要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅴ(建築施工)の No.20 で毎年出題される「設備工事」について、配管(給排水・空調・換気)、電気設備、防災設備・昇降機を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

設備工事の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
設備工事は、毎年 No.20 に出ています(令和2年は No.21 も設備工事、No.21 の各種工事にも設備の選択肢)。配管(埋設の間隔・排水管と蒸気給気管の勾配・泥だめの深さ・吊り間隔・保温材)が8回正答になり、電気設備(CD管・接地極)が2回、消防用水の位置とエレベーターの地震感知器が1回ずつ正答になっています。令和7年は No.24 の用語の表のバスダクトも正答になっています。
No.20・No.21・No.24 に出題(10年のうち10年・12問)。ほかの問題の選択肢から、この分野のもの(4問から)も載せています。この記事で解説する選択肢は50肢、図・表・計算の問題は1問(問題ごとに掲載)です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🚰 配管(給排水・空調・換気)
📖 配管の決まり
配管は、埋設のしかた、排水管の勾配、吊り・支持の間隔の数字がよく問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 給水管と排水管の埋設 | 平行して埋設するときは、給水管を排水管の上方にし、水平実間隔を500mm以上(2.7.1) |
| 地中埋設の深さ | 車両道路は管の上端から600mm以上、それ以外は300mm以上。寒冷地では凍結深度以上 |
| 埋設表示テープ | 土被り150mm程度の深さに埋設表示用アルミテープを埋める(2.7.1) |
| 屋内横走り排水管の勾配 | 呼び径65以下は1/50、75・100は1/100、125は1/150、150以上は1/200(いずれも最小) |
| 蒸気給気管の勾配 | 原則は先下り配管で1/250、先上がりの場合は1/80 |
| 雨水と汚水の接続 | 臭気が雨水系統に入らないよう、雨水の系統にトラップますを設ける |
| 雨水用排水ます・マンホール | 底部に深さ150mm以上の泥だめを設ける |
| 間接排水の排水口空間 | 管径65mm以上では150mm以上(飲料用の貯水槽は最小150mm) |
| 横走り管の吊り間隔 | 鋼管・ステンレス鋼管は呼び径80以下で2.0m以下、塩ビ管・耐火二層管は呼び径50以上で2.0m以下(表2.2.20) |
| ステンレス鋼管の立て管 | 最下階の床(又は最上階の床)で固定し、各階に1か所ずつ、伸縮を妨げないように形鋼振れ止め支持 |
| スリーブの径 | 保温材の厚さを含む管の外径より40mm程度大きくする |
| 給水管の水圧試験 | 保持時間は最小60分(2.9.3) |
| 雑用水管の誤接続 | 衛生器具などの取付け後、系統ごとに雑用水に着色して通水試験を行う |
| ロックウールフェルト | 空気調和設備の保温に使うものは、密度40kg/㎥以上(3.1.2) |
| 換気(浴室・居室) | 浴室の排気ダクトは屋外に向かって先下がり勾配。居室の自然換気の給気口は天井高さの1/2以下の位置で、常時外気に開放 |
( )内の番号は公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の節・表。排水管の勾配は令和7年版で 2.6.1(令和4年版までは 2.6.2)
✏️ 過去問:配管(給排水・空調・換気)(10年で25肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:給排水衛生設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給水管と排水管を平行して埋設する部分については、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔を300mm確保した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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給水管と排水管を平行して埋設するときは、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平の実間隔を500mm以上とする。300mmでは足りない。
問題:設備工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
配管の埋設工事において、給水管と排水管とを平行して埋設する部分については、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔が300mm程度確保されていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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給水管と排水管を平行して埋設する場合は、原則として、両配管の水平実間隔を500mm以上とし、給水管を排水管の上方に埋設する(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.7.1)。300mm程度では近すぎる。
問題:給排水衛生設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
寒冷地での配管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端より600mm以上、それ以外では300mm以上とし、かつ、凍結深度以上とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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配管の地中埋設深さは、車両道路では管の上端から600mm以上、それ以外では300mm以上とし、寒冷地では凍結深度以上とする。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給水管を埋め戻すに当たり、土被り150mm程度の深さに埋設表示用アルミテープを埋設した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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地中に埋設する給水管には、掘り返しなどで傷つけないよう、管の上の土被り150mm程度の位置に埋設表示テープを埋める。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備工事において、給水管の埋戻しに当たり、土被り150mm程度の深さに埋設表示用アルミテープを埋設した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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管を埋め戻すときは、土被り150mm程度の深さに埋設表示用アルミテープなどを埋設する(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.7.1)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋内の横走り排水管の勾配の最小値は、管の呼び径50を1/100とし、呼び径75を1/150とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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屋内の横走り排水管の勾配の最小値は、呼び径65以下は1/50、呼び径75・100は1/100、125は1/150、150以上は1/200(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.6.2)。呼び径50を1/100、75を1/150とするのは緩すぎる。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋内の横走り排水管の勾配の最小値については、呼び径65以下を1/50、呼び径125を1/200とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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屋内の横走り排水管の勾配の最小値は、呼び径65以下は1/50、呼び径125は1/150(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.6.2)。1/200は呼び径150以上の値。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
蒸気給気管の配管については、先上り管勾配を1/250、先下り管勾配を1/80とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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蒸気給気管は、原則として先下り配管で勾配1/250、先上がりの場合は1/80とする(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.6.2)。設問は逆。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋外の雨水排水管と汚水排水管とを接続させるに当たり、臭気の侵入を防ぐため、雨水排水系統にトラップますを設置した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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雨水排水管を汚水排水管につなぐときは、汚水系統の臭気が雨水管に入らないよう、雨水の系統にトラップますを設ける。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋外で雨水排水横主管と汚水排水横主管とを接続するに当たり、接続する部分に設ける排水ますのほかに、雨水排水横主管にトラップますを設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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屋外で雨水排水と汚水排水の横主管を接続するときは、臭気が雨水系統に上がらないよう、雨水排水横主管にトラップますを設ける。
問題:各種建築工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
排水工事において、雨水用排水ます及びマンホールの底部には、排水管等に泥が詰まらないように、深さ100mmの泥だめを設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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雨水用排水ますやマンホールの底部には、深さ150mm以上の泥だめを設ける。100mmでは浅い。
問題:給排水衛生設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
飲料用貯水槽の間接排水管の管径が65mmであったので、排水口空間を150mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
呼び径80の一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた給水管の横走り配管については、吊り金物による支持間隔を3.0mとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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呼び径80のステンレス鋼鋼管の横走り配管の吊り金物による支持間隔は、2.0m以下とする。3.0mは広すぎる。
問題:給排水衛生設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
呼び径80の一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた給水管の横走り配管については、吊り金物による支持間隔を2.0mとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
一般配管用ステンレス鋼鋼管を用いた冷温水用の立て管については、最下階の床で固定し、各階に1か所ずつ管の収縮を妨げないように形鋼振れ止め支持を設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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ステンレス鋼鋼管の冷温水の立て管は、最下階の床で固定し、各階に1か所ずつ、管の伸縮を妨げないように形鋼振れ止め支持を設ける。
問題:5階建ての建築物における各部工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
呼び径150の耐火二層管の横走り配管工事において、吊り金物による吊り間隔を1.5m以下とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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耐火二層管の横走り管の吊り金物による吊り間隔は、呼び径150では2.0m以下とする(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)表2.2.20)。1.5m以下はその範囲に入るので、適当。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
配管工事におけるスリーブの径は、保温材の厚さを含む管の外径よりも40mm程度大きなものとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
機械設備工事におけるスリーブについては、保温材の厚さを含んだ管の外径よりも40mm大きい径のものとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢1
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
現場における給水管の水圧試験については、保持時間が60分であることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
雑用水管について、雑用水系統と飲料水系統との誤接続がないことを確認するため、衛生器具等の取付け完了後、雑用水に着色して通水試験を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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問題:鉄筋コンクリート造の建築物の設備工事に関する次の記述のうち、監理者が行った行為として、最も不適当なものはどれか。
雑用水管については、誤接続がないことを確認するために、衛生器具等の取付け完了後、系統ごとに着色水を用いた通水試験が行われたことを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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雑用水管は、衛生器具等の取付け完了後、系統ごとに着色水を用いた通水試験で誤接続がないことを確かめる(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)2.9.3)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
空気調和設備工事に用いるロックウール保温材のうち、ロックウールフェルトについては、特記がなかったので、フェルトの密度が20kg/㎥のものを使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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空気調和設備の保温に使うロックウールフェルトは、密度40kg/㎥以上のものとする(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)平成28年版 3.1.2)。20kg/㎥では保温性能が不足する。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
給排水衛生設備工事において、壁付けの衛生器具については、樹脂製プラグを用いてコンクリート壁に取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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壁付けの器具をコンクリート壁に取り付ける場合は、エキスパンションボルトまたは樹脂製プラグを使う(公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)の衛生器具設備の一般事項)。
問題:各種工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
戸建て住宅の浴室の換気設備工事において、雨仕舞に優れたベントキャップを採用し、排気ダクトは屋外に向かって先下がり勾配とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢2
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浴室の排気ダクトは、雨水や結露水が室内に入らないよう、屋外に向かって先下がりの勾配とし、雨仕舞のよいベントキャップを使う。
問題:設備工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
共同住宅の居室に設ける自然換気設備の給気口については、居室の天井の高さの1/2以下の高さの位置に設けられ、常時外気に開放されている構造となっていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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⚡ 電気設備
📖 電気設備の決まり
電気設備は、合成樹脂製可とう電線管(CD管・PF管)の使い分け、ケーブルの支持、接地極の離隔が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| CD管と PF管 | CD管は自己消火性がないので、コンクリート埋込みの部分だけに使う(2.3.2)。軽量鉄骨壁下地の中は PF管 |
| 軽量鉄骨間仕切壁内の PF管 | バインド線などで支持し、支持間隔は1.5m以下(2.3.3) |
| スラブに埋設する電線管 | 上端筋と下端筋の間に配管し、曲り部分は0.5m以下の間隔で結束する |
| 梁を横断する PF管 | 多数をまとめて横断させず、柱際から梁せいの範囲内での横断を避ける |
| 埋込みボックス・分電盤の外箱 | 打込み時に位置がずれないよう、型枠に取り付ける |
| 鋼製ケーブルラック | 水平支持間隔は2m以下。直線部とそれ以外の接続部では、接続部とラック端部の近くで支持(2.10.1) |
| 二重天井内・二重床内の配線 | 二重天井内は、荷重を確かめて支持間隔2m以下で吊ボルト・天井下地材に固定(2.10.4.6)。二重床内は、ころがし配線で割付方向に平行(2.10.4.7) |
| 耐震クラスSの最上階のケーブルラック | 6m以内の間隔で SA種の耐震支持 |
| 高圧ケーブルと低圧ケーブル | 間に耐火性のある堅牢な隔壁を設ければ、離隔距離は問わない |
| 雷保護設備の接地極 | 地表面下0.75m以上の深さに埋設し、板状接地極はガス管から1.5m以上離す(2.17.4) |
| 雷保護の引下げ導線 | 保護レベルに応じた平均間隔以内で、外周に沿ってできるだけ等間隔に、突角部の近くに配置 |
| 接地工事の立会い | 接地極の埋設は掘削部の埋戻し前、接地線の構造体への接続はコンクリート打設前 |
| 非常用の照明装置 | 照度測定は、外光の影響を受けない状態で内蔵電池に切り替えてから。配線は他の電気回路に接続せず、途中に一般の者が電源を遮断できる開閉器を設けない |
( )内の番号は公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和7年版の節
✏️ この項目の過去問を解く(10年で17肢)↓✏️ 過去問:電気設備(10年で17肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備工事において、軽量鉄骨壁下地内の低圧の配線に用いる合成樹脂製可とう電線管については、CD管を使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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CD管はコンクリートに埋め込む部分だけに使う(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.3.2)。CD管は自己消火性がないので、軽量鉄骨壁下地の中には、自己消火性のある PF管を使う。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリートの躯体に埋設する合成樹脂製可とう電線管については、PF管を使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢2
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問題:各部工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
軽量鉄骨間仕切壁内に配管する合成樹脂製可とう電線管(PF管)については、バインド線を用いて支持し、その支持間隔を1.5m以下とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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軽量鉄骨間仕切壁内の PF管は、バインド線などで支持し、支持間隔は1.5m以下とする(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.3.3)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合成樹脂製可とう電線管をコンクリートスラブに埋設するので、電線管をスラブ配筋の上端筋と下端筋との間に配管し、コンクリートの打込み時に管が移動しないように専用支持具等を使用して、曲り部分については0.5m以下の間隔で下端筋に結束した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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スラブに埋設する合成樹脂製可とう電線管は、上端筋と下端筋の間に配管し、専用支持具などで固定して、曲り部分は0.5m以下の間隔で結束する。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋コンクリートの躯体に埋設する合成樹脂製可とう電線管(PF管)について、壁付きでない梁の横断配管は、多数の管をまとめて横断させないようにするとともに、柱際から梁せい寸法以内の範囲での横断を避けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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梁を横断する PF管は、多数をまとめて横断させず、柱際から梁せいの範囲内での横断を避ける(梁の耐力を損なわないため)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート埋込みのボックス及び分電盤の外箱は、コンクリートの打込み時に位置がずれないように、型枠に堅固に取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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コンクリートに埋め込むボックスや分電盤の外箱は、打込み時に位置がずれないよう、型枠に取り付ける(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.3.3)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート埋込みとなる分電盤の外箱は、型枠に取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備工事において、鋼製ケーブルラックの水平支持間隔を2m以内とし、直線部と直線部以外との接続部では、接続部に近い箇所及びケーブルラック端部に近い箇所で支持した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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鋼製ケーブルラックの水平支持間隔は2m以下とし、直線部と直線部以外との接続部では、接続部に近い箇所とケーブルラック端部に近い箇所で支持する(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.10.1)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備工事における二重天井内のケーブル配線については、ケーブルによる荷重が過度とならないことを確認したうえで、ケーブルの支持間隔が2m以下になるように、天井吊ボルト及び天井下地材にバンド等を用いて固定した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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二重天井内のケーブルを支持する場合は、ケーブルの荷重が過度にならないことを確かめ、支持間隔2m以下で天井吊ボルトや天井下地材にバンドなどで固定する(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.10.4.6)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
電気設備工事における二重床内配線については、ケーブルをころがし配線とし、配線経路を二重床の割付方向に平行になるようにした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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二重床内の配線は、ころがし配線とする(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.10.4.7)。配線経路は二重床の割付けの方向にそろえる。
問題:5階建ての建築物における各部工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
横引き配管等の耐震対策において、最上階のケーブルラックについては、耐震クラスSに対応する必要があったので、6m以内の間隔でSA種の耐震支持を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢4
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建築物内部の同一のコンクリートピット内に高圧ケーブルと低圧ケーブルとを配線するに当たり、それらの間に耐火性のある堅牢な隔壁を設けたので、高圧ケーブルと低圧ケーブルとの間の離隔距離については、特に配慮しなかった。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢3
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
雷保護設備における板状接地極については、地表面下1.5mの深さに埋設し、ガス管から0.75m離隔した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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雷保護設備の板状接地極は、ガス管から1.5m以上離す(公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)2.17.4)。0.75mでは近すぎる(接地極の埋設の深さは地表面下0.75m以上(同2.17.4)なので、1.5mの深さは問題ない)。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の設備工事に関する次の記述のうち、監理者が行った行為として、最も不適当なものはどれか。
接地工事において、接地極の埋設については掘削部埋戻し前に、接地線の構造体への接続についてはコンクリート打設前に、立会い確認を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
雷保護設備における引下げ導線については、保護レベルに応じた平均間隔以内として、建築物の外周に沿ってできるだけ等間隔に、かつ、建築物の突角部の近くになるように配置した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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雷保護の引下げ導線は、保護レベルに応じた平均間隔以内で、建築物の外周に沿ってできるだけ等間隔に、突角部の近くに配置する。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の設備工事に関する次の記述のうち、監理者が行った行為として、最も不適当なものはどれか。
電池内蔵形の非常用の照明装置における照度測定については、外光の影響を受けない状況下において、内蔵電池への切替え後に行われたことを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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問題:設備工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
非常用の照明装置の電気配線は、他の電気回路(電源又は誘導灯に接続する部分を除く。)に接続されず、かつ、非常用の照明装置の電気配線の途中に一般の者が、容易に電源を遮断することのできる開閉器が設けられていないことを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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非常用の照明装置の配線は、他の電気回路(電源・誘導灯に接続する部分を除く)に接続せず、途中に一般の者が容易に電源を遮断できる開閉器を設けない。
✏️ 過去問:設備の用語(No.24 の用語の表の問題)(10年で1問)
バスダクトは、銅やアルミニウムの導体を金属のケースに収めた、大容量の電気の幹線です。空調ダクトの分岐部などで騒音を吸収する箱型の装置は、消音ボックス(消音器)です。
令和7年 No.24建築工事に関する用語(スカラップ・チェッキング・バスダクト・ラミネーション)
建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
用語 説明 1. スカラップ 溶接線の交差を避けるために、一方の母材に設ける扇形の切欠き 2. チェッキング 充塡したシーリング材や塗膜表面に生じる細かいひび割れ 3. バスダクト 騒音を吸収するため、空調ダクト系の分岐部などに挿入される箱型の装置 4. ラミネーション 圧延鋼材の欠陥で、鋼材に含まれる硫黄その他の不純物部分が熱応力で開裂する現象 出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24
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スカラップは、溶接線が交差しないように、一方の母材に設ける扇形の切欠き。
チェッキングは、シーリング材や塗膜の表面にできる細かいひび割れ。
空調ダクトの分岐部などに入れて騒音を吸収する箱型の装置は、消音ボックス(消音器)。バスダクトは、銅やアルミニウムの導体を金属のケースに収めた、大容量の電気の幹線。
ラミネーションは、圧延鋼材の内部に、硫黄などの不純物などによる層状の欠陥(はく離)がある状態。
🚒 防災設備・昇降機
📖 防災設備と昇降機の決まり
防災設備と昇降機は、消防用水や感知器の位置、防火区画の貫通、エレベーター・エスカレーターの検査が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 消防用水 | 消防ポンプ自動車が2m以内に接近できる位置に設ける(消防法施行令 第27条第3項第四号) |
| 差動式スポット型感知器 | 換気口などの空気吹出し口から1.5m以上離す(消防法施行規則 第23条第4項第八号) |
| 屋外避難階段の近くの開口部 | 出入口以外の開口部(換気口を含む)は、屋外避難階段から2m以上離す。開口面積が各1㎡以内で、はめごろし戸の防火設備を設けたものは除く(建築基準法施行令 第123条第2項第一号) |
| 防火ダンパーと防火区画の間のダクト | 厚さ1.5mm以上の鉄板でつくる |
| 防火区画を貫通する電線管 | 管と防火区画との隙間をモルタルで埋める |
| エレベーターの地震感知器 | P波(初期微動)を早く感知するため、P波感知器は昇降路の底部(ピット)、S波感知器は機械室 |
| 昇降路内の配管設備 | 原則として昇降路内に設けない。設けるときは、地震時にかごや釣合おもりに触れるおそれのないものなど、国土交通大臣が定めた構造方法による(建築基準法施行令 第129条の2の4第1項第三号) |
| エスカレーターの隙間 | 踏段相互間、スカートガードと踏段の隙間は、全長にわたって接触せず5mm以下 |
✏️ 過去問:防災設備・昇降機(10年で8肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
消防用水の設置場所は、消防ポンプ自動車が3mまで接近できる位置とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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消防用水は、消防ポンプ自動車が2m以内に接近できるように設ける(消防法施行令 第27条第3項第四号)。3mまでしか近づけない位置では不適当。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
自動火災報知設備の差動式スポット型感知器は、換気口等の空気吹出し口から1.5m以上離れた位置に設置した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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差動式スポット型感知器は、換気口などの空気の吹出し口から1.5m以上離して設ける(消防法施行規則 第23条第4項第八号)。
問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁に設ける換気用ダクトの換気口については、屋外避難階段から2m以上離して設けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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屋外避難階段から2m以内には開口部を設けない(建築基準法施行令 第123条第2項第一号)ので、換気口を2m以上離すのは適当。
問題:各部工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防火区画の壁を貫通するダクトにおいて、防火区画に近接して防火ダンパーを設けるに当たり、当該防火ダンパーと当該防火区画との間のダクトは、厚さ1.6mmの鉄板で造られたものとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.21 選択肢2
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防火区画の壁を貫通する配電管は、呼び径82mm(外径89mm)の硬質塩化ビニル電線管とし、当該配電管と防火区画との隙間をモルタルで充塡した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢3
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防火区画を貫通する呼び径82mm(外径89mm)の硬質塩化ビニル電線管で、管と防火区画との隙間をモルタルで埋めるのは適当とされる。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の設備工事に関する次の記述のうち、監理者が行った行為として、最も不適当なものはどれか。
機械室が屋上階にある乗用エレベーターの地震感知器については、P波感知器が機械室に、S波感知器が昇降路底部に、設置されていることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢2
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エレベーターの地震感知器は、地震の初期微動(P波)をできるだけ早く感知するため、P波感知器は昇降路の底部(ピット)に、S波感知器は機械室に設ける。設問は逆。
問題:設備工事に関する記述において、監理者が一般に行うものとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
昇降機設備工事において、乗用エレベーターの昇降路内に、エレベーターに必要な配管設備を設けることとなっていたので、その配管設備が地震時においてエレベーターの籠又は釣合おもりに触れるおそれのないことを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢1
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問題:設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エスカレーターの上下乗り場及び踏段で行う検査において、踏段相互間及びスカートガードと踏段との隙間については、エスカレーターの全長にわたって接触することなく5mm以下であることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.20 選択肢4
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エスカレーターの踏段相互間や、スカートガードと踏段との隙間は、全長にわたって接触せず5mm以下であることを確かめる。
まとめ:設備工事で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
一級建築士 建築施工の分野別の解説(23分野)の一覧です。
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