段を設けない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.14
平成30年 No.17選択肢18 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者専用駐車場から建築物の入口までの通路は、屋根を設けるとともに、車椅子使用者及び歩行者の専用とし、幅員を 120 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者用の駐車場から入口までの通路の幅は、120cm以上とする(バリアフリー法施行令第19条第2項第七号イ。出題当時は第18条第2項第七号イ)。あわせて屋根を設け、雨にぬれずに移動できるようにするのは、車椅子使用者への配慮として適当。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.17
令和8年 No.17選択肢19 / 15

問題:高齢者や身体障がい者に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

駐車場において、駐車スペースの幅は、車椅子使用者の乗降を考慮して、350 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が乗り降りするには、車の横に車椅子を置く幅が必要。バリアフリー法施行令第18条第2項第一号では、車椅子使用者用駐車施設の幅を350cm以上としていて、住宅でも同じ考え方で350cmとする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.17
令和4年 No.16選択肢310 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一戸建て住宅の駐車場において、駐車スペースの幅は、乗降を考慮して、3.5 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.16 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が乗り降りするには車の横に広い場所が必要で、駐車スペースの幅3.5mは適当。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和7年 No.17選択肢311 / 15

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子用リフト付き福祉車両の駐車スペース後方に、幅 2,000 mmの通路を計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

リフト付き福祉車両は後方から車椅子を乗り降りさせるので、駐車スペースの後方に通路(幅2,000mm)を設けるのは適切。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.17
令和5年 No.17選択肢412 / 15

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

集合住宅の共用廊下において、高齢者、障がい者等の通行の安全上支障がないように、各住戸の外開き玄関扉の前にアルコーブを設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

外開きの玄関扉の前にアルコーブ(くぼんだ部分)を設けると、扉を開けても共用廊下に突き出さず、通行の安全を保てる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.17
カウンター・サッカー台・水飲み器
平成29年 No.17選択肢213 / 15

問題:高齢者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

車椅子使用者に配慮し、記帳などを行う受付カウンターの上端の高さを、床面から 720 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

車椅子使用者が記帳などをする受付カウンターの上端の高さは、700〜750mm程度とし、下部に膝が入る空間を設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.17
令和4年 No.16選択肢514 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

物販店舗において、購入した商品を袋に詰めるためのサッカー台は、上端高さを床面から 75 cmとし、下部スペースの奥行きを 50 cmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.16 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

サッカー台の上端を75cm、下部の奥行きを50cmとすると、車椅子のひざが入り、袋詰めがしやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和元年 No.17選択肢115 / 15

問題:車椅子使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

水飲み器は、操作部が手動式のものを採用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

水飲み器の操作部は、車椅子使用者でも使いやすい手動式(押しボタン・レバー)や、センサー式とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.17

🪧 情報・案内の配慮

📖 障がいに合わせた工夫

情報・案内の配慮は、障がいの種類に合わせた工夫と、案内用図記号が問われます。

配慮工夫
聴覚障がい者玄関チャイムと連動したフラッシュライトで、音を光で知らせる
弱視者・色弱者電光表示板は、黒地に白や黄色など明度の差の大きい組合せ(黒地に濃い赤は読みにくい)
発達障がい者外部の音や光を遮って落ち着けるカームダウン・クールダウンスペース
外国人案内表示に図記号(ピクトグラム)を使い、多言語を併記する
✅ チェックポイント
1赤ちゃんを抱いた人の図記号
JIS Z 8210 では「乳幼児連れ優先設備」。授乳室(男女共用)には別の図記号がある(令和4年の正答)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で4肢)↓

✏️ 過去問:情報・案内の配慮(10年で4肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和2年 No.17選択肢51 / 4

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

弱視者や色弱者に配慮して、病院の呼び出しカウンターに設置した電光表示板は、黒色の下地に濃い赤色の文字で表示した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢5

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

黒の下地に濃い赤の文字は、明るさ(明度)の差が小さく、赤が見分けにくい色弱者や弱視者には読みにくい。黒地に白や黄色など、明度の差の大きい組合せにする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.17
令和8年 No.17選択肢32 / 4

問題:高齢者や身体障がい者に配慮した一戸建て住宅の改修計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

聴覚障がい者に配慮して、玄関チャイムと連動したフラッシュライトを設置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

耳の不自由な人には、玄関チャイムの音を光で知らせるフラッシュライトが有効。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.17
令和5年 No.17選択肢33 / 4

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

病院において、発達障がい者のために、外部から音や光を遮り、一人でも静かに過ごせるカームダウン・クールダウンスペースを計画した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

カームダウン・クールダウンスペースは、発達障がい者などが、外部の音や光を遮って気持ちを落ち着けるための空間。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.17
令和5年 No.17選択肢24 / 4

問題:高齢者や身体障がい者等に配慮した建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

物販店舗において、外国人のために、案内表示には図記号(ピクトグラム)を用い、多言語を併記する計画とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

案内表示に図記号(ピクトグラム)を使い、多言語を併記すると、日本語が分からない人にも伝わりやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.17

✏️ 過去問:案内用図記号(図)(10年で1問)

オストメイト・介助用ベッド・スロープ・カームダウンの図記号と、乳幼児連れ優先設備の図記号を見分けます。

令和4年 No.17JISの案内用図記号と表示事項の組合せ

各種建築物(案内用図記号・図)最も不適当なもの(図)

JISにおける案内用図記号とその表示事項との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

No.17の図:JIS Z 8210 の案内用図記号と表示事項の表。1 胸に十字のある人の図記号=オストメイト用設備/オストメイト、2 台の上の人を介助する人の図記号=介助用ベッド、3 車椅子と斜面の図記号=スロープ、4 赤ちゃんを抱いた人の図記号=授乳室(男女共用)、5 囲まれた空間に座る人の図記号=カームダウン・クールダウン。図の下に「図の出典:JIS Z 8210」の注記
図を押すと大きく表示します
1オストメイト用設備/オストメイト
2介助用ベッド
3スロープ
4授乳室(男女共用)
5カームダウン・クールダウン

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅰ(建築計画)」No.17

▼ 解答・解説を見る(No.17)▲ 解答・解説を閉じる
正答4最も不適当なものは、4である。
1
オストメイト用設備/オストメイト
設問は、適当である。

胸に十字がある人の図記号は、人工肛門・人工膀胱を使う人(オストメイト)のための設備を表す。

2
介助用ベッド
設問は、適当である。

台の上の人を介助する図記号は、おむつ替えなどにも使える介助用ベッドを表す。

3
スロープ
設問は、適当である。

車椅子と斜面の図記号は、スロープを表す。

4正答
授乳室(男女共用)
設問は、不適当である。

赤ちゃんを抱いた人の図記号は、JIS Z 8210 では「乳幼児連れ優先設備」(乳幼児を連れた人が優先して使える設備)を表す。「授乳室(男女共用)」には、別の図記号が定められている。

5
カームダウン・クールダウン
設問は、適当である。

囲まれた空間に座る人の図記号は、気持ちを落ち着かせるためのカームダウン・クールダウンの空間を表す。

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:令和4年 No.17

まとめ:高齢者・障害者への配慮で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🏠 室内
コンセント400mm程度キックプレート350mm程度浴槽の縁40〜45cm程度
♿ 傾斜路
傾斜路・通路要点 ›
勾配1/12以下踊場75cm以内ごと転回直径1,500mm程度
🪧 情報・案内
情報・案内要点 ›
電光表示板明度の差を大きく聴覚障がいフラッシュライト
💡 高さの数字は「車椅子に座った姿勢に合うか」(手が届くか・フットサポートが当たる高さか・座面と同じ高さか)で考えます。低すぎるもの(コンセント250mm・キックプレート25cm)と高すぎるもの(スイッチ140cm・浴槽の縁55cm)が、くり返し正答になっています。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

二級建築士 建築計画の分野別の解説(23分野)の一覧です。

📋二級建築士 過去問題一覧(4科目)建築計画の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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