要点と過去問10年分
二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)の No.24・No.25 で毎年出題される「建築材料」のうち、左官・仕上塗材・塗料・タイル、ボード・パネル、金属などの仕上げ材料を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を選択肢ごとに解説します。ガラス・石材・高分子材料は「建築材料(ガラス・石材・高分子材料)」の記事で解説します。

建築材料(仕上げ材料)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.25 は10年とも、No.24 は5年、仕上げ材料の選択肢が入った問題でした(ガラス・石材・接着剤などの選択肢とまじる年もあります)。しっくいの固まり方(気硬性)、ALCパネルの防水性、せっこうボードの耐火性と耐水性、仕上塗材の防水性がくり返し出ます。
10年分の材料の問題(No.24・No.25)20問のうち15問から、仕上げ材料の選択肢を集めました。この記事で解説する選択肢は55肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している二級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🖌️ 左官・仕上塗材・塗料・タイル
📖 左官・塗料・タイル
左官・仕上塗材・塗料・タイルは、性能(防水性・透湿性・固まり方・吸水率)の違いが問われます。
| 材料 | 性質 |
|---|---|
| 薄付け仕上塗材(リシンなど) | 1〜3mm程度の単層。透湿性が高く、防水性は劣る |
| 複層仕上塗材(吹付タイルなど) | 下塗材・主材・上塗材の3層で3〜5mm程度。防水性に優れる |
| しっくい | 消石灰にすさ・のり・砂を混ぜたもの。空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性(水硬性ではない) |
| 珪藻土の左官材料 | 軽量で耐火性・断熱性に優れる |
| 合成樹脂調合ペイント | アルカリに弱く、コンクリート面・モルタル面には不適(木部・鉄部に使う) |
| 顔料系ステイン | 染料系ステインより耐候性・耐光性に優れる |
| セラミックタイル | 吸水率でⅠ類(3%以下)<Ⅱ類(10%以下)<Ⅲ類(50%以下)。磁器質は吸水率が低く水廻りに使う |
| テラコッタ | 大型の装飾用のやきもの(大型のタイルの一種)。外装材 |
✏️ 過去問:左官・仕上塗材・塗料・タイル(10年で15肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全13枚)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
複層仕上塗材(吹付タイル等)は、下塗材・主材・上塗材の 3 層からなる塗厚 3~5 mm程度のものであり、防水性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
同じ文:令和3年 No.25 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
複層仕上塗材(吹付タイルなど)は、下塗材・主材・上塗材の3層からなる、塗厚3〜5mm程度の仕上塗材で、防水性に優れている。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁等に使用する薄付け仕上塗材(リシン等)は、塗厚を 1~3 mm程度の単層で仕上げるものであり、防水性に劣っている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
外壁等に使用する薄付け仕上塗材(リシン等)は、塗厚を 1~3 mm程度の単層で仕上げるものであり、透湿性が高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練ったものであり、水と反応して固まる水硬性の材料である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
同じ文:令和4年 No.24 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練った塗り壁材で、空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料。セメントのように水と反応して固まる水硬性ではない。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練ったもので、空気に接して固まる気硬性の材料である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
しっくいは、消石灰にすさ・のり・砂などを混ぜて水で練ったもので、空気中の二酸化炭素と反応して固まる気硬性の材料。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
珪藻土を素材とした左官材料は、一般に、軽量で耐火性及び断熱性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合成樹脂調合ペイントは、耐候性に優れ、木部及び鉄部の塗装に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
合成樹脂調合ペイントは、耐候性がよく、木部と鉄部の塗装に使われる(アルカリに弱く、コンクリート面には向かない)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
合成樹脂調合ペイントは、コンクリート面やモルタル面の塗装には不適である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
顔料系ステインは、染料系ステインよりも耐候性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
顔料系ステインは、木材の表面に顔料の粒子が残るので、染料系ステインより紫外線による色あせに強く、耐候性に優れる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
顔料系ステインは、染料系ステインよりも耐光性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
セラミックタイルのⅠ類は、Ⅱ類、Ⅲ類に比べて、吸水率が低い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
セラミックタイルは吸水率で区分され、Ⅰ類(3%以下)がⅡ類(10%以下)・Ⅲ類(50%以下)より吸水率が低い。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
磁器質のタイルは、吸水率が低いので、室内の水廻りの床と壁に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
磁器質のタイルは吸水率が低い(JIS A 5209 の吸水率の区分でⅠ類=3%以下)ので、水廻りの床・壁に使われる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
テラコッタは、大型のタイルの一種であり、装飾用の外装材として用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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🧱 ボード・パネル
📖 ボード・パネルの長所と短所
ボード・パネルは、耐火性・耐水性・断熱性の長所と短所がよく問われます。
| 材料 | 性質・用途 |
|---|---|
| せっこうボード | 火災時に結晶水が分解する間温度上昇を防ぐので、耐火・防火性に優れる。耐水性・耐衝撃性に劣る(浴室の天井などには使わない) |
| シージングせっこうボード・せっこうラスボード | 防水処理をして湿気の多い所の壁下地に(シージング)。表面のくぼみで左官材の付着をよくする(ラスボード) |
| けい酸カルシウム板 | 不燃材料で断熱性が高く、防火構造・耐火構造の天井・壁に使う |
| ALCパネル | 発泡させて高温高圧蒸気養生。1mm程度の独立気泡で耐火性・断熱性に優れるが、吸水しやすく防水性は劣る |
| 押出成形セメント板 | 中空のパネルで、断熱性・遮音性に優れる |
| 窯業系サイディング・化粧スレート・スレート波板 | セメント質原料と繊維質原料などを成形した外装材・屋根材 |
| GRCパネル | ガラス繊維を混入したセメント板。曲げ強度が高く薄くできる |
| 木毛セメント板・木片セメント板 | ひも状の木毛とセメント=保温・耐火・吸音で壁・天井の下地(木毛)。木片(チップ)とセメント=屋根・床の下地(木片) |
| パーティクルボード | 木材の小片と接着剤を熱圧成形。耐火性に優れるとはいえない |
| インシュレーションボード・ロックウール化粧吸音板・グラスウール | 吸音材・断熱材(インシュレーションボード)。吸音・防火・断熱で天井仕上げ(ロックウール)。断熱材(グラスウール) |
✏️ 過去問:ボード・パネル(10年で31肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全28枚)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボードは、火災時にはせっこうに含まれる結晶水が分解されるまでの間、温度上昇を防ぐので、耐火性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
同じ文:令和2年 No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
せっこうボードは、火災時にせっこうの結晶水が分解・蒸発する間、温度の上昇を抑えるので、耐火性に優れる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボードは、火災時にはせっこうに含まれる結晶水が分解されるまで、温度上昇を防ぐので、優れた防火性を有している。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボードは、耐火性に優れるが、耐水性や耐衝撃性に劣る。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうボードは、防火、耐火、遮音の性能に優れ、壁内装下地材や浴室の天井などに使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
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せっこうボードは防火・耐火・遮音性能に優れるが、水や湿気に弱いので、浴室の天井など湿気の多い所には使わない(使うならシージングせっこうボードなど)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
シージングせっこうボードは、防水性に優れているので、台所の壁下地材に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
シージングせっこうボード湿気の多い場所の壁下地材
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
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シージングせっこうボードは、両面の紙と心材のせっこうに防水処理をしたもので、湿気の多い場所の壁下地に用いられる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
せっこうラスボードは、左官材の付着をよくするために、表面に多数のくぼみを付けたせっこうボードである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
同じ文:平成30年 No.25 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
せっこうラスボードは、表面に多数のくぼみを付けたせっこうボードで、塗る左官材がくぼみに食い込んで付着しやすくなる(せっこうプラスターの下地)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
けい酸カルシウム板は、不燃材料であり、断熱性が高いので、防火構造や耐火構造の天井・壁に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
けい酸カルシウム板は、断熱性が高く、不燃材料であることから、防火構造や耐火構造の天井・壁に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
けい酸カルシウム板は、断熱性・耐火性に優れているので、耐火構造の天井や壁に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ALCパネルは、気泡コンクリートを用いた軽量なものであり、防水性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
同じ文:令和3年 No.25 選択肢5
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ALCパネル(軽量気泡コンクリート)は、軽量で断熱性・耐火性はよいが、気泡が多く吸水しやすい。外壁では防水性のある仕上げを施す必要があり、「防水性に優れている」は誤り。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ALCパネルは、軽量で耐火性及び断熱性に優れており、外壁や屋根等に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ALCパネルは、原料を発泡させて高温高圧蒸気養生した材料であり、1 mm程度の独立気泡を多く含むので、優れた耐火性・断熱性を有する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
ALCパネルは、原料を発泡させて高温高圧蒸気養生(オートクレーブ養生)したもので、1mm程度の独立気泡を多く含み、耐火性・断熱性に優れる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ALCは、原料を発泡させて高温高圧蒸気養生した材料であり、1 mm程度の独立気泡を多く含むので、優れた耐火性・断熱性を有している。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
ALCは、原料を発泡させて高温高圧蒸気養生(オートクレーブ養生)したもので、1mm程度の独立気泡を多く含み、耐火性・断熱性に優れる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
押出成形セメント板は、中空のパネルであり、断熱性や遮音性に優れているので、外壁等に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
押出成形セメント板は、中空のパネルであり、断熱性や遮音性に優れている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
窯業系サイディングは、セメント質原料及び繊維質原料を板状に成形したものであり、外装材として用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
窯業系サイディングは、セメント質原料及び繊維質原料を成形したものであり、外装材として用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
住宅屋根用化粧スレートは、「セメント」、「けい酸質原料」、「石綿以外の繊維質原料」などを主原料として加圧成形したものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢2
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
スレート波板は、セメント、補強繊維、混和材に水を混合して成形したもので、屋根や外壁材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガラス繊維混入セメント板(GRCパネル)は、セメント系材料にガラス繊維を混入したものであり、曲げ強度が高く薄肉化が可能なので、内外装パネルとして用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
GRCパネル(ガラス繊維補強セメント)は、セメント系材料にガラス繊維を混入したもので、曲げ強度が高く薄くできるので、内外装パネルに用いられる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木毛セメント板は、ひも状の木片とセメントを用いて加圧成形した板材で、保温性、耐火性、遮音性に優れ、壁や天井などの下地材として使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
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木毛セメント板は、ひも状の木片(木毛)とセメントを加圧成形した板で、保温性・耐火性・吸音性があり、壁や天井の下地に使われる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木片セメント板は、細長く削り出した木毛とセメントを混合し加圧成型したものであり、加工性が良いので、天井の下地材に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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細長く削り出した木毛とセメントを混合して加圧成形するのは木毛セメント板。木片セメント板は、木片(チップ)とセメントを混合して圧縮成形した板で、屋根や床の下地などに用いられる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
パーティクルボードは、木材の小片と接着剤とを混合して加熱圧縮成形したものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
パーティクルボードは、耐火性に優れており、壁及び床などの下地材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢2
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パーティクルボードは、木材の小片を接着剤で固めた板なので、燃えやすく耐火性に優れているとはいえない。壁や床の下地材に使われるのは、強度・加工性などのため。
問題:建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
インシュレーションボード吸音材
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢4
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ロックウール化粧吸音板は、ロックウールを主原料として板状に成形したもので、吸音性以外にも防火性や断熱性に優れており、天井の仕上材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
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ロックウール化粧吸音板は、ロックウールを主原料とした板で、吸音性に加え防火性・断熱性もあり、天井仕上げに使われる。
問題:建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
グラスウール断熱材
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢3
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🔩 金属・木材
📖 金属と木材
金属の仕上げ材料と、木材のそのほかの性質も出題されています。
| 材料 | 性質・用途 |
|---|---|
| チタン | 耐食性・意匠性に優れ、屋根や内外壁に使う |
| ガルバリウム鋼板 | 耐食性に優れ、断熱材などを裏打ちしたものを屋根・外壁に使う |
| ステンレスシート | 屋根や庇の防水層に使う |
| 異種金属の接触 | 鋼材は、銅などイオン化傾向の小さい金属と接すると腐食しやすい |
| ケヤキ | 広葉樹で針葉樹より強いので、くつずりに使う |
| スギとベイマツ | 無等級材の基準強度はベイマツのほうが高い |
✏️ 過去問:金属・木材(10年で9肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
チタンは、耐食性や意匠性に優れており、屋根や内外壁に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
チタンは、耐食性や意匠性に優れ、屋根や内外壁に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢3
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問題:建築材料とその用途との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
チタン屋根材
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ガルバリウム鋼板は、耐食性に優れ、防音材、断熱材を裏打ちしたものが、屋根や外壁材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
ガルバリウム鋼板(アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板)は耐食性に優れ、断熱材などを裏打ちしたものが屋根や外壁に使われる。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ステンレスシートは、屋根や庇の防水層に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢4
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鋼材は、イオン化傾向の小さい銅板などの金属材料に接すると腐食しやすい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
鋼材は、イオン化傾向の小さい(電位の高い)銅などと接すると、電池作用で鋼材のほうが腐食しやすくなる(異種金属接触腐食)。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
銅板などのイオン化傾向の小さい金属材料に接する鋼材は、腐食しやすい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢1
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
イオン化傾向の異なる金属が接すると、イオン化傾向の大きいほう(鋼材)が腐食しやすい。銅に接する鋼材は腐食しやすい。
問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ケヤキは、針葉樹よりも強度があるので、くつずりに用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.25 選択肢5
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問題:建築材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
針葉樹の基準強度について、年輪の幅などの条件を一定にして比較すると、一般に、スギはベイマツよりも高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年二級建築士試験 学科Ⅲ(建築構造)」No.24 選択肢5
▼ 適当? 不適当?(解説を見る)▲ 解説を閉じる
針葉樹の無等級材の基準強度は、ベイマツのほうがスギより高い(例:曲げ ベイマツ28.2・スギ22.2N/mm²、圧縮 ベイマツ22.2・スギ17.7N/mm²=平成12年建設省告示第1452号)。
まとめ:建築材料(仕上げ材料)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
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