要点と過去問10年分
二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.7・No.8 で毎年出題される「荷重・外力」のうち、積載荷重と荷重の組合せ、積雪荷重、風圧力を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。地震力は「荷重・外力(地震力)」の記事で解説します。

荷重・外力(風圧力・積雪荷重・積載荷重)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.7・No.8 は、10年とも荷重・外力から2問出題されています。No.7 は積載荷重・積雪荷重・風圧力・地震力をまぜた総合問題が多く、No.8 は風圧力(計算を含む)・荷重の組合せ・設計用地震力のどれかが多く、令和元年は積載荷重・積雪荷重・荷重の組合せ・風圧力をまぜた総合問題でした。多雪区域の 0.7S と 0.35S、屋根の積雪を零にできる勾配(60度)、速度圧は風速の2乗に比例、がくり返し出ます。
10年分の荷重・外力の問題(No.7・No.8)20問のうち15問から、積載荷重・積雪荷重・風圧力などの選択肢を集めました。この記事で解説する選択肢は44肢、図・表・計算の問題は4問(問題ごとに掲載)です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
⚖️ 積載荷重・荷重の組合せ
📖 積載荷重と荷重の組合せ
積載荷重は、同じ室でも「何の計算に使うか」で値が違います。多雪区域の荷重の組合せは、0.7S と 0.35S の使い分けがよく問われます。
| 項目 | 決まり | 根拠 |
|---|---|---|
| 同じ室の積載荷重の大小 | 床の計算用>大ばり・柱・基礎用>地震力用(事務室は 2,900・1,800・800N/m²) | 令 第85条第1項 |
| 室の種類による違い | 百貨店の売場2,900<売場に連絡する廊下3,500。教室2,300<売場2,900(床の計算用) | 令 第85条第1項 |
| 柱・基礎の圧縮力の計算 | 支える床の数に応じて積載荷重を減らせる(2で0.95〜9以上で0.6。劇場・集会場などの客席は除く) | 令 第85条第2項 |
| 倉庫業を営む倉庫の床 | 実況で3,900N/m²未満でも3,900N/m² | 令 第85条第3項 |
| 転倒・柱の引抜きの検討 | 積載荷重は、実況に応じて減らした数値で検討する | 令 第82条第二号の表 |
| 多雪区域の荷重の組合せ | 長期(積雪時)G+P+0.7S。短期の暴風時 G+P+0.35S+W(と G+P+W)、地震時 G+P+0.35S+K | 令 第82条第二号の表 |
| 風圧力と地震力 | 同時に作用しないものとして、別々に組み合わせる | 令 第82条第二号の表 |
| 地下外壁・擁壁・杭 | 地下水位以深は土圧に加えて水圧も考える。主働土圧は擁壁が地盤から離れる向きに動いたときの土圧。沖積粘性土の下層面が地盤面下15m以深などでは、杭の負の摩擦力を検討する |
「令」は建築基準法施行令。
✏️ 過去問:積載荷重・荷重の組合せ・土圧(10年で17肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
同一の室における床の単位床面積当たりの積載荷重は、一般に、「床の構造計算をする場合」より「地震力を計算する場合」のほうが小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
同じ室の積載荷重は、床の計算用>大ばり・柱・基礎用>地震力用の順(建築基準法施行令第85条第1項の表。例:事務室 2,900・1,800・800N/㎡)。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
同一の室において、積載荷重の大小関係は、一般に、「地震力の計算用」>「大梁及び柱の構造計算用」>「床の構造計算用」である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
同じ室の積載荷重は、床の構造計算用>大ばり・柱・基礎の構造計算用>地震力の計算用の順(建築基準法施行令第85条第1項の表。例:事務室 2,900・1,800・800N/㎡)。設問は大小が逆。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
同一の室における床の単位面積当たりの積載荷重は、一般に、「床の構造計算をする場合」より「地震力を計算する場合」のほうが小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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同じ室の積載荷重は、床の構造計算用>大ばり・柱・基礎用>地震力用の順に小さくなる(例 事務室 2,900・1,800・800N/㎡。建築基準法施行令第85条第1項の表)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
百貨店における床の単位面積当たりの積載荷重の大小関係は、一般に、「売場」<「売場に連絡する廊下」である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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床の構造計算用の積載荷重は、百貨店の売場が2,900N/㎡、売場に連絡する廊下は(五)の「その他の場合」の3,500N/㎡(建築基準法施行令第85条第1項の表)。売場<廊下。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
床の単位面積当たりの積載荷重は、一般に、「百貨店又は店舗の売場」より「教室」のほうが小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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床の構造計算用の積載荷重は、百貨店又は店舗の売場が2,900N/㎡、教室が2,300N/㎡で、教室のほうが小さい(建築基準法施行令第85条第1項の表)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
各階が事務室である建築物において、基礎の垂直荷重による圧縮力を計算する場合の積載荷重は、その基礎が支える床の数に応じて低減することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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柱や基礎の垂直荷重による圧縮力を計算するときは、大ばり・柱・基礎用の積載荷重を、支える床の数に応じて減らすことができる(建築基準法施行令第85条第2項。支える床の数が2で0.95倍〜9以上で0.6倍)。減らせないのは劇場・集会場などの客席・集会室で、事務室は減らせる。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
各階が事務室である建築物において、柱の垂直荷重による圧縮力を計算する場合、積載荷重は、その柱が支える床の数に応じて低減することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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柱・基礎の垂直荷重による圧縮力を計算するときは、支える床の数に応じて積載荷重を減らせる(建築基準法施行令第85条第2項。劇場・集会場などの客席を除く)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
各階が事務室である建築物において、垂直荷重による柱の圧縮力を低減して計算する場合の「積載荷重を減らすために乗ずべき数値」は、一般に、その柱が支える床の数が多くなるほど小さくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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柱の圧縮力を計算するときの「積載荷重を減らすために乗ずべき数値」は、支える床の数が多いほど小さくなる(2で0.95〜9以上で0.6。建築基準法施行令第85条第2項)。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
倉庫業を営む倉庫の床の積載荷重は、建築物の実況に応じて計算した値が 3,900 N/m²未満の場合であっても 3,900 N/m²とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢1
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倉庫業を営む倉庫の床の積載荷重は、実況に応じて計算した値が3,900N/㎡未満でも、3,900N/㎡とする(建築基準法施行令第85条第3項)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
暴風時における建築物の転倒や柱の引抜き等を検討する際に、建築物の実況に応じて積載荷重を低減した数値によるものとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢1
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建築物の転倒や柱の引抜きなどを検討するときは、積載荷重を建築物の実況に応じて減らした数値による(建築基準法施行令第82条第二号の表の備考)。積載荷重が大きいと安全側にならないため。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
多雪区域において、長期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重は、短期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重の 0.35 倍の数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢3
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多雪区域では、長期に生ずる力(積雪時)を G+P+0.7S で計算する(建築基準法施行令第82条第二号の表)。つまり長期の積雪荷重は、短期(積雪時 G+P+S)の積雪荷重の0.7倍。0.35倍(0.35S)は、短期の暴風時・地震時に組み合わせる積雪荷重。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
多雪区域において、長期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重として、短期に生ずる力の計算に用いる積雪荷重の 0.35 倍の数値とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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多雪区域の長期に生ずる力(積雪時)は G+P+0.7S(建築基準法施行令第82条第二号の表)。長期の積雪荷重は、短期(積雪時 G+P+S)の0.7倍で、0.35倍ではない。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
特定行政庁が指定する多雪区域における地震時の計算に用いる積雪荷重は、短期の積雪荷重の 0.7 倍の数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢3
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多雪区域の地震時に組み合わせる積雪荷重は、短期の積雪荷重の0.35倍(G+P+0.35S+K。建築基準法施行令第82条第二号の表)。0.7倍は、長期(積雪時)の G+P+0.7S の値。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力が作用する場合の応力算定においては、一般に、地震力が同時に作用しないものとして計算する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢5
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暴風時(G+P+W)と地震時(G+P+K)は別々に組み合わせ、風圧力と地震力は同時に作用しないものとして計算する(建築基準法施行令第82条第二号の表)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
地下水位以深に位置する地下外壁面に対して、土圧だけでなく、水圧も考慮した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢5
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問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
擁壁に作用する土圧のうち、主働土圧は、擁壁が地盤から離れる方向に変位するときに、最終的に一定値に落ち着いた状態で発揮される土圧である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢5
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主働土圧は、擁壁が地盤から離れる向きに動いたとき、土圧が減って最終的に落ち着いた値(最小の土圧)。逆に押し込む向きで発揮されるのは受働土圧。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
沖積粘性土の下層面が地盤面下 15 m以下である地域については、一般に、杭周面の「負の摩擦力」の検討を行う必要がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢5
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沖積粘性土の下層面が地盤面下15m以深の地域など、地盤沈下のおそれがある所では、杭の周面に下向きに働く負の摩擦力を検討する。
✏️ 過去問:多雪区域の暴風時の荷重の組合せ(10年で1問)
荷重の組合せの式を選ぶ問題は、問題ごとに載せています。
令和5年 No.8多雪区域の暴風時の荷重の組合せ
多雪区域内の建築物の構造計算を許容応力度等計算により行う場合において、暴風時の応力度の計算で採用する荷重及び外力の組合せとして、最も適当なものは、次のうちどれか。
凡例G:固定荷重によって生ずる力P:積載荷重によって生ずる力S:積雪荷重によって生ずる力W:風圧力によって生ずる力K:地震力によって生ずる力1G+P+0.7S+W2G+P+0.35S+W3G+P+0.7S+W+K4G+P+0.35S+W+K5G+P+S+W出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8
▼ 解答・解説を見る(No.8)▲ 解答・解説を閉じる
建築基準法施行令第82条第二号の表で、多雪区域の短期の暴風時は「G+P+W」と「G+P+0.35S+W」の両方で計算する。
・0.7S は長期の積雪時(G+P+0.7S)に使う係数
・地震力 K と風圧力 W は同時に組み合わせない
・G+P+S は短期の積雪時の組合せで、W は加えない
建築基準法施行令 第82条第二号の表(多雪区域の暴風時:G+P+W 又は G+P+0.35S+W)
❄️ 積雪荷重
📖 積雪荷重の決まり
積雪荷重は「積雪の単位荷重×屋根の水平投影面積×垂直積雪量」に、屋根の勾配に応じた屋根形状係数を掛けて求めます。屋根の勾配と単位荷重の数字がよく問われます。
| 項目 | 決まり | 根拠 |
|---|---|---|
| 積雪の単位荷重(多雪区域以外) | 積雪量1cmごとに20N/m²以上 | 令 第86条第2項 |
| 屋根の勾配 | 60度を超えれば零にできる(雪止めがある場合を除く)。60度以下は屋根形状係数を掛ける | 令 第86条第4項 |
| 不均等な積雪 | 影響を考慮して計算する | 令 第86条第5項 |
| 雪下ろしの慣習のある地方 | 垂直積雪量が1mを超えても、実況に応じて1mまで減らして計算できる | 令 第86条第6項 |
| 多雪区域の基準 | 垂直積雪量1m以上、又は積雪の初終間日数の平年値30日以上の区域 | 告示1455 |
「告示1455」は平成12年建設省告示第1455号。
✏️ 過去問:積雪荷重(10年で10肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全9枚)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が 60 度を超える場合において、零とすることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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屋根の積雪荷重は、雪止めがある場合を除き、勾配が60度を超えるときは零とすることができる(建築基準法施行令第86条第4項)。60度以下では、勾配に応じた屋根形状係数を掛ける。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が 60 度を超える場合においては、零とすることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢3
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屋根の積雪荷重は、雪止めがある場合を除き、勾配が60度を超える場合は零とすることができる(建築基準法施行令第86条第4項)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根の積雪荷重は、屋根に雪止めがある場合を除き、その勾配が 45 度を超える場合においては、零とすることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
同じ文:平成29年 No.7 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
屋根の積雪荷重は、雪止めがある場合を除き、勾配が60度を超える場合に零とすることができる(建築基準法施行令第86条第4項)。45度では零にできない。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
多雪区域以外の区域において、積雪荷重の計算に用いる積雪の単位荷重は、積雪量 1 cmごとに 15 N/㎡以上とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢5
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積雪の単位荷重は、積雪量1cmごとに1㎡につき20N以上とする(建築基準法施行令第86条第2項)。15N/㎡は小さい。多雪区域は、特定行政庁が別に定める。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
積雪荷重の計算に用いる積雪の単位荷重は、多雪区域以外の区域においては、積雪量 1 cmごとに 20 N/㎡以上とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合には、その影響を考慮して積雪荷重を計算する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢2
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屋根面の積雪量が不均等となるおそれのある場合は、その影響を考慮して積雪荷重を計算する(建築基準法施行令第86条第5項)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋根面における積雪量が不均等となるおそれのある場合においては、その影響を考慮して積雪荷重を計算する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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屋根面の積雪量が不均等となるおそれのある場合は、その影響を考慮して積雪荷重を計算する(建築基準法施行令第86条第5項)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
雪下ろしを行う慣習のある地方の積雪荷重は、その地方における垂直積雪量が 1 mを超える場合、雪下ろしの実況に応じて垂直積雪量を 1 mまで減らして計算することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢4
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雪下ろしの慣習のある地方では、垂直積雪量が1mを超えても、雪下ろしの実況に応じて1mまで減らして計算できる(建築基準法施行令第86条第6項)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
多雪区域を指定する基準は、「垂直積雪量が 1 m以上の区域」又は「積雪の初終間日数の平年値が 30 日以上の区域」と定められている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢2
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多雪区域は、垂直積雪量が1m以上の区域、又は積雪の初終間日数の平年値が30日以上の区域を基準に、特定行政庁が指定する(平成12年建設省告示第1455号)。
🌬️ 風圧力
📖 速度圧と風力係数
風圧力は「速度圧×風力係数」です。速度圧の式と、外圧係数・内圧係数の扱いがよく問われます。
| 項目 | 決まり | 根拠 |
|---|---|---|
| 風圧力 | 速度圧×風力係数。風力係数=外圧係数-内圧係数(閉鎖型・開放型) | 令 第87条第1項・告示1454 第3 |
| 速度圧 | q=0.6EV0²(基準風速 V0 の2乗に比例)。E は建築物の高さと軒の高さの平均 H で求める | 令 第87条第2項・告示1454 第1 |
| 基準風速 V0 | 30〜46m/s の範囲で地方ごとに定める | 令 第87条第2項 |
| Er(平均風速の高さ方向の分布) | 地表面の障害物が少ないほど大きい(粗度区分Ⅰ>Ⅳ、Ⅱ>Ⅲ) | 告示1454 |
| ガスト影響係数 Gf | 地表面が粗いほど大きい(Ⅲ>Ⅱ) | 告示1454 |
| 地表面粗度区分 | 都市計画区域の指定の有無・海岸線からの距離・建築物の高さなどで決める | 告示1454 |
| 開放型の内圧係数 | 風上開放は正、風下開放は負 | 告示1454 |
| 屋根ふき材の風圧力 | 屋根版(構造骨組)とは別に計算する。局部の強い風圧を考えるので、構造骨組用より大きい | 令 第82条の4・告示1458 |
| ラチス構造物 | 風圧作用面積は、風の方向から見たラチス構面の見付面積 | |
| 風圧力に関係するもの | 高さ・屋根の勾配・開放の有無・海岸線までの距離(地盤周期は地震力のもので、風圧力には関係しない) |
「告示1454」「告示1458」は平成12年建設省告示第1454号・第1458号。
✏️ 過去問:風圧力(10年で17肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全16枚)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力を計算する場合の速度圧qは、その地方において定められた風速V0の 2 乗に比例する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢3
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問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力を計算する場合の速度圧は、その地方において定められた風速の 2 乗に比例する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢5
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問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
速度圧は、その地方において定められた風速の平方根に比例する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢1
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速度圧は q=0.6EV0²(建築基準法施行令第87条第2項)で、基準風速 V0 の2乗に比例する。平方根に比例するのではない。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
速度圧は、一般に、建築物の高さと軒の高さとの平均に基づいて算定する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢1
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速度圧 q=0.6EV0² の E は、建築物の高さと軒の高さとの平均 H を使って求める(平成12年建設省告示第1454号 第1)。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
基準風速V0は、その地方における過去の台風の記録に基づく風害の程度その他の風の性状に応じて、30~46 m/sの範囲内において定められている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢2
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基準風速 V0 は、その地方の過去の台風の記録などに応じて、30〜46m/sの範囲で国土交通大臣が定める(建築基準法施行令第87条第2項)。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平均風速の高さ方向の分布を表す係数Erは、同じ地上高さの建築物の場合、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢3
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Er(平均風速の高さ方向の分布を表す係数)は、地表面の障害物が少ないほど大きい。地表面粗度区分Ⅰ(極めて平坦で障害物がない区域)のほうが、Ⅳ(都市化が極めて著しい区域)より大きい。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力の計算に用いる平均風速の高さ方向の分布を表す係数Erは、同じ地上高さの場合、一般に、地表面粗度区分がⅢよりⅡのほうが大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢3
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問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力の計算に用いるガスト影響係数Gfは、同じ地上高さの場合、一般に、地表面粗度区分がⅡよりⅢのほうが大きくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢3
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ガスト影響係数 Gf(風の息による変動の割増し)は、地表面が粗い(障害物が多い)ほど大きい。同じ高さなら、粗度区分Ⅱより Ⅲ のほうが大きい(平成12年建設省告示第1454号の表)。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
速度圧の計算に用いる地表面粗度区分は、都市計画区域の指定の有無、海岸線からの距離、建築物の高さ等を考慮して定められている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢2
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地表面粗度区分は、都市計画区域の指定の有無、海岸線からの距離、建築物の高さなどで決める(平成12年建設省告示第1454号)。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、原則として、建築物の外圧係数から内圧係数を減じた数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢3
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閉鎖型・開放型の建築物の風力係数は、外圧係数から内圧係数を引いた値とする(平成12年建設省告示第1454号 第3)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
風圧力を計算する場合において、閉鎖型及び開放型の建築物の風力係数は、原則として、建築物の外圧係数から内圧係数を減じた数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢4
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閉鎖型・開放型の建築物の風力係数は、外圧係数から内圧係数を引いた値とする(平成12年建設省告示第1454号 第3)。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
開放型の建築物の内圧係数Cpiは、一般に、風向に対して風上開放の場合においては正の値とし、風向に対して風下開放の場合においては負の値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢4
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開放型の建築物の内圧係数は、風上側が開いていれば風が吹き込んで正、風下側が開いていれば吸い出されて負とする(平成12年建設省告示第1454号の表)。
問題:荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
開放型の建築物で風上開放の場合、風圧力の計算に用いる風力係数は、一般に、正の内圧係数を用いて計算する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢5
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開放型の建築物で風上側が開放されている場合は、風が建物の中に吹き込み内部の圧力が高まるので、正の内圧係数を用いる(平成12年建設省告示第1454号 第3)。
問題:構造計算における荷重及び外力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物の屋根版に作用する風圧力と、屋根葺き材に作用する風圧力とは、それぞれ個別に計算する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.7 選択肢4
同じ文:令和元年 No.8 選択肢4
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
単位面積当たりの風圧力の絶対値は、一般に、同じ部位の場合、「屋根葺き材等に用いる風圧力」より「構造骨組に用いる風圧力」のほうが小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢5
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屋根ふき材などに用いる風圧力(平成12年建設省告示第1458号)は、局部的な強い風圧を考えるので、構造骨組用の風圧力より大きい。構造骨組用のほうが小さい。
問題:構造計算における建築物に作用する風圧力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ラチス構造物の風圧作用面積は、風の作用する方向から見たラチス構面の見付面積とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8 選択肢4
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✏️ 過去問:風圧力の計算・風圧力に関係しないもの(10年で3問)
計算の問題は、風力係数=外圧係数-内圧係数を出してから速度圧を掛けて、「解答・解説を見る」を開いてください。
令和8年 No.8風圧力(外圧係数と内圧係数)
図のような方向に風を受ける建築物のA点における風圧力の大きさとして、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、速度圧は1,000 N/㎡とし、建築物の外圧係数及び内圧係数は、図に示す値とする。
図を押すと大きく表示します 1150 N/㎡2200 N/㎡3350 N/㎡4400 N/㎡5600 N/㎡出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8
▼ 解答・解説を見る(No.8)▲ 解答・解説を閉じる
風圧力=速度圧×風力係数(建築基準法施行令第87条第1項)、風力係数=外圧係数-内圧係数(平成12年建設省告示第1454号 第3)。
・A点は風下の壁:外圧係数-0.40、内圧係数-0.20
・風力係数:-0.40-(-0.20)=-0.20
・風圧力:1,000N/㎡×0.20=200N/㎡(マイナスは、壁を外へ引く向き)
内圧係数を引き忘れて 1,000×0.40=400N/㎡ としないこと。
建築基準法施行令 第87条第1項(風圧力=速度圧×風力係数)、平成12年建設省告示第1454号 第3(風力係数=外圧係数-内圧係数)
令和2年 No.8風圧力(風上の壁の外圧係数と内圧係数)
図のような方向に風を受ける建築物のA点における風圧力の大きさとして、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、速度圧は1,000 N/㎡とし、建築物の外圧係数及び内圧係数は、図に示す値とする。
図を押すと大きく表示します 1200 N/㎡2600 N/㎡3800 N/㎡41,000 N/㎡51,200 N/㎡出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8
▼ 解答・解説を見る(No.8)▲ 解答・解説を閉じる
風圧力=速度圧×風力係数、風力係数=外圧係数-内圧係数。
・A点は風上の壁:外圧係数0.8、内圧係数-0.2
・風力係数:0.8-(-0.2)=1.0
・風圧力:1,000N/㎡×1.0=1,000N/㎡(壁を内側へ押す向き)
建築基準法施行令 第87条第1項(風圧力=速度圧×風力係数)、平成12年建設省告示第1454号 第3(風力係数=外圧係数-内圧係数)
令和4年 No.8風圧力と関係のないもの(高さ・屋根勾配・開放の有無・地盤周期・海岸線までの距離)
構造計算における風圧力と最も関係のないものは、次のうちどれか。
1建築物の高さ2建築物の屋根面の勾配3建築物の壁面における開放(充分大きな面積の開口)の有無4建設地の地盤周期5建設地から海岸線までの距離出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.8
▼ 解答・解説を見る(No.8)▲ 解答・解説を閉じる
速度圧の E は、建築物の高さ(と軒の高さの平均 H)に応じて算出するので、高さは風圧力に関係する。
屋根面の外圧係数は、屋根の勾配によって変わるので、風圧力に関係する。
開放型の建築物かどうか(大きな開口の有無)で内圧係数が変わるので、風圧力に関係する。
地盤周期(地盤の種別から決まる Tc)は、地震力の振動特性係数 Rt に使うもので、風圧力の計算には関係しない。
建設地から海岸線(湖岸線)までの距離は、地表面粗度区分の判定に使い、E(平均風速の高さ方向の分布など)に関係する。
建築基準法施行令 第87条(風圧力=速度圧×風力係数)、平成12年建設省告示第1454号(E の算出・風力係数)
まとめ:荷重・外力(風圧力・積雪荷重・積載荷重)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
二級建築士 建築構造の分野別の解説(25分野)の一覧です。
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