要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅴ(建築施工)の No.23 で毎年出題される「各種改修工事」について、外壁の改修(コンクリート・タイル・塗り仕上げ)、防水の改修、建具・内装の改修を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

改修工事の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.23 は、10年とも改修工事の問題でした。外壁の改修(ひび割れの工法・エポキシ樹脂の注入・鉄筋の防錆・タイルの浮き)が6回、防水の改修(ルーフドレン回りの撤去範囲・立上り部の撤去)が2回、かぶせ工法の留付けと既存インサートの引張試験が1回ずつ正答になっています。No.24 の用語の表でも、クラックスケール(令和6年)が正答になっています。
No.23・No.24 に出題(10年のうち10年・11問)。この記事で解説する選択肢は40肢、図・表・計算の問題は1問(問題ごとに掲載)です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版や日本建築学会の JASS など、今の基準でまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🏢 外壁の改修
📖 外壁の改修の決まり
外壁の改修は、10年で6回正答になっている、いちばんよく出る内容です。ひび割れの幅と工法、エポキシ樹脂の注入のしかた、タイルの浮きの工法を押さえます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| ひび割れの幅と工法 | 0.2mm未満はシール工法、0.2mm以上1.0mm以下は樹脂注入工法、1.0mmを超えるもの(モルタル塗りの外壁)は Uカットシール材充塡工法 |
| 注入するエポキシ樹脂 | 細いひび割れ(0.2〜0.5mm程度)には、奥まで入るよう低粘度形・中粘度形を使う(高粘度形は幅の広いひび割れ用) |
| 手動式エポキシ樹脂注入 | 鉛直方向のひび割れは、下部の注入口から上部へ順に注入する(空気を上へ押し出す) |
| 自動式低圧エポキシ樹脂注入 | 注入後は器具を付けたまま硬化養生し、硬化を見計らって器具と仮止めシール材を撤去する |
| 欠損部(打放し) | 鉄筋が露出していない浅い欠損はポリマーセメントモルタル充塡工法、比較的深い欠損はエポキシ樹脂モルタル充塡工法 |
| 鉄筋の腐食 | はつり出して錆を除去した鉄筋に、鉄筋コンクリート用防錆剤などを塗って防錆処理をする(4.2.3)。浸透性吸水防止材は防錆処理に使わない |
| タイルの浮き | 小口平以上のタイル1枚ごとの陶片浮きは、注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法。モザイクタイルの広範囲の浮きは、注入口付アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法など |
| アンカーピンの穿孔 | タイルの目地部分に、構造体コンクリート中に30mm程度の深さまで(4.4.9・4.3.11) |
| タイル部分張替え | 下地モルタルを残して1か所0.25㎡程度以下を張り替えるときは、下地面とタイル裏面の両面にポリマーセメントモルタルを塗って張り、目地詰めは24時間以上養生してから(4.4.7) |
| 塗り仕上げの塗替え | 既存塗膜を除去しないなら水洗い工法で上塗りだけを塗り替える。劣化の著しい塗膜や脆弱部を除去するなら高圧水洗工法(処理範囲は、特記がなければ既存仕上げ面全体) |
| 厚付け仕上塗材の下地調整 | コンクリート打放しを厚付け仕上塗材仕上げにするときは、下地調整塗材 C−2 の塗付けを省略する(目違いはサンダー掛け) |
( )内の番号は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の節。ひび割れの幅による工法の選び方は、標準仕様書では特記で(4.1.4)、数字は監理指針などの目安
✏️ 過去問:外壁の改修(コンクリート・タイル・塗り仕上げ)(10年で19肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート打放し仕上げ外壁の改修工事において、ひび割れ幅が0.2mmから1.0mmの間に分布していたので、ひび割れ部改修工法としてシール工法を採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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ひび割れ幅0.2mm以上1.0mm以下のひび割れは、樹脂注入工法(エポキシ樹脂の注入)で改修する。シール工法は、幅0.2mm未満の微細なひび割れに使う工法。
問題:外壁の改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部改修において、幅が0.2mm以上0.5mm未満のひび割れに対しては、樹脂注入工法を適用し、高粘度形のエポキシ樹脂を使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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幅0.2mm以上0.5mm未満の比較的細いひび割れに樹脂注入工法を使う場合は、ひび割れの奥まで入るよう、低粘度形(または中粘度形)のエポキシ樹脂を使う。高粘度形は、幅の広いひび割れ(0.5mm以上1.0mm以下など)に使う。
問題:外壁の改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
モルタル塗り仕上げ外壁のひび割れ部改修において、幅が1.0mmを超えるひび割れに対しては、Uカットシール材充塡工法を適用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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問題:鉄筋コンクリート造建築物の外壁改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
手動式エポキシ樹脂注入工法によるコンクリート打放し仕上げの外壁のひび割れ部の改修工事において、鉛直方向のひび割れ部へのエポキシ樹脂の注入については、ひび割れ部の上部の注入口から下部へ順次行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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手動式エポキシ樹脂注入工法で鉛直方向のひび割れに注入するときは、下部の注入口から上部へ順に注入する(中の空気を上へ押し出しながら充塡する)。上部から下部へでは空気が残る。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部の改修工事において、自動式低圧エポキシ樹脂注入工法で行うに当たり、エポキシ樹脂注入材の注入完了後、注入材が硬化する前に速やかに注入器具を撤去した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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自動式低圧エポキシ樹脂注入工法では、注入が終わったら注入器具を付けたまま硬化養生し、硬化を見計らって注入器具と仮止めシール材を撤去する。硬化前に撤去すると、樹脂が流れ出てしまう。
問題:鉄筋コンクリート造建築物の外壁改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
自動式低圧エポキシ樹脂注入工法によるコンクリート打放し仕上げ外壁のひび割れ部の改修工事において、エポキシ樹脂の注入完了後は注入器具を取り付けたまま硬化養生を行い、エポキシ樹脂の硬化を見計らって仮止めシール材及び注入器具を撤去した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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自動式低圧エポキシ樹脂注入工法は、注入が終わったら注入器具を付けたまま硬化養生し、硬化を見計らって仮止めシール材と注入器具を撤去する。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
鉄筋の腐食に対する補修工法として、斫り出して錆を除去した鉄筋に、再腐食を防止するために浸透性吸水防止材を塗布した後、コンクリートの欠損部にポリマーセメントモルタルを充塡した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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はつり出して錆を落とした鉄筋には、再び錆びないよう鉄筋コンクリート用防錆剤などを塗って防錆処理をしてから、欠損部にポリマーセメントモルタルを充塡する(公共建築改修工事標準仕様書 4.2.3)。浸透性吸水防止材は、コンクリートの表面に水がしみ込むのを防ぐ材料で、鉄筋の防錆処理には使わない。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート打放し仕上げ外壁の改修工事において、鉄筋が露出していない比較的浅い欠損部であったので、ポリマーセメントモルタル充塡工法を採用して補修した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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問題:外壁の改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
コンクリート打放し仕上げ外壁の欠損部改修において、コンクリート表面の欠損が比較的深かったので、エポキシ樹脂モルタル充塡工法を適用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
タイル張り仕上げ外壁の改修において、モザイクタイルの広範囲にわたる浮きの改修については、注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法を採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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モザイクタイルの広い範囲の浮きは、注入口付アンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法などで改修する。注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法は、小口平以上の大きさのタイル1枚ごとの陶片浮きに使う工法で、小さなモザイクタイルには使えない。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
タイル張り仕上げ外壁の改修において、小口平タイル以上の大きさのタイル陶片の浮きについては、注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法により行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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小口平タイル以上の大きさのタイル陶片の浮きは、注入口付アンカーピンニングエポキシ樹脂注入タイル固定工法(タイルの中央に穿孔してピンを打ち込み、エポキシ樹脂を注入してタイルを固定する)で補修する(公共建築改修工事標準仕様書 4.4.15)。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
タイル張り仕上げ外壁で、構造体コンクリートと下地モルタルとの間に浮きが発生している箇所を、アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法により固定する工事において、アンカーピン固定部の穿孔については、タイルの目地部分に構造体コンクリート中に30mmの深さに達するまで行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法のアンカーピンの穿孔は、タイルの目地部分に、構造体コンクリート中に30mm程度の深さまで行う。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存の下地モルタルを撤去せずにタイルの部分的な張替えを行う外壁改修工事において、1か所当たりの張替え面積が0.25㎡以下の箇所については、張替え下地面とタイル裏面の両面にポリマーセメントモルタルを塗り付け、タイルを張り付けた後、タイルの目地詰めまで24時間以上の養生を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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既存の下地モルタルを撤去せずに、1か所0.25㎡程度以下を張り替える場合は、張替え下地面とタイル裏面の両面にポリマーセメントモルタルを塗り付けて張り、目地詰めは24時間以上養生してから行う(公共建築改修工事標準仕様書 4.4.7)。
問題:外壁の改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
タイル張り仕上げ外壁の改修において、植込み等により人が近づけないような安全上の配慮がなされている外壁面については、タイル張替え工法施工後の引張接着試験を省略した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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人が近づけないよう安全上の配慮がされた外壁面では、タイル張替え工法の施工後の引張接着試験を省略できることがある。
問題:鉄筋コンクリート造建築物の外壁改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
塗り仕上げ外壁の改修工事において、既存塗膜を除去する必要がなかったので、下地のひび割れ部の補修後に塗膜表面の粉化物や付着物を除去する水洗い工法を採用し、上塗りのみを塗り替えた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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既存塗膜を除去する必要がない場合は、ひび割れなどを補修した後、水洗いで粉化物や付着物を除去して、上塗りだけを塗り替える(水洗い工法)。
問題:鉄筋コンクリート造建築物の外壁改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
塗り仕上げ外壁の改修工事において、劣化の著しい塗膜や下地コンクリートの脆弱部分を除去する必要があったので、高圧水洗工法を採用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のモルタル塗り仕上げ外壁の仕上塗材の改修工事において、既存塗膜の劣化部の除去を高圧水洗工法で行うに当たり、その処理範囲については、特記がなかったので、既存仕上げ面全体とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
塗膜はく離剤工法における既存の防水形複層塗材の塗り仕上げ外壁の改修において、特記がなかったので、試験施工を行ったうえで、既存の弾性を有する有機系塗膜を全面除去した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のコンクリート打放し仕上げ外壁を厚付け仕上塗材仕上げとする外壁改修工事において、コンクリート面の下地調整については、目違いをサンダー掛けで取り除く程度で十分であったので、下地調整塗材の塗付けを省略した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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コンクリート打放し外壁の下地調整で、厚付け仕上塗材仕上げの場合は、下地調整塗材C−2の塗付けを省略する(公共建築改修工事標準仕様書 4.5.5)。目違いはサンダー掛けで取り除く。
✏️ 過去問:ひび割れを測る器具(No.24 の用語の表の問題)(10年で1問)
クラックスケールは、線の太さの見本と見比べて、コンクリートなどのひび割れの幅を測る器具です。ひび割れの長さを測る器具ではありません。
令和6年 No.24建築工事に関する用語(クラックスケール・複層ガラス・インバート・スランプ)
建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
用語 説明 1. クラックスケール コンクリート等に発生したひび割れの長さの測定に用いる器具である。 2. 複層ガラス 2枚以上のガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、周囲を封着材で密閉し、内部に乾燥気体を満たしたガラスである。 3. インバート 排水系統において、汚水ますやマンホールの底部に設けられる下面を半円形に仕上げた導水溝である。 4. スランプ 高さ30cmのスランプコーンにコンクリートを3層に分けて詰め、コーンを引き上げた直後の、コンクリートの頂部からの下がりを計測した数値である。 出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.24
▼ 解答・解説を見る(No.24)▲ 解答・解説を閉じる
クラックスケールは、コンクリートなどに生じたひび割れの幅を測る器具(線の太さの見本と見比べて幅を読む)。ひび割れの長さを測る器具ではない。
複層ガラスは、2枚以上のガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、周囲を封着材で密閉して、内部に乾燥気体を満たしたガラス。
インバートは、汚水ますやマンホールの底部に設ける、下面を半円形に仕上げた導水溝(汚物がたまらず流れるようにする)。
スランプは、高さ30cmのスランプコーンにコンクリートを3層に分けて詰め、コーンを引き上げた直後の頂部からの下がりを測った値。
☔ 防水の改修
📖 防水の改修の決まり
防水改修は、既存の保護層・防水層の撤去と処理、ルーフドレン回りの納まりが問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 保護コンクリートの撤去 | ハンドブレーカーなどで、取合い部や構造体を傷めないように行う。質量15kg以上のものを使うときは協議する(3.2.3) |
| ルーフドレン回り(改修用ドレンを設けない) | 平場の保護層を残す場合でも、ルーフドレン端部から500mm程度まで保護コンクリートを四角形に撤去する(3.2.3) |
| 撤去端部の仕上げ | ルーフドレン回りの防水層・保護層の撤去端部は、ポリマーセメントモルタルで勾配1/2程度に仕上げる(3.2.5) |
| 防水層を撤去しない工法 | 立上り部とルーフドレン回りの既存防水層は撤去する(表3.1.1・3.2.4) |
| 既存アスファルト防水層の処理 | 損傷箇所、継目などのはく離箇所、浮き部分は、切開し、バーナーで熱して溶融アスファルトを充塡し、張り合わせる |
| 既存のウレタンゴム系塗膜防水 | 膨れ部分はカッターナイフで切除し、ポリマーセメントモルタルで平滑にする。防水層撤去後のコンクリートの欠損部もポリマーセメントモルタルで補修 |
| 降雨の養生 | その日のうちに新しいアスファルト防水層の1層目のルーフィング張りまで行えば、シートによる養生を省略できる(3.1.3) |
| 屋上緑化の耐根シート | 重ね合わせ部も、平面部と同じ耐根性能にする |
| シーリング再充塡工法 | 被着体に沿ってカッターで切込みを入れ、既存シーリング材をできる限り除去してから、サンダー掛けなどで清掃する |
( )内の番号は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の節・表
✏️ この項目の過去問を解く(10年で14肢)↓✏️ 過去問:防水の改修(10年で14肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存保護層を撤去せずに改修用ドレンを設けない防水改修工事において、既存ルーフドレンの周囲については、ルーフドレン端部から300mm程度の範囲の既存保護コンクリートを四角形に撤去し、既存アスファルト防水層の上に防水層を新設した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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平場の既存保護層を残し、改修用ドレンを設けない場合は、ルーフドレン端部から500mm程度まで既存の保護コンクリートなどを四角形に撤去する(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.3)。300mm程度では足りない。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のアスファルト防水の改修工事において、既存防水層を非撤去とすることとしたので、立上り部及びルーフドレン回りの防水層についても非撤去とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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既存の保護層・防水層を撤去しない工法でも、立上り部やルーフドレン回りの既存防水層は撤去する(公共建築改修工事標準仕様書 3.1.4・表3.1.1)。立上り部などは劣化が進みやすく、新しい防水層の納まりも悪くなる。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防水改修工事におけるルーフドレン回りの処理に当たって、防水層及び保護層の撤去端部は、既存の防水層や保護層を含め、ポリマーセメントモルタルで、1/2程度の勾配に仕上げた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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ルーフドレン回りの防水層・保護層の撤去端部は、ポリマーセメントモルタルで勾配1/2程度に仕上げる(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.5)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防水改修工事において、既存保護コンクリートの撤去は、躯体や仕上げ材に損傷を与えないように、質量15kg未満のハンドブレーカーを使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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既存の保護コンクリートの撤去は、ハンドブレーカーなどで、取合い部の仕上げや構造体に影響を及ぼさないように行う。やむを得ず質量15kg以上のハンドブレーカーを使う場合は協議する(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.3)ので、15kg未満を使うのは適当。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防水改修工事において、既存保護コンクリートの撤去は、躯体や仕上げ材に損傷を与えないように、質量10kgのハンドブレーカーを使用した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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保護コンクリートの撤去は、ハンドブレーカーなどで取合い部や構造体に影響を与えないように行い、質量15kg以上のものを使う場合は協議する(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.3)。10kgは適当。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防水改修工事において、既存保護コンクリートの撤去に用いるハンドブレーカーは、躯体や仕上げ材に損傷を与えないように、質量15kg未満のものとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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保護コンクリートの撤去は、躯体や仕上げを傷めないよう、質量15kg未満のハンドブレーカーなどで行う(15kg以上を使う場合は協議)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存保護層を撤去し、既存アスファルト防水層を残して行う防水改修工事において、新設する防水層の下地となる既存アスファルト防水層の処理については、既存防水層の損傷箇所、継目等の剥離箇所、浮き部分等を、切開し、バーナーで熱した後、溶融アスファルトを充填し、張り合わせた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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既存アスファルト防水層の損傷箇所、継目などのはく離箇所、浮き部分などは、切開し、バーナーで熱した後、溶融アスファルトを充塡して張り合わせる(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.6)。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存保護層を撤去し、既存アスファルト防水層を残して行う防水改修工事において、既存アスファルト防水層の継目等の剥離箇所及び浮き部分については、切開し、バーナーで熱した後、溶融アスファルトを充填し、張り合わせた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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既存アスファルト防水層の継目などのはく離箇所や浮き部分は、切開し、バーナーで熱した後、溶融アスファルトを充塡して張り合わせる(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.6)。
問題:鉄筋コンクリート造の建築物の各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防水改修工事において、防水層撤去後の新設防水層の下地となる既存コンクリート面の欠損部については、ポリマーセメントモルタルにより平滑に補修した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のウレタンゴム系塗膜防水を撤去せず、新規にウレタンゴム系塗膜防水を施す改修工事において、既存防水層の膨れ部分については、カッターナイフで切除し、ポリマーセメントモルタルで平滑に補修した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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既存のウレタンゴム系塗膜防水の上に新しく施工する場合、既存防水層のふくれ部分は切除し、ポリマーセメントモルタルで平滑に補修する(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.6)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のウレタンゴム系塗膜防水を撤去せず、新規にウレタンゴム系塗膜防水を施す改修工事において、既存防水層の膨れ部分については、カッターナイフで切除し、ポリマーセメントモルタルで平坦に仕上げた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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既存のウレタンゴム系塗膜防水の上に新しく施工する場合、膨れ部分はカッターで切除し、ポリマーセメントモルタルで平滑にする(公共建築改修工事標準仕様書 3.2.6)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
既存のアスファルト防水層を撤去し、密着工法により新設する防水改修工事において、新設する防水層の1層目のルーフィング張りまで行ったので、作業終了後のシートによる降雨に対する養生を省略した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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既存のアスファルト防水層を撤去して密着工法で新設する場合、撤去したその日のうちに新しい防水層の1層目のルーフィング張りまで行えば、作業終了後のシートによる降雨の養生を省略できる(公共建築改修工事標準仕様書 3.1.3)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
屋上緑化改修工事において、植物の地下茎が肥大成長する際に、耐根層のシートの隙間を貫通しないよう、耐根層に使用する耐根シートの接合箇所における重ね合わせ部については、平面部と同等の耐根性能となるようにした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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屋上緑化で、植物の根や地下茎が耐根層の継目を貫通しないよう、耐根シートの重ね合わせ部も、平面部と同じ耐根性能になるようにする。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
シーリング再充塡工法による防水改修において、既存シーリング材の除去については、目地被着体に沿ってカッターにより切込みを入れ、既存シーリング材をできる限り除去した後に、サンダー掛け等により清掃を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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シーリング再充塡工法では、目地の被着体に沿ってカッターで切込みを入れ、既存シーリング材をできる限り除去した後、サンダー掛けなどで清掃する。
🚪 建具・内装の改修・石綿含有建材
📖 建具と内装の改修の決まり
建具と内装の改修は、かぶせ工法の納まりと、既存インサートの引張試験が問われます。石綿含有建材の除去も出ます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| かぶせ工法 | 既存建具の方立・無目・障子などを撤去し、外周枠を残して、その上から新しい建具を取り付ける |
| かぶせ工法の留付け | 原則として小ねじ留めとし、端部は100mm以下、中間は400mm以下の間隔(5.2.5) |
| かぶせ工法のシーリング | 目地深さが所定の寸法で、挙動が少ないことを確かめれば、ボンドブレーカーを省略して三面接着にできる |
| 既存インサートの引張試験 | 特定天井でない天井(吊りボルト受けの間隔900mm程度以下・20kg/㎡以内)では、屋内は当該階で3か所、400N程度で引っ張って抜けないこと(6.6.4) |
| 石綿含有吹付け材の除去 | 除去したものは湿潤化して、プラスチック袋に入れ、袋の中の空気をよく抜いて密封する |
( )内の番号は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の節
✏️ この項目の過去問を解く(10年で7肢)↓✏️ 過去問:建具・内装の改修・石綿含有建材(10年で7肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
かぶせ工法によるアルミニウム製建具の改修工事において、既存枠への新規建具の取付けについては小ねじ留めとし、留め付けについては、端部を100mm、中間部の間隔を500mmとした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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かぶせ工法で既存枠に新規建具を取り付けるときは、原則として小ねじ留めとし、端部は100mm以下、中間は400mm以下の間隔とする(公共建築改修工事標準仕様書 5.2.5)。中間500mmは広すぎる。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
建具改修工事において、かぶせ工法により改修するに当たり、既存建具の方立、無目、障子等を撤去したうえで、外周枠を残し、その上から新規の金属製建具を取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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かぶせ工法は、既存の建具の外周枠を残して方立・無目・障子などを撤去し、その上から新しい金属製建具をかぶせて取り付ける工法。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
かぶせ工法により既存建具を新規建具とする改修において、既存建具の方立・無目・障子等を撤去したうえで、外周枠を残し、その上から新規金属製建具を取り付けた。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢1
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問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
アルミニウム製建具のかぶせ工法による改修工事において、新規建具と鉄筋コンクリート造の躯体との取合い部に用いるシーリング材については、目地深さが所定の寸法であり、新規建具と躯体間の挙動が少ないことが確認できたので、ボンドブレーカーを省略し三面接着とした。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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かぶせ工法の新規建具と躯体の取合いで、目地深さが所定の寸法で挙動が少ないことを確かめた場合は、ボンドブレーカーを省略して三面接着とできる。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
内装改修工事において、特定天井の天井下地に該当しない軽量鉄骨天井下地(吊りボルト受け等の間隔が900mm程度以下かつ天井面構成部材等の単位面積当たりの質量が20kg/㎡以内)を新設するに当たり、再利用する既存の埋込みインサートについては、特記がなかったので、工事の当該階の3か所に対して、それぞれ200Nの荷重による引張試験を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢3
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既存の埋込みインサートを使うときは、つりボルトを引張試験で確かめる。特記がなければ、箇所数は屋内では当該階で3か所、確認する強度は、つりボルト受けなどの間隔が900mm程度以下で天井の質量が20kg/㎡以内の天井では400N程度(公共建築改修工事標準仕様書 6.6.4)。200Nでは小さすぎる。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
内装改修工事において、特定天井の天井下地に該当しない軽量鉄骨天井下地(吊りボルト受け等の間隔が900mm程度以下かつ天井面構成部材等の単位面積当たりの質量が20kg/㎡以内)を新設するに当たって、再利用する既存の埋込みインサートについては、特記がなかったので、工事の当該階の3箇所に対してそれぞれ400Nの荷重による吊りボルトの引抜き試験を行った。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢4
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再利用する既存のインサートは、特記がなければ、当該階の3か所で400N程度の荷重による引抜き試験を行う(公共建築改修工事標準仕様書 6.6.4)。
問題:各種改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
アスベスト含有建材の除去工事においては、除去したアスベスト含有吹付け材等の飛散防止のため、除去作業場所にて、所定のプラスチック製の袋の中に入れ、袋の中の空気を十分に抜く際に、この材等が湿潤化していることを確認した。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅴ(施工)」No.23 選択肢2
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除去した石綿含有吹付け材などは、飛散を防ぐため、湿潤化したうえで厚さ0.15mm以上のプラスチック袋などに入れ、袋の中の空気をよく抜いて密封する(公共建築改修工事標準仕様書 9.1.3)。
まとめ:改修工事で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
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