要点と過去問10年分
一級建築士試験 学科Ⅳ(建築構造)の No.27 で毎年出題される「木材」について、木材の性質、基準強度と許容応力度、木質材料と腐朽・防腐を要点にまとめ、令和8年〜平成29年の10年分の過去問を解説します。

建築材料(木材)の出題の傾向(令和8年〜平成29年)
No.27 は、10年とも木材の問題でした。正答は、木材の性質(反り・収縮率・含水率と弾性係数・比重・めり込み)が6回、基準強度と許容応力度が3回、防腐処理が1回です。
毎年 No.27 に1問(10年で10問)。この記事で解説する選択肢は40肢です。
過去問の問題文と選択肢は、公益財団法人 建築技術教育普及センターが公表している一級建築士試験の問題から、解説に必要な範囲で引用しています(各選択肢の枠の右下に出典)。正答は、同センターの「合格基準点等(正答肢)」と照らし合わせています。
「要点」は、今の建築基準法・告示や日本建築学会の規準などでまとめています。過去問の解説は、年度別の記事と同じく出題当時の基準によります。その後の改定で答えが変わる選択肢には「🔶 現在の基準では」の枠を付けています。
🌳 木材の性質
📖 木材の性質
木材の性質は、含水率と強度・収縮の関係、反りの向き、破壊の性状が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 含水率 | 水分を含まない木材(全乾状態)の質量に対する、含まれる水の質量の百分率。大気の湿度とつり合った状態が気乾状態(15%前後) |
| 含水率と強度・弾性係数 | 繊維飽和点以下では、含水率が小さい(乾いている)ほど強度・弾性係数が大きい |
| 収縮率と反り | 収縮率は 繊維方向<半径方向<年輪の接線方向(およそ1:10:20)。木表は木裏より収縮が大きいので、木表側が凹に反る |
| 密度と強度 | 同じ樹種・同じ乾燥状態なら、密度(気乾比重)が大きいほど強度が大きい |
| クリープ・熱 | クリープ変形は気乾状態より湿潤状態のほうが大きい。熱伝導率は普通コンクリートより小さい |
| 破壊の性状 | 繊維に直交方向の圧縮によるめり込みは粘り強い。繊維に直交方向の引張りによる割り裂き、平行方向の圧縮による座屈・引張りによる破断は脆性的 |
| 針葉樹 | 通直な長大材が得やすく加工しやすいので、柱・梁などの構造材に広く使われる |
✏️ 過去問:木材の性質(10年で20肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木裏は、一般に、木表に比べて乾燥収縮率が大きいので、乾燥時に木裏側に凹に反る性質がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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乾燥収縮率は、木表のほうが木裏より大きいので、乾燥すると木表側が凹になるように反る。設問は木表と木裏が逆。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の木裏は、一般に、木表に比べて乾燥収縮が大きいので、木裏側が凹に反る性質がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木表は、一般に、木裏に比べて乾燥収縮率が大きいので、木表側に凹に反る性質がある。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
含水率が繊維飽和点以下の木材の乾燥収縮率は、一般に、「年輪の接線方向」より「年輪の半径方向」のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材が繊維飽和点から絶乾状態に達するまでの収縮率の大小関係は、一般に、繊維方向<半径方向<年輪の接線方向である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の弾性係数は、一般に、含水率が繊維飽和点から気乾状態に達するまでは、含水率が小さくなるに従って小さくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造用材料の弾性係数は、一般に、気乾状態から含水率が繊維飽和点に達するまでは、含水率が大きくなるにしたがって小さくなる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材を大気中で十分に乾燥させ、木材中の結合水と大気中の湿度が平衡に達した状態を、気乾状態という。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の含水率は、水分を含まない木材実質の質量に対する木材に含まれる水の質量の百分率として定義される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の曲げ強度は、樹種が同一の場合、一般に、気乾比重が大きいものほど小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の曲げ強度は、一般に、気乾比重が大きいものほど大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の強度は、一般に、同じ乾燥状態であれば密度が大きいものほど高い。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和元年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材のクリープによる変形は、一般に、気乾状態より湿潤状態のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材のクリープによる変形は、一般に、気乾状態に比べて、湿潤状態のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の熱伝導率は、普通コンクリートに比べて小さい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
針葉樹は、通直な長大材が得やすく、加工が容易であることから、柱・梁等の構造材をはじめ様々な用途に用いられる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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問題:木材の破壊の性状として、一般に、脆性的な性状を示さないものは、次のうちどれか。
木材の繊維に直交方向の圧縮によるめり込み
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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繊維に直交方向の圧縮によるめり込みは、木材の細胞がつぶれながら変形が大きく進み、耐力が急に失われないので、粘り強い(靱性的な)性状を示す。
問題:木材の破壊の性状として、一般に、脆性的な性状を示さないものは、次のうちどれか。
木材の繊維に直交方向の引張による割り裂き
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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問題:木材の破壊の性状として、一般に、脆性的な性状を示さないものは、次のうちどれか。
木材の繊維に平行方向の圧縮による全体座屈
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材の破壊の性状として、一般に、脆性的な性状を示さないものは、次のうちどれか。
木材の繊維に平行方向の引張による破断
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和5年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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📏 基準強度・許容応力度
📖 基準強度と許容応力度
基準強度と許容応力度は、強度の大小関係と、施行令 第89条の倍率が問われます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 無等級材の繊維方向の基準強度 | せん断<引張り<圧縮<曲げ(例:すぎ せん断1.8・引張り13.5・圧縮17.7・曲げ22.2N/mm²) |
| 集成材と製材 | 構造用集成材は欠点が分散されるので、同じ樹種なら繊維方向のせん断の許容応力度は一般に製材より大きい |
| 繊維方向の許容応力度 | 長期は1.1F/3、短期は2F/3(短期は長期の約1.82倍で、2倍ではない)(施行令 第89条第1項) |
| 積雪時・常時湿潤 | 積雪時の構造計算では、長期は1.3倍、短期は0.8倍。基礎ぐい・水槽・浴室など常時湿潤の部分は70%(第89条第1項・第3項) |
| 並列材 | 垂木・根太などの並列材に構造用合板を張って荷重を支えるときは、曲げの基準強度を割増しできる(平成12年建設省告示第1452号) |
✏️ 過去問:基準強度・許容応力度(10年で8肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
無等級材の繊維方向の基準強度の引張、曲げ、せん断の大小関係は、せん断<曲げ<引張である。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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無等級材の繊維方向の基準強度は、一般に せん断<引張り<曲げ の順(例:すぎ せん断1.8・引張り13.5・曲げ22.2N/mm²)。曲げより引張りが大きいのではない。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の繊維方向の基準材料強度は、一般に、圧縮に比べて、引張のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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無等級材などの繊維方向の基準材料強度は、節などの欠点の影響を受けやすい引張のほうが小さく、一般に圧縮のほうが大きい(例:すぎ 圧縮17.7・引張13.5N/mm²)。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の基準強度は、一般に、せん断に対する基準強度(Fs)に比べて曲げに対する基準強度(Fb)のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
繊維方向のせん断に対する許容応力度は、一般に、同樹種であれば、構造用製材より構造用集成材のほうが大きい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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構造用集成材は、ひき板の欠点が分散されるので、同じ樹種なら、繊維方向のせん断の許容応力度が、一般に構造用製材より大きい。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の繊維方向の短期許容応力度は、積雪時の構造計算以外の場合、長期許容応力度の2倍と定められている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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木材の繊維方向の許容応力度は、長期が1.1F/3、短期が2F/3(建築基準法施行令 第89条第1項)。短期は長期の 2÷1.1≒1.82倍で、2倍ではない。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
積雪時の許容応力度計算をする場合、木材の繊維方向の短期許容応力度は、通常の短期許容応力度を所定の割合で減じた数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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積雪時の構造計算では、木材の繊維方向の短期許容応力度は、通常の値に0.8を乗じた数値とする(建築基準法施行令 第89条第1項)。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材を常時湿潤状態にある部分に使用する場合、繊維方向の許容応力度は、所定の割合で減じた数値とする。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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基礎ぐい・水槽・浴室など常時湿潤状態にある部分に使う木材の許容応力度は、70%に相当する数値とする(建築基準法施行令 第89条第3項)。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
垂木、根太等の並列材に構造用合板を張り、荷重・外力を支持する場合、並列材の曲げに対する基準強度は、割増しの係数を乗じた数値とすることができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和6年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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垂木・根太などの並列材に構造用合板を張って荷重を支える場合は、並列材の曲げの基準強度を割増しの係数を乗じた値にできる(平成12年建設省告示第1452号)。
🪵 木質材料・腐朽と防腐
📖 木質材料と耐久性
木質材料の種類、等級区分、腐朽と防腐も出ます。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| LVL(単板積層材) | 単板の繊維方向をほぼ平行にそろえて積層接着したもの。柱・梁などの線材 |
| CLT(直交集成板) | ひき板の層の繊維方向が互いにほぼ直角になるように積層接着したもの。床版・壁などの面材。基準強度はラミナの強度を使った算定式で与えられる |
| 構造用集成材 | 強度は繊維方向と積層方向で異なる |
| 等級区分 | 目視等級区分は節・丸身などの欠点を目視で、機械等級区分は人工乾燥した材のヤング係数を機械で測って区分する(製材の日本農林規格) |
| 腐朽 | 木材腐朽菌の繁殖条件(酸素・温度・水分・栄養源)のどれか一つを欠けば防げる。含水率25〜35%を境に腐朽しやすくなるので、構造用製材(未仕上げ材)は25%以下 |
| 耐朽性・防腐処理 | 心材は辺材より耐腐朽性が高い。土台などにはひば・ひのきなど耐朽性のある樹種。加圧注入した防腐処理材でも、継手・仕口の加工面は再び防腐処理する |
✏️ 過去問:木質材料・等級区分・腐朽と防腐(10年で12肢)
答えを考えてから、選択肢の下の「解説を見る」を開いてください。解説は出題当時の基準によります。同じ文で何年も出た選択肢は1枚にまとめています(全11枚)。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
LVLは、日本農林規格(JAS)において「単板積層材」と呼ばれ、主として各層の繊維方向が互いにほぼ平行となるように積層接着されたもので、柱、梁等の線材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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LVL(単板積層材)は、単板の繊維方向をほぼ平行にそろえて積層接着したもので、柱・梁などの線材に使われる。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
CLTは、日本農林規格(JAS)において「直交集成板」と呼ばれ、各層の繊維方向が互いにほぼ直角となるように積層接着されたもので、床版、壁等の面材に使用される。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成29年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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CLT(直交集成板)は、ひき板の層の繊維方向が互いにほぼ直角になるように積層接着したもので、床版・壁などの面材に使われる。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
CLT(直交集成板)の圧縮、引張、面外曲げ及び面内曲げの基準強度は、CLTを構成するラミナ(挽板)の強度を用いた算定式で与えられている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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CLT の圧縮・引張・面外曲げ・面内曲げの基準強度は、構成するラミナ(挽板)の強度を使った算定式で与えられている(国土交通省告示)。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
構造用集成材の強度性能は、一般に、繊維方向と積層方向で異なる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
製材の日本農林規格において、機械等級区分構造用製材は、構造用製材のうち、人工乾燥処理を施した材のヤング係数を機械によって測定し、等級区分したものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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機械等級区分構造用製材は、構造用製材のうち、人工乾燥処理をした材のヤング係数を機械で測定し、等級区分したもの(製材の日本農林規格)。
問題:木材及び木質系材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
製材の日本農林規格において、目視等級区分構造用製材は、構造用製材のうち、節、丸身等の材の欠点を目視により測定し、等級区分したものである。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和3年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢1
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問題:木材の防腐に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
防腐剤を加圧注入した防腐処理材は、継手や仕口の加工が行われた部分について、その加工面の防腐処理を再度行わずに使用することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
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防腐剤を加圧注入した防腐処理材でも、継手・仕口などの加工で薬剤の浸透していない面が出るので、その加工面には再度防腐処理を行う。
問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材の腐朽は、木材腐朽菌の繁殖条件である酸素・温度・水分・栄養源のうち、いずれか一つでも欠くことによって防止することができる。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和4年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢4
同じ文:平成30年 No.27 選択肢1
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木材腐朽菌は、酸素・温度・水分・栄養源がそろうと繁殖するので、いずれか一つを欠けば腐朽を防げる。
問題:木材の防腐に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材は、一般に、含水率が25~35%を境にして腐朽しやすくなるため、構造用製材(未仕上げ材)の含水率は、25%以下とされている。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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木材は含水率25〜35%を境に腐朽しやすくなるので、構造用製材(未仕上げ材)の含水率は25%以下とされている。
問題:木材の防腐に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
心材は、辺材に比べて耐腐朽性に優れていることから、腐朽しやすい箇所には、心材が多く含まれる木材を使用する。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「平成30年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢3
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問題:木材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
木材は樹種により腐朽菌に対する抵抗性が異なるので、腐朽しやすい土台などには、ひば、ひのきなどの耐朽性のある樹種を使用することが望ましい。
出典:公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和2年一級建築士試験 学科Ⅳ(構造)」No.27 選択肢2
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まとめ:建築材料(木材)で覚えておくこと
試験の前に見直すことを、章ごとにまとめました。左が覚える数字や言葉、右がその説明です。「要点 ›」を押すと、くわしい説明に戻ります。
ほかの分野の解説・年度別の過去問
一級建築士 建築構造の分野別の解説(26分野)の一覧です。
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