二級建築士 建築施工【地盤調査・木造の基礎工事】分野別過去問 要点解説※完全無料

地盤調査・ 木造の基礎工事|二級建築士 建築施工|分野別・要点と過去問(資格教材キング)

📝 二級建築士 学科Ⅳ(建築施工)|分野別の解説
地盤調査・木造の基礎工事
要点と過去問10年分

二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)の No.6・No.7 で出題される「木造住宅の基礎工事」と「地盤調査」について、告示の基礎の寸法、アンカーボルトの埋込み長さ、床下の防湿・換気、地盤調査の試験で分かることを要点にまとめ、令和8年〜平成29年の過去問を選択肢ごとに解説します。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。

運営者 トトまる
監修・執筆:運営者「トトまる」
一級建築士建築基準適合判定資格者
この記事の使い方
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基準の数字と考え方を、表とチェックポイントでまとめています
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過去問の選択肢を読み、適当か不適当かを考えてから解説を開く
10年分・52肢・2問
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年度別の記事で、5つの選択肢がそろった問題を時間を計って解く
📖 木造の基礎の要点から読む

地盤調査・木造の基礎工事の出題の傾向(令和8年〜平成29年)

木造住宅の基礎工事は、10年とも No.6(平成29年は No.7)で出題されています。布基礎の寸法と配筋、アンカーボルトの埋込み長さ、床下の防湿・換気の数字が毎年のように組み合わされます。地盤調査は、平成29年 No.6 と令和2年 No.7 のほか、No.7 の選択肢にも出ます。

No.6・No.7 に出題(10年のうち10年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(2問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は52肢、図・表・計算の問題は2問(問題ごとに掲載)です。

📌 出典と、この記事の読み方

過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。

「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。

🧱 木造住宅の基礎

📖 布基礎・べた基礎の寸法と配筋

木造住宅の基礎は、告示(平成12年建設省告示第1347号)の最低の寸法と、住宅でふつうに使う寸法の両方が出題されます。

部分告示の決まりふつうの寸法・ほかの決まり
立上りの厚さ12cm以上150mm程度(セパレーターで型枠の幅を固定)
地面から基礎の上端までの高さ30cm以上400mm以上(木造計画・設計基準の資料も地面から木材まで40cm以上)
根入れ深さ(布基礎)24cm以上—
底盤の厚さ(布基礎)15cm以上—
底盤の幅(布基礎)地盤の長期許容応力度と建築物の種類で決まる(木造2階建て・30kN/㎡以上50kN/㎡未満の地盤は45cm以上)450mm程度
底盤の補強筋(底盤の幅が24cmを超えるとき)径9mm以上を30cm以下の間隔D10を300mm・D13を250mmの間隔はどちらも満たす

告示の欄=平成12年建設省告示第1347号 第1第3項・第4項。

項目決まり
基礎を設ける位置1階の外周部と、内部の耐力壁の直下
天端ならし遣方を基準にして陸墨を出し、容積比でセメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付ける
土間コンクリート厚さ120mm程度。断面の中心部に、鉄線の径4.0mm程度・網目150mm×150mm程度のワイヤーメッシュ
基礎のコンクリート(住宅で特記がないとき)呼び強度24N/mm²・スランプ18cm程度
✅ チェックポイント
1底盤の厚さ15cm・根入れ24cm
底盤の厚さ120mm、根入れ深さ200mmとあれば誤り。告示1347号 第1第4項第一号
✏️ この項目の過去問を解く(10年で20肢)↓

✏️ 過去問:布基礎・べた基礎の寸法と配筋(10年で20肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全15枚)。

底盤の補強筋
令和8年 No.6選択肢21 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の底盤部分の主筋にはD13 を用い、その間隔を 250 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄筋コンクリート造の布基礎で底盤の幅が24cmを超えるときは、底盤に径9mm以上の補強筋を30cm以下の間隔で配置する(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第三号)。D13を250mm間隔は満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
令和5年 No.6選択肢22 / 15

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の基礎底盤の主筋にはD13 を用い、その間隔を 250 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄筋コンクリート造の布基礎で底盤の幅が24cmを超えるときは、底盤に径9mm以上の補強筋を30cm以下の間隔で配置する(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第三号)。D13を250mm間隔は満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和4年 No.6選択肢1同じ文が2回出題3 / 15

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎において、底盤部分の主筋にはD10 を用い、その間隔を 300 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1
同じ文:令和2年 No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄筋コンクリート造の布基礎で底盤の幅が24cmを超えるときは、底盤に径9mm以上の補強筋を30cm以下の間隔で配置する(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第三号)。D10を300mm間隔は満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.6令和2年 No.6
平成30年 No.6選択肢5同じ文が2回出題4 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の底盤部分の主筋にD10 を用い、その間隔を 300 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5
同じ文:平成29年 No.7 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

鉄筋コンクリート造の布基礎で底盤の幅が24cmを超えるときは、底盤に径9mm以上の補強筋を30cm以下の間隔で配置する(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第三号)。D10を300mm間隔は満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.6平成29年 No.7
底盤・立上り・高さ
令和元年 No.6選択肢15 / 15

問題:木造 2 階建ての住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の底盤については、厚さを 120 mm、幅を 450 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

布基礎の底盤の厚さは15cm以上とする(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第一号)。120mmでは薄い。底盤の幅450mmは、木造2階建ての一般的な寸法。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
令和7年 No.6選択肢36 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の底盤については、厚さを 150 mmとし、幅を 450 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の底盤の厚さは15cm以上(平成12年建設省告示第1347号)。幅は地盤の許容応力度などで決まり、450mmはふつうの値。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和4年 No.6選択肢47 / 15

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の立上りの厚さは 150 mmとし、セパレーターを用いて型枠間の幅を固定した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の立上りの厚さは150mm程度とし、セパレーターで型枠の間隔を保つ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.6
平成29年 No.7選択肢58 / 15

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の立上りの厚さは 150 mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の立上りの厚さは、告示では12cm以上で、一般的には150mm以上とする。型枠の幅はセパレーターで固定する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和6年 No.6選択肢49 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

べた基礎において、地面から基礎の立上り部分の上端までの高さを、450 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

べた基礎の立上りの高さは、地面から400mm以上とする。450mmは満たしている。官庁施設の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)3.2.3.4 も、雨水の跳ね返りなどへの対策として、周囲の地面から木材まで40cm以上の高さを確保するとしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
令和2年 No.6選択肢1同じ文が2回出題10 / 15

問題:木造住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

べた基礎において、地面から基礎の立上り部分の上端までの高さを、400 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1
同じ文:令和元年 No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

基礎の立上りの地面からの高さは、告示では30cm以上で、一般的には400mm以上とする(平成12年建設省告示第1347号 第1第3項第三号)。官庁施設の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)3.2.3.4 も、雨水の跳ね返りなどへの対策として、周囲の地面から木材まで40cm以上の高さを確保するとしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.6令和元年 No.6
天端ならし・土間コンクリート・基礎の位置・コンクリート
令和7年 No.6選択肢411 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の天端ならしは、遣方やりかたを基準にして陸墨ろくずみを出し、セメント、砂の調合が容積比にして 1:3 のセメントモルタルを水平に塗り付けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の天端ならしは、遣方から陸墨(水平の基準の墨)を出し、セメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和4年 No.6選択肢3同じ文が2回出題12 / 15

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の天端ならしは、遣方やりかたを基準にして陸墨ろくずみを出し、調合が容積比でセメント 1:砂 3 のモルタルを水平に塗り付けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3
同じ文:令和元年 No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の天端ならしは、遣方から陸墨を出し、セメント1:砂3のモルタルを水平に塗り付ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.6令和元年 No.6
令和6年 No.6選択肢1同じ文が2回出題13 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

土間コンクリートは、厚さ 120 mmとし、断面の中心部に、鉄線の径が 4.0 mmで網目寸法が 150 mm×150 mmのワイヤーメッシュを配した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1
同じ文:平成30年 No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

土間コンクリートは厚さ120mm程度とし、断面の中心部に、鉄線の径4.0mm程度・網目150mm程度のワイヤーメッシュを配置する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.6平成30年 No.6
令和8年 No.6選択肢114 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 階の外周部及び内部の耐力壁の直下に基礎を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

1階の外周部と、内部の耐力壁の直下には、壁にかかる力を地盤に伝えられるように基礎を設ける。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
令和8年 No.6選択肢315 / 15

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

基礎に用いるコンクリートについて、特記がなかったので、スランプは 18 cmとし、呼び強度は 24 N/mm²とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

木造住宅の基礎のコンクリートは、特記がなければ、呼び強度24N/mm²・スランプ18cm程度とするのが一般的(住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書など)。スランプ18cmは、公共建築工事標準仕様書の基礎のスランプ(15cm又は18cm)にも合う(表6.2.2)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.6

✏️ 過去問:布基礎の各部の寸法(図の問題)(10年で1問)

図のA〜Eとその一般的な寸法の組合せから、最も不適当なものを選ぶ問題です。告示の寸法とふつうの寸法を思い出してから「解答・解説を見る」を開いてください。

令和3年 No.6木造住宅の布基礎の寸法(立上りの厚さ・地面からの高さ・根入れ深さ・底盤の幅・アンカーボルトの埋込み長さ)

基礎工事(木造)最も不適当なもの

木造住宅の布基礎において、図中のA~Eとその一般的な寸法との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。ただし、アンカーボルトはホールダウン専用アンカーボルト(M16)とし、柱脚部の短期許容耐力を20 kNとする。

No.6の図
図を押すと大きく表示します
1A(立上り部分の厚さ)150 mm
2B(地面から基礎上端までの高さ)400 mm
3C(根入れ深さ)200 mm
4D(底盤の幅)450 mm
5E(アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さ)360 mm

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6

▼ 解答・解説を見る(No.6)▲ 解答・解説を閉じる
正答3最も不適当なものは、3である。
1
A(立上り部分の厚さ)150 mm
設問は、適当である。

布基礎の立上り部分の厚さは、告示では12cm以上(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第一号により、第3項第三号の規定による)で、一般的には150mm以上とする。

2
B(地面から基礎上端までの高さ)400 mm
設問は、適当である。

地面から基礎上端までの高さは、告示では30cm以上で、一般的には400mm以上とする(同)。官庁施設の木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)3.2.3.4 も、雨水の跳ね返りなどへの対策として、周囲の地面から木材まで40cm以上の高さを確保するとしている。

3正答
C(根入れ深さ)200 mm
設問は、不適当である。

布基礎の根入れ深さは、24cm以上とする(平成12年建設省告示第1347号 第1第4項第一号)。200mmでは浅い。

4
D(底盤の幅)450 mm
設問は、適当である。

底盤の幅は、地盤の長期許容応力度と建築物の種類で決まり、木造2階建てで長期許容応力度30kN/㎡以上50kN/㎡未満の地盤なら45cm以上(同 第4項第二号)。450mmは一般的な寸法。

5
E(アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さ)360 mm
設問は、適当である。

短期許容耐力25kN以下のホールダウン専用アンカーボルト(M16)の埋込み長さは、360mm以上とする(住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書)。

📖 根拠の法令・基準

平成12年建設省告示第1347号 第1第3項第三号・第4項第一号・第二号、木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)3.2.3.4

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:令和3年 No.6

📖 アンカーボルトの埋込み長さと位置

アンカーボルトは、土台や柱が浮き上がらないよう基礎に留める金物です。埋込み長さと位置の数字がよく問われます。

項目決まり
アンカーボルト(径12mm)の埋込み長さ250mm以上
ホールダウン専用アンカーボルト(短期許容耐力25kN以下・M16)の埋込み長さ360mm以上
アンカーボルトの位置耐力壁の両端の柱の下部、隅角部、土台の継手・仕口の付近。その他の部分は2.7m以内の間隔
土台の継手・仕口の箇所上木(上に載る側の材)を押さえられる位置に埋め込む

数字は住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書による(年度別の記事の解説と同じ)。

✅ チェックポイント
1ホールダウン用は360mm
短期許容耐力25kNのホールダウン専用アンカーボルトを250mmとすれば誤り(250mmはふつうのアンカーボルト)。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で8肢)↓

✏️ 過去問:アンカーボルト(10年で8肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全7枚)。

埋込み長さ
令和8年 No.6選択肢41 / 7

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、200 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは250mm以上とする(住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書など)。200mmでは、引き抜く力に対して短い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
令和4年 No.6選択肢2同じ文が2回出題2 / 7

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱脚部の短期許容耐力が 25 kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを、250 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢2
同じ文:平成30年 No.6 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ホールダウン金物用のアンカーボルトは、柱の引抜き力に耐えるよう深く埋め込む。短期許容耐力25kNのものは、埋込み長さ360mm以上とする(住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書)。250mmでは足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.6平成30年 No.6
令和元年 No.6選択肢53 / 7

問題:木造 2 階建ての住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

径 12 mmのアンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さを、250 mm以上とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

径12mmのアンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、250mm以上とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
平成29年 No.7選択肢14 / 7

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

柱脚部の短期許容耐力が 25 kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは、360 mmとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

短期許容耐力25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトの埋込み長さは、360mm以上とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
位置・間隔
令和6年 No.6選択肢55 / 7

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

アンカーボルトの埋込み位置は、耐力壁両端の柱の下部、隅角部及び土台の継手・仕口位置付近とし、その他の部分は間隔を 2.0 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

アンカーボルトは、耐力壁両端の柱の下部・隅角部・土台の継手や仕口の付近に設け、その他の部分は2.7m以内の間隔とする。2.0mは満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
平成29年 No.7選択肢36 / 7

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔を 2.0 mとした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

アンカーボルトは、隅角部・土台の継手付近などに設け、その他の部分は2.7m以内の間隔とする。2.0mは満たしている。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和7年 No.6選択肢27 / 7

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

アンカーボルトの埋設に当たり、土台継手及び土台仕口箇所の埋設位置は、上木側とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢2

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

土台の継手・仕口の箇所のアンカーボルトは、上木(上に載る側の材)を押さえられる位置に埋め込む。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.6

📖 床下の防湿・換気

床下は湿気がこもりやすいので、地面からの湿気を防ぐ(防湿)と、空気を入れ替える(換気)の両方をします。

項目決まり根拠
防湿コンクリート床下の地面を盛土して十分に突き固めた後、全面に厚さ60mm以上のコンクリートを打ち込む
住宅用の防湿フィルム厚さ0.1mm以上、重ね幅150mm以上で全面に敷き詰める住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書
土間スラブの防湿層の位置土間スラブ(土間コンクリート)の直下。断熱材がある場合は断熱材の直下公共建築工事標準仕様書 4.6.5
ねこ土台による床下換気外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm²以上公共建築木造工事標準仕様書 4.3.4
べた基礎の水抜き孔工事中の雨水を抜くため適切な位置に設け、工事完了後にふさぐ
✅ チェックポイント
1重ね幅は150mm
防湿フィルムの厚さ0.15mmは0.1mm以上を満たしていても、重ね幅100mmでは足りない。
2ねこ土台は75cm²
1m当たり50cm²では足りない。木造標準仕様書 4.3.4
✏️ この項目の過去問を解く(10年で12肢)↓

✏️ 過去問:床下の防湿・換気(10年で12肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全10枚)。

防湿コンクリート・防湿フィルム・防湿層
平成29年 No.7選択肢41 / 10

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ 0.15 mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅 100 mmとして敷き詰めた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢4

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

床下の防湿措置のフィルムは、厚さ0.1mm以上の防湿フィルムを、重ね幅150mm以上で全面に敷き詰める。厚さ0.15mmは満たしているが、重ね幅100mmでは足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成29年 No.7
令和6年 No.6選択肢32 / 10

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

断熱材がある土間スラブにおいて、防湿層は、土間スラブと断熱材の間に設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

防湿層の位置は、土間スラブ・土間コンクリートの直下とし、断熱材がある場合は断熱材の直下とする(公共建築工事標準仕様書 4.6.5)。土間スラブと断熱材の間ではない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.6
令和7年 No.6選択肢53 / 10

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の床下防湿措置を行うに当たり、床下地面は盛土し、十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ 60 mmのコンクリートを打設した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床下の防湿措置として、盛土して突き固めた床下の地面全面に、厚さ60mm程度のコンクリートを打つ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和2年 No.6選択肢34 / 10

問題:木造住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の床下防湿措置として、床下地面を盛土し十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ 60 mmのコンクリートを打ち込んだ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床下の防湿のため、床下の地面を盛土して突き固めた後、全面に厚さ60mm以上のコンクリートを打ち込む。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
令和元年 No.6選択肢35 / 10

問題:木造 2 階建ての住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の床下防湿措置を行うに当たり、床下地面を盛土し十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ 60 mmのコンクリートを打設した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

床下の防湿のため、床下の地面を盛土して突き固めた後、全面に厚さ60mm以上のコンクリートを打ち込む。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和元年 No.6
令和6年 No.6選択肢2同じ文が2回出題6 / 10

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

布基礎の床下防湿措置において、床下地面全面に厚さ 0.1 mmの住宅用プラスチック系防湿フィルムを、重ね幅 150 mmとして敷き詰めた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢2
同じ文:平成30年 No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

布基礎の床下防湿には、厚さ0.1mm以上の住宅用プラスチック系防湿フィルムを、重ね幅150mm以上として床下地面全面に敷き詰める(住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書)。なお、官庁施設の公共建築工事標準仕様書(令和4年版 4.6.2)は、床下防湿層のポリエチレンフィルムを厚さ0.15mm以上としている(住宅の仕様書より厚い)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和6年 No.6平成30年 No.6
ねこ土台の換気・水抜き孔
令和7年 No.6選択肢17 / 10

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ねこ土台を使用するべた基礎の床下防湿措置として、外周部の土台の全周にわたって、1 m当たり有効面積 50 cm² 以上の換気孔を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ねこ土台(基礎と土台の間にすき間をつくる部材)を使って床下を換気する場合は、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm²以上の換気孔を設ける(公共建築木造工事標準仕様書 4.3.4)。50cm²では足りない。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.6
令和4年 No.6選択肢5同じ文が2回出題8 / 10

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

ねこ土台を使用するべた基礎の床下換気措置として、外周部の土台の全周にわたって、1 m当たり有効面積 75 cm²以上の換気孔を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5
同じ文:令和2年 No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ねこ土台を使う場合の換気孔は、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm²以上とする(公共建築木造工事標準仕様書 4.2.4)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和4年 No.6令和2年 No.6
平成30年 No.6選択肢49 / 10

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

床下換気措置において、ねこ土台を使用するので、外周部の土台の全周にわたって、1 m当たり有効面積 75 cm²以上の換気孔を設けた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

ねこ土台を使う場合の換気孔は、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm²以上とする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:平成30年 No.6
令和5年 No.6選択肢310 / 10

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

べた基礎の底盤には、雨水を排水するために、適切な位置に水抜き孔を設け、工事完了後にふさいだ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

べた基礎の底盤には、工事中の雨水を抜くための水抜き孔を設け、工事が終わったらふさぐ。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.6

📖 基礎のコンクリートの打込み・養生

基礎のコンクリートは、打込みのときの締固めと、打込み後の養生・型枠の存置期間が問われます。

項目決まり根拠
打込み振動機などで振動を与えて締め固めながら、型枠のすみずみまで行き渡らせる(振動を与えないのは硬化中)
養生直射日光・寒気・風雨を避けるため、シートなどで養生する
せき板の存置期間(普通ポルトランドセメント)平均気温15℃以上は3日、5℃以上15℃未満は5日公共建築工事標準仕様書 表6.8.2
割栗地業ランマーなどで突き固め、凹凸部は目つぶし砂利で上ならしする
✏️ この項目の過去問を解く(10年で5肢)↓

✏️ 過去問:基礎のコンクリートの打込み・養生・割栗地業(10年で5肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

令和5年 No.6選択肢41 / 5

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

コンクリートの打込みに際しては、コンクリートに振動を与えないように注意して打ち込んだ。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢4

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

コンクリートは、型枠のすみずみまで行き渡るよう、振動機などで振動を与えて締め固めながら打ち込む。振動を与えないように注意するのは、打込み後の硬化中(養生期間中)のこと。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和2年 No.6選択肢52 / 5

問題:木造住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後、気温が 10~12 ℃の日が続いたので、型枠の存置期間を 3 日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

基礎・梁側・柱・壁のせき板の最小存置期間は、普通ポルトランドセメントで、存置期間中の平均気温が5℃以上15℃未満なら5日(公共建築工事標準仕様書 表6.8.2)。気温10〜12℃で3日では短い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.6
令和8年 No.6選択肢53 / 5

問題:木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

コンクリート打込み終了後は、直射日光、寒気、風雨などを避けるために、シートを用いて養生した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

打込み後のコンクリートは、直射日光・寒気・風雨から守り、急な乾燥や凍結を防ぐため、シートなどで養生する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.6
令和5年 No.6選択肢54 / 5

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートの打込み後、最低気温が 15 ℃を下回らなかったので、型枠の存置期間を 3 日とした。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢5

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

せき板の存置期間は、平均気温15℃以上なら、普通ポルトランドセメントで材齢3日以上(公共建築工事標準仕様書 表6.8.2)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.6
令和5年 No.6選択肢15 / 5

問題:木造 2 階建て住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

割栗地業における締固めはランマー 3 回突きとし、凹凸部は目つぶし砂利で上ならしを行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6 選択肢1

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

割栗地業はランマーなどで突き固め、凹凸部を目つぶし砂利で上ならしする。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和5年 No.6

🔍 地盤調査

📖 地盤調査の試験と分かること

地盤調査の問題は、「その試験で何が分かるか」を問うものが中心です。

試験・調査分かること・使い方
標準貫入試験N値(63.5kgのおもりを落として、サンプラーを30cm打ち込む回数)。ボーリングと同時に行う
ボーリング地層の構成(地盤構成)。採取した土で粒度試験などの土質試験をする
ベーン試験軟らかい粘性土のせん断強さ(砂質地盤には向かない)
平板載荷試験地盤の支持力(地耐力)や変形の性質。載荷板は直径300mm・厚さ25mm以上の円形の鋼板
土の粒度試験地盤の粒度分布(平板載荷試験では分からない)
電磁波探査法(地中レーダー)地表付近の地下埋設物・空洞
透水試験地層の透水係数(ボーリング孔を利用)
スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)地盤の許容応力度の算定に使える。住宅では建築物の四隅付近を含めて4点以上で調査する
✅ チェックポイント
1ベーン試験は粘性土
砂質地盤のせん断強度を求めるのにベーン試験を使うのは不適当。
2平板載荷試験の載荷板
直径300mm・厚さ25mm以上。直径250mm・厚さ20mmでは小さく薄い。
✏️ この項目の過去問を解く(10年で7肢)↓

✏️ 過去問:地盤調査(10年で7肢)

答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。

試験・調査で分かること・使い方
令和2年 No.7選択肢21 / 7

問題:地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

砂質地盤において、地盤のせん断強度を把握するために、ベーン試験を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢2

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

ベーン試験は、十字形の羽根(ベーン)を地中で回して、軟らかい粘性土のせん断強さを求める試験。砂質地盤のせん断強度を把握するのには向かない(砂質地盤は標準貫入試験のN値などで推定する)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.7
令和2年 No.7選択肢32 / 7

問題:地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

標準貫入試験を、ボーリングと同時に行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢3

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

標準貫入試験は、ボーリング孔を使い、ボーリングと同時に行う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.7
令和2年 No.7選択肢13 / 7

問題:地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地表面付近にある地下埋設物の調査は、電磁波探査法により行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢1

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

電磁波探査法(地中レーダー)は、地表付近の埋設物や空洞の調査に使う。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.7
令和2年 No.7選択肢54 / 7

問題:地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地層の透水係数を求めるために、ボーリング孔を利用して透水試験を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢5

▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

地層の透水係数は、ボーリング孔を利用した透水試験で求める。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.7
令和2年 No.7選択肢45 / 7

問題:地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スウェーデン式サウンディング試験の結果を、地盤の許容応力度の算定に利用した。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢4

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スウェーデン式サウンディング試験の結果は、地盤の許容応力度の算定に使える(平成13年国土交通省告示第1113号)。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和2年 No.7
令和7年 No.7選択肢36 / 7

問題:土工事及び地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)による地盤調査を実施し、計測は建築物の四隅付近を含め 4 点以上で調査を行った。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢3

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設問は、適当である。
解説は出題当時の基準

スクリューウエイト貫入試験で住宅などの地盤を調べるときは、建築物の四隅付近を含めて4点以上で調査する。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和7年 No.7
平板載荷試験の載荷板
令和8年 No.7選択肢37 / 7

問題:土工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

地盤の平板載荷試験における載荷板は、直径 250 mm、厚さ 20 mmの鋼板を用いた。

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.7 選択肢3

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設問は、不適当である。
この問題の正答解説は出題当時の基準

平板載荷試験の載荷板は、直径300mm、厚さ25mm以上の円形の鋼板を使う(地盤工学会の基準)。直径250mm・厚さ20mmでは小さく、薄い。

本番の形(5つの選択肢)で解く:令和8年 No.7

✏️ 過去問:調査事項と調査方法の組合せ(10年で1問)

調査事項と調査方法の組合せの問題は、問題ごとに載せています。

平成29年 No.6地盤の調査事項と調査方法(せん断強さ・粒度分布・地盤構成・地下埋設物・N値)

地盤調査最も不適当なもの

地盤の調査事項とその調査方法との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1地盤のせん断強さベーン試験
2地盤の粒度分布平板載荷試験
3地盤構成ボーリング
4地下埋設物の調査電磁波探査法
5N値標準貫入試験

出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅳ(建築施工)」No.6

▼ 解答・解説を見る(No.6)▲ 解答・解説を閉じる
正答2最も不適当なものは、2である。
1
地盤のせん断強さベーン試験
設問は、適当である。

ベーン試験は、十字形の羽根を地中で回して、軟らかい粘性土のせん断強さを求める試験。

2正答
地盤の粒度分布平板載荷試験
設問は、不適当である。

平板載荷試験は、地盤に置いた載荷板に荷重をかけて、地盤の支持力(地耐力)や変形の性質を求める試験。地盤の粒度分布は、ボーリングなどで採取した土の粒度試験(土質試験)で求める。

3
地盤構成ボーリング
設問は、適当である。

ボーリングは、地盤に孔をあけて土を採取し、地層の構成(地盤構成)を調べる。

4
地下埋設物の調査電磁波探査法
設問は、適当である。

電磁波探査法(地中レーダー)は、地表付近の地下埋設物の調査に使う。

5
N値標準貫入試験
設問は、適当である。

標準貫入試験は、おもりを落としてサンプラーを30cm打ち込むのに必要な打撃回数(N値)を求める試験。

年度別の記事で、ほかの問題と続けて解く:平成29年 No.6

まとめ:地盤調査・木造の基礎工事で覚えておくこと

試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。

🧱 木造の基礎
布基礎の寸法(告示)要点 ›
12cm以上立上りの厚さ(ふつう150mm)30cm以上地面からの高さ(ふつう400mm)24cm以上根入れ深さ15cm以上底盤の厚さ
告示1347号
底盤の補強筋要点 ›
径9mm以上・30cm以下底盤の幅が24cmを超えるとき
告示1347号
アンカーボルト要点 ›
250mm以上埋込み長さ(径12mm)360mm以上ホールダウン専用(25kN以下)2.7m以内その他の部分の間隔
住宅工事仕様書
床下の防湿・換気要点 ›
60mm以上防湿コンクリートの厚さ0.1mm以上・150mm以上防湿フィルムの厚さ・重ね幅75cm²以上ねこ土台の換気(1m当たり)
せき板の存置期間要点 ›
3日平均気温15℃以上5日5℃以上15℃未満
標準仕様書 表6.8.2
🔍 地盤調査
地盤調査要点 ›
N値標準貫入試験粘性土のせん断強さベーン試験支持力平板載荷試験(載荷板 直径300mm)
💡 布基礎の告示の数字(12・30・24・15cm)と、アンカーボルトの250mm・360mm、防湿フィルムの0.1mm・150mm、ねこ土台の75cm²を、表のまま言えるようにしておくと得点しやすい分野です。

ほかの分野の解説・年度別の過去問

二級建築士 建築施工の分野別の解説(25分野)の一覧です。

📅 年度別の過去問(建築施工)1年分の問題を、本番と同じ順に解けます。カードの番号は、その年にこの分野が出題された問題です(押すとその問題へ移ります)。
📋二級建築士 過去問題一覧(4科目)建築施工の年度別の過去問と、ほかの科目の過去問をまとめています›

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