二級建築士 建築構造【鉄骨造(部材・設計)】分野別過去問 要点解説※完全無料

鉄骨造|部材・設計 二級建築士 建築構造|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅲ(建築構造)|分野別の解説
鉄骨造(部材・設計)
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.16 で毎年出題される「鉄骨構造」について、座屈(細長比・横座屈・幅厚比)、梁の設計、柱脚、鋼材と許容応力度を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。接合は「鉄骨造(接合)」の記事で解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
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📖 座屈の要点から読む

鉄骨造(部材・設計)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

No.16 は、10年とも鉄骨構造が1問出題されています。梁のたわみの制限(1/300・1/250)、柱脚の寸法(根巻き2.5倍・埋込み2倍)、幅厚比と局部座屈、H形鋼の応力の分担がくり返し出ます。

毎年 No.16 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は50肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🏛️ 座屈・細長比・幅厚比

📖 座屈の決まり

鉄骨は薄い板でできているので、座屈(全体の座屈・横座屈・局部座屈)の決まりがいちばんよく問われます。

項目決まり根拠
細長比と許容圧縮応力度細長比が大きいほど座屈しやすく、許容圧縮応力度は小さい(許容圧縮応力度は細長比で決まり、幅厚比にはよらない)
有効細長比の上限柱200以下、柱以外の圧縮材250以下令 第65条
横座屈強軸まわりに曲げを受けるH形鋼は、細長比が大きいほど横座屈しやすく、許容曲げ応力度は小さい。弱軸まわりの曲げや角形鋼管は横座屈を考えなくてよい
補剛材座屈を拘束する補剛材は、元たわみがあっても効くよう、十分な剛性と強度をもたせる
幅厚比・径厚比小さい(板が厚い)ほど局部座屈しにくい。制限値は基準強度Fが大きいほど厳しい。制限値を超える部分は無効として断面を検討する
スチフナー十分に設けるとウェブの局部座屈を防げる。集中荷重の作用点のスチフナーは、スチフナーと近くのウェブの有効幅を圧縮材として設計する
座屈長さ横移動が拘束されたラーメンの柱、トラスの弦材・ウェブ材の構面内は、精算しなければ節点間距離

「令」は建築基準法施行令。

✅ チェックポイント
1幅厚比が大きいほど局部座屈しやすい
大きいほど生じにくい、とあれば誤り。
2細長比が大きいほど許容曲げ応力度は小さい
H形鋼の強軸曲げで、大きくなる、とあれば誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で20肢)↓

✏️ 過去問:座屈・細長比・幅厚比(10年で20肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全19枚)。

細長比と許容圧縮応力度
令和8年 No.16選択肢11 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

細長比の大きい部材ほど、座屈の影響により、許容圧縮応力度が小さくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

細長比(座屈長さ÷断面二次半径)が大きい部材ほど座屈しやすいので、許容圧縮応力度は小さくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.16
令和6年 No.16選択肢12 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

許容圧縮応力度の算定は、細長比によって規定されており、幅厚比にはよらない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

許容圧縮応力度は、細長比(座屈のしやすさ)に応じて定められる。局部座屈は、幅厚比の制限で別に防ぐ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.16
令和7年 No.16選択肢1同じ文が2回出題3 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

圧縮力を負担する柱の有効細長比は、200 以下とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1
同じ文:令和元年 No.16 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

構造耐力上主要な部分の鋼材の圧縮材の有効細長比は、柱で200以下、柱以外で250以下とする(建築基準法施行令第65条)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.16令和元年 No.16
横座屈・補剛材
令和4年 No.16選択肢14 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

H形断面を有する梁が強軸まわりに曲げを受ける場合、梁の細長比が大きいほど許容曲げ応力度は大きくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

H形断面の梁が強軸まわりに曲げを受けると、圧縮側のフランジが横にはらみ出す横座屈が起こりやすい。細長比(横座屈に関する)が大きいほど横座屈しやすいので、許容曲げ応力度は小さくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
平成29年 No.16選択肢25 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

H形断面を有する梁が、強軸まわりに曲げを受ける場合、梁の細長比が大きいほど許容曲げ応力度が小さくなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

強軸まわりに曲げを受けるH形断面の梁は、細長比が大きい(横補剛の間隔が長い)ほど横座屈しやすく、許容曲げ応力度は小さくなる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.16
令和6年 No.16選択肢26 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

曲げを受ける角形鋼管は、横座屈を考慮する必要はない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

角形鋼管は閉じた断面でねじれに強いので、曲げを受けても横座屈を考える必要はない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.16
令和2年 No.16選択肢47 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

断面の弱軸まわりに曲げモーメントを受けるH形鋼の梁については、横座屈を考慮する必要はない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

H形鋼が弱軸まわりに曲げを受ける場合は、横座屈は生じないので考慮しなくてよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.16
令和7年 No.16選択肢28 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

座屈を拘束するための補剛材には、十分な剛性と強度が必要である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

座屈を拘束する補剛材は、座屈しようとする部材を押さえるだけの十分な剛性と強度をもつ必要がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.16
令和5年 No.16選択肢19 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

梁材の圧縮側フランジに設ける横座屈補剛材は,材に元たわみがある場合においても、その耐力が確保されるように、補剛材に十分な耐力と剛性を与える必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

横座屈補剛材は、梁に元たわみ(初期の曲がり)があっても補剛の効果が保てるように、十分な耐力と剛性をもたせる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.16
幅厚比・スチフナー
令和7年 No.16選択肢410 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨部材は、平板要素の幅厚比や鋼管の径厚比が小さいものほど、局部座屈が生じにくい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

幅厚比(板の幅÷厚さ)や径厚比が小さい(板が厚い)ほど、局部座屈が生じにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.16
令和元年 No.16選択肢411 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨部材は、平板要素の幅厚比や鋼管の径厚比が大きいものほど、局部座屈が生じにくい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

幅厚比(板の幅と厚さの比)や径厚比が大きい(板が薄い)部材ほど、局部座屈が生じやすい。そのため、幅厚比・径厚比には上限が設けられている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.16
令和3年 No.16選択肢212 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱及び梁材の断面において、構造耐力上支障のある局部座屈を生じさせないための幅厚比は、炭素鋼の基準強度(F値)により異なる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

局部座屈を防ぐための幅厚比の制限値は、鋼材の基準強度 F が大きいほど厳しく(小さく)なる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.16
平成29年 No.16選択肢413 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

形鋼の許容応力度設計において、板要素の幅厚比が制限値を超える場合は、制限値を超える部分を無効とした断面で検討する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

板要素の幅厚比が制限値を超える場合は、制限値を超える部分を無効とした断面で許容応力度設計を行う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.16
令和6年 No.16選択肢514 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

十分な量のスチフナーを設けることで、ウェブの局部座屈を防止することができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スチフナー(補剛材)を十分に設けると、ウェブの局部座屈を防止できる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.16
令和元年 No.16選択肢515 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉛直方向に集中荷重が作用するH形鋼梁において、集中荷重の作用点にスチフナを設ける場合、スチフナとその近傍のウェブプレートの有効幅によって構成される部分を圧縮材とみなして設計する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

集中荷重の作用点に設けるスチフナは、スチフナとその近くのウェブの有効幅の部分を圧縮材とみなして設計する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.16
座屈長さ
令和4年 No.16選択肢316 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

横移動が拘束されているラーメンの柱材の座屈長さは、精算を行わない場合は節点間距離にすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

横移動が拘束されたラーメンの柱の座屈長さは、精算しない場合、節点間距離としてよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和4年 No.16選択肢417 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

トラスの弦材においては、一般に、構面内の座屈に関する座屈長さを、精算を行わない場合は節点間距離とすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

トラスの弦材の構面内の座屈長さは、精算しない場合、節点間距離としてよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和2年 No.16選択肢318 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

トラスの弦材においては、一般に、構面内の座屈に関する座屈長さを、節点間距離とすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

トラスの弦材の構面内の座屈長さは、節点間距離とすることができる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.16
令和3年 No.16選択肢519 / 19

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

トラスにおいて、ウェブ材の構面内座屈は、材端支持状態が特に剛である場合を除き、節点間距離をもって座屈長さとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

トラスのウェブ材の構面内座屈長さは、材端の支持が特に剛な場合を除き、節点間距離とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.16

📏 梁の設計

📖 H形鋼とたわみ

梁は、H形鋼の応力の分担と、たわみの制限が問われます。

項目決まり根拠
H形鋼の応力の分担曲げモーメントはフランジ、せん断力はウェブが負担する
梁のたわみ(長期)通常はスパンの1/300以下、片持ち梁は1/250以下日本建築学会 鋼構造設計規準
母屋などの二次部材仕上げ材に支障がなければ、たわみが1/300を超えてよい
断面欠損充腹形の梁の断面係数は引張側のボルト孔を控除。引張材の有効断面積もボルト孔などを差し引く
長方形断面だけでせん断を負担(ガセットプレート)平均せん断応力度の1.5倍が許容せん断応力度以下か確かめる
✅ チェックポイント
1フランジは曲げ、ウェブはせん断
せん断力の大部分をフランジで負担、とあれば誤り。
2梁のたわみは1/300
通常1/200以下、とあれば誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で11肢)↓

✏️ 過去問:梁の設計(10年で11肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

H形鋼の応力の分担
令和7年 No.16選択肢31 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

H形鋼の梁においては、せん断力の大部分をフランジで負担する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

H形鋼の梁では、せん断力の大部分をウェブが負担する。フランジは主に曲げモーメントを負担する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.16
令和2年 No.16選択肢52 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

H形鋼を梁に用いる場合、一般に、曲げモーメントをウェブで、せん断力をフランジで負担させるものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

H形鋼の梁は、一般に、曲げモーメントをフランジで、せん断力をウェブで負担させる。設問は逆。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.16
たわみの制限
令和8年 No.16選択肢53 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合ではスパンの 1/200 以下とし、片持ち梁の場合ではスパンの 1/250 以下とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

長期荷重による梁のたわみは、通常の梁でスパンの1/300以下、片持ち梁で1/250以下とする(日本建築学会 鋼構造設計規準)。1/200は大きすぎる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.16
令和5年 No.16選択肢24 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合はスパンの 1/300 以下、片持ち梁では 1/250 以下とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

長期荷重による梁のたわみは、通常スパンの1/300以下、片持ち梁は1/250以下とする(日本建築学会 鋼構造設計規準)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.16
平成30年 No.16選択肢15 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合ではスパンの 1/200 以下とし、片持ち梁の場合ではスパンの 1/150 以下とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

長期の荷重に対する鉄骨の梁のたわみは、通常はスパンの1/300以下、片持ち梁は1/250以下とする(日本建築学会 鋼構造設計規準)。設問の1/200・1/150は大きすぎる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.16
平成29年 No.16選択肢16 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

長期に作用する荷重に対する梁材のたわみは、通常の場合ではスパンの 1/300 以下とし、片持ち梁の場合ではスパンの 1/250 以下とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

長期の荷重に対する梁のたわみは、通常はスパンの1/300以下、片持ち梁は1/250以下とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.16
令和7年 No.16選択肢57 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

母屋もやにおいて、長期に作用する荷重に対するたわみは、仕上げ材に支障を与えない範囲で、スパンの 1/300 を超えることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

母屋・胴縁などの二次部材は、仕上げ材に支障がなければ、たわみをスパンの1/300を超える値とすることができる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.16
令和3年 No.16選択肢48 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

母屋もやなどに用いる水平材において、長期に作用する荷重に対するたわみは、通常の場合、仕上げ材に支障を与えない範囲で、スパンの 1/300 を超えることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

母屋などの二次部材は、仕上げ材に支障がなければ、たわみがスパンの1/300を超えてよい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.16
断面欠損・せん断
令和元年 No.16選択肢29 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

充腹形の梁の断面係数は、原則として、断面の引張側のボルト孔を控除した断面について算出する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

充腹形の梁の断面係数は、引張側のボルト孔を控除した断面で算出する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.16
令和2年 No.16選択肢210 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

引張材の有効断面積は、ボルト孔などの断面欠損を考慮して算出する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

引張材の有効断面積は、ボルト孔などの断面欠損を差し引いて算出する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.16
平成29年 No.16選択肢511 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

許容応力度設計において、ガセットプレートのように、細長い長方形断面のみでせん断力を負担する場合には、平均せん断応力度の 1.5 倍が許容せん断応力度以下であることを確かめる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

長方形断面の最大せん断応力度は平均せん断応力度の1.5倍になるので、ガセットプレートのように長方形断面だけでせん断力を負担する場合は、平均せん断応力度の1.5倍が許容せん断応力度以下であることを確かめる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.16

🔩 柱脚

📖 柱脚の形式と寸法

柱脚は、形式(露出・根巻き・埋込み)ごとの寸法の倍率がよく問われます。

形式決まり根拠
露出形式ベースプレートの厚さはアンカーボルトの径の1.3倍以上。アンカーボルトの定着長さは径の20倍以上。せん断力は摩擦力かアンカーボルトの抵抗で伝える。引張力が働くときは引張りとせん断の組合せを考える告示1456(1.3倍・20倍)
根巻き形式根巻き鉄筋コンクリートの高さは柱幅(大きいほう)の2.5倍以上。主筋は4本以上で頂部をかぎ状に折り曲げる告示1456
埋込み形式埋込み深さは柱幅(大きいほう)の2倍以上。側柱・隅柱で基礎の端までが近いと、パンチングシヤー破壊が生じやすい告示1456(2倍)

「告示1456」は平成12年建設省告示第1456号。

✅ チェックポイント
1根巻き2.5倍・埋込み2倍
根巻き2.0倍・1.5倍、埋込み1倍(柱幅と同じ)、はどれも誤り。告示1456
✏️ この項目の過去問を解く(10年で11肢)↓

✏️ 過去問:柱脚(10年で11肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

露出形式
令和8年 No.16選択肢31 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

露出柱脚に用いられるアンカーボルトの設計において、柱脚に引張力が作用する場合、一般に、引張力とせん断力との組合せ応力を考慮する必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

露出柱脚のアンカーボルトは、柱脚に引張力が働くとき、引張力と、水平力によるせん断力が同時にかかるので、両方を組み合わせた応力を考えて設計する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.16
令和5年 No.16選択肢42 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

露出柱脚に作用するせん断力は、「ベースプレート下面とモルタル又はコンクリートとの摩擦力」又は「アンカーボルトの抵抗力」によって伝達するものとして算定する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

露出柱脚のせん断力は、ベースプレート下面とモルタル・コンクリートの摩擦力か、アンカーボルトの抵抗力で伝わるものとして算定する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.16
令和3年 No.16選択肢13 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

露出形式の柱脚において、柱のベースプレートの厚さは、一般に、アンカーボルトの径の 1.3 倍以上とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

露出形式の柱脚のベースプレートの厚さは、アンカーボルトの径の1.3倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号 第一号ホ)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.16
平成30年 No.16選択肢34 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

露出形式の柱脚においては、一般に、アンカーボルトの基礎に対する定着長さをアンカーボルトの径の 20 倍以上とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

露出形式の柱脚では、アンカーボルトの基礎への定着長さを、アンカーボルトの径の20倍以上とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.16
根巻き形式・埋込み形式
令和5年 No.16選択肢35 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

根巻き形式の柱脚において、柱下部の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、一般に、柱せいと柱幅の大きいほうの 2.0 倍以上とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

根巻き形式の柱脚の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、柱幅(柱せいと柱幅の大きいほう)の2.5倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号)。2.0倍では足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.16
令和元年 No.16選択肢16 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

根巻形式の柱脚において、柱下部の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、一般に、柱せいの 2.5 倍以上とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

根巻き形式の柱脚の根巻き部分(鉄筋コンクリート)の高さは、柱幅の2.5倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号 第二号)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.16
平成29年 No.16選択肢37 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

根巻形式の柱脚においては、一般に、柱下部の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、柱せいの 1.5 倍以上とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

根巻き形式の柱脚の根巻き鉄筋コンクリートの高さは、柱幅(柱の見付け幅の大きいほう)の2.5倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号 第二号)。1.5倍では足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.16
令和4年 No.16選択肢28 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱の根巻き形式柱脚において、一般に、根巻き部分の鉄筋コンクリートの主筋は 4 本以上とし、その頂部をかぎ状に折り曲げたものとする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

根巻き形式の柱脚の根巻き鉄筋コンクリートの主筋は、4本以上とし、頂部をかぎ状に折り曲げる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和6年 No.16選択肢39 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

埋込み形式の柱脚において、埋込み深さは、柱の見付け幅のうち大きいほうの柱幅とすることができる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

埋込み形式の柱脚の埋込み深さは、柱幅(見付け幅のうち大きいほう)の2倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号)。柱幅と同じ(1倍)では足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.16
令和2年 No.16選択肢110 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

埋込み形式の柱脚においては、一般に、柱幅(柱の見付け幅のうち大きいほう)の 2 倍以上の埋込み深さを確保する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

埋込み形式の柱脚の埋込み深さは、柱幅(見付け幅の大きいほう)の2倍以上とする(平成12年建設省告示第1456号 第三号)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.16
令和8年 No.16選択肢411 / 11

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

側柱や隅柱の埋込み柱脚において、鋼柱から基礎梁のない側の基礎コンクリート端までの距離が小さい場合、パンチングシヤー破壊が生じやすい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

側柱・隅柱の埋込み柱脚で、鋼柱から基礎梁のない側のコンクリートの端までが近いと、柱から押される力でコンクリートが押し抜かれるパンチングシヤー破壊が起こりやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.16

⚙️ 鋼材・許容応力度・疲労

📖 鋼材の決まり

鋼材の許容応力度と、鋼材の種類・疲労・筋かいの接合の決まりも出題されています。

項目決まり根拠
短期許容応力度圧縮・引張り・曲げ・せん断とも、長期の1.5倍令 第90条
SN400A種は溶接しない部材用、B種は溶接する一般の構造部材用、C種は板厚方向に力を受ける部材用
鋳鉄引張応力が生じる構造耐力上主要な部分には使わない(圧縮・接触応力以外は不可)令 第64条第2項
疲労繰返し回数が1×10⁴回を超える部材・接合部は疲労を検討する。降伏点以下でも繰返しで破断することがある
筋かいの保有耐力接合軸部の全断面が降伏するまで、接合部が破断しないことを確かめる
角形鋼管柱に筋かいを付けるとき板の面外変形で支障がないよう、内部・外部を補強する
✏️ この項目の過去問を解く(10年で8肢)↓

✏️ 過去問:鋼材・許容応力度・疲労(10年で8肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和6年 No.16選択肢41 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

構造用鋼材の短期許容応力度は、圧縮、引張り、曲げ、せん断の長期許容応力度のそれぞれの数値の 1.5 倍である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋼材の短期に生ずる力に対する許容応力度は、長期の圧縮・引張り・曲げ・せん断のそれぞれの1.5倍(建築基準法施行令第90条の表)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.16
平成30年 No.16選択肢22 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

構造用鋼材の短期許容応力度は、圧縮、引張り、曲げ、せん断にかかわらず、それぞれの長期許容応力度の 1.5 倍とする。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

構造用鋼材の短期許容応力度は、圧縮・引張り・曲げ・せん断とも、長期許容応力度の1.5倍とする(建築基準法施行令第90条の表1)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.16
令和3年 No.16選択肢33 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

「建築構造用圧延鋼材SN400」は、溶接接合を用いる建築物の場合、一般に、A種を用いる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

建築構造用圧延鋼材SN400は、A種が溶接をしない部材(小梁など)用、B種が溶接する一般の構造部材用、C種は板厚方向にも力を受ける部材用。溶接接合を用いる建築物には、一般にB種(又はC種)を用いる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.16
平成30年 No.16選択肢44 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋳鉄は、原則として、引張応力が生ずる構造耐力上主要な部分には、使用してはならない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鋳鉄は、圧縮応力又は接触応力以外の応力が存在する部分には、使用してはならない(建築基準法施行令第64条第2項)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.16
令和8年 No.16選択肢25 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

クレーン走行桁など、1 × 104 回を超える繰返し応力を受ける部材及び接合部に対しては、一般に、疲労の検討を行う。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

クレーン走行桁のように、繰返し回数が1×10⁴回を超える繰返し応力を受ける部材・接合部は、疲労の検討を行う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.16
平成30年 No.16選択肢56 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鋼材に多数回の繰返し荷重が作用する場合、応力の大きさが降伏点以下の範囲であっても破断することがある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

繰返し荷重が多数回作用すると、応力が降伏点以下でも、疲労によって破断することがある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.16
令和4年 No.16選択肢57 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

鉄骨造の建築物の筋かいの保有耐力接合においては、軸部の全断面が降伏するまで、接合部が破断しないことを計算によって確認する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

筋かいの保有耐力接合は、筋かいの軸部の全断面が降伏するまで、接合部が破断しないことを計算で確かめる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.16
令和5年 No.16選択肢58 / 8

問題:鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

角形鋼管柱に筋かい材を取り付ける場合、角形鋼管の板要素の面外変形で、耐力上の支障をきたすことのないように、鋼管内部や外部に十分な補強を行う必要がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.16 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

角形鋼管柱に筋かいを取り付けると、鋼管の板が面外に変形しやすいので、ダイアフラムなどで内部・外部を十分に補強する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.16

まとめ:鉄骨造(部材・設計)で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🏛️ 座屈
200・250有効細長比(柱・柱以外)幅厚比が大きいほど局部座屈しやすい
令 第65条
📏 梁
フランジ=曲げ・ウェブ=せん断H形鋼1/300・1/250たわみ(通常・片持ち)
鋼構造設計規準
🔩 柱脚
1.3倍・20倍露出(ベースプレート・定着長さ)2.5倍根巻きの高さ2倍埋込み深さ
告示1456
⚙️ 鋼材
1.5倍短期許容応力度B種溶接するSN400
令 第90条
💡 柱脚の倍率は「露出の板厚1.3倍・根巻き2.5倍・埋込み2倍」、梁のたわみは「1/300(片持ち1/250)」。この数字を変えた選択肢が10年で5回正答になっています。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

二級建築士 建築構造の分野別の解説(25分野)の一覧です。

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