二級建築士 建築構造【建築材料(鋼材)】分野別過去問 要点解説※完全無料

建築材料|鋼材 二級建築士 建築構造|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅲ(建築構造)|分野別の解説
建築材料(鋼材)
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.23 で毎年出題される「鋼材」について、炭素量と熱処理、物理的な性質、高温・壊れ方・さび、鋼材の記号の意味を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
1
要点を読む
基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
2
選択肢で確かめる
過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・45肢・1問
3
本番の形で解く
年度別の記事で、5つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 炭素量の要点から読む

建築材料(鋼材)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

No.23 は、10年とも鋼材が1問出題されています(令和7年は応力度-ひずみ度曲線の図)。SD345の数字の意味(4回)、高温で最大になるのは引張強さ(降伏点ではない)、炭素量と溶接性、アルミニウムとの比重(約3倍)がくり返し出ます。

毎年 No.23 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は45肢、図・表・計算の問題は1問(問題ごとに掲載)です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

⚫ 炭素量・熱処理

📖 炭素量と焼入れ

鋼材は、炭素の量で性質が変わります。強さと溶接性はトレードオフの関係です。

項目性質
炭素量が多くなると硬くなり引張強さが大きくなるが、伸び(粘り)が小さくなり、溶接性は低下する。ヤング係数はほぼ変わらない
軟鋼炭素量約0.15〜0.3%の炭素鋼。建築の構造用鋼材に使う
焼入れ高温から急冷すると、硬さ・耐摩耗性は増すが、粘りが減ってもろくなる(粘りを戻すのは焼戻し)
✅ チェックポイント
1炭素が多いと溶接しにくい
炭素含有量が多くなると溶接性が向上、とあれば誤り。
2焼入れで硬くもろく
焼入れで硬さが減少し粘り強くなる、とあれば逆。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で10肢)↓

✏️ 過去問:炭素量・熱処理(10年で10肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全9枚)。

令和8年 No.23選択肢3同じ文が2回出題1 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

軟鋼は、炭素含有量が多くなると硬質になり、引張強さが大きくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3
同じ文:令和4年 No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

軟鋼は、炭素の量が多くなるほど硬く、引張強さが大きくなる。その代わり、伸び(粘り)は小さくなり、溶接もしにくくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.23令和4年 No.23
令和2年 No.23選択肢22 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、炭素含有量が多くなると硬質になり、引張強さが大きくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材は、炭素量が多くなると硬くなり、引張強さが大きくなる(伸びは小さくなる)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.23
平成29年 No.23選択肢13 / 9

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、炭素含有量が多くなると、硬質になり、引張強さが大きくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材は、炭素含有量が多くなると硬くなり、引張強さが大きくなる(伸びや溶接性は低下する)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.23
令和6年 No.23選択肢14 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、一般に、炭素含有量が多くなると、溶接性が向上する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

鋼材は、炭素量が多くなると、強度は上がるが、硬く粘りがなくなり、溶接部が割れやすくなるので、溶接性は低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.23
令和4年 No.23選択肢25 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、一般に、炭素含有量が多くなると、溶接性が低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

炭素の量が多くなると、硬くもろくなり、溶接部が割れやすくなるので、溶接性は低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.23
平成30年 No.23選択肢56 / 9

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、炭素含有量が多くなると、一般に、溶接性が低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

炭素含有量が多くなると、硬く強くなる一方、溶接部が硬化して割れやすくなるので、溶接性が低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.23
令和6年 No.23選択肢27 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

軟鋼は、炭素量が約 0.15~0.3 %の炭素鋼であり、建築用の構造用鋼材として用いられる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

軟鋼は、炭素量が約0.15〜0.3%の炭素鋼で、建築の構造用鋼材として使われる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.23
令和3年 No.23選択肢18 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、炭素含有量が多くなっても、ヤング係数はほぼ同じ値となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヤング係数は、炭素量にかかわらずほぼ同じ(約2.05×10⁵N/mm²)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.23
令和5年 No.23選択肢29 / 9

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材を焼入れすると、硬さ・耐摩耗性が減少するが、粘り強くなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

焼入れ(高温から急冷)すると、硬さ・耐摩耗性は増すが、粘りが減ってもろくなる。設問は逆。粘りを回復させるには、焼戻しを行う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.23

📐 物理的な性質

📖 鋼材の数字

鋼材の物理的な性質は、数字(線膨張係数・ヤング係数・比重)で覚えます。

項目値・性質
線膨張係数約1.2×10⁻⁵/℃(長さ10mが10℃上がると約1mm伸びる)
ヤング係数約2.05×10⁵N/mm²。強さや種類(SN400・SN490・SS400)にかかわらず同じ
伸びの計算伸び=応力度÷ヤング係数×長さ(100N/mm²・10mで約5mm)
比重・密度約7.85。アルミニウム(約2.7)の約3倍。コンクリートや木材より大きい
熱伝導率ふつうの鋼材(炭素鋼)はステンレス鋼より大きい(ステンレス鋼は約1/3)
✅ チェックポイント
1アルミニウムの約3倍
約1.5倍、とあれば誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で11肢)↓

✏️ 過去問:物理的な性質(10年で11肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全8枚)。

線膨張・伸び・熱伝導率
令和8年 No.23選択肢11 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

長さ 10 mの棒材は、常温においては、鋼材の温度が 10 ℃上がると長さが約 1 mm伸びる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の線膨張係数は約1.2×10⁻⁵/℃。長さ10mの棒が10℃上がると、10m×10×1.2×10⁻⁵=0.0012m=1.2mm=約1mm伸びる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.23
令和元年 No.23選択肢22 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

常温において、長さ 10 mの鋼材は、全長にわたって断面に一様に 100 N/mm²の引張応力が生じる場合、約 5 mm伸びる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

伸び=応力度÷ヤング係数×長さ=100÷(2.05×10⁵)×10,000mm≒4.9mm で、約5mm 伸びる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.23
令和8年 No.23選択肢2同じ文が2回出題3 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の熱伝導率は、ステンレス鋼よりも大きい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2
同じ文:令和3年 No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ステンレス鋼は、ふつうの鋼材(炭素鋼)より熱を伝えにくく、熱伝導率は炭素鋼のおよそ1/3。よって鋼材の熱伝導率は、ステンレス鋼より大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.23令和3年 No.23
比重・密度・ヤング係数
令和8年 No.23選択肢4同じ文が2回出題4 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の比重は、アルミニウム材の比重の約 3 倍である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4
同じ文:令和5年 No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の比重は約7.85、アルミニウムは約2.7なので、鋼材はアルミニウムの約3倍。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.23令和5年 No.23
令和元年 No.23選択肢15 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の比重は、アルミニウム材の比重の約 1.5 倍である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

鋼材の比重は約7.85、アルミニウムは約2.7なので、鋼材の比重はアルミニウムの約3倍。1.5倍ではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.23
令和6年 No.23選択肢56 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の密度は、コンクリートや木材よりも大きい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の密度(約7.85g/cm³)は、コンクリート(約2.3)や木材(0.4〜0.8程度)より大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.23
令和6年 No.23選択肢37 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

常温において、SN400 材のヤング係数とSN490 材のヤング係数は、同じである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材のヤング係数は、強度の区分にかかわらず約2.05×10⁵N/mm²で、SN400とSN490で同じ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.23
令和5年 No.23選択肢1同じ文が2回出題8 / 8

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

常温において、SN400 材とSS400 材のヤング係数は、同じである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1
同じ文:令和元年 No.23 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材のヤング係数は、種類や強度にかかわらず約2.05×10⁵N/mm²で、SN400とSS400で同じ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.23令和元年 No.23

✏️ 過去問:応力度-ひずみ度曲線(図の問題)(10年で1問)

比例限度・弾性限度・上降伏点・下降伏点・引張強さの位置を、図で確かめてから「解答・解説を見る」を開いてください。

令和7年 No.23鋼材の引張応力度-ひずみ度曲線(ヤング係数・比例限度・弾性限度・降伏点・引張強さ)

建築材料(鋼材)最も不適当なもの

鋼材の引張試験から得られる図のような引張応力度-ひずみ度曲線に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の引張応力度-ひずみ度曲線。⓪原点、①比例限度、②弾性限度、③上降伏点、④最大荷重点、破断点
図を押すと大きく表示します
1⓪から①までのひずみ度に対する応力度の割合をヤング係数と呼ぶ。
2①は比例限度であり、⓪から①までは応力度-ひずみ度関係は直線的に変化する。
3②は弾性限度であり、②までは荷重を零に戻すと、鋼材は元の形に戻る。
4③は下降伏点と呼ぶ。
5④は最大荷重点であり、その時の応力度を引張強さと呼ぶ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23

▼ 解答・解説を見る(No.23)▲ 解答・解説を閉じる
正答4最も不適当なものは、4である。
1
⓪から①までのひずみ度に対する応力度の割合をヤング係数と呼ぶ。
設問は、適当である。

⓪から①までは応力度とひずみ度が比例し、その比(傾き)をヤング係数という。

2
①は比例限度であり、⓪から①までは応力度-ひずみ度関係は直線的に変化する。
設問は、適当である。

①は比例限度で、ここまでは応力度とひずみ度が直線関係にある。

3
②は弾性限度であり、②までは荷重を零に戻すと、鋼材は元の形に戻る。
設問は、適当である。

②は弾性限度で、ここまでなら荷重を除くとひずみが0に戻る(元の形に戻る)。

4正答
③は下降伏点と呼ぶ。
設問は、不適当である。

③は、応力度がいったん最大になったあと急に下がる手前の点で、上降伏点という。下がったあと、応力度がほぼ一定のままひずみが増える部分の下限が下降伏点。

5
④は最大荷重点であり、その時の応力度を引張強さと呼ぶ。
設問は、適当である。

④は最大荷重点で、そのときの応力度(最大の応力度)を引張強さという。

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:令和7年 No.23

🔥 高温・壊れ方・疲労・さび

📖 高温と壊れ方

高温での性質、壊れ方、さびの防ぎ方が問われます。降伏点と引張強さの温度による変わり方の違いに注意します。

項目性質
引張強さと温度200〜300℃程度で最大になり、それ以上で急激に下がる
降伏点と温度温度が上がるにつれて低下する(300〜400℃で最大になるのではない)
建築構造用耐火鋼(FR鋼)600℃での降伏点が、常温の規格値の2/3以上あることを保証した鋼材
脆性破壊ふつうは伸び・絞りを伴って延性破壊するが、低温や切欠きのある所に衝撃がかかると脆性破壊しやすい
疲労許容疲労強さは、鋼材の強度によらず、継手などの形式に応じた基準疲労強さで求める
降伏比降伏応力÷引張強さ。小さいほど降伏後の余力が大きい
黒皮(ミルスケール)熱間圧延でできる黒い錆の被膜で、一定の防食効果がある
ステンレス鋼(SUS304Aなど)炭素鋼に比べて耐食性・耐火性に優れる
✅ チェックポイント
1最大になるのは引張強さ
降伏点が300〜400℃で最大、とあれば誤り(2回出題)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で17肢)↓

✏️ 過去問:高温・壊れ方・疲労・さび(10年で17肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全14枚)。

高温での性質・FR鋼
令和6年 No.23選択肢4同じ文が2回出題1 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の引張強さは、一般に、温度が 200~300 ℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4
同じ文:令和2年 No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の引張強さは、200〜300℃程度で最大になり(青熱脆性の域)、それ以上の温度では急激に下がる(500℃で常温の約1/2)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.23令和2年 No.23
平成30年 No.23選択肢42 / 14

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

一般の鋼材の引張強さは、温度が 200~300 ℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

一般の鋼材の引張強さは、200〜300℃程度で最大となり、それ以上の温度では急激に低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.23
令和3年 No.23選択肢4同じ文が2回出題3 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の降伏点は、温度が 300~400 ℃程度で最大となり、それ以上の温度になると急激に低下する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4
同じ文:平成29年 No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

鋼材の降伏点は、温度が上がるにつれて低下する(300〜400℃で最大になるのではない)。温度が200〜300℃程度で最大になるのは引張強さで、それ以上で急に下がる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.23平成29年 No.23
令和5年 No.23選択肢4同じ文が2回出題4 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、一般の鋼材よりも高温時の強度を向上させ、600 ℃における降伏点が常温規格値の 2/3 以上あることを保証した鋼材である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4
同じ文:平成29年 No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

建築構造用耐火鋼(FR鋼)は、高温での強度を高め、600℃での降伏点が常温の規格値の2/3以上あることを保証した鋼材。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.23平成29年 No.23
脆性破壊・疲労・降伏比
令和5年 No.23選択肢55 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆ぜい性破壊しやすくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材はふつう伸びや絞りを伴って破断する(延性破壊)が、低温や切欠きがある所に衝撃がかかると、脆性破壊しやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.23
平成29年 No.23選択肢46 / 14

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材は、通常、伸びと絞りを伴って破断(延性破壊)するが、低温状態や鋼材に切欠きがある場合に衝撃力がかかると脆ぜい性破壊しやすくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材は通常、伸びと絞りを伴って延性破壊するが、低温の状態や切欠きのある部分に衝撃力がかかると、脆性破壊しやすくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.23
平成30年 No.23選択肢27 / 14

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の許容疲労強さは、鋼材の強度によらず、継手等の形式に応じた基準疲労強さを用いて算定する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の許容疲労強さは、鋼材の強度によらず、継手などの形式に応じた基準疲労強さを用いて算定する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.23
令和3年 No.23選択肢38 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材の降伏比(=降伏応力/引張強さ)は、小さいほうが降伏後の余力が大きい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

降伏比(降伏応力÷引張強さ)が小さいほど、降伏してから破断するまでの余力が大きい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.23
黒皮・ステンレス鋼
令和4年 No.23選択肢39 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼を製造するときに生じる黒錆さび(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので、一定の防食効果がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

黒錆(黒皮=ミルスケール)は、鋼の表面に被膜をつくるので、一定の防食効果がある(ただし摩擦接合面では除去する)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.23
令和2年 No.23選択肢110 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い錆さび(黒皮)は、鋼の表面に被膜として形成されるので防食効果がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

熱間圧延のときに生じる黒皮(ミルスケール)は、鋼の表面の被膜となり、一定の防食効果がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.23
令和元年 No.23選択肢311 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い錆さび(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成することから防食効果がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

熱間圧延のときに生じる黒皮(ミルスケール)は、鋼の表面の被膜となり、一定の防食効果がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.23
平成29年 No.23選択肢512 / 14

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼を熱間圧延して製造するときに生じる黒い錆さび(黒皮)は、鋼の表面に被膜を形成するので防食効果がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

熱間圧延のときに生じる黒皮(ミルスケール)は、鋼の表面の被膜となり、一定の防食効果がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.23
令和4年 No.23選択肢513 / 14

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築構造用ステンレス鋼材(SUS304A材等)は、一般構造用圧延鋼材(SS400材等)の炭素鋼に比べて、耐食性に優れている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

建築構造用ステンレス鋼材(SUS304Aなど)は、クロム・ニッケルを含み、炭素鋼(SS400など)より耐食性に優れる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.23
平成30年 No.23選択肢314 / 14

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ステンレス鋼(SUS304A材等)は、一般構造用圧延鋼材(SS400 材等)の炭素鋼に比べて、耐食性、耐火性に優れている。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ステンレス鋼(SUS304A など)は、炭素鋼(SS400 など)に比べて、耐食性・耐火性(高温での強度の低下が少ない)に優れる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.23

🏷️ 鋼材の規格

📖 記号の数字の意味

鋼材の記号の数字が、降伏点か引張強さかを区別します。

記号数字の意味根拠
SD345(異形棒鋼)345は降伏点の下限値。引張強さの下限値は490N/mm²JIS G 3112
SM490A(溶接構造用)490は引張強さの下限値。降伏点の下限値は325N/mm²(厚さ16mm以下)JIS G 3106
SN材(建築構造用)建築物に固有の要求性能(溶接性・塑性変形能力など)を考えて規格化。SN490B・Cは降伏点に上限値もある(SM490は下限値だけ)
✅ チェックポイント
1SDは降伏点、SM・SNは引張強さ
SD345の引張強さの下限値が345、SM490Aの降伏点の下限値が490、はどちらも誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で7肢)↓

✏️ 過去問:鋼材の規格(記号の数字)(10年で7肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全5枚)。

令和8年 No.23選択肢5同じ文が2回出題1 / 5

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

異形棒鋼SD345 の引張強さの下限値は、345 N/mm²である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5
同じ文:令和4年 No.23 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

異形棒鋼 SD345 の「345」は、降伏点(耐力)の下限値(345N/mm²)を表す。引張強さの下限値は490N/mm²(JIS G 3112)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.23令和4年 No.23
令和3年 No.23選択肢5同じ文が2回出題2 / 5

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

異形棒鋼SD345 の降伏点の下限値は、345 N/mm²である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5
同じ文:令和元年 No.23 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

異形棒鋼SD345 の「345」は降伏点の下限値(345N/mm²)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.23令和元年 No.23
令和2年 No.23選択肢43 / 5

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

溶接構造用圧延鋼材SM490Aの降伏点の下限値は、490 N/mm²である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

SM490A の「490」は、引張強さの下限値(490N/mm²)を表す。降伏点の下限値は325N/mm²(厚さ16mm以下。JIS G 3106)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.23
令和2年 No.23選択肢54 / 5

問題:鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

建築構造用圧延鋼材は、SN材と呼ばれ、建築物固有の要求性能を考慮して規格化された鋼材である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

建築構造用圧延鋼材(SN材)は、溶接性・塑性変形能力など、建築物に固有の要求性能を考えて規格化された鋼材。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.23
平成30年 No.23選択肢15 / 5

問題:建築物の構造材として用いられる鋼材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

日本工業規格(JIS)において、「建築構造用圧延鋼材SN490」と「溶接構造用圧延鋼材SM490」のそれぞれの降伏点の下限値から上限値までの範囲は、同じである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.23 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

建築構造用圧延鋼材 SN490B・C は、塑性変形能力を確保するため、降伏点に上限値が定められている(例 325〜445N/mm²)。溶接構造用圧延鋼材 SM490 は下限値だけで上限値がない。範囲は同じではない(日本工業規格〔JIS〕は、2019年7月1日から「日本産業規格」に名前が変わった)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.23

まとめ:建築材料(鋼材)で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

⚫ 炭素量
炭素量要点 ›
強く・溶接しにくく炭素が多いと0.15〜0.3%軟鋼
📐 物理的性質
1.2×10⁻⁵/℃線膨張係数2.05×10⁵ヤング係数(種類によらず同じ)約3倍アルミニウムとの比重
🔥 高温・破壊
200〜300℃で最大引張強さ温度とともに下がる降伏点600℃で2/3FR鋼
🏷️ 規格
降伏点SDの数字引張強さSM・SNの数字
JIS
💡 鋼材の記号は「SDは降伏点、SM・SN・SSは引張強さ」。SD345の引張強さの下限は490、SM490の降伏点の下限は325(厚さ16mm以下)、と対で覚えると取り違えません。

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