二級建築士 建築構造【建築材料(木材)】分野別過去問 要点解説※完全無料

建築材料|木材 二級建築士 建築構造|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅲ(建築構造)|分野別の解説
建築材料(木材)
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.20 で毎年出題される「木材・木質材料」について、含水率と収縮、強さの順番、腐朽とシロアリ、木質材料の種類を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
1
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
2
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・50肢
3
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年度別の記事で、5つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 含水率の要点から読む

建築材料(木材)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

No.20 は、10年とも木材・木質材料が1問出題されています。繊維飽和点と膨張・収縮・強度の関係、基準強度の順番(曲げがいちばん大きい)、腐朽菌の4条件、板目材の反りの向きがくり返し出ます。

毎年 No.20 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は50肢です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

💧 含水率・収縮・反り

📖 含水率と寸法・強さ

木材は、含水率(水分の量)で寸法と強さが変わります。境目になるのが繊維飽和点(含水率約30%)です。

項目性質
繊維飽和点自由水がなくなり、細胞壁の結合水だけが残った状態(含水率約30%)
気乾状態大気中で乾燥させ、大気の湿度と平衡した状態(含水率15%程度)
膨張・収縮繊維飽和点以下では含水率にほぼ比例して伸び縮みする。繊維飽和点以上ではほとんど変わらない
強度と含水率繊維飽和点以上ではほぼ一定。繊維飽和点以下では、含水率が減るほど大きくなる
収縮率の方向接線方向>半径方向(約2倍。この差は乾燥割れの原因の一つ)>繊維方向(ごく小さい)
板目材の反り乾燥すると木表側が凹、木裏側が凸に反る。雨にさらされる下見板や雨戸は、表側を木裏にして使う
✅ チェックポイント
1伸び縮みは繊維飽和点以下
繊維飽和点以上で膨張・収縮が含水率に比例、とあれば誤り。
2強度は繊維飽和点以下で変わる
繊維飽和点を下回るとほぼ一定、とあれば逆。
3板目は木表側が凹
木裏側に凹に変形、とあれば逆。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で15肢)↓

✏️ 過去問:含水率・収縮・反り(10年で15肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全13枚)。

繊維飽和点と膨張・収縮・強度
令和8年 No.20選択肢31 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

含水率が繊維飽和点以上の木材において、膨張・収縮は、ほぼ含水率に比例する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

繊維飽和点(含水率約30%)以上では、含水率が変わっても木材の寸法はほとんど変わらない(細胞の中の自由水が出入りするだけ)。膨張・収縮が含水率にほぼ比例するのは、繊維飽和点以下の範囲。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和6年 No.20選択肢12 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

含水率が繊維飽和点以上の木材では、膨張・収縮が起こりにくい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

繊維飽和点(含水率約30%)以上では、細胞の中の自由水が出入りするだけなので、膨張・収縮はほとんど起こらない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和4年 No.20選択肢2同じ文が2回出題3 / 13

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

含水率が繊維飽和点以下の木材において、膨張・収縮は、ほぼ含水率に比例する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2
同じ文:平成30年 No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

繊維飽和点以下では、膨張・収縮は含水率にほぼ比例する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20平成30年 No.20
令和7年 No.20選択肢54 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材を大気中で乾燥させ、蒸発が進行して自由水が完全に失われ、結合水のみとなったときの状態を、繊維飽和点という。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

乾燥が進んで自由水がなくなり、細胞壁の中の結合水だけが残った状態を繊維飽和点(含水率約30%)という。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20
平成29年 No.20選択肢15 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態を、繊維飽和点という。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

大気中で十分に乾燥させ、木材の含水率が大気の湿度と平衡に達した状態は気乾状態(含水率15%程度)。繊維飽和点は、細胞内の自由水がなくなり、細胞壁の結合水だけが飽和している状態(含水率約30%)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和4年 No.20選択肢36 / 13

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の強度は、一般に、含水率の減少に伴い増大し、繊維飽和点を下回るとほぼ一定となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

木材の強度は、繊維飽和点(含水率約30%)以上ではほぼ一定で、繊維飽和点以下になると、含水率の減少に伴って大きくなる。「繊維飽和点を下回るとほぼ一定」は逆。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20
令和3年 No.20選択肢17 / 13

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の強度は、一般に、含水率の増加に伴い低下し、繊維飽和点を超えるとほぼ一定となる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材の強度は、含水率が増えると低下し、繊維飽和点を超えるとほぼ一定になる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
収縮率の方向・板目材の反り
令和4年 No.20選択肢1同じ文が2回出題8 / 13

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の乾燥収縮率は、繊維方向より年輪の接線方向のほうが大きい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1
同じ文:令和3年 No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材の乾燥収縮率は、繊維方向<半径方向<年輪の接線方向の順に大きい。繊維方向はごく小さい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20令和3年 No.20
平成29年 No.20選択肢29 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の乾燥収縮率は、年輪の接線方向より繊維方向のほうが小さい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

乾燥収縮率は、接線方向>半径方向>繊維方向の順で、繊維方向が最も小さい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
平成30年 No.20選択肢210 / 13

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材(心持ち材)の収縮率が接線方向と半径方向とで大きく異なることは、乾燥割れの原因の一つである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

収縮率は 接線方向>半径方向(約2倍)>繊維方向 で、接線方向と半径方向の差が、心持ち材の乾燥割れの原因の一つになる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
令和7年 No.20選択肢311 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

板目材は、乾燥すると、木裏側に凸に変形する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

板目材は、乾燥すると木表側(樹皮側)の収縮が大きいので、木表側が凹に、木裏側(樹心側)が凸に反る。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20
令和2年 No.20選択肢212 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

板目材は、乾燥すると、木裏側に凹に変形する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

板目材は、木表側(樹皮側)のほうが収縮が大きいので、乾燥すると木表側が凹に、木裏側が凸に反る。「木裏側に凹」は逆。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20
令和6年 No.20選択肢313 / 13

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

雨にさらされる下見板や雨戸に木材を用いる場合において、表側が木裏となるように使用する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

板目材は乾燥すると木表側が凹に反るので、雨にさらされる下見板や雨戸は、外側(表側)を木裏にして、外に凸に反って水がたまらないように使う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20

💪 強さ・比重・そのほかの性質

📖 強さの順番と性質

木材の強さの順番と、そのほかの性質が問われます。

項目性質根拠
基準強度の大小曲げ>圧縮>引張り>せん断(無等級材のすぎで 22.2・17.7・13.5・1.8N/mm²)平成12年建設省告示第1452号
曲げヤング係数と強度曲げヤング係数が大きいほど強度も高い
真比重細胞壁そのものの比重は樹種によらずほぼ一定(約1.5)。比重の違いは空隙率の違い
クリープ一定の荷重をかけ続けると、時間とともに変形が増える
火災大断面の木材は表面に炭化層ができる。炭化速度は毎分0.6〜0.7mm程度
熱伝導率鋼材に比べてはるかに小さい
✅ チェックポイント
1曲げがいちばん強い
圧縮>曲げ、圧縮>引張り>曲げ、はどちらも誤り。告示1452
✏️ この項目の過去問を解く(10年で9肢)↓

✏️ 過去問:強さ・比重・そのほかの性質(10年で9肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全8枚)。

令和7年 No.20選択肢41 / 8

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の基準強度の大小関係は、一般に、圧縮 > 曲げ > せん断である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

木材の基準強度は、一般に曲げ>圧縮>引張り>せん断の順(平成12年建設省告示第1452号。例:無等級材のすぎで、曲げ22.2・圧縮17.7・引張り13.5・せん断1.8N/mm²)。圧縮>曲げではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20
令和4年 No.20選択肢42 / 8

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の基準強度の大小関係は、一般に、曲げ > 引張り > せん断である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材の基準強度は、一般に 曲げ>圧縮>引張り>せん断 の順で、曲げ>引張り>せん断 は正しい(平成12年建設省告示第1452号)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20
平成30年 No.20選択肢33 / 8

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の繊維方向の基準強度の大小関係は、一般に、圧縮 > 引張り > 曲げである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

木材の繊維方向の基準強度は、一般に、曲げ>圧縮>引張りの順(例 スギの無等級材:曲げ22.2、圧縮17.7、引張り13.5N/mm²)。設問は曲げが最も小さいとしているので誤り。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
令和3年 No.20選択肢54 / 8

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の強度は、曲げヤング係数の値が大きくなると高くなる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材は、曲げヤング係数が大きいほど強度も高い傾向がある(機械等級区分の考え方)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
令和5年 No.20選択肢1同じ文が2回出題5 / 8

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の真比重は、樹種によらずほぼ一定であり、樹種によって比重が異なるのは木材中の空隙率の違いによるものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1
同じ文:令和2年 No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材をつくる細胞壁そのものの比重(真比重)は、樹種によらずほぼ一定(約1.5)。樹種で比重が違うのは、空隙の割合が違うため。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20令和2年 No.20
令和8年 No.20選択肢26 / 8

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材に一定の荷重を継続して載荷すると、時間の経過に伴って変形が徐々に増加していくクリープが生じる。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材に一定の荷重をかけ続けると、時間とともに変形が少しずつ増えていく。これをクリープという。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和6年 No.20選択肢47 / 8

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

大断面の木材の炭化速度は、標準的な火災のもとでは、毎分 0.6~0.7 mm程度である。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

大断面の木材は、火災時に表面に炭化層ができて内部を守る。炭化速度は、標準的な火災で毎分0.6〜0.7mm程度。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
平成30年 No.20選択肢58 / 8

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の熱伝導率は、一般に、鋼材の熱伝導率に比べて小さい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材の熱伝導率は、鋼材に比べてはるかに小さい(断熱性が高い)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20

🐜 腐朽・シロアリ

📖 腐朽と食害

腐朽とシロアリは、心材と辺材の違い、腐朽菌が繁殖する条件、樹種の違いが問われます。

項目性質
腐朽菌酸素・温度・水分・栄養源の4つがすべてそろったときに繁殖する(1つでも断てば防げる)
心材と辺材辺材(樹皮に近い部分)は養分が多く、腐朽・シロアリの食害を受けやすい。心材は受けにくい
耐腐朽性・耐蟻性の高い樹種ヒノキ・ヒバ・ベイヒバ・ケヤキなど(アカマツ・クロマツ・ベイツガは低い)
木杭腐朽を避けるため、常水面下に設置する(建築基準法施行令 第38条第6項。平家建ての木造建築物に使う場合を除く)
加圧式防腐処理木材現場で切断・加工した面は再処理する
✅ チェックポイント
1腐朽菌は4条件そろって
いずれか一つの条件で繁殖、とあれば誤り。
2マツ類・ベイツガは腐りやすい
耐腐朽性・耐蟻性が高い木材としてアカマツ、とあれば誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で10肢)↓

✏️ 過去問:腐朽・シロアリ(10年で10肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

腐朽菌・心材と辺材
令和6年 No.20選択肢21 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の腐朽菌は、水分、温度、酸素及び養分の全ての条件がそろったときに繁殖する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木材腐朽菌は、水分・温度・酸素・養分(木材)の4つの条件がそろったときに繁殖する。どれか一つを断てば腐朽を防げる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和3年 No.20選択肢32 / 10

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の腐朽菌は、酸素、温度、水分又は栄養源のうち、いずれか一つの条件を満たすと繁殖する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

木材腐朽菌は、酸素・温度・水分・栄養源の4つの条件が全部そろったときに繁殖する。いずれか一つで繁殖するのではない(一つでも断てば防げる)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
平成30年 No.20選択肢43 / 10

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木材の腐朽菌は、酸素、温度、水分及び栄養素の全ての条件が満たされた環境下でなければ繁殖しない。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

腐朽菌は、酸素・温度・水分・栄養素の4つの条件がそろわないと繁殖しない。どれか1つを断てば腐朽を防げる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.20
令和7年 No.20選択肢24 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

辺材は、一般に、心材に比べてシロアリなどの食害を受けやすい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

辺材(樹皮に近い部分)は、心材より養分が多く、シロアリなどの食害や腐朽を受けやすい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20
令和3年 No.20選択肢45 / 10

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

心材は、一般に、辺材に比べてシロアリなどの食害を受けにくい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

心材は、辺材より養分が少なく成分の働きで腐朽・食害を受けにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和3年 No.20
平成29年 No.20選択肢36 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

心材は、辺材よりもシロアリの食害を受けにくい。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

心材は、辺材よりも抽出成分が多く、腐朽やシロアリの食害を受けにくい。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
樹種・木杭・防腐処理
令和8年 No.20選択肢57 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

耐腐朽性及び耐蟻性が高い木材として、ヒバ、ベイヒバ等がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ヒバ・ベイヒバは、腐りにくく、シロアリにも強い木材として知られている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和6年 No.20選択肢58 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

耐腐朽性及び耐蟻性が高い木材として、アカマツ、クロマツ、ベイツガ等がある。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

アカマツ・クロマツ・ベイツガは、耐腐朽性・耐蟻性が低い樹種。耐腐朽性・耐蟻性が高いのは、ヒノキ・ヒバ・ベイヒバ・ケヤキなど。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.20
令和5年 No.20選択肢39 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

木杭は、通常の場合、腐朽を避けるために、常水面下に設置する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木杭は、腐朽を防ぐため常水面下に設ける(建築基準法施行令第38条第6項。平家建ての木造建築物に使う場合を除く)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20
令和2年 No.20選択肢410 / 10

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

加圧式防腐処理木材は、現場で切断加工した場合、加工した面を再処理して使用する。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

加圧式防腐処理木材は、薬剤が表面近くにしか浸透していないことが多いので、現場で切断・加工した面は再処理する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20

🪵 木質材料・木材の用語

📖 木質材料の種類と用語

木質材料は、つくり方の違い(繊維方向をそろえるか直交させるか、何を接着するか)で区別します。

材料・用語説明
軟木スギ・ヒノキなどの針葉樹。加工しやすく構造材に向く
構造用集成材等級区分したラミナを繊維方向を平行にして積層接着。繊維方向・積層方向で強度が違う(異方性)
単板積層材(LVL)厚さ2〜6mm程度の単板を、繊維方向をほぼ平行にして積層接着
CLT(直交集成板)ひき板を幅方向に並べたものを、繊維方向が直交するように積層接着
繊維板密度などによって、インシュレーションボード(密度が低く断熱・吸音性)・MDF・ハードボードに分ける(JIS A 5905)
パーティクルボード木材の小片(チップ)に接着剤を加えて熱圧成形したボード
木表・木裏板目・追柾の板で、樹皮側の面が木表、樹心側の面が木裏
目切れ・丸身・死節・辺材繊維が長さ方向に平行でなく木目が切れる(目切れ)。縁に樹皮などが残る(丸身)。枯れた枝が包み込まれた抜けやすい節(死節)。樹幹の外側の着色のない部分で立木では含水率が高い(辺材)
✅ チェックポイント
1チップはパーティクルボード
インシュレーションボードを木材の小片に接着剤を加えた熱圧成形品、とあれば誤り。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で16肢)↓

✏️ 過去問:木質材料・木材の用語(10年で16肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全15枚)。

軟木・集成材・LVL・CLT
令和5年 No.20選択肢2同じ文が2回出題1 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スギやヒノキなどの針葉樹は軟木やわぎと言われ、一般に、加工がしやすく構造材にも適している。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2
同じ文:令和2年 No.20 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スギ・ヒノキなどの針葉樹は軟木と呼ばれ、加工しやすく、まっすぐで長い材がとれるので構造材に適している。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20令和2年 No.20
令和7年 No.20選択肢12 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

構造用集成材は、曲げヤング係数によって等級区分されたラミナをその繊維方向を互いに平行にして積層接着したものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

構造用集成材は、曲げヤング係数などで等級区分したラミナ(ひき板)を、繊維方向を平行にして積層接着したもの。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.20
令和5年 No.20選択肢43 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

構造用集成材は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を示す。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

構造用集成材は、繊維方向・積層方向などによって強度性能が異なる(異方性がある)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20
平成29年 No.20選択肢44 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

構造用集成材や合板は、繊維方向、積層方向等によって強度性能上の異方性を有している。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

構造用集成材や合板は、繊維方向や積層方向によって強度性能が異なる(異方性がある)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和8年 No.20選択肢45 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

単板積層材(LVL)は、一般に、厚さ 2~6 mm程度の単板の繊維方向をほぼ平行にして積層接着したものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

単板積層材(LVL)は、丸太をかつらむきにした単板を、繊維方向をほぼそろえて積層接着した材料。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
令和4年 No.20選択肢56 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

単板積層材(LVL)は、一般に、単板の繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着したものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

単板積層材(LVL)は、単板の繊維方向をほぼ平行にして積層接着したもの。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.20
令和2年 No.20選択肢17 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

CLTは、挽ひき板を幅方向に並べたものを繊維方向が直交するように積層接着したものである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

CLT(直交集成板)は、ひき板を幅方向に並べたものを、繊維方向が直交するように積層接着したもの。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.20
繊維板・パーティクルボード
令和8年 No.20選択肢18 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

JISにおいて、繊維板は、密度、用途及び製法によってインシュレーションボード、ミディアムデンシティファイバーボード(MDF)、ハードボードに分類される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

JIS(JIS A 5905)では、繊維板を密度などによって、インシュレーションボード、ミディアムデンシティファイバーボード(MDF)、ハードボードに分けている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.20
平成29年 No.20選択肢59 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

日本工業規格(JIS)において、繊維板は、密度・用途・製法によってインシュレーションボード、MDF及びハードボードに分類される。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

JIS(A 5905)で、繊維板は密度・用途・製法により、インシュレーションボード、MDF(中密度繊維板)、ハードボードに分類される(日本工業規格〔JIS〕は、2019年7月1日から「日本産業規格」に名前が変わった)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.20
令和5年 No.20選択肢510 / 15

問題:建築材料として使用される木材及び木質材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

インシュレーションボードは、木材の小片(チップ)に接着剤を加えて、熱圧・成形したボードである。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

木材の小片(チップ)に接着剤を加えて熱圧成形したボードはパーティクルボード。インシュレーションボードは、木材などの繊維を成形した密度の低い繊維板で、断熱性・吸音性がある。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.20
木材の用語(木裏・目切れ・丸身・死節・辺材)
令和元年 No.20選択肢111 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

木裏板目または追柾の板などを採材したときの樹皮側の面

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

板目や追柾の板を採材したとき、樹皮側の面が木表、樹心側の面が木裏。設問は木表の説明。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和元年 No.20選択肢212 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

目切れ製材品の繊維方向が、長さ方向に平行ではなく、木目が途切れること

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢2

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

目切れは、製材品の繊維方向が長さ方向に平行でなく、木目が途中で切れていること。強度が低下する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和元年 No.20選択肢313 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

丸身縁に樹皮の部分などが存在する製材品

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

丸身は、製材品の縁(角)に、樹皮の部分や丸い外周が残っているもの。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和元年 No.20選択肢414 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

死節枝が枯れた状態で、樹幹に包み込まれてできた節で、まわりの組織と連続性がなく、大きな欠点となる部分

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

死節は、枯れた枝が樹幹に包み込まれてできた節で、まわりの組織と連続していないので抜けやすく、大きな欠点になる。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20
令和元年 No.20選択肢515 / 15

問題:建築材料として使用される木材に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

辺材樹幹の外側の特異な着色がなく、一般に、立木の状態で含水率が高い部分

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.20 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

辺材は、樹幹の外側の、特別な着色のない部分で、立木の状態では含水率が高い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.20

まとめ:建築材料(木材)で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

💧 含水率
含水率要点 ›
約30%繊維飽和点15%程度気乾状態以下で伸び縮み・強くなる繊維飽和点との関係
収縮・反り要点 ›
接線>半径>繊維収縮率木表側が凹板目材の反り
💪 強さ
曲げ>圧縮>引張り>せん断基準強度
告示1452
🐜 腐朽
耐久性要点 ›
4条件腐朽菌の繁殖辺材腐朽・食害を受けやすい
🪵 木質材料
木質材料要点 ›
平行集成材・LVL直交CLTチップパーティクルボード
💡 繊維飽和点(約30%)を境に「上では寸法も強さもほぼ変わらない、下では乾くほど縮み、強くなる」と覚えると、膨張・収縮と強度の選択肢は判断できます。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

二級建築士 建築構造の分野別の解説(25分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(建築構造)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
📋二級建築士 過去問題一覧(4科目)建築構造の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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