要点と過去問10年分
二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.24・No.25 で毎年出題される「建築材料」のうち、ガラス・石材・高分子材料を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。仕上げ材料は「建築材料(仕上げ材料)」の記事で解説します。

建築材料(ガラス・石材・高分子材料)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.24 は、ガラスの問題が4年、石材が中心の問題が1年、高分子材料が1年で、ほかの年は仕上げ材料とまじった問題でした。熱線吸収板ガラスの説明の入れ替え(2回)、花こう岩の耐火性(2回)、押出法ポリスチレンフォームの耐火性(2回)がくり返し出ます。
10年分の材料の問題(No.24・No.25)20問のうち15問から、ガラス・石材・高分子材料の選択肢を集めました。この記事で解説する選択肢は45肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🪟 ガラス
📖 ガラスの種類
ガラスは、つくり方(加熱・急冷、中間膜、中空層、金属膜、金網)と性能の組合せがよく問われます。名前と説明を入れ替えた選択肢が正答になります。
| ガラス | つくり方・性質 |
|---|---|
| フロート板ガラス | 溶けた金属の上に浮かべてつくる。平面精度が高く、透明性・採光性がよい |
| 強化ガラス | 加熱して急冷し、フロート板ガラスの3〜5倍の強度。割れると細かい粒状になる |
| 倍強度ガラス | 熱処理で約2倍の強度。割れると大きな破片になり、枠から脱落しにくい |
| 合わせガラス | 2枚の板ガラスを強靱な中間膜で張り合わせる。割れても飛散しにくく、耐貫通性がある |
| 複層ガラス | 中空層に乾燥空気などを封入。断熱性が高く、結露防止に有効 |
| Low-E複層ガラス | 中空層側の表面に低放射の金属膜をコーティング。日射制御と高い断熱性 |
| 熱線吸収板ガラス・熱線反射ガラス | 原料に鉄・ニッケル・コバルトなどを加えて着色し日射を吸収(熱線吸収)。表面に金属酸化膜をコーティングして日射を反射(熱線反射) |
| 網入り板ガラス・線入り板ガラス | 金網を封入した網入りは防火設備に使える(同じ厚さのフロート板ガラスより強度は低い)。金属線を平行に封入した線入りは、破片は落ちにくいが防火設備には使えない |
| 型板ガラス・すり板ガラス | 片面に型模様を付けた(型板)、片面を砂などでつや消しにした(すり板)。光を通し、視線を遮る |
| プリズムガラス・ガラスブロック | 入射光の向きを変え地下室の採光に(プリズム)。内部が低圧の空気で、断熱性・遮音性がよい(ガラスブロック) |
✏️ 過去問:ガラス(10年で25肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全22枚)。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
フロート板ガラスは、平面精度が高く、透明性と採光性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
同じ文:令和3年 No.24 選択肢1
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フロート板ガラスは、溶けた金属(すず)の上にガラスを浮かべてつくる板ガラスで、表面が平らでゆがみが少なく、透明性・採光性がよい。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
強化ガラスは、同じ厚さのフロート板ガラスより強度が高く、割れても破片が粒状になるので、安全性が高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
同じ文:令和4年 No.24 選択肢3
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強化ガラスは、フロート板ガラスを加熱して急冷し、強度を高めたガラス。割れると破片が細かい粒状になるので、けがをしにくい。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
強化ガラスは、フロート板ガラスの 3~5 倍の衝撃強さを有し、割れても破片が砂粒状になるため安全性が高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
強化ガラスは、フロート板ガラスの 3~5 倍の強度を有する加工ガラスであり、割れても破片が鋭角状にならない。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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強化ガラスは、フロート板ガラスの3〜5倍の強度をもつ加工ガラスで、割れると細かい粒状になり、破片が鋭角状にならない。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
倍強度ガラスは、フロート板ガラスに熱処理を施し強度を増したもので、割れると大きな破片となるため、脱落しにくい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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倍強度ガラスは、熱処理でフロート板ガラスの約2倍の強度にしたもので、割れると大きな破片になり、枠から脱落しにくい。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
網入り板ガラスは、板ガラスの中に金網を封入したガラスであり、同程度の厚さのフロート板ガラスに比べて強度が低い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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網入り板ガラスは、割れても破片が落ちにくい防火用のガラスだが、金網が入っているので、同じ厚さのフロート板ガラスより強度は低い。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
網入り板ガラスは、板ガラスの中に金網を封入したガラスで、強度は同程度の厚さのフロート板ガラスに比べて低い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
線入り板ガラスは、板ガラスの中に金属線を封入したガラスであり、割れても破片が落ちにくいので、防火戸に用いるガラスとして使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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線入り板ガラスは、金属線を平行に封入したガラスで、割れても破片が落ちにくいが、防火設備(防火戸)のガラスとしては使えない。防火戸に使えるのは網入り板ガラス(や耐熱強化ガラスなど)。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合わせガラスは、2 枚の板ガラスを透明で強靱な中間膜で張り合わせたガラスであり、割れても破片の飛散を防ぐことができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
同じ文:平成29年 No.24 選択肢3
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合わせガラスは、2枚の板ガラスの間に強靱な中間膜をはさんで張り合わせたガラスで、割れても破片が膜に付いて飛び散りにくい。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
強化ガラスは、2 枚のフロート板ガラスを透明で強靱な中間膜で貼り合わせたもので、耐貫通性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
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2枚のフロート板ガラスを強靱な中間膜で貼り合わせ、耐貫通性に優れるのは合わせガラス。強化ガラスは、板ガラスを加熱・急冷して強度を高めたもので、割れると細かい粒状になる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合わせガラスは、2 枚の板ガラスの片方の中空層側表面に低放射の金属膜をコーティングしたガラスであり、日射制御機能と高い断熱性を有する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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合わせガラスは、2枚以上の板ガラスを中間膜で接着したガラスで、割れても破片が飛び散りにくい。設問の「中空層側の表面に低放射の金属膜をコーティング」したガラスはLow-E複層ガラス。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
複層ガラスは、複数枚の板ガラスを一定の間隔に保ち、中空層に乾燥空気等を封入したものであり、断熱性が高く、結露防止に有効である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
複層ガラスは、複数枚の板ガラスを一定の間隔を保ち、中空層に乾燥空気を封入したもので、断熱性が高く、結露防止に有効である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
Low‒E複層ガラスは、板ガラス 1 枚の片方の中空層側表面に金属膜をコーティングしたガラスで、日射制御機能と高い断熱性がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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Low-E複層ガラスは、中空層側の表面に金属膜(低放射膜)をコーティングした複層ガラスで、日射を制御し、断熱性が高い。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
Low-E複層ガラスは、2 枚の板ガラスの片方の中空層側表面に低放射の特殊金属膜をコーティングしたガラスであり、日射制御機能と高い断熱性を有する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
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Low-E複層ガラスは、2枚の板ガラスの中空層側の片方の表面に低放射の金属膜をコーティングしたガラスで、日射制御機能と高い断熱性をもつ。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
熱線吸収板ガラスは、ガラスの片面又は両面に金属酸化膜をコーティングしたガラスであり、太陽光線を反射して冷房負荷を軽減する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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熱線吸収板ガラスは、ガラスの原料に鉄・ニッケル・コバルトなどの金属を加えて着色し、日射を吸収して室内に入る熱を減らすガラス。ガラスの表面に金属酸化膜をコーティングし、日射を反射するのは熱線反射ガラス。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
熱線吸収板ガラスは、ガラスの片面又は両面に金属酸化膜をコーティングしたガラスで、太陽光線を反射して冷房負荷を軽減する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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熱線吸収板ガラスは、ガラスの原料に鉄・ニッケル・コバルトなどの金属を加えて着色し、日射を吸収するガラス。表面に金属酸化膜をコーティングして日射を反射するのは熱線反射ガラス。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
型板ガラスは、板ガラスの片面に、砂や金属ブラシなどでつや消し加工をしたもので、光を通し、視線を遮る機能がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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板ガラスの片面を砂や金属ブラシでつや消しにしたのはすり板ガラス。型板ガラスは、ロールで片面に型模様を付けたガラス。どちらも光を通し、視線を遮る。
問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
型板ガラスは、片面に型模様を付けたガラスで、装飾のためや、透視を避けるために用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
型板ガラスは、ガラスの片側表面に型模様を付けたガラスであり、光を拡散し、視線を遮ることができるので、住宅の窓ガラスなどに使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
プリズムガラスは、入射光線の方向を変える異形ガラス製品で、主に地下室の採光に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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問題:ガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガラスブロックは、内部の空気が低圧となっているため、フロート板ガラスに比べて、一般に、断熱性や遮音性が優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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🪨 石材
📖 石材の特徴
石材は、岩石の種類ごとの特徴(硬さ・耐火性・割れ方)と用途が問われます。
| 石材 | 特徴・用途 |
|---|---|
| 花こう岩 | 硬く、圧縮強度・耐摩耗性が高いので外装材・床材に使う。高温で石英が膨張して崩れやすく、耐火性は低い(耐火被覆材にしない) |
| 砂岩 | 堆積岩。耐火性に優れ、内壁の仕上げなどに使う(吸水性が大きい) |
| 大谷石 | 凝灰岩の一種。軟らかく加工しやすく、耐火性に優れる |
| 粘板岩(天然スレート) | 薄い層状に割れやすいので、屋根材に使う |
| 安山岩(鉄平石など) | 板状で硬いので、外構の床材などに使う |
| テラゾブロック | 大理石などの砕石をセメントで固めて磨いたもの。壁・床の内装材 |
✏️ 過去問:石材(10年で9肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
花こう岩は、高温でも火害を受けにくいので、耐火被覆材として用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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花こう岩は、硬くて耐久性・耐摩耗性は高いが、高温になると含まれる石英が膨張して崩れやすく、耐火性が低い。耐火被覆材には向かない。
問題:建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
花こう岩耐火被覆材
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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花こう岩は、硬く耐久性・耐摩耗性に優れるが、熱を受けると中の石英が膨張して崩れやすく、耐火性が低い。耐火被覆材には用いない(床・外壁の仕上げ材などに用いる)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
花こう岩は、圧縮強度が大きく、耐摩耗性も高いので、外装材に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
砂岩は、耐火性に優れているので、壁の内装仕上げに用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
砂岩は、堆積した岩石や鉱物の破片や粒子等が圧力により固化した岩石であり、耐火性に優れているので、内壁の仕上げに用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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砂岩は、堆積した岩石や鉱物の破片・粒子が圧力で固まった岩石(堆積岩)で、耐火性に優れ、内壁の仕上げなどに用いられる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
大谷石は凝灰岩の一種で、軟らかく加工が容易で耐火性に優れる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
粘板岩(天然スレート)は、容易に層状に割裂できるので、屋根材などに用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
安山岩は、板状で硬いので、外構の床材などに用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
テラゾブロックは、壁や床などの内装材として用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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🧴 高分子材料・接着剤
📖 高分子材料の用途
高分子材料(プラスチック・ゴム・接着剤)は、用途と、熱・水への強さが問われます。
| 材料 | 特徴・用途 |
|---|---|
| 積層ゴム | 薄いゴムシートと鋼板を交互に積層接着。免震支承に使う |
| 硬質塩化ビニル樹脂 | 耐久性・耐食性がよく、雨樋や配管材に使う |
| エポキシ樹脂 | 接着性・耐薬品性・耐水性に優れ、硬化収縮が小さい。コンクリートのひび割れ補修に使う |
| 押出法ポリスチレンフォームなど発泡プラスチック系断熱材 | 独立気泡で熱伝導率が小さく、一般に、繊維系断熱材より断熱性が高い。燃えやすく、耐火性は低い |
| 酢酸ビニル樹脂系接着剤 | 固化後に加工できるので屋内の木工事に使う。耐水性・耐熱性に劣り、屋外には向かない |
| シアノアクリレート系接着剤 | 表面のわずかな水分で瞬間的に硬化する(瞬間接着剤) |
✏️ 過去問:高分子材料・接着剤(10年で11肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:建築物に用いられる高分子材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
積層ゴムは、薄いゴムシートと鋼板とを交互に積層接着したもので、免震支承に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
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問題:建築物に用いられる高分子材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
硬質塩化ビニル樹脂は、耐久性に優れることから、雨樋などの配管材に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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問題:建築物に用いられる高分子材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エポキシ樹脂は、接着性が高く硬化収縮率が低いことから、コンクリートのひび割れ補修に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
エポキシ樹脂は、接着性、耐薬品性、耐水性に優れ、コンクリート構造物の補修に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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問題:建築物に用いられる高分子材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
押出法ポリスチレンフォームは、耐火性に優れることから、延焼のおそれのある外壁下地に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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押出法ポリスチレンフォームは、断熱性に優れる発泡プラスチックの断熱材で、燃えやすく、耐火性は低い。延焼のおそれのある外壁の下地に、耐火性を期待して用いるものではない。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
押出法ポリスチレンフォームは、耐火性に優れているので、延焼のおそれのある外壁下地に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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押出法ポリスチレンフォームは、断熱性は高いが、プラスチックなので燃えやすく、耐火性は低い。耐火性に優れているから延焼のおそれのある外壁下地に使う、というのは誤り。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
発泡プラスチック系断熱材は、樹脂の中に微細な独立空気泡を閉じ込めることによって断熱効果を発揮するものであるが、一般に、繊維系断熱材と比べて断熱性に劣っている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
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発泡プラスチック系断熱材(押出法ポリスチレンフォーム・硬質ウレタンフォームなど)は、微細な独立気泡に空気やガスを閉じ込めたもので、熱伝導率が小さく、一般に、グラスウールなどの繊維系断熱材より断熱性が高い。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
酢酸ビニル樹脂系接着剤は、耐水性、耐熱性に優れているので、屋外における使用に適している。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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酢酸ビニル樹脂系接着剤(木工用ボンドなど)は、作業性はよいが、耐水性・耐熱性に劣るので、屋内向き。屋外での使用には適さない。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
酢酸ビニル樹脂系接着剤は、固化後にのこぎりなどにより加工ができるので、屋内の木工事に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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酢酸ビニル樹脂系接着剤(木工用ボンド)は、固化後にのこぎりなどで加工できるので、屋内の木工事に用いられる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
シアノアクリレート系接着剤は、被着体表面の微量の水分と接触して瞬間的に硬化するので、迅速な作業が求められる場合に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
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シアノアクリレート系接着剤(瞬間接着剤)は、表面のわずかな水分と反応して瞬間的に固まるので、すぐに接着したい作業に使う。
問題:建築物に用いられる高分子材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
シアノアクリレート系接着剤は、被着体表面の微量の水分と接触して瞬間的に硬化することから、迅速な作業が求められる場合に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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シアノアクリレート系接着剤(瞬間接着剤)は、被着体の表面の微量の水分で瞬間的に硬化するので、迅速な作業が求められる場合に用いられる。
まとめ:建築材料(ガラス・石材・高分子材料)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
二級建築士 建築構造の分野別の解説(25分野)の一覧です。
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