二級建築士 建築施工【鉄骨の溶接・スタッド溶接】分野別過去問 要点解説※完全無料

鉄骨の溶接・ スタッド溶接|二級建築士 建築施工|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅳ(建築施工)|分野別の解説
鉄骨工事(溶接・スタッド溶接)
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)の No.12・No.13 で毎年出題される「鉄骨工事」のうち、溶接(溶接棒・清掃・姿勢・余盛り・隅肉溶接の長さ・寒いときの措置)、溶接部の欠陥と補修、スタッド溶接(錆の除去・仕上り・打撃曲げ試験)を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。建方と高力ボルト接合は「鉄骨工事(建方・高力ボルト)」の記事で解説します。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
2
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・38肢
3
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年度別の記事で、5つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 溶接の要点から読む

鉄骨工事(溶接・スタッド溶接)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

鉄骨工事は、10年とも No.12・No.13 の2問が出題されています。1問の中に溶接と建方・高力ボルトの選択肢がまじるので、この記事では溶接・スタッド溶接の選択肢を集めています。寒いときに加熱する範囲(100mm)、隅肉溶接の長さ(サイズの2倍)、スタッドの錆を除く範囲(軸径の2倍以上)がくり返し出ます。

10年分の鉄骨の問題20問のうち10問から、溶接・スタッド溶接の選択肢を集めました。この記事で解説する選択肢は38肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🔥 溶接の準備と施工

📖 溶接棒・清掃・溶接長さ・気温

溶接は、溶接する前の準備と、溶接のしかたに分けて覚えます。寒いときの措置と、隅肉溶接の長さがよく問われます。

項目決まり根拠
開先の加工自動ガス切断又は機械加工とし、精度が不良なものは修正する標準仕様書 7.6.4
溶接棒吸湿などのあるものは使わない。吸湿の疑いがあるものは、乾燥させてから使う7.6.4
溶接部の清掃水分・油・スラグ・塗料・錆など、溶接に支障となるものを除去する。固着したミルスケールで溶接に支障のないものは残してよい(平成28年版の7.6.6のただし書。平成31年版から7.6.6にこの文はないが、令和2年・令和5年の出題でも適当)7.6.6
溶接の姿勢作業架台・ポジショナーなどを使い、可能な限り下向き又は水平の姿勢で溶接する7.6.7
鋼製エンドタブ(柱梁接合部)母材ではなく、裏当て金に組立溶接して取り付ける
裏当て金を用いる完全溶込み溶接初層の溶接で、継手部と裏当て金が十分に溶け込むようにする7.6.7
余盛り母材表面から滑らかに連続する形状で、緩やかに盛り上げる。高さは JASS 6 の基準による(板厚22mmの突合せ継手で2mmは範囲内)7.6.7
隅肉溶接の溶接長さ有効長さに、隅肉溶接のサイズの2倍を加える(始端・終端は不完全になりやすい)7.6.7
寒いときの措置気温が-5℃未満なら溶接しない。-5℃以上5℃以下なら、溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接する7.6.8
デッキプレート相互の接合アークスポット溶接などで行う

「標準仕様書」は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版。

✅ チェックポイント
1加熱する範囲は100mm
溶接線から40mm・50mmとあれば誤り。7.6.8
2隅肉溶接は「サイズの2倍」を足す
隅肉サイズの1/2倍とあれば誤り。7.6.7
✏️ この項目の過去問を解く(10年で21肢)↓

✏️ 過去問:溶接の準備と施工(10年で21肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全16枚)。

溶接の準備(開先・溶接棒・清掃)
令和4年 No.13選択肢11 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

開先の加工は自動ガス切断とし、加工精度の不良なものは修正した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

開先は自動ガス切断などで加工し、精度の悪いものは修正する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和7年 No.13選択肢2同じ文が2回出題2 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

吸湿の疑いのある溶接棒は、再乾燥させてから使用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢2
同じ文:令和元年 No.12 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

吸湿した溶接棒を使うと溶接欠陥の原因になるので、吸湿の疑いがあるときは再乾燥させてから使う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.13令和元年 No.12
令和5年 No.13選択肢4同じ文が2回出題3 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部の清掃作業において、溶接作業に支障のない溶接面に固着したミルスケールは、除去せずにそのまま残した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4
同じ文:令和2年 No.13 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接部は、水分・油・スラグ・塗料・錆などの溶接に支障となるものを除去する(公共建築工事標準仕様書 7.6.6)。固着したミルスケールで溶接に支障のないものは、残してよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.13令和2年 No.13
平成30年 No.13選択肢44 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部の清掃作業において、溶接に支障のないミルスケールは、除去せずに存置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接に先立って、溶接に支障となる水分・油・スラグ・塗料・錆などは取り除くが、溶接に支障のない固着したミルスケールは残してよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
溶接の施工(姿勢・エンドタブ・初層・余盛り・溶接長さ・デッキプレート)
令和2年 No.13選択肢55 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接作業は、治具を使用して、できるだけ下向きの姿勢で行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接は、作業架台・ポジショナーなどを使い、可能な限り下向きまたは水平の姿勢で行う(公共建築工事標準仕様書 7.6.7)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.13
令和7年 No.13選択肢16 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱梁接合部において、鋼製エンドタブの取付けは、裏当て金に組立溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

柱梁接合部の鋼製エンドタブは、梁フランジなどの母材ではなく、裏当て金に組立溶接して取り付ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.13
令和7年 No.13選択肢3同じ文が2回出題7 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

完全溶込み溶接において、初層の溶接で継手部と裏当て金が十分に溶け込むようにした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢3
同じ文:令和4年 No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

裏当て金を用いる完全溶込み溶接では、初層で継手部と裏当て金が十分に溶け込むようにする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.13令和4年 No.13
令和5年 No.13選択肢3同じ文が2回出題8 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

板厚が 22 mmの鋼材相互を突合せ継手とする完全溶込み溶接において、溶接部の余盛りの高さは、特記がなかったので、2 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢3
同じ文:令和2年 No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接部の余盛りは緩やかに盛り上げ、高さはJASS 6 の基準による(公共建築工事標準仕様書 7.6.7)。板厚22mmの突合せ継手で2mmは範囲内。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.13令和2年 No.13
平成30年 No.13選択肢39 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

完全溶込み溶接における余盛りは、母材表面から滑らかに連続する形状とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

完全溶込み溶接の余盛りは、母材表面から滑らかに連続する形状とし、緩やかに盛り上げる(公共建築工事標準仕様書 7.6.7)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
令和8年 No.13選択肢1同じ文が2回出題10 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの 1/2 倍を加えたものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢1
同じ文:令和2年 No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

隅肉溶接で施工する溶接長さは、有効長さに隅肉溶接のサイズの2倍を加えたもの(公共建築工事標準仕様書 7.6.7)。溶接の始端と終端は不完全になりやすいので、その分を足す。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.13令和2年 No.13
令和5年 No.13選択肢511 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの 2 倍を加えたものとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

隅肉溶接の溶接長さは、有効長さに隅肉サイズの2倍を加えたもの(公共建築工事標準仕様書 7.6.7)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.13
平成30年 No.13選択肢512 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

デッキプレート相互の接合は、アークスポット溶接により行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

デッキプレート相互の接合は、アークスポット溶接などで行う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.13
寒いときの措置
令和7年 No.13選択肢513 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作業場所の気温が 3 ℃であったので、溶接線から 100 mmまでの範囲の母材部分を加熱して、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

作業場所の気温が-5℃以上5℃以下のときは、溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.8)。-5℃未満では溶接しない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.13
令和4年 No.13選択肢514 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作業場所の気温が 3 ℃であったので、溶接線から 40 mmまでの範囲の母材部分を加熱して、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

作業場所の気温が-5℃以上5℃以下のときは、溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.8)。40mmでは狭い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和3年 No.13選択肢215 / 16

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作業場所の気温が 4 ℃であったので、溶接線から 100 mmまでの範囲の母材部分を加熱して、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

作業場所の気温が-5℃以上5℃以下のときは、溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.8)。4℃で100mmは適当。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.13
令和元年 No.12選択肢316 / 16

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

作業場所の気温が 4 ℃であったので、溶接線から 50 mmまでの範囲の母材部分を加熱して、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.12 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

作業場所の気温が-5℃以上5℃以下のときは、溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.8)。50mmでは狭い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.12

🩹 溶接部の欠陥と補修

📖 欠陥の補修のしかた

溶接部に欠陥が見つかったときは、欠陥の種類に応じて除去してから再溶接します。

欠陥補修のしかた根拠
割れ溶接金属を全長にわたって除去し、再溶接する。試験で割れの範囲を明らかにした場合は、割れとその端から50mm以上の範囲を除去して再溶接する標準仕様書 7.6.13
ブローホール・ピットなど不良部分を除去した後、再溶接する7.6.13
超音波探傷試験で不合格の部分除去した後、再溶接する7.6.13
補修用の溶接棒手溶接は径4mm以下7.6.13
✅ チェックポイント
1割れは全長
割れの部分だけを除去する、とあれば誤り。7.6.13
2溶接棒は4mm以下
径4mmは満たしている。7.6.13
✏️ この項目の過去問を解く(10年で9肢)↓

✏️ 過去問:溶接部の欠陥と補修(10年で9肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全7枚)。

割れ・ブローホール・ピット・不合格部
令和8年 No.13選択肢21 / 7

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部にピットがあったので、不良部分を削り取り、補修溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ピットなどの有害な欠陥がある部分は、除去してから再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.13
令和6年 No.13選択肢3同じ文が2回出題2 / 7

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部に割れがあったので、溶接金属を全長にわたって除去し、再溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢3
同じ文:令和3年 No.13 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接部に割れがある場合は、溶接金属を全長にわたって除去し、再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.13令和3年 No.13
令和元年 No.12選択肢23 / 7

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部に割れがあったので、溶接金属を全長にわたって削り取り、再溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.12 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

溶接部に割れがある場合は、溶接金属を全長にわたって除去し、再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.12
令和6年 No.13選択肢44 / 7

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部にブローホールがあったので、不良部分を除去した後、再溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ブローホールなどの有害な欠陥は、除去した後に再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.13
令和3年 No.13選択肢45 / 7

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部にブローホールがあったので、除去した後、再溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ブローホールなどの有害な欠陥がある部分は、除去した後、再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.13
令和4年 No.13選択肢26 / 7

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接部の超音波探傷試験において、不合格の部分は全て除去して再溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

超音波探傷試験で不合格の部分は、除去した後、再溶接する(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
補修用の溶接棒
令和6年 No.13選択肢5同じ文が2回出題7 / 7

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

不合格溶接部の手溶接による補修作業は、径が 4 mmの溶接棒を用いて行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢5
同じ文:令和2年 No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

補修用の溶接棒の径は、手溶接の場合4mm以下(公共建築工事標準仕様書 7.6.13)。4mmは満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.13令和2年 No.13

📌 スタッド溶接・耐火被覆

📖 錆の除去と仕上り

スタッド溶接は、鉄骨の梁の上にスタッド(頭付きの棒状の鋼材)を溶接して、コンクリートの床と一体にするものです。錆を除く範囲と、仕上りの許容差がよく問われます。

項目決まり根拠
溶接面の錆などスタッド軸径の2倍以上の範囲を丁寧に除去し、清掃する標準仕様書 7.7.4
仕上り高さ所定の高さの-2mmから+2mmまで7.7.3
傾き5°以内7.7.3
打撃曲げ試験15°まで曲げて割れなどの欠陥がなければ合格。曲げたスタッドはそのまま使ってよい7.7.6
耐火被覆(吹付け)の確認ピン吹付け厚さを確かめた後も、そのまま存置する(平成28年版 7.9.4 の文。平成31年版から7.9.4にこの文はない)
✅ チェックポイント
1錆を除くのは軸径の2倍以上
1.5倍の範囲とあれば誤り。7.7.4
2±2mm・5°以内
-3mm・6°なら不合格、-2mm・4°なら合格。7.7.3
✏️ この項目の過去問を解く(10年で8肢)↓

✏️ 過去問:スタッド溶接・耐火被覆(10年で8肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全6枚)。

溶接面の錆の除去
令和6年 No.13選択肢1同じ文が2回出題1 / 6

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スタッド溶接の溶接面に著しい錆さびが付着していたので、スタッド軸径の 1.5 倍の範囲の錆さびをグラインダーで除去し、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢1
同じ文:令和3年 No.13 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

溶接面に水分・錆・塗料・亜鉛めっきなどがある場合は、スタッド軸径の2倍以上の範囲を丁寧に除去する(公共建築工事標準仕様書 7.7.4)。1.5倍の範囲では足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.13令和3年 No.13
令和元年 No.12選択肢42 / 6

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スタッド溶接の溶接面に著しい錆さびが付着していたので、スタッド軸径の 2 倍以上の範囲の錆さびをグラインダーで除去し、溶接を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.12 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スタッド溶接の溶接面に錆などがある場合は、スタッド軸径の2倍以上の範囲を丁寧に除去する(公共建築工事標準仕様書 7.7.4)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.12
仕上り・打撃曲げ試験
令和7年 No.13選択肢43 / 6

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スタッド溶接完了後の検査において、仕上り高さが指定寸法の-3 mm、傾きが 6 度であったので、合格とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

スタッドの仕上り高さは、所定の高さの-2mmから+2mmまでの範囲、傾きは5°以内(公共建築工事標準仕様書 7.7.3)。-3mm・6°では不合格。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.13
令和4年 No.13選択肢44 / 6

問題:鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スタッド溶接完了後の試験において、仕上り高さが指定寸法の-2 mm、傾きが 4 度であったので、合格とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スタッドの仕上り高さは所定の高さの±2mm以内、傾きは5°以内(公共建築工事標準仕様書 7.7.3)。-2mm・4°は合格。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.13
令和6年 No.13選択肢2同じ文が2回出題5 / 6

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スタッド溶接後の打撃曲げ試験において 15 度まで曲げたスタッドのうち、欠陥のないものについては、そのまま使用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.13 選択肢2
同じ文:令和元年 No.12 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

打撃曲げ試験で15°まで曲げて割れなどの欠陥がなければ合格で、そのスタッドは曲げたまま使ってよい(公共建築工事標準仕様書 7.7.6)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.13令和元年 No.12
耐火被覆の確認ピン
平成30年 No.12選択肢46 / 6

問題:鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

吹付け材による鉄骨の耐火被覆工事において、吹付け厚さを確認するために設置した確認ピンは、確認作業後も存置した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.12 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

吹付け耐火被覆の厚さを確認する確認ピンは、そのまま存置しておく(公共建築工事標準仕様書 7.9.4)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.12

まとめ:鉄骨工事(溶接・スタッド溶接)で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🔥 溶接
溶接の施工要点 ›
サイズの2倍隅肉溶接で有効長さに足す長さ100mm-5〜5℃で加熱する範囲-5℃未満溶接しない
7.6.7・7.6.8
🩹 補修
全長割れは溶接金属を全長にわたり除去4mm以下補修用の溶接棒(手溶接)
7.6.13
📌 スタッド溶接
スタッド溶接要点 ›
軸径の2倍以上錆を除く範囲±2mm・5°以内仕上り高さ・傾き15°打撃曲げ試験
7.7.3・7.7.4・7.7.6
💡 「2倍」が2つ出てきます。隅肉溶接は「サイズの2倍を足す」、スタッドの錆は「軸径の2倍以上を除く」。加熱は「100mm」と分けて覚えると、数字を入れ替えた選択肢に気づけます。

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